JP3095920U - 薬品情報が標示されてある薬袋 - Google Patents

薬品情報が標示されてある薬袋

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JP3095920U
JP3095920U JP2003000711U JP2003000711U JP3095920U JP 3095920 U JP3095920 U JP 3095920U JP 2003000711 U JP2003000711 U JP 2003000711U JP 2003000711 U JP2003000711 U JP 2003000711U JP 3095920 U JP3095920 U JP 3095920U
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medicine
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明芳 林
月卿 周
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台北栄民總医院
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】医療薬袋本体と、この薬袋本体上に設けら
れ、薬品の関連情報を標示して患者の運用に供する印刷
内容層とを備え、この印刷内容層は、患者の薬品の識別
に供するために中国語薬名、薬品中国語規格、英文薬名
及び薬品の英文規格含量が記載されてあり、これにより
患者の薬剤師又は医療専業員への薬品関連の問合せに寄
与される薬品識別区と、患者に服薬の忘却又は重複の事
情が発生しないよう該患者が毎日の服薬回数を記録する
のに供する服薬記録表と、を備えてなる。 【効果】薬品情報が標示されてある薬袋を提供すること
により、患者が容易に薬剤師又は医療専業員に問い合わ
せることができるようにし、かれらとの間で判り易く話
合いできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、薬品情報が標示されてある薬袋に関し、より詳しくは、医療薬袋上 に印刷内容層を作成し、これに薬品の関連情報を標示して患者の運用に供させ、 この印刷内容層に薬品の識別区と、再版記録区と、服薬記録表とを備えた、薬品 情報が標示されてある薬袋に関する。
【0002】 すなわち、本考案の薬品情報が標示されてある薬袋を提供することにより、患 者が容易に薬剤師又は医療専業員に問い合わせることができるようにし、かれら との間で判り易く話合いできることを目的とする。
【0003】
【従来の技術】
さて、一般民衆が洋医の病院に赴き受診した後、薬品を渡された時に、患者の 得られた薬袋には衛生署の規定による薬品名、薬品単位含量及び数量、用法及び 用量等の13項の必須標示項目が記載されているが、これらはいずれも英文で標 示されているので、専業者でない限り閲読できず、薬剤師又は医療専業員に問合 せ話し合う場合に、薬袋中の赤、黄色、白、楕円、円、三角等多種多様な錠剤を 指さすのみで、自分が何の薬を服用するか全く知らない。
【0004】 一旦病院側において形状及び顔色の異なる薬品のメーカーを取り替えると、患 者が服用する薬品が前回の薬品と同様な成分であるにもかかわらず、再度始めか ら問合せる必要があり、患者、薬剤師、医療専業員等の大切な時間を浪費してし まうという問題が存在している。
【0005】 図1は、従来からの服薬ルート、使用頻度、用途及び服薬要点が表示されてあ る薬袋の正面見取図である。10は薬袋を示し、服薬ルート11が内服であるこ とを明確に示すと共に指定服薬時間の使用頻度12が毎日2回(朝、夜)、各回 の服用量が違う時は「各回の服用量順序」(図示せず)を増加し、病人の服用量に 対する誤解を回避する。また、薬品名13の薬名ファイルをリセットして“英文 の商品名、成分学名”を並列させ、病人の問合せに寄与すると共に、複方薬品の 成分の標示に寄与される。
【0006】 また、薬袋10は個別薬品の文字ファイルに応じて用途14を建立することに より治療目的又は適応症が血圧降下、心臓病の治療及びその他用途を表明する。 また、服薬要点15を建立し、患者に対して服薬指導を行い、厳重な交互作用を 回避し、かつ、患者に禁忌な病気があるか否かを呼び起こさせて危険等が発生し ないよう、患者に薬品の希釈法、特殊用法、特殊貯存方式、厳重な副作用及びそ の予防を告知する。内容の標示は全部コンピュータで自動的に表明され、薬剤師 の人工作業を経ることなくオンラインで分析処理すると共に、厳格にプリント配 列が斉一であるよう要求する。このようにすれば、患者に誤解を招くことなく容 易にはっきり閲読することができる。しかれど、中国語薬名及び学名の標示がな いために患者と薬剤師又は医療専業員との間にはまだ話合いのブリッジを建立す ることができなかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
昨年、台北市の薬剤師公会では患者に薬品の「名前」を知らせるのは「意匠」 よりも重要であり、もっとも便利な中国語薬名、例えば商品名又は成分名等を運 用した時、該「中国語薬名」は当該知識のかぎであると公開的に主張した。ところ が目前に至るまで、この主張を実行に付した病院がなく、なんと遺憾の至りであ る。そして、その他病院、例えば国立台湾大学医学部付設病院又は長庚記念病院 等に至っては、いずれも中国文薬名の標示がなく、このために薬品の中国語規格 が一体何物であるかを知る由もない。
【0008】 したがって、上記問題を改善し、薬袋上に印刷内容を標示して患者により詳し く理解させ、ひいては薬剤師又は医療専業員に薬物関連の問題を問い合せ話し合 い、患者により安全な服薬を確保させるために、本考案者により鋭意研究と試験 とを重ねた結果、ついに効果的に薬袋の薬品標示不備の問題点を克服し、かつ、 薬品の中国語規格の標示を実行できる、薬品情報が標示されてある薬袋を案出し た。
【0009】
【課題を解決するための手段】
したがって、本考案の主たる目的は、患者の薬剤師又は医療専業員への薬物関 連の問合せに寄与するよう薬品の中国語規格を薬袋上に標示することにある。
【0010】 本考案の次の目的は、薬袋上の印刷内容層の再版記録区を運用して薬剤師の姓 名を記録再版することにより再版実行者を判定することにある。
【0011】 本考案の更に次の目的は、薬袋における印刷内容層の一服薬記録表を使用して 該患者に服薬の忘却又は重複の事情が発生しないよう、毎日の服薬回数の備忘を 行うことにある。
【0012】 上記目的を達成するための第1の本考案(請求項1に対応)は、薬品情報が標 示されてある薬袋であって、医療薬袋本体と、この薬袋本体上に設けられ、薬品 の関連情報を標示して患者の運用に供する印刷内容層とを備え、前記印刷内容層 は、 患者の薬品の識別に供するために中国語薬名、薬品中国語規格、英文薬名及び 薬品の英文規格含量が記載されてあり、これにより患者の薬剤師又は医療専業員 への薬品関連の問い合わせに寄与される薬品識別区と、 再版実行者を判定するために再版薬剤師姓名が記録されてある再版記録区と、 患者に服薬の忘却又は重複の事情が発生しないよう該患者が毎日の服薬回数を記 録するのに供する服薬記録表と、を備えてなる。
【0013】 また、第2の本考案(請求項2に対応)は、上記第1の本考案の薬袋において 、前記中国語薬名が商品中国語名及び薬品中国語学名を含んでなり、これにより 患者が明確に了解し自己が使用する中国語又は英文の薬品名称を言い出せるよう にしたことを特徴とする。
【0014】 なお、第3の本考案(請求項3に対応)は、上記第1の本考案の薬袋において 、 前記薬品識別区にはさらに、患者の薬品が含有する薬量を認知させるための薬 品の中国語含量が記載されてあり、かつ、この薬品の中国語規格が錠、緩釈錠、 腸衣錠、カプセル、緩釈カプセル、持続薬効カプセル、外用膏薬又は注射液で表 わされる剤型であり、 該薬品識別区にはさらに、薬品外観の顔色、形状、標記及び刻み等を識別する 外観情報区が標示されてあり、そして該外観の標記は患者が服薬した後薬品を正 確に薬袋に戻すのに寄与する数字又は英文文字であり、及び/又は、 該薬品識別区がさらに、前記薬品のメーカーを明示するための銘柄を含む、こ とを特徴とする。
【0015】 また、第4の本考案(請求項4に対応)は、上記第1の本考案の薬袋において 、前記印刷内容層がさらに、 薬剤師が番号順に投薬した後患者が薬袋を受取るのに寄与する薬領収番号と、 薬袋の看病患者への送達に寄与し、かつ、急診非看病患者と区別するために急 診看病病床番号が標示されてある薬袋配置区と、 受診又は急診に参与する薬剤師が化学治療/自己買入/小児科分包/急診患者 が退院して持ち帰る/急診自費患者を識別するために化/買/分包/持ち帰り/ 民衆が標示されてある薬袋配置区と、 薬剤師及び患者が薬袋数のコードに基づいて該薬袋の総数を数え且つ該薬品の 種類を数え上げるのに寄与する薬袋数と、 薬剤師及び患者が薬袋の帰属身分を確認するのに寄与するよう、患者の姓名、 年齢、性別及び病歴番号が標示されてある患者基本データ標示区と、 内服又は外用等のルートを含み、そして爪又は口角に塗る等の細部ルートを増 加して患者へより明確な服薬方向を告知する服薬ルートと、指定服薬時間を加え て当該患者に毎日それぞれの服薬点を固定させ、該服薬点の正確な時間に服薬し て該薬品に最適な療効を発揮させる使用頻度と、薬袋に「各回の用量の順序」字句 を書入れて患者に毎日各回毎に不同の服用量があることを明確に了解させる服用 量が標示されてある薬品用法指示区と、 患者が医者の特別指示に従うのに寄与するよう、医者に高熱を出した時に使用 、痛い時に使用、必要時に使用するのを指示させる医者特別指示区と、 患者が薬品の治療目的を了解するのに寄与できるよう用途を標示する薬品用途 及び服薬要点と、 患者が薬品を了解するように指導、すなわち、特殊用法、希釈方式、特殊貯存 方式、普通又は厳重な副作用、その予防、重要な薬物交互作用及び禁忌症を含む 要点を指導する服薬要点と、 患者に外観へのチェック及び有効期への注意を提示し、標示していないものの 有効期が一ヶ月であるのを表明するために時効不標示の提示欄を記載した外観及 び注意事項の提示区と、 責任者を明示するための処方医者姓名、調剤薬剤師姓名及びチェック薬剤師姓 名と、 患者が薬品の関連情報を更に確認して受取るのに寄与するための、処方期日時 間、受診科別、投薬日数、投薬量及び調剤台名称と、及び/又は、 一般薬品の貯存条件、服薬疑問問合せ電話、病院のメインフレーム及び予約専 用線を含む薬袋背面の服薬説明と、を含んでなることを特徴とする。
【0016】 また、第5の本考案(請求項5に対応)は、上記第1の本考案の薬袋において 、前記医療薬袋がさらに上縁が開口した直式薬袋又は右側が開口した横式薬袋を 有していることを特徴とする。
【0017】 更には第6の本考案(請求項6に対応)は、薬品情報が標示されてある薬袋で あって、医療薬袋上に印刷内容層が作製されてあり、これに薬品の関連情報を標 示して患者の運用に供させ、該印刷内容層には患者に毎日の服薬すべき回数を記 録させて服薬の忘却又は重複の事情が発生しないようにする服薬記録表が設置さ れてあることを特徴とする。
【0018】 また、第7の本考案(請求項7に対応)は、上記第6の本考案の薬袋において 、前記印刷内容層がさらに、患者の薬品の識別用に供し、該患者が薬剤師又は医 療専業員に対し該薬品について問い合せ話し合いするのに寄与するよう、中国語 薬名、薬品中国語規格、英文薬名及び薬品英文規格含量が記載されてある薬品識 別区と、再版実行者を判定するための再版薬剤師姓名が記録されてある再版記録 区とを含んでなることを特徴とする。
【0019】 更には第8の本考案(請求項8に対応)は、薬品情報が標示されてある薬袋で あって、医療薬袋上に印刷内容層が作製されてあり、これに薬品の関連情報を標 示して患者の運用に供させ、該印刷内容層は再版実行者を判定する再版薬剤師姓 名が記録されてある再版記録区を含んでなることを特徴とする。
【0020】 また、第9の本考案(請求項9に対応)は、上記第8の本考案の薬袋において 、前記印刷内容層がさらに、患者の薬品の識別用に供し、該患者が薬剤師又は医 療専業員に対し該薬品について問い合せ話し合いするのに寄与するよう、中国語 薬名、薬品中国語規格、英文薬名及び薬品英文規格含量が記載されてある薬品識 別区と、患者に毎日の服薬すべき回数を記録させて服薬の忘却又は重複の事性が 発生しないようにする服薬記録表とを含んでなり、及び/又は、 前記薬品識別区には該患者が薬剤師又は医療専業員に対し該薬品について問い 合せ話し合いするのに寄与する中国語薬名、英文薬名及びメーカー銘柄が記載さ れてあり、もって薬品のメーカーを明示する、ことを特徴とする。
【0021】 更には第10の本考案(請求項10に対応)は、薬品情報が標示されてある薬 袋であって、医療薬袋上に印刷内容層が作製されてあり、これに薬品の関連情報 を標示して患者の運用に供させ、そして該印刷内容層は該薬袋正面においてさら に、患者に有効期への注意を提示する注意時効提示区を含んでなり、この注意時 効提示区はさらに標示していないものの有効期が一ヶ月であるのを表明するため に時効不標示の提示欄を記載したことを特徴とする。
【0022】 また、第11の本考案(請求項11に対応)は、上記第10の本考案の薬袋に おいて、前記印刷内容層は患者に外観をチェックするよう提示する外観チェック 提示区を含んでなることを特徴とする。
【0023】 要するに、上記に開示された各解決手段により薬品情報が標示されてある薬袋 を運用することにより、患者の薬剤師又は医業専業員への薬物関連の問い合わせ 話し合いに寄与することができる。また、上記解決手段により、薬袋上の印刷内 容層の再版記録区を運用して薬剤師姓名を記録再版することにより再版実行者を 判定することができる。更には、上記解決手段により薬袋上における印刷内容層 の服薬記録表を使用して患者に服薬の忘却又は重複の事情が発生しないよう毎日 の服薬回数の備忘を行うことができる。
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施例を説明する。
【0024】 図2は本考案の薬品情報が標示されてある直式薬袋の好適な実施例の正面見取 図である。この図2に示すように、20は薬品情報が標示されてある薬袋であっ て、医療薬袋本体と、この薬袋本体上に設けられ、薬品の関連情報を標示して患 者の運用に供する印刷内容層とを備えてなる。
【0025】 この印刷内容層は、患者の識別に供するために中国語規格、英文薬名及び薬品 中国語規格22、英文薬名及び薬品の英文規格含量が記載されてあり、これによ り患者の薬剤師又は医療専業員への薬品関連の問い合わせに寄与される薬品識別 区21と、再版実行者を判定するために再版薬剤師姓名が記録されてある再版記 録区23と、患者に服薬の忘却又は重複の事情が発生しないよう該患者が備忘の ために毎日の服薬回数25を記録するのに供する服薬記録表24とを備えてなる 。
【0026】 薬袋20の中国語薬名は商品中国語名27及び薬品中国語学名28を含んでな り、これにより患者が明確に了解し自己が使用する中国語又は英文の薬品名称を 言い出せるようにする。
【0027】 薬袋20の薬品識別区21はさらに、患者に薬品が含有する薬量を認知させる ための薬品の中国語含量26が記載されてあり、かつ、この薬品の中国語規格2 2は、錠、緩釈錠、腸衣錠、カプセル、緩釈カプセル、持続薬効カプセル、外用 膏薬又は注射液で表わされる剤型である。
【0028】 この薬袋20の薬品識別区21には更に、薬品外観の顔色、形状、標記及び刻 み等を識別する外観情報区29が標示されてあり、かつ、該外観の標記は患者が 服薬した後薬品を正確に薬袋に戻すのに寄与する数字又は英文文字(例えば図示 せるものの“CIS”)291である。
【0029】 薬袋20の薬品識別区21はさらに、該薬品のメーカーを明示するための銘柄 292を含む。
【0030】 当該印刷内容層はさらに、薬剤師が番号順に投薬した後患者が薬袋を受取るの に寄与する薬領収番号293と、薬袋20の看病患者への送達に寄与し、かつ、 急診非看病患者と区別するために急診看病病床番号294が表示されてある薬袋 配置区295とを含んでなる。この薬袋配置区295は更に、受診又は急診に参 与する薬剤師が化学治療/自己買入/小児科分包/急診患者が退院して持ち帰る /急診自費患者を識別するために化/買/分包/持ち帰り/民衆が標示されてい る。
【0031】 また、この印刷内容層は更に、薬剤師及び患者が薬袋数のコードに基づいて該 薬袋の総数を数え且つ該薬袋の種類を数え上げるのに寄与する薬袋数を含んでな る。
【0032】 また、印刷内容層はさらに、薬剤師及び患者が薬袋20の帰属身分を確認する のに寄与するよう、患者の姓名、年齢、性別及び病歴番号が標示されてある患者 基本データ標示区296と、内服又は外用等のルートを含み、そして爪又は口角 に塗る等の細部ルートを増加して患者へより明確な服薬方向を告知する服薬ルー トと、指定服薬時間を加えて当該患者に毎日それぞれの服薬点を固定させ、該服 薬点の正確な時間に服薬して該薬品に最適な療効を発揮させる使用頻度と、薬袋 に「各回の用量の順序」字句を書入れて患者に毎日各回毎に不同の服用量があるこ とを明確に了解させる服用量とが標示されてある薬品用法指示区30と、を含ん でなる。
【0033】 また該印刷内容層はさらに、患者が医者の特別指示に従うのに寄与するよう、 医者に高熱を出した時に使用、痛い時に使用、必要時に使用するのを指示させる 医者特別指示区297(図2参照)と、患者が薬品の治療目的を了解するのに寄 与できるよう用途を標示する薬品用途31(図3参照)と、患者が薬品を了解す るように指導、すなわち、特殊用法、希釈方式、特殊貯存方式、普通又は厳重な 副作用、その予防、重要な薬物交互作用及び禁忌症を含む要点を指導する服薬要 点31と、患者に外観へのチェック及び有効期への注意を提示し、標示していな いものの有効期が一ヶ月であるのを表明するために時効不標示の提示欄33を記 載した外観及び注意事項の提示区32(図3薬袋正面38参照)とを含んでなる 。
【0034】 また該印刷内容層はさらに、責任者を明示するための処方医者姓名34、調剤 薬剤師姓名39(図3参照)及びチェック薬剤師姓名299(図2参照)を含む 。この印刷内容層は好ましくは、患者が薬品の関連情報を更に確認して受取るの に寄与するための、処方日期35、受診科別、投薬日数、投薬量及び調剤台名称 を含む。
【0035】 また、図4に示すように該印刷内容層はさらに、一般薬品の貯存条件、服薬疑 問問合せ電話、病院の総電話機及び登記専用線を含む薬袋背面の服薬説明40、 を含む。又、医療薬袋20はさらに、上縁開口298又は図3に示す右側開口3 6を有する直式薬袋20又は横式薬袋37が使用される。
【0036】 要するに主要技術の観点によれば、本考案の薬品情報が標示されてある薬袋2 0は、この薬袋本体上に設けられ、薬品の関連情報を標示して患者の運用に供す る印刷内容層とを備え、この印刷内容層は、患者の識別に供するために中国語薬 名、薬品中国語規格22、英文薬名及び薬品の英文規格含量が記載されてあり、 これにより患者の薬剤師又は医療専業員への薬品関連の問い合わせに寄与される 薬品識別区21と、再版実行者を判定するために再版薬剤師姓名が記録されてあ る再版記録区23と、患者に服薬の忘却又は重複の事情が発生しないよう該患者 が毎日の服薬回数25を記録するのに供する服薬記録表24とを備えることを特 徴とする。
【0037】 また、他の実施可能な技術的特徴の観点によれば、本考案の薬品情報が標示さ れてある薬袋20は、この薬袋本体上に設けられ、薬品の関連情報を標示して患 者の運用に供する印刷内容層を備え、この印刷内容層は、再版実行者を判定する ために再版薬剤師姓名が記録されてある再版記録区を備えている。
【0038】 言うまでもなく、この場合の薬袋20の印刷内容層はさらに、患者の識別に供 するために中国語薬品、薬品中国語規格22、英文薬名及び薬品の英文規格含量 が記載されてあり、これにより患者の薬剤師又は医療専業員への薬品関連の問い 合わせ話し合いを可能にする薬品識別区21と、患者に服薬の忘却又は重複の事 情が発生しないよう該患者が毎日の服薬回数25を記録するのに供する服薬記録 表24とを備えている。
【0039】 さらに他の相当な技術的面によれば、本考案の薬品情報が標示されてある薬袋 20は、この薬袋本体上に設けられ、薬品の関連情報を標示して患者の運用に供 する印刷内容層を備え、この印刷内容層は、該薬品を製造するメーカーを明示す るために中国語薬名、英文薬名及びメーカー銘柄292が記載されてあり、これ により患者の薬剤師又は医療専業員への薬品関連の問い合わせに寄与される薬品 識別区21を備えている。この場合の薬袋20の薬品識別区21はさらに、患者 の該薬品への識別に供するための薬品中国語規格22が記載されている。
【0040】 また、他の重要な記載面の観点によれば、本考案の薬品情報が標示されてある 薬袋20は、この薬袋本体上に設けられ、薬品の関連情報を標示して患者の運用 に供する印刷内容層を備え、この印刷内容層は、患者に外観へのチェックを提示 する外観チェック提示区32を備えている。この場合の医療薬袋20は薬袋正面 38を有し、そして該印刷内容層は該薬袋正面において、患者に有効期間への注 意を提示する時効注意提示区32を備え、そしてこの時効注意提示区32にはさ らに、標示していないものの有効期間が一ヶ月であることを表明するための提示 フィールドが記載されている。
【0041】 要するに本考案は新規な設計とする、薬品情報が標示されてある薬袋を提供す ることにより、患者が容易に薬剤師又は医療専業員に問い合わせることができる ようにし、かれらとの間で判り易く話し合いでき、より患者の服薬の安全を確保 することを主旨としている。
【0042】 さらには、薬袋が有する印刷内容層は再版実行者を判定するために再版薬剤師 姓名が記録されてある再版記録区と、患者に服薬の忘却又は重複の事情が発生し ないよう該患者が毎日の服薬回数を記録するのに供する服薬記録表を有している ことから患者へのサービスに寄与すること多く、産業上の利用可能性が大である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来からの服薬ルート、使用頻度、用途及び
服薬要点が標示されてある薬袋の正面見取図である。
【図2】 本考案の薬品情報が標示されてある直式薬袋
の好適実施例の正面見取図である。
【図3】 本考案の別種の横式薬袋の好適実施例を示す
正面見取図である。
【図4】 薬品の服用説明が記載されている薬袋背面見
取図である。
【符号の説明】
20 薬袋 21 薬品識別区 23 再版記録区 29 外観情報区 295 薬袋配置区 296 患者基本データ標示区 297 医者特別指示区

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬品情報が標示されてある薬袋であっ
    て、医療薬袋本体と、この薬袋本体上に設けられ、薬品
    の関連情報を標示して患者の運用に供する印刷内容層と
    を備え、前記印刷内容層は、 患者の薬品の識別に供するために中国語薬名、薬品中国
    語規格、英文薬名及び薬品の英文規格含量が記載されて
    あり、これにより患者の薬剤師又は医療専業員への薬品
    関連の問い合わせに寄与される薬品識別区と、患者に服
    薬の忘却又は重複の事情が発生しないよう該患者が毎日
    の服薬回数を記録するのに供する服薬記録表と、 を備えてなることを特徴とする薬袋。
  2. 【請求項2】 前記中国語薬名は商品中国語名及び薬品
    中国語学名を含んでなり、これにより患者が明確に了解
    し自己が使用する中国語又は英文の薬品名称を言い出せ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の薬袋。
  3. 【請求項3】 前記薬品識別区にはさらに、患者の薬品
    が含有する薬量を認知させるための薬品の中国語含量が
    記載されてあり、この薬品の中国語規格は錠、緩釈錠、
    腸衣錠、カプセル、緩釈カプセル、持続薬効カプセル、
    外用膏薬又は注射液で表わされる剤型であり、 該薬品識別区にはさらに、薬品外観の顔色、形状、標記
    及び刻み等を識別する外観情報区が標示されてあり、そ
    して該外観の標記は患者が服薬した後薬品を正確に薬袋
    に戻すのに寄与する数字又は英文文字であり、及び/又
    は、該薬品識別区はさらに、前記薬品を製造したメーカ
    ーを明示するための銘柄を含むこと、 を特徴とする請求項1記載の薬袋。
  4. 【請求項4】 前記印刷内容層はさらに、 薬剤師が番号順に投薬した後患者が薬袋を受取るのに寄
    与する薬領収番号と、 薬袋の看病患者への送達に寄与し、かつ、急診非看病患
    者と区別するために急診看病病床番号が標示されてある
    薬袋配置区と、 受診又は急診に参与する薬剤師が化学治療/自己買入/
    小児科分包/急診患者が退院して持ち帰る/急診自費患
    者を識別するために化/買/分包/持ち帰り/民衆が標
    示されてある薬袋配置区と、 薬剤師及び患者が薬袋数のコードに基づいて該薬袋の総
    数を数え且つ該薬品の種類を数え上げるのに寄与する薬
    袋数と、 薬剤師及び患者が薬袋の帰属身分を確認するのに寄与す
    るよう、患者の姓名、年齢、性別及び病歴番号が標示さ
    れてある患者基本データ標示区と、 内服又は外用等のルートを含み、そして爪又は口角に塗
    る等の細部ルートを増加して患者へより明確な服薬方向
    を告知する服薬ルートと、指定服薬時間を加えて当該患
    者に毎日それぞれの服薬点を固定させ、該服薬点の正確
    な時間に服薬して該薬品に最適な療効を発揮させる使用
    頻度と、薬袋に「各回の用量の順序」字句を書入れて患者
    に毎日各回毎に不同の服用量があることを明確に了解さ
    せる服用量が標示されてある薬品用法指示区と、 患者が医療の特別指示に従うのに寄与するよう、医者に
    高熱を出した時に使用、痛い時に使用、必要時に使用す
    るのを指示させる医者特別指示区と、 患者が薬品の治療目的を了解するのに寄与できるよう用
    途を標示した薬品用途及び服薬要点と、 患者が薬品を了解するように指導、すなわち、特殊用
    法、希釈方式、特殊貯存方式、普通又は厳重な副作用、
    その予防、重要な薬物交互作用及び禁忌症を含む要点を
    指導する服薬要点と、 患者に外観へのチェック及び有効期への注意を提示し、
    標示していないものの有効期が一ヶ月であるのを表明す
    るために時効不標示の提示欄を記載した外観及び注意事
    項の提示区と、 責任者を明示するための処方医者姓名、調剤薬剤師姓名
    及びチェック薬剤師姓名と、 患者が薬品の関連情報を更に確認して受取るのに寄与す
    るための、処方期日時間、受診科別、投薬日数、投薬量
    及び調剤台名称と、及び/又は、 一般薬品の貯存条件、服薬疑問問合せ電話、病院総電話
    機及び登記専用線を含む薬袋背面の服薬説明と、 を含んでなることを特徴とする請求項1記載の薬袋。
  5. 【請求項5】 前記医療薬袋はさらに上縁が開口した直
    式薬袋又は右側が開口した横式薬袋を有していることを
    特徴とする請求項1記載の薬袋。
  6. 【請求項6】 薬品情報が標示されてある薬袋であっ
    て、医療薬袋上に印刷内容層が作製されてあり、これに
    薬品の関連情報を標示して患者の運用に供させ、該印刷
    内容層には患者に毎日の服薬すべき回数を記録させて服
    薬の忘却又は重複の事情が発生しないようにする服薬記
    録表が設置されてあることを特徴とする薬袋。
  7. 【請求項7】 前記印刷内容層はさらに、患者の薬品の
    識別用に供し、該患者が薬剤師又は医療専業員に対し該
    薬品について問い合せ話し合いするのに寄与するよう、
    中国語薬名、薬品中国語規格、英文薬名及び薬品英文規
    格含量が記載されてある薬品識別区と、再版実行者を判
    定するための再版薬剤師姓名が記録されてある再版記録
    区とを含んでなることを特徴とする請求項6記載の薬
    袋。
  8. 【請求項8】 薬品情報が標示されてある薬袋であっ
    て、医療薬袋上に印刷内容層が作製されてあり、これに
    薬品の関連情報を標示して患者の運用に供させ、該印刷
    内容層は再版実行者を判定する再版薬剤師姓名が記録さ
    れてある再版記録区を含んでなることを特徴とする薬
    袋。
  9. 【請求項9】 前記印刷内容層はさらに、患者の薬品の
    識別用に供し、該患者が薬剤師又は医療専業員に対し該
    薬品について問い合せ話し合いするのに寄与するよう、
    中国語薬名、薬品中国語規格、英文薬名及び薬品英文規
    格含量が記載されてある薬品識別区と、患者に毎日の服
    薬すべき回数を記録させて服薬の忘却又は重複の事性が
    発生しないようにする服薬記録表とを含んでなり、及び
    /又は、前記薬品識別区には該患者が薬剤師又は医療専
    業員に対し該薬品について問い合せ話し合いするのに寄
    与する中国語薬名、英文薬名及び薬品のメーカーを明示
    するための銘柄が記載されてあることを特徴とする請求
    項8に記載の薬袋。
  10. 【請求項10】 薬品情報が標示されてある薬袋であっ
    て、医療薬袋上に印刷内容層が作製されてあり、これに
    薬品の関連情報を標示して患者の運用に供させ、そして
    該印刷内容層は該薬袋正面においてさらに、患者に有効
    期への注意を提示する注意時効提示区を含んでなり、こ
    の注意時効提示区はさらに標示していないものの有効期
    が一ヶ月であるのを提示するために時効不標示を記載し
    たことを特徴とする薬袋。
  11. 【請求項11】 前記印刷内容層は患者に外観をチェッ
    クするよう提示する外観チェック提示区を含んでなるこ
    とを特徴とする請求項10記載の薬袋。
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