JP3095905U - 車用遮光装置 - Google Patents

車用遮光装置

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JP3095905U JP2003000691U JP2003000691U JP3095905U JP 3095905 U JP3095905 U JP 3095905U JP 2003000691 U JP2003000691 U JP 2003000691U JP 2003000691 U JP2003000691 U JP 2003000691U JP 3095905 U JP3095905 U JP 3095905U
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宗在 鄭
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宗在 鄭
呉 慧貞
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐停車時にも運転中にも使用可能であり、更
には使用が容易で、遮蔽幅も簡単に調節することのでき
る車用遮光装置を提供する。 【解決手段】 車両5内外のいずれかに設けられ、車外
から窓ガラスを通して車内に差し込む日光を遮る車用遮
光装置4であって、窓ガラスの左右両側に沿って車両の
ルーフ52まで延伸する左右両レール41と、窓ガラス
を遮蔽するものであって、前後の端縁421,422と
左右の側縁423,424とを有し、且つルーフ51に
ある左右両レール41の間に掛けられている可撓性の遮
光板42と、遮光板42の左右の側縁423,424に
設けられ、左右両レール41に案内されて遮光板42を
ルーフ52側から窓ガラスの少なくとも一部を遮蔽する
ように移動させうる移動手段43とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車用遮光装置に関し、特に車両内外のいずれかに設けられ、車外か ら窓ガラスを通して車内に差し込む日光を遮る車用遮光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両を屋外に駐停車しておく際に、強い日差しによる車内の高温化 等を防止するため、図5に示すような折畳み可能な遮光カバー1が使用されてい る。遮光カバー1の四隅にはそれぞれ吸盤2が設けられている。このような遮光 カバー1を使用する場合、まず、それを展開し、前記各吸盤2を窓ガラス(図5 の例では車両のフロントガラス)へ吸着させて遮光カバー1を窓ガラス上に固定 することにより、車内への日差しの進入を遮断することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような遮光カバー1の使用は車両の駐停車時のみに限られ てしまい、例えば運転中に窓ガラスの一部だけの遮光用に使用することはできな い。その上、窓ガラスへの取付けにも窓ガラスからの取外しにも手間がかかって しまい不便である。
【0004】 また、最近では、窓ガラスに惑光防止フィルムを貼って、フロントガラスの上 縁部にさらに遮光効果の高いフィルムを貼っている車両も多い。しかしながら、 この方式では、車両の駐停車時における強い日差しを遮る効果が低いため、結局 は遮光カバー1等を使用しなければ車内の高温化等を防止することはできない。 また、取外しも遮蔽幅の調整もできないので、運転中の一部遮光用に理想的とも 言えない。
【0005】 本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、駐停車時にも運転中にも使 用可能であり、更には使用が容易で、遮蔽幅も簡単に調節することのできる車用 遮光装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の車用遮光装置は、車両内外のいずれかに設けられ、車外から窓ガラス を通して車内に差し込む日光を遮る車用遮光装置であって、前記窓ガラスの左右 両側に沿って車両のルーフまで延伸する左右両レールと、前記窓ガラスを遮蔽す るものであって、前後の端縁と左右の側縁とを有し、且つ前記ルーフにある前記 左右両レールの間に掛けられている可撓性の遮光板と、前記遮光板の左右の側縁 に設けられ、前記左右両レールに案内されて前記遮光板を前記ルーフ側から前記 窓ガラスの少なくとも一部を遮蔽するように移動させうる移動手段とを備えた点 に特徴を有する。
【0007】 前記構成による車用遮光装置は、車両内外のいずれかに設けられている場合、 前記遮光板を前記左右両レールに沿って前記ルーフにある収納位置と前記窓ガラ スを遮蔽する使用位置との間で移動させることができ、使用及び収納が迅速且つ 容易であり、遮蔽幅の調整も簡単に行うことができる。したがって、駐停車時の 車内の高温化等防止にも、運転中の一部遮光にも使用することが可能である。
【0008】 なお、本考案でいう車両とは、乗用車、トラック、バス、タクシー等の自動車 をいう。また、窓ガラスとは、車両のフロントガラス、リアガラス、サイドガラ スをいう。なお、外観及び利便性の面からいえば、本考案による車用遮光装置は 車両内に設けられた方が好ましい。
【0009】 また、本考案でいう移動手段として、左右両レールに案内されながら転がるこ とができるもの、例えばローラーを用いてもよいし、左右両レールに案内されな がら滑動することができるもの、例えば滑り棒等を使用してもよい。前記遮光板 の前端縁にはハンドルが設けられることが好ましい。これは、前記ハンドルの設 置により前記遮光板を更に容易に移動させることができるからである。
【0010】 更に、本考案でいう可撓性の遮光板として、例えばゴムや樹脂から一体に形成 されたシート材又は他に湾曲可能に構成されている平面材を用いてもよいし、長 尺状の硬質材を複数並列して綴り合わせたものを用いてもよい。
【0011】 更にまた、本考案の車用遮光装置にあっては、前記車両のルーフに設けられて いるモータと、一端が前記モータと連接し、他端が前記左右両レールの間に延伸 していて、前記モータにより正逆転するねじ棒と、前記遮光板の前記後端縁近く に固定され、且つ前記ねじ棒とねじ合わせられていて、前記ねじ棒の正逆転に伴 って前記ねじ棒に前後移動するナットとからなる駆動装置が更に設けられてもよ い。かかる駆動装置の設置により、前記ねじ棒が作動されて正逆転すると、前記 遮光板は前記ナットの前後移動に連動して収納位置と使用位置との間に移動する ので、人力の代わりに前記遮光板の移動を電動で作動ないし制御をすることがで きる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して、本考案の車用遮光装置の好適な実施の形態について説 明する。なお、以下の説明においては、そのサイズ等に拘わらず、略同一の機能 及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合 にのみ行う。
【0013】 (第1の実施の形態) 図1は、第1の実施の形態における車用遮光装置を示す分解斜視図である。図 示のように、該車用遮光装置4は、主として、可撓性の左右両レール41,41 と、可撓性の遮光板42と、複数の移動手段43と、ハンドル44とにより構成 される。
【0014】 より詳細に説明すると、前記左右両レール41,41はいずれも、横断面が略 U字形であって長凹溝411を有する長尺材である。
【0015】 前記可撓性の遮光板42は、前後の平行端縁421,422と左右の平行側縁 423,424とを有し、且つ遮蔽しようとする車両の窓ガラスとほぼ同じサイ ズを有する長方形の平面材である。本実施の形態において、該遮光板42は、複 数の長尺状の硬質材425を平面となるように並列し、且つ前記平面の上下方向 へ湾曲できるように綴り合わせてなり、前記各長尺状の硬質材425が前記左右 の両レール41,41に略直角に配される。
【0016】 前記複数の移動手段43として、本実施の形態においては、複数のローラーが 使用されている。これら複数のローラーは、所定隙間を開けて前記遮光板42の 左右の側縁423,424に左右対称に軸支され、且つそれぞれが前記左右両レ ール41,41の前記長凹溝411内に転がり可能に収容されている。
【0017】 前記ハンドル44は、前記遮光板42の前端縁421の中央付近に設けられて いる。
【0018】 前記車用遮光装置4は、例えば乗用車、トラック、バス、タクシー等の車両5 内外のいずれかに取付けられるが、以下、乗用車の車室内に設置してフロントガ ラスを遮蔽する場合を例として説明する。その場合、図2に示すように、まず、 前記左右両レール41,41を開口が内へ向く姿勢でフロントガラス51の左右 両側の窓枠に沿って車両のルーフ52まで延在するように設置固定する。そして 、前記複数のローラー43が取付けられている前記遮光板42を、前記ハンドル 44が前へ向き、且つ前記複数のローラー43が各長凹溝411,411内に収 容されるように、前記ルーフ52にある前記左右両レール41,41の間に掛け る。
【0019】 前記のようにして設置された該車用遮光装置4にあっては、前記遮光板42は 通常図2に示すように車内の天井、即ちルーフ52にある前記左右両レール41 ,41の間に掛けられた状態となっている。
【0020】 車内の運転者は、前記ハンドル44を取って前へ引くと、前記遮光板42が前 記ルーフ52側から前記レール41,41に沿って前記フロントガラス51側へ 移動し、前記フロントガラス51の一部或いは全部(図3を参照)を遮蔽して、 車外からフロントガラス51を通して車内に射し込む日光を阻止することができ る。
【0021】 即ち、前記遮光板42は前記レール41,41に沿って図2に示すような収納 位置と図3に示すような使用位置との間で移動可能とされるので、運転者は、駐 停車時に運転席に座ったままで前記収納位置にある遮光板42を前記使用位置ま で迅速且つ簡単に引くことのみによって、遮光板42でフロントガラス51を遮 蔽することができる。
【0022】 また、運転中に、真正面から射し込む眩しい日差しを多少遮るために、前記収 納位置にある遮光板42をフロントガラス51の上縁近くの所望位置まで引くこ とのみによって、運転中の一部遮光にも使用することができる。
【0023】 (第2の実施の形態) 図4は、第2の実施の形態の車用遮光装置がフロントガラス51を遮蔽できる ように車室内に設置されている状態を示す斜視図である。前記第1の実施形態と 異なる点は、駆動装置6が更に設けられていることにある。
【0024】 該駆動装置6は、車両5内のルーフ52の後端縁近くに設けられているモータ 61と、一端が前記モータ61と連接し、他端が前記遮光板42の下面に延伸し ていて、前記モータ61に作動されて正逆転するねじ棒62と、前記遮光板42 の後端縁422の硬質材の下面に固定され、且つ前記ねじ棒62にねじ合わせら れていて、前記ねじ棒62の正逆転に伴って前記ねじ棒62上に前後移動するナ ット63とから構成されている。
【0025】 前記構成により、前記ねじ棒62が作動されて正逆転すると、前記ナット63 が図示のA点とB点との間に前後移動して、前記遮光板42を鎖線で示した収納 位置と実線で示した使用位置との間に移動させることができる。
【0026】 なお、以上説明した実施の形態は、あくまでも本考案の技術的内容を明らかに する意図のものにおいてなされたものであり、本考案はそうした具体例に限定し て狭義に解釈されるものではなく、本考案の精神とクレームに述べられた範囲で 、いろいろと変更して実施できるものである。例えば、前記第1及び第2の実施 の形態では、前記左右両レール41,41がいずれもフロントガラス51の左右 両側の窓枠に沿って設置されているが、それに限らず、ガラス上に直接的に設置 されてもよい。また、車用遮光装置4を、自動車の車室内に設置して車のフロン トガラスを遮蔽する場合を例として説明したが、本考案の応用はそれに限らず、 車室外に設置しても良く、また、リアガラス及びサイドガラス等を遮蔽するよう に使用してもよい。そして、前記各実施の形態における遮光板41も複数の長尺 状の硬質材425を綴り合わせて湾曲可能に構成したものを挙げたが、それに限 らず、例えばゴムや樹脂から一体に形成された可撓性のシート材も使用されうる 。
【0027】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、使用及び収納が非常に容易であるのみなら ず、必要に応じて遮光板の遮蔽幅を調整することもできるので、駐停車時の車内 高温化防止にも運転中の一部遮光にも使用されることができる。また、駆動装置 を設置する場合には、人力の代わりに遮光板の移動を電動で作動ないし制御をす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における車用遮光装置を示す
分解斜視図である。
【図2】車両内に設けられた車用遮光装置4の遮光板4
1が収納位置にある状態を示す図である。
【図3】車両内に設けられた車用遮光装置4の遮光板4
1が使用位置にある状態を示す図である。
【図4】第2の実施の形態の車用遮光装置がフロントガ
ラス51を遮蔽できるように車室内に設置されている状
態を示す斜視図である。
【図5】従来の遮光カバー1が自動車のフロントガラス
上に取付けられている例を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 車用遮光装置 41 レール 411 長凹溝 42 遮光板 421 前端縁 422 後端縁 423 左側縁 424 右側縁 425 硬質材 43 移動手段(ローラー) 44 ハンドル 5 車両 51 フロントガラス 52 ルーフ 6 駆動装置 61 モータ 62 ねじ棒 63 ナット

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内外のいずれかに設けられ、車外か
    ら窓ガラスを通して車内に差し込む日光を遮る車用遮光
    装置であって、 前記窓ガラスの左右両側に沿って車両のルーフまで延伸
    する左右両レールと、 前記窓ガラスを遮蔽するものであって、前後の端縁と左
    右の側縁とを有し、且つ前記ルーフにある前記左右両レ
    ールの間に掛けられている可撓性の遮光板と、 前記遮光板の左右の側縁に設けられ、前記左右両レール
    に案内されて前記遮光板を前記ルーフ側から前記窓ガラ
    スの少なくとも一部を遮蔽するように移動させうる移動
    手段とを備えたことを特徴とする車用遮光装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段として複数のローラーが用
    いられることを特徴とする請求項1に記載の車用遮光装
    置。
  3. 【請求項3】 前記遮光板の前端縁にはハンドルが設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の車用遮光
    装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光板は長尺状の硬質材を複数並列
    して綴り合わせてなり、前記各長尺状の硬質材が前記左
    右両レールに対して略直角に配されることを特徴とする
    請求項1に記載の車用遮光装置。
  5. 【請求項5】 前記車両のルーフに設けられているモー
    タと、一端が前記モータと連接し、他端が前記左右両レ
    ールの間に延伸していて、前記モータにより正逆転する
    ねじ棒と、前記遮光板の前記後端縁近くに固定され、且
    つ前記ねじ棒とねじ合わせられていて、前記ねじ棒の正
    逆転に伴って前記ねじ棒に前後移動するナットとからな
    る駆動装置が更に設けられていることを特徴とする請求
    項4に記載の車用遮光装置。
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