JP3095777U - シャープペンシルの芯ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 指で内ケース体のプッシュブロックを押し、
内ケース体及び上蓋を上方へと動かすだけで上蓋は弧状
スライドレールに沿って開き、芯の上端は外部へと露出
するシャープペンシルの芯ケースを提供する。 【解決手段】 主に外ケース体２、内ケース体３、上蓋
４により構成する。該外ケース体は弧状スライドレール
２０、ガイドスリット２１、長孔２２を設ける。該内ケ
ース体は該外ケース体内に収容し、該内ケース体に設置
する可動接続ブロック３１及びプッシュブロック３２は
該外ケース体のガイドスリット、長孔に対応する。該内
ケース体は芯を収容する芯収容室を具える。該上蓋は該
内ケース体と可動接続し、該外ケース体上に蓋合する。
該上蓋の突起ブロック４０は該外ケース体の弧状スライ
ドレール２０に対応し、下方には可動接続孔を設置し、
該内ケース体の可動接続ブロックと対応し、嵌設する。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、一種のシャープペンシルの芯ケースに関する。特に一種の指で内ケ ース体のプッシュブロックを上向きに押し、内ケース体及び上蓋を上方へと動か すだけで、上蓋が突起ブロックにより外ケース体の弧状スライドレールに沿って 開き、芯の上端が外部へと露出し、使用者は非常に便利に芯を取り出すことがで きるシャープペンシルの芯ケースに係る。 【０００２】 【従来の技術】 図１が示すように、公知のシャープペンシルの芯ケース１は、シャープペンシ ルの芯ケース本体１０にシャープペンシルの芯１１を収容し、シャープペンシル の芯ケース蓋１２を該ケース本体１０に蓋設するものである。 シャープペンシルに芯１１を充填しようとする時には、先ず該ケースの蓋１２ を該ケース本体１０より取り外す。続いて、適量のシャープペンシルの芯１１を 取り出し、シャープペンシル内に充填する。 しかし、公知のシャープペンシルの芯ケース１の構造は、該蓋１２により該ケ ース本体１０を蓋合するだけであるため、使用時に、該蓋１２と該ケース本体１ ０を完全に分離しなければならない。一旦、該蓋１２を遺失してしまえば、該ケ ース１０は蓋がなくなり、シャープペンシルの芯１１がこぼれてしまうことにな る。 しかも、公知のシャープペンシルの芯ケース１のケース本体１０は該芯１１よ りも長く設計されているため、使用時には、該ケース本体１０を倒して該芯１１ を取り出さなくてはならない。これではあまりにも不便である。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は芯の取り出し容易なシャープペ ンシルの芯ケースの提供を課題とする。 それは、上蓋と内、外ケース本体を可動接続ユニットにより分離しない状態で 連結するため、操作が簡単で、芯の取り出しが便利である。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案は下記のシャープペンシルの芯ケースを提供 する。 それは主に外ケース体、内ケース体、上蓋により構成する。 該外ケース体は弧状スライドレール、ガイドスリット、長孔を設ける。 該内ケース体は該外ケース体内に収容し、可動接続ブロック及びプッシュブロ ックを設置する。該可動接続ブロック、該プッシュブロックは該外ケース体のガ イドスリット、長孔に対応し、該内ケース体は芯を収容する芯収容室を具える。 該上蓋は該内ケース体と可動接続し、該外ケース体上に蓋合する。該上蓋の突 起ブロックは該外ケース体の弧状スライドレールに対応し、下方には可動接続孔 を設置し、該内ケース体の可動接続ブロックと対応し、嵌設する。 指で該内ケース体の該プッシュブロックを上向きに押し、該内ケース体及び該 上蓋を上方へと動かすだけで、該上蓋は該突起ブロックにより該外ケース体の弧 状スライドレールに沿って開く。この時、該芯の上端は外部へと露出し、使用者 は非常に便利に該芯を取り出すことができる。 【０００５】 【考案の実施の形態】 図２、３、４が示すように、本考案は主に外ケース体２、内ケース体３、上蓋 ４により構成する。 該外ケース体２側面の上方近くには、弧状スライドレール２０、ガイドスリッ ト２１を形成する。該外ケース体２のガイドスリット２１に近い側面には長孔２ ２を設置する。 該内ケース体３は該外ケース体２内に収容し、内部はシャープペンシルの芯収 容室３０を形成し、シャープペンシルの芯５を収容する。該内ケース体３外側面 の適当な位置には可動接続ブロック３１を設置し、該可動接続ブロック３１は該 外ケース体２のガイドスリット２１に対応し摺動可能に嵌合する。別に該内ケー ス体３の側面にはプッシュブロック３２を設置し、該プッシュブロック３２は該 外ケース体２側面の長孔２２に対応する。 該上蓋４は該内ケース体３と可動接続し、該外ケース体２上に蓋合する。該上 蓋４側面の適当な位置には突起ブロック４０を設置し、該突起ブロック４０は該 外ケース体２の弧状スライドレール２０中に対応し、嵌設する。さらに該上蓋４ 下方には可動接続孔４１を設置し、該内ケース体３の可動接続ブロック３１と対 応し、嵌設する。 【０００６】 組み合せ時には、図２、３、４が示すように、先ず該上蓋４を下方の可動接続 孔４１により、該内ケース体３の可動接続ブロック３１と対応し、嵌設する。さ らに、該上蓋４を組み合わせた該内ケース体３を該外ケース体２内に収容する。 これにより、該可動接続ブロック３１は該上蓋４の可動接続孔４１を穿通し、該 外ケース体２のガイドスリット２１中に伸入し、しかも該上蓋４の突起ブロック ４０は該外ケース体２の弧状スライドレール２０中に対応し、収容される。さら に、該内ケース体３側面のプッシュブロック３２は該外ケース２側面の長孔２２ に伸入し、シャープペンシル芯ケースを構成する。こうして図５が示すように、 該内ケース体３の芯収容室３０においてシャープペンシル芯５を収容する。 【０００７】 図４、５、６が示すように、使用時には、指で該外ケース体２側面の長孔２２ 外において突出する該内ケース体３のプッシュブロック３２を上向きに押す。続 いて、該内ケース体３にとぼそ接続される上蓋４は、該内ケース体３の可動接続 ブロック３１により押し動かされ、該外ケース体２のガイドスリット２１に沿っ て上向きに移動する。同時に、該上蓋４は該突起ブロック４０により該外ケース 体２の弧状スライドレール２０に沿って上向き、かつ弧を描きながらスライド移 動し開く。この時、該内ケース体３は該芯５の上端と共に外部へと露出する。こ うして、使用者は非常に便利に該芯５を取り出すことができる。 反対に、該上蓋４を蓋合する時には、該プッシュブロック３２を下方へと押し 、該内ケース体３を下方へと移動させる。該上蓋４は同様に、とぼそ接続部分を 軸として、該突起ブロック４０を該外ケース体２の弧状スライドレール２０に沿 って下方へとスライド移動し、蓋合する。 【０００８】 【考案の効果】 上記のように、本考案のシャープペンシルの芯ケースでは上蓋、内、外ケース 体はとぼそ接続し、分離しないため、蓋を遺失する恐れがない。さらに、開閉操 作が簡単で、非常に便利に芯の取り出しを行うことができる。

【図面の簡単な説明】 【図１】公知のシャープペンシルの芯ケースの構造図で
ある。 【図２】本考案の立体分解図である。 【図３】本考案の組み合せ立体図である。 【図４】本考案の正面図である。 【図５】本考案の操作状態参考図である。 【符号の説明】 １ シャープペンシルの芯ケース １０ シャープペンシルの芯ケース本体 １１ シャープペンシルの芯 １２ シャープペンシルの芯ケース蓋 ２ 外ケース体 ２０ 弧状スライドレール ２１ ガイドスリット ２２ 長孔 ３ 内ケース体 ３０ シャープペンシルの芯収容室 ３１ 可動接続ブロック ３２ プッシュブロック ４ 上蓋 ４０ 突起ブロック ４１ 可動接続孔 ５ シャープペンシルの芯

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】主に外ケース体、内ケース体、上蓋により
   構成し、 該外ケース体側面には、弧状スライドレール、ガイドス
   リットを形成し、側面には長孔を設置し、 該内ケース体は該外ケース体内に収容し、内部はシャー
   プペンシルの芯収容室を形成し、シャープペンシルの芯
   を収容し、該内ケース体外側面の適当な位置には可動接
   続ブロックを設置し、該可動接続ブロックは該外ケース
   体のガイドスリットに対応して摺動可能に嵌合し、別に
   該内ケース体の側面にはプッシュブロックを設け、該プ
   ッシュブロックは該外ケース体側面の長孔に対応し、 該上蓋は、該内ケース体と可動接続して該外ケース体上
   に蓋合するべく、該上蓋側面の適当な位置には突起ブロ
   ックを設置し、該突起ブロックは該外ケース体の弧状ス
   ライドレール中に対応して摺動可能に嵌合し、さらに該
   上蓋下方には可動接続孔を設けて該内ケース体の可動接
   続ブロックに対応して摺動可能に嵌合し、 上記構造においてシャープペンシルの芯を取り出す時に
   は、指で該内ケース体のプッシュブロックを上向きに押
   して該内ケース体及び該上蓋を上方へと動かし、該上蓋
   は該突起ブロックにより該外ケース体の弧状スライドレ
   ールに沿って開き、この時、該芯の上端は外部へと露出
   し、使用者は非常に便利に該芯を取り出すことができる
   ようにしたことを特徴とするシャープペンシルの芯ケー
   ス。