JP3095756U - 情報収集装置 - Google Patents

情報収集装置

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JP3095756U
JP3095756U JP2003000544U JP2003000544U JP3095756U JP 3095756 U JP3095756 U JP 3095756U JP 2003000544 U JP2003000544 U JP 2003000544U JP 2003000544 U JP2003000544 U JP 2003000544U JP 3095756 U JP3095756 U JP 3095756U
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清 沖島
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株式会社サンヨーテクニカ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS電波や車輌速度計測装置から発信され
る電波更には緊急車両から発信される位置情報を含む電
波等を常時確実に且つ効率的に受信する事が可能で有り
しかもソーラーパネルが太陽光を常時適切な状態で効率
よく受光することが可能な情報収集装置を提供する。 【解決手段】 本体部2、当該本体部2に対して、旋回
可能に軸支されている板状体部3、当該板状体部3と当
該本体部2が所望の角度を有する様にその双方間の配置
角度を調整しその状態にと固定しうる角度調整部4、当
該板状体部3の一方の表面6に設けられているソーラー
パネル部5、当該板状体部3の当該本体部2から最も離
れて配置されている端縁部9に、当該本体部2から遠ざ
かる方向に外方に突出した突起部8、当該突起部8に設
けられているGPSアンテナ部7、及び、当該本体部2
の一部に着脱自在に取り付けられている、サンバイザー
11に係合して当該本体部2を当該サンバイザー11に
当接せしめるクリップ部12、とから構成されている情
報収集装置1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、情報収集装置に関するものであり、特には、自動車等の車輌一般に 搭載され、GSP情報及び又は路上に設置されている車輌速度計測装置から発信 されるレーダー等の電波或いは緊急車輌等から発信される緊急車位置情報を含む 電波等を受信して必要な位置情報や警報情報を搭乗者に報知する事が出来る情報 収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】 特開平9−318371号公報
【特許文献2】 特開2001−59728号公報
【特許文献3】 特開2000−172988号
【特許文献4】 特開2001−143189号公報
【特許文献5】 実用新案登録第3070338号 従来より、GPS情報を利用して、自車の走行位置を確認して所定の画像表示 手段或いは音声報知手段等に表示或いは報知する所謂カーナビゲーションシステ ム機器は、例えば特開平9−318371号公報(
【特許文献1】)等により公 知となっている。
【0003】 又、GPS情報を利用して予め特定の道路位置に配置されている車輌速度計測 装置を検出して自車が当該車輌速度計測装置に接近している事を音声或いは表示 画面上に表示して搭乗者に警報するか、或いは、GPS情報とは別に当該車輌速 度計測装置から出力されるレーダー等の電波を受信して音声にて搭乗者に警報す るようにした警報システムも例えば、特開2001−59728号公報(
【特許
文献2】)等により公知となっている。
【0004】 更に、GPS情報を利用して緊急車両が自車に接近しているか否かを判断し、 当該緊急車両が自車に接近している場合には、所定の画像表示手段或いは音声報 知手段等にてその事実を搭乗者に報知するシステムも例えば、特開2000−1 72988号公報(
【特許文献3】)等により公知となっている。
【0005】 然しながら、上記したシステムは、何れも画像表示手段を併用するため、設備 が大型となり製品コストも高くなるという問題があった。
【0006】 又、上記システムに於いて、当該GPS情報を受信したり、車輌速度計測装置 が発信する電波を受信したり、或いは緊急車両の発信する位置情報を含む電波を 受信するためのアンテナ部は、自動車のダッシュボードやフロントガラスに適宜 の接合固定手段にて設置するが、どうしてもフロントガラスより離れた奥の位置 にならざるを得ない事は、車の天井やピラーで電波が遮られ、電波受信条件が悪 くなる。
【0007】 又、ダッシュボード内には、車に装備されたカーナビゲーション機器のGPS アンテナや諸機器がある場合があって、お互いに影響妨害し合う場合もあって、 受信効率が低いと言う問題も有った。
【0008】 一方、上記システムとは異なり、システムそのものをコンパクト化するために 画像情報を利用することなく音声のみで所定の警報情報を報知する様に構成した システムとしては、例えば,特開2001−143189号公報(
【特許文献
4】)や、本願出願人自身が所有する実用新案登録第3070338号(
【特許
文献5】)に基ずいて市販している『“オービスナビ”(登録商標)CL−G5
5 5S』等が知られている。
【0009】 係るシステムは、上記した各受信機能と報知機能とが小型化された筐体内に配 置され、自動車のダッシュボードに適宜の固着手段を利用して取り付けて使用す る様に構成されている。
【0010】 尚、上記した小型化されたシステムに於いては、ソーラーパネルが当該筐体の 一部に設けられ、当該ソーラーパネルによる電力を二次電池に充電する様に構成 されている例も示されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、上記した小型化された警報報知システムであっても、その使用位 置が自動車のダッシュボード上に限られているため、GPS電波や車輌速度計測 装置から発信される電波更には緊急車両から発信される位置情報を含む電波等を 常時確実に且つ効率的に受信する事は困難である他、ソーラーパネルが太陽光を 常時適切な状態で受光することも困難であり、当該システムの機能を十二分に発 揮する事が出来なかった。
【0012】 従って、本考案の目的は、上記した従来に於ける問題点を解決し、GPS電波 や車輌速度計測装置から発信される電波更には緊急車両から発信される位置情報 を含む電波等を常時確実に且つ効率的に受信する事が可能で有りしかもソーラー パネルが太陽光を常時適切な状態で効率よく受光することが可能な情報収集装置 を提供するものである。
【0013】 更には、二次電池の充電効率を向上させ電池の利用有効時間を延長し経済的な 情報収集装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成する為に、基本的には、以下に示す技術構成を採用 するものである。
【0015】 即ち、本考案にかかる情報収集装置は、本体部、当該本体部に対して、旋回可 能に軸支されている板状体部、当該板状体部と当該本体部とが所望の角度を有す る様にその双方間の配置角度を調整しその状態に固定しうる角度調整部、当該板 状体部の一方の表面に設けられているソーラーパネル部、当該板状体部の当該本 体部から最も離れて配置されている端縁部に、当該本体部から遠ざかる方向に外 方に突出した突起部、当該突起部に設けられているGPSアンテナ部、及び当該 本体部の一部に着脱自在に取り付けられているサンバイザーに係合して当該本体 部を当該サンバイザーに当接せしめるクリップ部、とから構成されている情報収 集装置である。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案にかかる当該情報収集装置器は、上記した様な基本的な技術構成を採用 しているので、自動車の天井に近い位置に配置されている日よけ部材であるサン バイザーに着脱自在に取り付けて使用するものであるので、当該情報収集装置の 配置位置は、従来の様に自動車のダッシュボードに取り付けた場合に比べて高い 位置に配置されるので、車輌速度計測装置からのレーダー等の電波や緊急車両か ら出力される電波を効率よく受信出来るだけではなく、GPS信号を受信する受 信部は、当該自動車のフロントガラスに沿って最も自動車の先頭側に近い位置に 配置されるので、当該GPS電波の受信を効率的且つ正確に受信する事が可能と なる。
【0017】 又、本考案に於いては、当該ソーラーパネルが設けられた当該板状体部を当該 本体部に対して所定の角度を有する様に拡開させることが出来るので、当該ソー ラーパネル部を当該本体部よりも前方に設置する事が可能であるから太陽光を効 率よく十分に受光することが可能であると共に、太陽の位置に応じて当該ソーラ ーパネル部の配置角度を当該フロントガラスの傾斜角度と一致させるか、それと は異なる角度に設定するかは任意であるが、当該ソーラーパネル部の太陽光に対 する受光角度を最適な角度に設定する事が出来るので、発電効率が良好で二次電 池の使用可能時間を増大させると同時にその寿命も長くする事が可能である。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の情報収集装置について詳細に説明する。
【0019】 即ち、図1及び図2は,本考案にかかる情報収集装置1の一具体例の構成を示 す正面図であり、図中本体部2、当該本体部2に対して、旋回可能に軸支されて いる板状体部3、当該板状体部3と当該本体部2が所望の角度を有する様にその 双方間の配置角度を調整しその状態にと固定しうる角度調整部4、当該板状体部 3の一方の表面6に設けられているソーラーパネル部5、当該板状体部3の当該 本体部2から最も離れて配置されている端縁部9に、当該本体部2から遠ざかる 方向に外方に突出した突起部8、当該突起部8に設けられているGPSアンテナ 部7、及び、当該本体部2の一部に着脱自在に取り付けられている、サンバイザ ー11に係合して当該本体部2を当該サンバイザー11に当接せしめるクリップ 部12、とから構成されている情報収集装置1が示されている。
【0020】 当該突起部8の当該板状体部3先端部9からの突出長は特に限定されるもので はなく、当該GPSアンテナ部7の大きさを勘案して適宜の長さに設定する事が 出来る。
【0021】 本考案に於ける当該クリップ部12は、当該本体部2に着脱自在に取り付けら れる様に構成されている事が望ましく、より具体的には、図3に示す様に、当該 クリップ部12は、当該複数種のサンバイザーの形状或いは配置状態のそれぞれ 適合しえる様に、互いに異なる形状を有する複数種のクリップ部12が一群を構 成し、それがセットとして提供される事が好ましい。
【0022】 即ち、例えば図3(A)に示す様な2種類のクリップ部12と12‘とを一つ の組として用意しておき、図3(B)に示す様に、当該クリップ部12の自由端 部121を当該本体部2の所定の挿入孔、例えば、図1に示す様に、当該本体部 2の当該板状体部3との係合部に近接する側面部21の両側部に設けられている 挿入孔15,15’に挿入して、図2(A)から図2(B)に示す様に、サンバ イザー11に取り付けるものであり、当該クリップ部12の個々の形状は、当該 本体部2がサンバイザー11に取り付けられた際に、図3(C)及び図4(A) または図4(B)に示す様に、当該板状体部3の先端部である突起部8の最先端 部が出来るだけフロントガラス16に沿って車輌の前方に突き出されるように設 計されているものである。
【0023】 もっとも本考案では、当該クリップ部12の数は2種類に限定されるものでは なく、3種類或いはそれ以上の組み合わせもありうる事は言うまでもない。
【0024】 従って、本考案では、当該本体部2には、当該複数個のクリップ部群12の中 から搭乗者によって任意に選択された一つのクリップ部12が搭載されることに なる。
【0025】 本考案では、上記の様なクリップ部12を採用する事によって、図2(C)に 示す様に、最終的に当該板状体部3を図示の様に矢印のように拡開させれ当該ソ ーラーパネル部5及び当該GPSアンテナ部7を当該フロントガラス16に近接 する様に設定する事によって、当該ソーラーパネル部5及び当該GPSアンテナ 部7を運転者の視界を妨げることなく出来るだけフロントガラス16の端部より 離れた位置にセットする事ができるので、当該ソーラーパネル部5は、太陽光を 常時十分に受光する事が可能となると同時に、当該GPSアンテナ部7も人工衛 星から出力されるGPS電波を常時十分に受信する事が可能となるので、電池の 充電効率が向上すると同時にGPS情報を正確に受信する事が可能となる。
【0026】 更に、本考案に於ける当該角度調整部4は、当該本体部2と当該板状体部3の 間の拡開角度を設定する機能を有するものであって、例えば、図1に示す様に当 該本体部2の一端縁部20の下方部に支持部22、22’を設け、その間に当該 板状体部3の端縁部24を間挿させ当該支持部22、22’の間に張設されるロ ッド23で当該板状体部3の端縁部24を旋回自在に軸支し、更に、当該ロッド 23の端部を当該支持部22を介して適宜の締め付け部材22に係合させる事に よって、図5に示す様に、当該締め付け部材22を緩めたり締めたりすることに よって、当該本体部2と当該板状体部3との間に形成される拡開角度を任意の角 度に設定しその状態に固定する事が可能である。
【0027】 当該本体部2と当該板状体部3との間に形成される拡開角度は、特に限定され るものではないが、当該板状体部3のソーラーパネル部5が走行条件或いは季節 要因等に基ずいて、当該本体部2と当該板状体部との間に90度〜180度の間 で最も効率良く太陽光が受光出来る様な角度とすることが望ましい。
【0028】 又、別の具体例としては、図6に示す様に、当該本体部2の一端縁部20の下 方部に軸30を突設させ、係る軸30に支持板31を当該本体部2の底面と平行 な面で旋回する様に係合保持せしめ、当該支持板31に間挿したロッド23を介 して、当該板状体部3の端縁部24を旋回自在に軸支し、更に、当該ロッド23 の端部を当該支持部22を介して適宜の締め付け部材22に係合させる事によっ て、当該本体部2と当該板状体部3との間に形成される拡開角度を任意の角度に 設定しその状態に固定する事も可能である。
【0029】 一方、本考案に於いては、当該本体部2には、少なくとも、制限車速度違反取 り締まり用のレーダーを含む電波或いは緊急車輌から発信される緊急車輌経路情 報を受信できる警報情報受信手段32が設けられている事も望ましい。
【0030】 当該警報情報受信手段32の具体例としては、例えば、後述する様なレーダー 波受信手段50やカーロケーター受信手段52等から構成されるものであっても 良い。
【0031】 例えば、本考案に於いては、当該警報情報受信手段32は、当該本体部2に於 ける当該板状体部3が当接されている縁部20に対応する側面部33に設けられ ている事が好ましい。
【0032】 より具体的には、図1に示す様に、当該側面33に制限車速度違反取り締まり 用のレーダーを含む電波を受信出来る受信手段として、例えばホーンアンテナ1 4の端面部を配置するものであり、又同時に或いは当該ホーンアンテナ14とは 別に緊急車輌から発信される緊急車輌経路情報を受信できるアンテナ部を配置す るものであっても良い。
【0033】 更には、図7に示す様に、緊急車両経路情報を受信出来るアンテナ部として、 上記したカーロケーター受信手段52の内部に高周波チョークコイルL1を設け ると共に、内蔵充電池5に直列の高周波チョークコイルL2を設けて、当該コイ ルL1から当該充電池5を介して当該コイルL2までの間の接続線を、緊急車両 経路情報を受信するためのアンテナ部として使用する様にしたものであっても良 い。 本考案にあっては、当該警報情報受信手段32を当該本体部2の自動車の進行 方向に面した側面部に設けると同時に、前記した様に、当該本体部2は、従来の 同じ機能を有する装置に比べて、比較的自動車内では高い位置に配置されるので 、当該警報情報を効率的に且つ正確に受信する事が可能である。
【0034】 又、本考案に於いては、当該本体部2には、当該GPSアンテナ部7及び当該 警報情報受信手段32の少なくとも何れかにより検知された情報に関連する警告 情報を報知するための報知手段10が設けられている事も望ましい。
【0035】 具体的には、当該報知手段10としては、スピーカ或いはLED等を使用した光 学的報知手段を使用する事が望ましく、特にスピーカを採用する場合には、例え ば、図1に示す様に、当該本体部2の上面、つまりサンバイザー11に取り付け た際に当該サンバイザー11に直接対向する面34に設ける事が出来る。
【0036】 又、本考案に於いては、当該本体部2には、当該ソーラーパネル部5と電気的 に接続され、当該ソーラーパネル部5で発電された電力を充電する二次電池35 を収納しうるバッテリホルダー8が設けられている事も望ましい。
【0037】 その場合、当該バッテリホルダー8は、上記と同様に、当該本体部2の上面、 つまりサンバイザー11に取り付けた際に当該サンバイザー11に直接対向する 面34に設ける事が好ましい。
【0038】 本考案に於いて使用される当該二次電池は、一般的に温度が0℃以下の低温環 境下或いは50乃至60℃或いはそれ以上の高温度環境下に於いてその能力が劣 化する。
【0039】 その結果、密閉された自動車等の室内の温度は、夏季では、相当の温度に上昇 し、特にダッシュボード上の直射日光が当たる部分では、80℃以上にも達する 事がある。
【0040】 従って、本考案の様な構造を採用する事によって、当該充電式電池、つまり二 次電池を直射日光で加熱されない様なサンバイザーによって遮光される部分に配 置する様に構成する事によって車輌内に於ける当該二次電池の温度を60℃以下 となる様に調整する事が可能となる。
【0041】 又、本考案にかかる上記情報収集装置には、上記した様に複数の情報処理機能 を搭載しているのでその回路構成の概略と関連する機能の概略を、図7を参照し て説明する。
【0042】 即ち、ホーンアンテナ14はレーダー波受信機部50と接続され、当該レーダ ー波受信機部50は、演算処理装置(CPU)53に接続されている。
【0043】 当該レーダー波受信機部50は、車輌速度計測装置から発せられるレーダー等 の電波を受信して搭乗者に対して警報情報を提供する機能を有するものであり、 その為、前記したホーンアンテナ14で受信したレーダー波を当該レーダー波受 信機部50に入力するように構成し、又、当該レーダー波受信機部50内には、 公知のレーダー受信有無判定回路を設けて置くことによって、当該レーダー等の 電波を受信した場合には、所定の警報信号を当該情報収集装置1に設けた音声に よる警報報知手段である例えば、スピーカー10に送信して、当該警報報知手段 を駆動させる様に構成するものである。
【0044】 更に、本考案に於いては、GPS電波を受信してその位置情報データから自車 の位置を緯度、経度及びその他の情報に基ずいて検出すると同時に、予め適宜の 記憶手段60に格納されているナビゲーション情報(地図情報)に登録されている 車輌速度計測装置設置位置情報とを比較して、当該自車が当該車輌速度計測装置 設置位置に予め定められた距離の範囲内に接近した場合には、その事実を搭乗者 に対して警報情報として警報報知手段である例えば、スピーカー10に送信して 、それを駆動させるものである、例えば、GPSアンテナ部7に接続されたGP S受信機部51を設け、当該GPS受信機部51は前記したCPU53に接続さ れている。
【0045】 尚、上記のGPSアンテナ部7は,太陽電池5の先端部に設けられているもの であり、受信効率が優れ、上方指向性を有するパッチアンテナで構成されている ことが望ましい。
【0046】 又、当該GPSアンテナ部7の裏面側に低雑音プリアンプが設けられている事 も望ましく、それによって微弱な電波を増幅した後、同軸ケーブルで本体部2内 に設けられている上記GPS受信機部51に受信信号が伝達される。
【0047】 上記警報情報処理操作は、例えば、上記CPU内に設けた適宜の処理回路で実 行されるものであっても良い。
【0048】 尚、当該警報報知手段10は、適宜の音声合成メモリー部54と音声出力増幅 部55及び適宜のスピーカーとで構成されるものであるが、場合によっては、L EDを主体とする光技術を利用してその発光状態、発光色等の変化により当該警 報情報を報知する様に構成することも可能である。 上記した様な光技術を利用した警報報知手段73は、例えば、図8に於ける当 該本体部2の当該板状体部3との係合部が設けられている端部とは反対側の端部 74の近傍部、例えば当該端部74の側面部に設けることが望ましい。
【0049】 又、当該光技術と音声利用技術とを組み合わせる構成も可能である。
【0050】 一方、本考案於いては、緊急車輌から発信される緊急車輌経路情報を受信し、 その情報を搭乗者に報知できる所謂カーロケーター機能が設けられている事も望 ましい。
【0051】 その為、救急車、パトロールカー、消防車、道路修理車等の緊急車量から発信 される緊急車輌走行情報、或いは、所管の官公署から出力される当該緊急車輌走 行情報を受信するアンテナ部13と当該アンテナ部13に接続されたカーロケー ター受信機部52を設け、当該カーロケーター受信機部52を前記したCPU5 3に接続するものである。
【0052】 更に、本考案における当該カーロケーター機能に於いては、上記したGPSシ ステムと連動させて当該緊急車両の現在位置と自車の現在位置とから、当該緊急 車両が予め定められた距離以内に自車に接近した場合に所定の警報情報を搭乗者 に報知する様に構成するものであっても良い。
【0053】 一方、本考案に於ける当該ソーラーバッテリは、太陽光の受光によって発電さ れた電力を内蔵する二次電池である例えばニッケル水素充電電池35に充電され る。
【0054】 又、夜間とか太陽が照っていない時期で、内蔵の二次電池35の能力が悪化し た場合には、車のシガープラグ等58から電力を得て、適宜の制御回路57を介 して各部の電源として又当該二次電池の充電電源として活用することも可能であ る。
【0055】 更に、当該ソーラーバッテリを構成するソーラーパネル5に於いては、リード 線引き出しのメインPCB側に高周波チョークコイルを設けて、その接続線を高 周波に対してハイインピーダンスとして受信アンテナとして利用する事も可能で ある。
【0056】 その他、本考案に於いては、当該情報収集装置1自体の電源のオン―オフ操作 の実行や、上記した各機能を任意に選択して使用するための操作スイッチ群を配 備した操作パネル部56を当該情報収集装置1の本体部2の一部部設けることが 望ましく、具体例としては、図8に示す様に、操作パネル部56を当該本体部2 の当該板状体部3との係合部が設けられている端部とは反対側の端部74の近傍 、例えば、当該端部74の側面とか当該端部に近接する当該本体部2の裏面部7 2に設けることが望ましい。
【0057】 更に、本考案では、当該板状体部3の当該ソーラーパネル5が設けられている 面6とは反対側の面70に液晶表示装置或いはLED等を利用した画像表示部、 警報表示部、時刻表示部或いは走行地区の地名表示部の一部或いは全部を表示す る情報表示手段71を設ける様にすることも可能である。
【0058】
【考案の効果】
本考案に於ける当該情報収集装置は、上記した様な技術構成を有しているので 、上記した従来に於ける問題点を解決し、GPS電波や車輌速度計測装置から発 信される電波更には緊急車両から発信される位置情報を含む電波等を常時確実に 且つ効率的に受信する事が可能で、しかもソーラーパネルが太陽光を常時適切な 状態で効率よく受光することが可能な情報収集装置を容易に得ることが出来ると 共に、二次電池の充電効率を向上させ当該二次電池の利用有効時間を延長するこ とが出来る経済的な情報収集装置を売得る事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案にかかる情報収集装置の一具体
例の構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、本考案にかかる情報収集装置をサンバ
イザーに係合させる手順を説明する図である。
【図3】図3は、本考案にかかる情報収集装置に使用さ
れるクリップ部の構成の一具体例と当該クリップ部を当
該情報収集装置の本体部に取り付ける方法の具体例を示
す図である。
【図4】図4は、本考案にかかる情報収集装置をサンバ
イザーに取り付けた具体例を示す図である。
【図5】図5は、本考案にかかる情報収集装置に於ける
角度調整部の一具体例を示す図である。
【図6】図6は、本考案にかかる情報収集装置に於ける
当該本体部と当該板状体部との係合機構の他の具体例を
示す図である。
【図7】図7は、本考案にかかる情報収集装置に於ける
各部材の機能を説明するブロック図である。
【図8】図8は、本考案にかかる情報収集装置に於ける
構成の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 情報収集装置 2 本体部 3 板状体部 4 角度調整部 5 ソーラーパネル部 6 ソーラーパネル部が設けられている表面 7 GPSアンテナ部 8 突起部 9 端縁部 10 報知手段 11 サンバイザー 12、12’ クリップ部 121 クリップ部12の自由端部 14 ホーンアンテナ 15,15’ 挿入孔 16 フロントガラス 20 本体部端縁部 21 本体部と板状体部との係合部に近接する側面 22、22’支持部 23 ロッド 24 板状体部の端縁部 30 軸 31 支持板 32 警報情報受信手段 33 側面部 34 本体部がサンバイザー対向する面 35 二次電池 36 バッテリホルダー 50 レーダー波受信機部 51 GPS受信機部 52 カーロケーター受信機部 53 演算処理装置(CPU) 54 音声合成メモリー部 55 音声出力増幅部 56 操作パネル部 57 制御回路 58 シガープラグ 60 記憶手段 70 板状体部のソーラーパネルの配置面とは反対側の
面 71 液晶表示装置 72 本体部の裏面部 73 光技術を利用した警報報知手段 74 本体部の端部

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部、当該本体部に対して、旋回可能
    に軸支されている板状体部、 当該板状体部と当該本体部とが所望の角度を有する様に
    その双方間の配置角度を調整しその状態に固定しうる角
    度調整部、 当該板状体部の一方の表面に設けられているソーラーパ
    ネル部、 当該板状体部の当該本体部から最も離れて配置されてい
    る端縁部に、当該本体部から遠ざかる方向に外方に突出
    した突起部、 当該突起部に設けられているGPSアンテナ部、及び、 当該本体部の一部に着脱自在に取り付けられているサン
    バイザーに係合して当該本体部を当該サンバイザーに当
    接せしめるクリップ部、とから構成されている事を特徴
    とする情報収集装置。
  2. 【請求項2】 当該クリップ部は、当該本体部に着脱自
    在に取り付けられる様に構成されている事を特徴とする
    請求項1に記載の情報収集装置。
  3. 【請求項3】 当該クリップ部は、当該複数種のサンバ
    イザーの形状にそれぞれ適合しえる様に、互いに異なる
    形状を有する複数種のクリップ部群を構成している事を
    特徴とする請求項1または2に記載の情報収集装置。
  4. 【請求項4】 当該本体部には、当該複数個のクリップ
    部群の中から任意に選択された一つのクリップ部が搭載
    されている事を特徴とする請求項3に記載の情報収集装
    置。
  5. 【請求項5】 当該本体部には、少なくとも、制限車速
    度違反取り締まり用のレーダー或いは緊急車輌から発信
    される緊急車輌経路情報を受信できる警報情報受信手段
    が、設けられている事を特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載の情報収集装置。
  6. 【請求項6】当該警報情報受信手段は、当該本体部に於
    ける当該板状体部が当接されている縁部に対応する側面
    部に設けられている事を特徴とする請求項5に記載の情
    報収集装置。
  7. 【請求項7】 当該本体部には、当該GPSアンテナ部
    及び当該警報情報受信手段の少なくとも何れかにより検
    知された情報に関連する情報を報知するための報知手段
    が設けられている事を特徴とする請求項1乃至6の何れ
    かに記載の情報収集装置。
  8. 【請求項8】 当該本体部には、当該ソーラーパネル部
    と電気的に接続され、当該ソーラーパネル部で発電され
    た電力を充電する二次電池を収納しうるバッテリホルダ
    ーが設けられている事を特徴とする請求項1乃至7の何
    れかに記載の情報収集装置。
  9. 【請求項9】 当該角度調整部は、当該本体部の一端縁
    部と当該板状体部の一端縁部との係合部に設けられてい
    る事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の情報
    収集装置。
  10. 【請求項10】 当該板状体部は、当該板状体部の一表
    面が自動車のフロントガラスに対向する様に当該本体部
    から拡開せしめられる様に構成されている事を特徴とす
    る請求項1乃至9の何れかに記載の情報収集装置。
  11. 【請求項11】 当該ソーラーパネル部は、当該板状体
    部が拡開された場合に当該板状体部に於ける自動車のフ
    ロントガラスに対向する面に設けられている事を特徴と
    する請求項1乃至10の何れかに記載の情報収集装置。
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