JP3095692U

JP3095692U - パチスロ遊技補助装置

Info

Publication number: JP3095692U
Application number: JP2003001180U
Authority: JP
Inventors: 信一大杉
Original assignee: 信一大杉
Priority date: 2003-02-03
Filing date: 2003-02-03
Publication date: 2003-08-15
Anticipated expiration: 2009-02-03

Abstract

(57)【要約】【課題】パチスロのドラム式表示器に描かれた図柄を上
記ドラム式表示器回転中に、特別な訓練を要さず誰にで
も視認し揃えるためのタイミングを知らせる。【解決手段】液晶シャッタ１及び液晶シャッタの駆動回
路２、シャッタ周期切替スイッチ３により構成される。
液晶シャッタ１は液晶シャッタ駆動回路２によりシャッ
タ動作をくり返し、人間の目が持つ網膜残像効果により
回転するドラム式表示器に描かれた図柄を視認できるよ
うに構成されている。また、シャッタ動作の周期とスピ
ードを自在に可変できるようになっているため遊技者に
とって最も視認し易いスピードと周期を設定出来るよう
になっている。また、シャッタ周期切替スイッチ３によ
り高速周期から低速周期へ見えた位置タイミングを記憶
しながらスムーズに切り替えることにより特定の図柄を
迅速に探し出すことができる。低速周期をパチスロドラ
ム式表示器の回転周期と同期させれば、パチスロ遊技機
の図柄を停止させるためのタイミングも的確に計ること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、パチスロ遊技機のドラム式表示器に描かれた図柄を上記ドラム式表示器回転中に、特別な訓練を要さず誰でも視認し揃えるためのタイミングを知らせる、パチスロ遊技補助装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、パチスロ遊技では遊戯中に特定の役が成立しても、本人の技量で役に対応した図柄を揃えなければならず、技量が無い場合は遊技用のコインを著しく消耗し不利益を被ることが多かった。遊技者にとって動体視力を養う訓練をすることが、そのような不利益を無くすための唯一の手段であった。また、図柄を停止させるためには動体視力による図柄の視認と同時にドラム式表示器の回転周期を体で覚えて停止ボタンを押すことが要求された。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、訓練による方法は、個人差があり視認出来るまでに数年を要することがあり、努力しても視認出来ない場合もある。また、タイミングを合わせて停止ボタンを押すためには正確なリズム感が要求される。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記課題を解決するため液晶シャッタによりシャッタ動作を行い、人間の目が持つ網膜残像効果を利用し、回転するドラム式表示器に描かれた図柄を視認できるように構成されている。また、シャッタ動作の周期とスピードを自在に可変できるようになっているため遊技者にとって最も視認し易いスピードと周期を設定出来るようになっている。また、シャッタ周期切替スイッチにより高速周期から低速周期へ見えた位置タイミングを記憶しながらスムーズに切り替えることにより視認するための図柄を的確に探し出すことができる。低速周期をパチスロドラム式表示器の回転周期と同期させれば、パチスロ機の図柄を停止させるためのタイミングも的確に計ることができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

液晶シャッタは可視光を透過するため遊技者は液晶シャッタ越しにパチスロ遊技機のドラム式表示器を見ることになる。シャッタ動作の周期、スピードは遊技者に最も適したスピードに設定しておく。本装置には電子回路と液晶シャッタを駆動するため電源を供給する必要がある。電源はバッテリ又はＡＣ電源から供給する。液晶シャッタの駆動装置に電源が投入されていれば、液晶シャッタは暗い不透過の状態からシャッタ動作時には瞬間的な透過状態となる。液晶シャッタの瞬間的な透過状態時に見えた図柄が、人間の目の持つ網膜残像効果により確実な図柄として視認される。また、パチスロ遊技機のドラム式表示器を正確な位置に停止させるためには、上記ドラム式表示器の回転周期と同周期でシャッタ動作し図柄が視認できることが望ましい。シャッタ周期切替スイッチは押したときに高速周期で図柄が移動し、上記スイッチを離したときには離す前の最後のシャッタ動作タイミングでドラム式表示器と同期するように周期を設定することで、必要な図柄を迅速に探し出すことが可能となり、ドラムに描かれた図柄を確実に停止させるためのタイミングを得ることが出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、図面を参照して本考案に係わるパチスロ遊技補助メガネの実施例について説明する。図１に示すように、パチスロ遊技補助装置は液晶シャッタ１と液晶シャッタ駆動装置２、シャッタ周期切替スイッチ３で構成される。

【０００７】液晶シャッタ１は液晶シャッタ駆動装置２により光の不透過状態から瞬間透過状態、言い換えればシャッタ動作を周期的に行うよう制御される。

【０００８】図２に示すように、シャッタ周期切替スイッチ３はＯＮのときに高速周期でＯＦＦの場合はドラム式表示器と同期するように設定することで、必要な図柄を迅速に探し出すことが可能となる。このとき液晶シャッタ駆動装置２は高速周期のタイミングを記憶し上記シャッタ周期切替スイッチ３の状態を常に監視することで、スイッチがＯＦＦになった場合は直前のシャッタ動作のタイミングで同期するようになっている。遊技者は特定図柄を確認し高速周期以内の時間でスイッチをＯＦＦにすることで求める特定図柄を捕らえることが可能となる。ここでのスイッチは押す度に切り替わる方式でも良いしスライドする方式でも可能である。

【０００９】本考案を利用すればドラム形式のパチスロ遊技機に限らずベルト形式や液晶方式、ブラウン管を利用した表示装置の図柄を視認することも可能である。

【００１０】次に本考案の使用方法について説明する。液晶シャッタ駆動装置２に電源が供給されていれば、遊技者は液晶シャッタ１越しにパチスロ遊技機のドラム式表示器を見ることで、ドラム式表示器の回転中に図柄が視認できる。また、図柄を探す場合はシャッタ周期切替スイッチ３を押して求める図柄が見えた時に上記シャッタ周期切替スイッチを離す。この作業により特定の図柄が視認できるよう同期し図柄を揃えるためのタイミングを得ることができる。

【００１１】

【考案の効果】

本考案により、遊技者は特別な訓練をせずともパチスロ遊技機のドラム式表示器に描かれた図柄を視認できるようになり、上記ドラム式表示器の回転周期が液晶シャッタ１のシャッタ動作周期と同期している場合は、希望の図柄を止めるためのタイミングも簡易に計ることが可能である。これにより遊技者は最も効率の良いパチスロ遊技をすることができるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わるパチスロ遊技補助装置の斜視図
である。

【図２】本考案に係わるシャッタ周期切替スイッチのタ
イムチャートである。

【符号の説明】

１液晶シャッタ２液晶シャッタ駆動装置３シャッタ周期切替スイッチ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】液晶シャッタ及び液晶シャッタ駆動装置
により構成され、液晶シャッタのシャッタ動作によりパ
チスロ遊技機に施されたドラム式表示器に描かれた図柄
が上記ドラム式表示器回転中に、人間の目が持つ網膜残
像効果により確実に視認できるよう構成されたことを特
徴とするパチスロ遊技補助装置。
【請求項２】請求項１に記載のパチスロ遊技補助装置
で、液晶シャッタ駆動装置による液晶シャッタのシャッ
タスピード及びシャッタ動作周期を自在に変更する手段
を有することを特徴とするパチスロ遊技補助装置。
【請求項３】請求項１に記載のパチスロ遊技補助装置
で、シャッタ周期切替スイッチを有し、それぞれのシャ
ッタスピード及びシャッタ動作周期を自在に調整する手
段を有し、複数のシャッタ周期及びスイッチの切り替え
タイミングを記憶、演算することにより、パチスロ遊技
機に施されたドラム式表示器に描かれた図柄から特定の
図柄を迅速に探し出せることを特徴とするパチスロ遊技
補助装置。