JP3095598U - プランジャ構造を改良した電磁弁 - Google Patents

プランジャ構造を改良した電磁弁

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JP3095598U JP2003000409U JP2003000409U JP3095598U JP 3095598 U JP3095598 U JP 3095598U JP 2003000409 U JP2003000409 U JP 2003000409U JP 2003000409 U JP2003000409 U JP 2003000409U JP 3095598 U JP3095598 U JP 3095598U
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plunger
solenoid valve
magnet
yoke
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Inventor
田中 黄
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泓記精密股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁力を効果的に作用でき、組付が容易で快速
であるプランジャ構造を改良した電磁弁を提供する。 【解決手段】 設置座1は、底板11、側板12および
上板13を有して収容空間15を形成しているヨーク1
0と、ヨーク10の側板12に設置されている底桿20
とを有する。コイル組立体4は、長管状を呈して収容孔
45を形成している管身41を有するボビン40と、細
い銅線51を管身41の外周に巻回したコイル50とを
有する。プランジャ7は、外周に収容孔45を穿設で
き、かつ軸方向に移動できる筒身71を備えるプランジ
ャ筒70を有し、プランジャ筒70は磁石設置孔73を
形成しており、磁石80が磁石設置孔73に設置されて
いる。圧縮スプリングSは、両端がそれぞれ底桿20お
よびプランジャ7を押圧し、弾性の押圧伸縮の作用を提
供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電磁弁に関し、特に、1種のプランジャ構造を改良した電磁弁に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁弁は、1個のヨーク、該ヨークの上から設置される1個のボビン、 該ボビン上に巻回される1個のコイル、該ボビンに挿設されて作動する1個のプ ランジャおよび1個の磁石を有する。
【0003】 しかし、この種の電磁弁には以下のような欠点がある。プランジャ自体が金属 材料で製造されているため、製造加工が容易でなく、また、磁性効果も良好でな い。このため、それが発生する磁力は十分な吸引力を提供できず、その動作は快 速ではなく、また、不確実である。
【0004】 その他の各種型式の電磁弁は、その設計のほとんどが非常に複雑だが、動作は あまり確実ではなく、部品が比較的多く、組付に時間がかかり、一大欠点となっ ており、調整および操作する上でいまだ改善の余地がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の欠点に鑑み、考案人は苦心して研究し、本考案のプランジャ構造を改良 した電磁弁を考案した。 本考案の主要目的は、プランジャの磁石をプランジャ筒の内孔に組付け、効果 的に磁石を保護し、また、その組付が容易で快速かつ着実な1種のプランジャ構 造を改良した電磁弁を提供することである。
【0006】 本考案のもう1つの目的は、磁石をプランジャ筒の内孔に組付け、効果的に磁 力の干渉を隔絶し、該磁石の磁力を正常にして効果的に作用できるようにした1 種のプランジャ構造を改良した電磁弁を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、上述の目的を達成するために、本考案が提供する1種のプランジャ構 造を改良した電磁弁は、以下の内容を含む。1個の底板、1個の側板および1個 の上板を有して1個の収容空間を形成している1個のヨークと、該ヨークの側板 に設置される1個の底桿とを有する1個の設置座。長管状を呈して1個の収容孔 を形成している1個の管身を有する1個のボビンと、細い銅線を該ボビンの管身 の外周に巻回した1個のコイルとを有する1個のコイル組立体。外周に該ボビン の収容孔を穿設でき、かつ軸方向に移動できる1個の筒身を備えた1個のプラン ジャ筒を有し、該プランジャ筒は1個の磁石設置孔を形成しており、1個の磁石 が該プランジャ筒の磁石設置孔に設置されている1個のプランジャ。両端がそれ ぞれ該設置座の底桿および該プランジャを押圧し、弾性の押圧伸縮の作用を提供 する1個の圧縮スプリング。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の特徴および達成した効果を更によく理解するために、ここに以下の比 較的よい実施例を挙げ、下記の通り説明する。 図1から図8をご参照いただきたい。本考案の比較的よい一実施例が提供する プランジャ構造を改良した電磁弁は、往復動作を制御できるので、各種の組合せ で使用できる。該電磁弁は以下の内容を含む。
【0009】 1個の設置座1は1個のヨーク10、1個の底桿20および1個の固定カバー 30を含む。 該ヨーク10は金属で形成され、1個の底板11、1個の側板12および1個 の上板13を有し、1個の収容空間15を形成しており、そのうち該底板11に は2個の固定孔16が設けられており、該底板11および上板13の末端縁には それぞれ1個の定位凸塊18が設けられている。
【0010】 該ヨーク10の側板12には該底桿20が設けられ、1個の第1柱部21、1 個の第2柱部22、1個のスプリング受け部23および1個のプランジャ受け部 25を有し、また、これに1個の通孔27が軸方向に貫設されている。
【0011】 該固定カバー30は1個の孔32を有し、2個の凹口33は該ヨーク10の各 定位凸塊18を位置決めして挟み合わせ、また、その両面をそれぞれ該ヨーク1 0の上板11と底板13の内面に接合させている。
【0012】 1個のコイル組立体4は1個のボビン40、1個のコイル50および1個のゴ ム膜60を含む。 該ボビン40は長管状を呈する1個の管身41を有し、1個の底板42が管身 41に接設されて該ヨーク10の側板12方向に対応しており、1個の仕切板4 3が管身41の別端に設置され、1個の凸カバー44が該仕切板43よりさらに 外側方向に伸出し、また、1個の収容孔45が形成されている。
【0013】 該コイル50は細長い銅線51を該ボビン40の管身41外周に巻回したもの であり、該底板42と仕切板43との間に位置し、銅線51の両端は端部53が 引き出されている。 該ゴム膜60は該コイル50の外周を被覆している。
【0014】 1個のプランジャ7は1個のプランジャ筒70、1個の磁石80および1個の 緩衝材90を含む。 該プランジャ70はプラスチック材料で形成され、外周に該ボビン40の収容 孔45を穿設でき、かつ軸方向に移動できる1個の筒身71を有し、1個の磁石 設置孔73が該ボビン40の凸カバー44側に開設されており、1個の第2設置 孔74および1個のスプリング受け部75が該設置座1の底桿20側に対応して 設置されている。
【0015】 該磁石80は該プランジャ筒70の磁石設置孔73に設置されている。 該緩衝材90はゴム材質であり、該プランジャ筒70の第2設置孔74に設置 されている。
【0016】 1個の圧縮スプリングSは両端がそれぞれ該設置座1の底桿20のスプリング 受け部23および該プランジャ70のスプリング受け部75を押圧するように設 置され、弾性の押圧伸縮の作用を提供する。
【0017】 本実施例の部品の組付については、ここにさらに以下の通り説明する。 組付方法は、図2に示されるように、まず該底桿20の第1柱部21を該ヨー ク10の側板12に挿設固定し、別に該圧縮スプリングSを該底桿20に套設し 、該プランジャ7を該コイル組立体4のボビン40の収容孔45に設置し、これ をまた該底桿20に套設し、最後に該固定カバー30を該ヨーク10に組付けて 接合する。
【0018】 他に、別端の固定カバー30を該ヨーク10上に接合した後、該ヨーク10の 底板11および上板13の端縁をへこませ、凹部(図中非表示)を設け、該固定 カバー30の各凹口33を圧迫固定する。
【0019】 また、位置および作動状態については、以下の通り説明する。 図8に示されるように、該電磁弁はコイル50に通電していない状況下では、 該プランジャ7を吸引して作動させることはない。電磁弁のプランジャ7は該圧 縮スプリングSによって該ボビン40の凸カバー44まで押圧され、該プランジ ャ7の緩衝材90は該底桿20のプランジャ受け部25と所定の間隔を有してい る。
【0020】 反対に、図9に示されるように、該電磁弁のコイル50に電流が通ると、該コ イル50は磁力を発生し、これにより該プランジャ7は該底桿20側に押し動か され、該圧縮スプリングSの弾力を克服し、該プランジャ7の緩衝材90は該底 桿20のプランジャ受け部25に接触押圧され、該底桿20の通孔27を密封す る。
【0021】 以上の実施例の説明より、本考案の特徴を以下のように帰納できる。 1.本考案のプランジャ構造を改良した電磁弁は、プランジャの磁石を該プラ ンジャ筒の内孔に組付け、効果的に該磁石を保護し、組付を容易で快速かつ着実 なものにする効果を有する。
【0022】 2.本考案のプランジャ構造を改良した電磁弁は、プランジャの磁石を該プラ ンジャ筒の内孔に組付け、効果的に磁力の干渉を隔絶し、該磁石の磁力を正常に して効果的に作用できるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁を示す分解斜視図である。
【図3】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁のヨークと底桿とを示す断面図である。
【図4】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁のボビンを示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁のプランジャを示す断面図である。
【図6】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁のプランジャを示す分解斜視図である。
【図7】本考案の一実施例によるプランジャ構造を改良
した電磁弁を示す正面図である。
【図8】図7を8−8線で切断した断面図である。
【図9】図7を8−8線で切断した断面図である。
【符号の説明】
1 設置座 4 コイル組立体 7 プランジャ 10 ヨーク 11 底板 12 側板 13 上板 15 収容空間 20 底桿 23 スプリング受け部 40 ボビン 41 管身 42 底板 43 仕切板 44 凸カバー 45 収容孔 50 コイル 51 銅線 70 プランジャ筒 71 筒身 73 磁石設置孔 75 スプリング受け部 80 磁石 90 緩衝材 S 圧縮スプリング

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の底板、1個の側板および1個の上
    板を有して1個の収容空間を形成している1個のヨーク
    と、該ヨークの側板に設置されている1個の底桿とを有
    する1個の設置座と、 長管状を呈して1個の収容孔を形成している1個の管身
    を有する1個のボビンと、細い銅線を該ボビンの管身の
    外周に巻回した1個のコイルとを有する1個のコイル組
    立体と、 外周に該ボビンの収容孔を穿設でき、かつ軸方向に移動
    できる1個の筒身を備える1個のプランジャ筒を有し、
    該プランジャ筒は1個の磁石設置孔を形成しており、1
    個の磁石が該プランジャ筒の磁石設置孔に設置されてい
    る1個のプランジャと、 両端がそれぞれ該設置座の底桿および該プランジャを押
    圧し、弾性の押圧伸縮の作用を提供する1個の圧縮スプ
    リングと、 を備えるプランジャ構造を改良した電磁弁。
  2. 【請求項2】 該コイル組立体のプランジャ筒は、該ヨ
    ークの側板に対応する1個の底板を有し、1個の仕切板
    がその別端に設けられ、また、1個の凸カバーが該仕切
    板の外側に接設されていることを特徴とする請求項1記
    載のプランジャ構造を改良した電磁弁。
  3. 【請求項3】 該設置座の底桿は、1個のスプリング受
    け部を有し、該プランジャのプランジャ筒も1個のスプ
    リング受け部を有し、それぞれ該圧縮スプリングの両端
    を支えていることを特徴とする請求項1記載のプランジ
    ャ構造を改良した電磁弁。
  4. 【請求項4】 該プランジャは、該プランジャ筒の筒身
    に設置されている該設置座の底桿の端と相対する1個の
    緩衝材を有することを特徴とする請求項1記載のプラン
    ジャ構造を改良した電磁弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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