JP3095408U - 傘の安全ろくろ - Google Patents

傘の安全ろくろ

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JP3095408U
JP3095408U JP2003000261U JP2003000261U JP3095408U JP 3095408 U JP3095408 U JP 3095408U JP 2003000261 U JP2003000261 U JP 2003000261U JP 2003000261 U JP2003000261 U JP 2003000261U JP 3095408 U JP3095408 U JP 3095408U
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JP
Japan
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wheel
umbrella
repelling
safety
engagement groove
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Application number
JP2003000261U
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English (en)
Inventor
久雄 楊
Original Assignee
政泰洋傘有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傘を収納する際、指先を挟むことによって傷つ
けることを防止できる傘の安全ろくろを提供する。 【解決手段】中空の柱状のろくろ(10)(20)を有
し、該ろくろ(10)(20)の上端に外側へ延出し
て、受骨(11)(21)と連接するリング状ブロック
(100)(200)が設けられ、ろくろ(10)(2
0)の側面に中棒(12)(22)に設ける上はじき
(120)(220)を係合できる上はじき係合溝(1
01)(201)が形成され、この上はじき係合溝(1
01)(201)の底部に該上はじき係合溝(101)
(201)をカバーする押圧プレート(102)(20
1)が設けられることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に傘を収納する際、指先を挟むことによって傷つけることを防止 できる傘の安全ろくろに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すように、従来の傘を差す場合、片手でハンドル(符号なし)を握っ て、他の手でろくろ(70)を中棒(71)に沿って上端部へ移動して、受骨( 72)と生布を開くと共に、ろくろ(70)を上端部の付近の中棒(71)に設 ける上はじき(73)によって係合することである。
【0003】 図8に示すように、傘を収納する場合、指先によって中棒(71)における上は じき(73)を押圧すると共に、上はじき(73)を中棒(71)の内部へ収縮 することにより、ろくろ(70)の係合を解除し、生布の収縮弾力によってろく ろ(70)を中棒(71)に沿って下端部へ移動する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のろくろ(70)は中棒(71)の下端部へ移動する際、 使用者の指先を挟んで傷つけることがあり、又、上はじき(73)は細い金属プ レートであるため、指先によってこの上はじき(73)を直接に押圧すれば、痛 感を産生し、更に、上はじき(73)は露出するままろくろ(70)の底部に係 合して、傘の美観性にも悪影響を与えることが判明した。
【0005】 そこで、案出されたのが本考案であって、傘を収納する際、指先を挟むことによ って傷つけることを防止できる傘の安全ろくろを提供することを目的としている 。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本願の請求項1の考案は、中空の柱状のろくろ(10)(20)を有し、該ろ くろ(10)(20)の上端に外側へ延出して、受骨(11)(21)と連接す るリング状ブロック(100)(200)が設けられ、ろくろ(10)(20) の側面に中棒(12)(22)に設ける上はじき(120)(220)を係合で きる上はじき係合溝(101)(201)が形成され、この上はじき係合溝(1 01)(201)の底部に該上はじき係合溝(101)(201)をカバーする 押圧プレート(102)(201)が設けられることを特徴とする傘の安全ろく ろ及び、 本願の請求項2の考案は、前記の押圧プレート(102)(202)の内側面 に上はじき(101)(201)に対して位置決め溝(103)(203)が形 成されることを特徴とする請求項1に記載の傘の安全ろくろ及び、 本願の請求項3の考案は、ろくろ(20)の上部に上方へ延伸する止めブロッ ク(204)が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の傘の 安全ろくろ、 を提供する。
【0007】
【作用】
本考案は上記の課題を解決するものであり、ろくろに上はじき係合溝が形成さ れると共に、上はじき係合溝の底部に該上はじき係合溝をカバーする押圧プレー トが設けられ、指先が押圧プレートを押圧することにより、ろくろ(10)の移 動によって指先をろくろと中棒との隙間に挟んで傷つけることを防止でき、尚、 指先は直接に上はじきを押圧しないので、痛感を産生しなく、又、上はじきを押 圧プレートの内側に隠して、傘の美観性を維持することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。勿論 、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技 術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
【0009】 図1は本考案に係わる傘の安全ろくろの使用状態を示す斜視図であり、図2は 本考案に係わる傘の安全ろくろの使用状態を示す拡大斜視図であり、図3は本考 案に係わる傘の安全ろくろの断面図であり、図4は本考案に係わる傘の安全ろく ろの使用状態を示す断面図であり、図5は本考案に係わる傘の安全ろくろの他の 実施例を示す断面図であり、図6は本考案に係わる傘の安全ろくろの他の実施例 の使用状態を示す断面図である。
【0010】 図1乃至図3に示すように、長傘を例として説明する。本考案に係わる傘の安 全ろくろは、中空の柱状のろくろ(10)を有し、該ろくろ(10)の上端に外 側へ延出して、受骨(11)と連接するリング状ブロック(100)が設けられ 、ろくろ(10)の側面に中棒(12)に設ける上はじき(120)を係合でき る上はじき係合溝(101)が形成され、この上はじき係合溝(101)の底部 に該上はじき係合溝(101)をカバーする押圧プレート(102)が設けられ 、該押圧プレート(102)の内側面に上はじき(101)に対して位置決め溝 (103)が形成される。尚、受骨(11)とろくろ(10)との連接方法は従 来の技術であるので、説明を省略する。
【0011】 又、図3に示すように、ろくろ(10)は中棒(12)に沿って上端部(13 )へ上はじき(120)までに移動して、傘を差す場合、ろくろ(10)を上は じき係合溝(101)に係合すると共に、押圧プレート(102)の位置決め溝 (103)に位置決める。
【0012】 図4に示すように、傘を収納する場合、従来の収納方法のように、指先によっ て押圧プレート(102)を押圧して、上はじき(120)を中棒(12)の内 部に収縮させることにより、ろくろ(10)が上はじき(120)の係合効果を 失うと共に、生布の収縮弾力によって中棒(12)の下端部へ移動される。使用 者の指先は押圧プレート(102)を押圧するので、ろくろ(10)の移動によ って指先をろくろ(10)と中棒(12)との隙間に挟んで傷つけることを防止 できる。
【0013】 又、図5及び図6に示すように、折畳式傘を例として説明する。この安全ろく ろは上記の長傘の安全ろくろと殆ど等しく、該傘の安全ろくろは、中空の柱状の ろくろ(20)を有し、該ろくろ(20)の上端に外側へ延出して、受骨(21 )と連接するリング状ブロック(200)が設けられ、ろくろ(20)の側面に 中棒(22)に設ける上はじき(220)を係合できる上はじき係合溝(201 )が形成され、この上はじき係合溝(201)の底部に該上はじき係合溝(20 1)をカバーする押圧プレート(202)が設けられ、該押圧プレート(202 )の内側面に上はじき(201)に対して位置決め溝(203)が形成され、異 なるところは、ろくろ(20)の上部に上方へ延伸する止めブロック(204) が設けられることにより、折畳傘を差した後の構造強度を向上することができ、 これも折畳式傘の従来構造ので、詳細の説明を省略する。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有するので、ろくろに上はじき係合溝が形成されると共 に、上はじき係合溝の底部に該上はじき係合溝をカバーする押圧プレートが設け られ、指先が押圧プレートを押圧することにより、ろくろ(10)の移動によっ て指先をろくろと中棒との隙間に挟んで傷つけることを防止でき、尚、指先は直 接に上はじきを押圧しないので、痛感を産生しなく、又、上はじきを押圧プレー トの内側に隠して、傘の美観性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる傘の安全ろくろの使用状態を示
す斜視図である。
【図2】本考案に係わる傘の安全ろくろの使用状態を示
す拡大斜視図である。
【図3】本考案に係わる傘の安全ろくろの断面図であ
る。
【図4】本考案に係わる傘の安全ろくろの使用状態を示
す断面図である。
【図5】本考案に係わる傘の安全ろくろの他の実施例を
示す断面図である。
【図6】本考案に係わる傘の安全ろくろの他の実施例の
使用状態を示す断面図である。
【図7】従来の傘のろくろを示す断面図である。
【図8】従来の傘のろくろの使用状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ろくろ 100 リング状ブロック 101 上はじき係合溝 102 押圧プレート 103 位置決め溝 11 受骨 12 中棒 120 上はじき 13 上端部 20 ろくろ 200 リング状ブロック 201 上はじき係合溝 202 押圧プレート 203 位置決め溝 204 止めブロック 21 受骨 22 中棒 220 上はじき 23 上端部 70 ろくろ 71 中棒 72 受骨 73 上はじき

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の柱状のろくろ(10)(20)を
    有し、該ろくろ(10)(20)の上端に外側へ延出し
    て、受骨(11)(21)と連接するリング状ブロック
    (100)(200)が設けられ、ろくろ(10)(2
    0)の側面に中棒(12)(22)に設ける上はじき
    (120)(220)を係合できる上はじき係合溝(1
    01)(201)が形成され、この上はじき係合溝(1
    01)(201)の底部に該上はじき係合溝(101)
    (201)をカバーする押圧プレート(102)(20
    1)が設けられることを特徴とする傘の安全ろくろ。
  2. 【請求項2】 前記の押圧プレート(102)(20
    2)の内側面に上はじき(101)(201)に対して
    位置決め溝(103)(203)が形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の傘の安全ろくろ。
  3. 【請求項3】 ろくろ(20)の上部に上方へ延伸する
    止めブロック(204)が設けられることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の傘の安全ろくろ。
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