JP3095174B2 - 高解像性調色画像の粗面紙への転写 - Google Patents

高解像性調色画像の粗面紙への転写

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は乾式、非静電的(non−electrostatic)トナ
ー転写操作の分野に関し、熱融解(heat fusion)前に
要素から受容体へ好ましくは高解像性とトナー粉末画像
の中間及びそれに続く最終転写を含む。
従来技術の説明 静電転写においては、静電潜像が要素上に形成され
る。この潜像はその上にトナー粒子を適用することによ
って可視像に現像することができる。得られる調色(to
ned)画像は次に当該要素から受容体(receiver)に転
写され、通常熱融解(又は溶融)によって受容体に定着
される。調色画像の受容体への転写は従来一般的には受
容体と要素との間に静電バイアスを与えて達せられて来
た。
非常に高い解像性の複写を得るためには、非常に小さ
い粒子サイズ、即ち約8ミクロンより小さいトナー粒子
を用いることが必要である。
前記したような非常に小さなトナー粒子、特に粒子サ
イズが約12ミクロン未満の粒子の静電転写は、転写の
間、粒子を要素に保持する力が静電的に発生せしめられ
た転写力より大きいので、達成が困難である。これらの
問題を回避するために、非静電転写プロセスはそのよう
な粒子の調色した画像と一緒に用いなければならない。
前記転写プロセスの一つの適当なプロセスは、熱的補
助転写方法(thermally assisted transfer procedur
e)によって与えられる。受容体は転写ニップに入る前
に加熱され、転写ニップにおける受容体の表面温度が典
型的には約60〜90℃の範囲とされる。ニップに入ると、
受容体は要素上に形成された調色画像に対して接触せし
められる。加熱された受容体はトナー粒子を終結して粒
子同士を互いに付着させかつ粒子を受容体に付着させ、
それによって調色画像を要素から受容体へ転写させる。
要素及び受容体は分離し、次いで、転写された調色画像
は受容体に熱融着又はその方法で定着される。このプロ
セスは有用であるが、散乱は回避されが、受容体が平滑
でなければならないという欠点がある。更に、転写を行
わせるために、低表面エネルギー要素の使用は又剥離剤
による要素の被覆がしばしば必要とされる。
別の適当なプロセスは改良熱的補助転写方法によって
与えられる。この場合には、受容体は、その上に剥離剤
の層を有していてもよい熱可塑性ポリマー被膜が設けら
れている。塗布ポリマーのガラス転移温度はトナーポリ
マーのガラス転移温度より約10℃高い。調色画像は、前
述の熱的補助転写プロセスにおいて使用される方法と類
似の方法を用いて転写される。画像のトナー粒子はポリ
マー被膜に付着するか、又はポリマー被膜中に部分的に
埋め込まれる。転写に続いて、画像は定着され、散乱は
回避され、そして実質上すべてのトナー粉末が転写され
る。この方法は特別に調製された受容体を用いなければ
ならないという欠点がある。
欧州特許出願0345530号は8μm未満の粒子サイズを
有する乾式トナー粒子を非静電的に要素から受容体へ転
写させる方法を提供する。この方法は、熱可塑性ポリマ
ーの被膜を有する基体から成る受容体とトナー粒子とを
接触させることを含んでなり、転写の間にポリマーが要
素に接着するのを防ぐのに十分な量の剥離剤の層を被覆
中に存在させることによって、かつ、転写及び分離の間
に、その温度がポリマーのTgより高い温度になるような
温度に受容体を加熱することによって特徴づけられる方
法を提供する。この方法によって、転写及び分離の間に
受容体の要素への付着が防止されるばかりでなく、微細
トナー粒子の事実上完全な転写が達成される。
WO90/04216には、キャリヤー液と、室温より高い溶媒
和温度でキャリヤー液を溶媒和するトナー粒子を含む、
液体トナー画像を画像保持表面から基体へ転写する方法
及び装置を開示している。この装置は、中間転写部材を
含み、この部材は画像保持表面と操作上協働する位置に
あり、画像保持表面から画像を中間転写部材上に転写せ
しめ、そして画像の基体への転写に先立って、前記溶媒
和温度より高い温度で、しかもトナー粒子の融点より低
くかつキャリヤー液の沸点より低い温度に、中間転写部
材上の画像を加熱することによって画像を基体上に接着
させる。また、可塑性基体、この可塑性基体を少なくと
も二方向へ張力をかける装置及び張力をかけた可塑性基
体を画像保持表面と画像転写係合に位置取りさせる装置
を含む画像形成装置が提供される。この装置を用いる方
法も記載されている。
しかしながら、現在知られている限りにおいては、非
常に小さなトナー粒子からなる高解像トナー粒子画像
を、要素から粗面の(rough)紙、布又は同様な面に、
著しい画像劣化を伴なうことなく、転写できる熱的補助
転写プロセスは知られていない。
発明の要約 要素から、布又は紙のような粗い表面の基体とするこ
とができる受容体へトナー粉末画像を二段階で転写する
方法が提供される。この方法は非常に小さなトナー粒子
からなる高解像性トナー粉末画像を、要素から粗い表面
の受容体へ、殆ど又は全く画像の解像性を損うことな
く、転写させるのに特に適している。
得られる調色画像受容体は熱融解させることができ
る。特徴的には、受容体が粗面紙基体の場合に、このよ
うな粗い表面上に小さなトナー粒子で従来達成されるこ
とが知られている粒状度、解像性及び鮮映性のような画
像特性における高品質を示す高品質画像を得ることがで
きる。
本発明においては、公知の静電潜像形成及びトナー粉
末現像操作によって要素の表面上に形成された転写性ト
ナー粉末画像は、熱的補助を受けて、紙又は類似の重打
ち材(backing)に剥離可能に積層された透明熱可塑性
フィルムの面に中間的に転写される。この熱可塑性フィ
ルムは受容体に対して配置され、この際トナー粉末画像
は受容体表面と熱可塑性フィルムの画像保持表面と間に
位置するようにする。この複合体は、画像のトナー粒子
を受容体の隣接接触表面部分へ転写させ、熱可塑性フィ
ルムを受容体へ積層させる、第一の加熱及び圧縮加圧条
件の組合せに付される。この第一の加熱及び加圧の組合
せは、一般に、画像を受容体へ定着させるのに十分であ
る。これが不十分な場合には、得られた積層体は次にト
ナー粒子の熱融解及び積層構造体の合体を生ずる第二の
加熱及び圧縮加圧の組合せに付される。紙裏打ち材は、
かかる第二の熱及び圧力の組合せ条件への適用の前又は
後に剥離させる。従って、本発明は、受容体上への高画
像解像性の複写の製造のために、熱的補助を使用する二
段階調色画像転写技術を提供する。
得られた積層物において、フィルムと受容体との間の
界面領域に捕捉された画像は、受容体より熱可塑性フィ
ルム層により一層存在するように思われる。画像が熱融
解した非常に小さなトナー粒子から成る場合には、要素
表面に最初に生成した転写性画像に匹敵する高画像性が
認められる。従って、本発明は新規で改良された群の画
像保持受容体を提供する。
本発明の特に好ましい群の画像保有受容体は粗面紙と
熱可塑性フィルムの積層体から成り、それらの界面領域
に一般に形成される熱融解画像は熱融解した非常に小さ
なトナー粒子からなる。
本発明の主たる構成は、特に粗面紙を含む種々の受容
体表面上に、高品質の調色した、熱融解画像を生ぜしめ
る技術を提供する。
別の構成要件は汎用の複写装置及び汎用の粗面紙の受
容体を用いて使用するのに適した技術を提供する。即
ち、紙裏打ち材に剥離可能に積層された熱可塑性フィル
ムの構造は、工場などにおいて制御された条件下に予じ
め製造できるので、かかる複写装置のオペレーターは、
前記したような積層構造品、複写装置及び補助積層装置
を用いて本発明を実施することができる。前記したよう
な、汎用の装置以外には追加の又は新たな装置は殆ど必
要としない。
その他の、そして更に他の目的、構成要件、利点など
は添付の請求の範囲を考慮すれば明らかであろう。
好ましい態様の説明 「粒子サイズ」なる用語又は「粒子」なる用語に関連
して本明細書で使用する用語「サイズ」又は「サイズ
の」は、例えばコールター社(Coulter Inc.)より販売
されているコールターマルサイザー(Coulter Multisiz
er)のような一般的な直径測定装置によって求めた平均
容積荷重直径を意味する。平均容積荷重平均は、各粒子
の質量と等質量及び密度の球状粒子の直径とを乗じたも
のの合計を、全粒子質量で除したものである。
本明細書で使用する「ガラス転移温度」又は「Tg」は
無定形物質がガラス状態から液体状態へ変化する温度を
意味する。この温度「Tg」は、N.F.Mott及びE.A.Davis
の“Electronic Prosesses in Non−Crystalline Mater
ials"(Oxford Press)(1971)に開示されているよう
に、示差熱分析によって測定することができる。
本明細書で使用する「溶融温度」又は「Tm」は結晶性
物質が固体状態から液体状態に変化する温度を意味す
る。この温度(Tm)は“Electronic Processes in Non
−Crystalline Materials"に開示されているように、示
差熱分析によって測定することができる。
本明細書で使用する「表面張力」又は「表面エネルギ
ー」なる用語は、表面を生じさせるのに必要なエネルギ
ーを意味する。これは、“Physical Chemistry of Surf
aces"4版,Adamson(1982)に記載のように、例えば水及
び二沃化メタンのような二つの液体の接触角を測定し、
そして極性及び分散の貢献度を加味して求めることがで
きる。
本明細書において用いる「要素(又は素子)(elemen
t)」なる用語は、光電導体要素、グラフィック要素、
誘電記録要素、その他の電子記録要素などの公知の電子
記録要素の任意のものを指称する。このような要素の例
は、例えば米国特許第4,175,960号及び同第3,615,414号
に認められる。
本明細書において使用する「受容体(receiver)」な
る用語は、その上にトナー粒子画像が付着(depositio
n)及びそれに続く熱融解のような手段による定着によ
って生成できる基体をいう。適当な基体の例としては、
紙、布、プラスチックフィルム、例えばポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルムなど
のようなフィルムは透明であるのが好ましく、それ故ト
ランスペアレンシー(透明ポジ)などを作るのに有用で
ある、シート状金属などをあげることができる。受容体
は、本明細書に教えられているように、転写、焼結又は
トナー粒子の熱融解の間に、溶融したり、軟化したり又
は機械的一体性を損なったりしてはならない。基体は、
トナー粒子が加熱融解される時にトナー粒子の熱可塑性
ポリマーマトリックスを容易には吸収しないで、当該ポ
リマーが基体の表面部に残存して表面との良好な結合を
形成するようになるのが好ましい。一般には可塑性受容
体が特に好ましく、本発明を或る種の汎用の又は特別に
改良された電子写真記録複写機を用いて実施する場合に
は必要である。受容体は本発明の実施に必要である。こ
れは本発明の実施に使用される熱可塑性フィルムは、画
像支持体として使用するのには、自己支持性でないから
であり、又は十分な構造的一体性をもたないからであ
る。更に、本発明は、顧客によって選定される種々の受
容体に高品質の画像を生ぜしめることができる。
本明細書では、本発明の実施に使用するトナー粒子及
びトナー粒子が接触する表面に関連して使用する「接触
位置」なる用語は、個々のトナー粒子表面が互いに接触
するか又は粒子が付着した基体表面と接触する局部的な
位置をいう。
本明細書において、本発明の実施に使用するトナー粒
子に関連して使用する「終結(sinter又はsinterin
g)」なる用語は、隣接トナー粒子間又は粒子と隣接表
面との間に存在する接触位置で熱的に達せられる接合、
接着又は融合をいう。本明細書において使用する「焼
結」及びそれと等価な用語は、本発明の目的に対して
は、「溶融(melts,melting,melt)」、「溶融溶解(me
lt fusion)」又は「熱融解(heat fusion)」なる用語
とは区別されるものである。熱融解においては、適用さ
れた十分な熱エネルギーに応答して、トナー粒子は、ト
ナー粒末が熱融解されると、それらの分離した個々の本
性を失なって溶解し、一緒にブレンドされて局所的な塊
(mass)となり、そしてそれによって受容体に接合又は
定着される。
本発明の実施に使用されるトナー粒子は一般的な方法
で調製することができる。広く言えば、適当なトナーは
約1〜100ミクロンの範囲のサイズを有する。非常に小
さな粒子サイズのトナー粒子を用いる本発明の実施にお
いては、粒子は約2〜15ミクロンの範囲のサイズであ
り、好ましくは約3〜8ミクロンの範囲のサイズであ
る。特に、非常に小さな粒子サイズのトナー粉末を有す
る場合には、狭い粒子サイズ分布を有するのが望まし
い。
本発明の実施に使用されるトナー粒子は、典型的に
は、熱可塑性マトリックスポリマーを含み、そのマトリ
ックス中に、従来当業界で一般的に使用されている量の
チャージ調節剤及び色素(即ち、染料又は顔料)が分散
されている。即ち、トナー粒子は約92重量%までの一般
的な量のポリマー、約0.25〜1.0重量%のチャージ調節
剤及び約8〜20重量%の色素から構成することができ
る。
本発明の実施に使用されるトナー粒子中の熱可塑性ポ
リマーは、約40〜80℃のガラス転移温度を有するのが好
ましい。もっともポリマーのTgはこれより若干低いか高
いものとすることができる。熱可塑性ポリマーは約65〜
200℃の範囲の融点(Tm)を有するのが好ましいが、こ
れより若干低いか高いTmを有するポリマーとすることも
できる。本発明にとって更に好ましいポリマーは約65〜
120℃の範囲の融点(Tm)を有する熱可塑性ポリマーで
ある。
与えられたトナー粒子群の粒子サイズ分布は狭いのが
好ましい。例えば、平均粒子サイズからのサイズ分布の
標準偏差が約±2ミクロンであるのが好ましいが、所望
によりこれより若干大きい又は小さい偏差のものも使用
することができる。トナー粉末並びにトナー粒子組成物
及び添加剤を製造する適当な方法は配合及び粉砕、乳化
重合などによることができる。分級は平均粒子サイズ及
び分布を変えるのに使用することができる。トナー粒子
は、凝集やケーキングを殆ど或いは全く起こすことなく
貯蔵できるように、約60℃より高いケーキング温度のよ
うな比較的高いケーキング温度を有するのが好ましい。
前記したような性質を有するトナー粒子に使用するポ
リマーは、例えばアルキル部分の炭素数が1〜約10の、
ポリ(アルキルアクリレート)、ポリ(アルキルメチク
リレート)などのポリ(アクリル及びメタクリル酸)誘
導体などのようなポリエステル;ポリスチレン及びポリ
(スチレンアクリリック)のような、スチレン含有ポリ
マー及びそれらのブレンド;などから選定することがで
きる。
例えば、前記ポリマーは、100重量%基準で、約40〜1
00重量%のスチレン、約0〜45重量%のアルキル部分の
炭素数が約1〜6(例えばメチル、エチル、イソプロピ
ル、ブチルなど)の低級アルキルアクリレート又はメタ
クリレート及び約5〜50重量%のスチレン以外のビニル
モノマー(例えばアルキル部分の炭素数が約6〜20又は
更にそれ以上の高級アルキルアクリレート又はメチクリ
レート)を含む重合されたブレンドから構成することが
できる。前記した共重合ブレンドから製造される典型的
なスチレン含有ポリマーは、100重量%基準で、約40〜6
0重量%スチレン又はスチレン同族体、約20〜50重量%
の低級アルキルアクリレート又はメタクリレート及び約
5〜30重量%のエチルヘキシルアクリレートのような高
級アルキルアクリレート又はメタクリレートからなるモ
ノマーブレンド(例えばスチレン−ブチルアクリレート
−エチルヘキシルアクリレートコポリマーなど)から製
造されたコポリマーである。好ましいスチレンコポリマ
ーはジビニルベンゼンのような少量のジビニル化合物で
共有架橋結合されたものである。その他の種々の有用な
スチレン含有トナーポリマー物質は米国特許第2,917,46
0号、同第2,788,288号、同第2,638,416号、同第2,618,5
52号及び同第2,659,670号並びに米国再発行特許第25,31
6号に開示されている。
当業者であれば、色素、チャージ調節剤などの当業界
で公知の種々の添加剤が一般的な量で本発明のトナー粒
子中に組み入れることができるであろう。
本発明の実施に使用される透明な熱可塑性フィルム用
の適当な熱可塑性ポリマーは約40〜80℃の範囲のガラス
転移温度を有するのが好ましく、約45〜60℃のガラス転
移温度を有するのが更に好ましい。より低いTgのポリマ
ーを使用した場合には、ポリマーが柔らかくなり過ぎて
要素のブロッキング又は付着を起し、逆により高いポリ
マーを使用した場合には、ポリマーが剛くなり過ぎて使
用温度でトナー粒子をピックアップできなくなるおそれ
がある。与えられた状況下に使用されるトナー粒末用の
熱可塑性ポリマーのガラス転移温度に比較して、フィル
ムの熱可塑性ポリマーのTgはトナー熱可塑性ポリマーの
Tgより約10℃高い温度以下とすることが必要である。こ
れはトナー粒子を温めた熱可塑性フィルムの表面にトナ
ー粒子をプレスすることによるトナー粉末の転写を容易
にするためである。ニップ部におけるトナー粉末の溶融
は避けなければならない。例えば、溶融はトナー粉末の
要素への付着又は要素の損傷をきたすおそれがある。ト
ナーの溶融及び拡布は、また、ゲインの増大を招き、そ
して解像性の損傷を生ずる。受容体表面上への溶融融解
によるトナーの定着は、一般に、熱補助転写において使
用されるより、より高い温度において起り、かつより長
い融解ニップ時間(fuser nip duration)を必要とする
ので、転写の間の溶融を避けることができる。
前記フィルムに用いる熱可塑性ポリマーは約65〜200
℃の範囲の融点(Tm)を有するのが好ましく、約65〜12
0℃の範囲の融点(Tm)を有するのが更に好ましい。
前記フィルムは約40〜50ダイン/cmの範囲の表面エネ
ルギーを有するのが好ましい。表面エネルギーのより低
いポリマーを使用した場合には、フィルムのポリマー
は、転写において要素から除かれるトナー粒子に接着し
なくなり、一方表面エネルギーのより高いポリマーを使
用した場合には、フィルムのポリマーは要素に粘着しや
すくなるおそれがある。
前記フィルムに使用される熱可塑性ポリマーの好まし
い数平均分子量は約20,000〜500,000の範囲である。縮
合ポリマーに対しては、好ましい数平均分子量範囲は約
20,000〜80,000である。付加ポリマーに対しては、好ま
しい数平均分子量は約50,000〜500,000である。このポ
リマーの分子量が低い場合にはその物理的性質が劣るよ
うになり、そして脆くなり、クラックしやすくなる。ポ
リマーの分子量が高い場合には、流れ特性が劣り、必要
な追加の費用に対して何の利益も得られない。
好ましいフィルムポリマーは無定形のものであるが、
結晶性又は部分結晶性ポリマーも適当である。フィルム
ポリマーに対する、その他の望ましい特性は、熱安定
性、耐摩耗性、耐空気酸化性及び耐変色性である。
前記したような性質を有するフィルム用ポリマーは、
ポリエステル、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重
合体、ポリメチルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル及び
ポリオレフィン(ポリビニルエチレン−コ−アセテー
ト、ポリエチレン−コ−アクリル)、無定形ポリプロピ
レン、ポリプロピレンのコポリマー及びグラフトコポリ
マー)などから選ぶことができる。異なったポリマーの
混合物(ポリブレンド)が使用できる。本発明に現在好
ましい熱可塑性物質はポリエステルのブレンドである。
適当なポリエステルの例は、ポリ(2,2′−オキシジエ
チレン)−コ−2,2′−ジメチル−1,3−プロピレンテレ
フタレート)及びポリ(2,2′−オキシジエチレン)−
コ−エチレンテレフタレート)である。
熱可塑性ポリマーは一般的な押圧方法でフィルムにす
ることができる。
本発明の実施に使用される熱可塑性フィルムは約5〜
40ミクロンの厚さを有し、好ましくは約10〜20ミクロン
の厚さを有する。これより薄いフィルムは要素からの実
質的に完全なトナー転写を達するのに不十分であり、或
いは本明細書にて使用する裏打ち紙と剥離可能に積層す
るのに使用するための構造的一体性が不十分である。前
記の値より厚いフィルムは不必要と思われ、また本発明
の画像保持受容体の歪曲、層剥離、脆化、画像鮮映性の
減少などの種々の欠点をもたらす。
フィルム形成性熱可塑性フィルムと経済的であるが有
効な支持用基体、例えばセルロース紙との剥離可能な積
層体は、例えば溶媒コーティング、溶融押出、ラッテク
ス被覆などのような好都合な又は一般的な方法によって
調製することができる。前記剥離可能な積層体を調製す
る本発明に現在好ましい方法は、ジクロロメタンのよう
な溶媒中の溶液から物質を被覆すること、又は支持体上
にポリエチレンと熱可塑性物質とを共押出することから
なる。接合強度は物質が自然に剥離しない程度に十分で
なければならない。
本発明の好ましい実施においては、転写操作に含まれ
る接触表面間の粘着を最小にするために剥離剤を使用す
るのが好ましい。
例えば、本発明の実施において熱可塑性フィルムから
の要素の分離を高めるために、剥離剤を使用することが
できる。しかしながら、剥離剤を熱可塑性フィルムの一
つの面に付着(滞積)させ、かつ、その表面を先ず要素
からの調色画像の付着に使用し、次に本発明に従って受
容体に積層するのに使用する場合には、受容体表面と熱
可塑性フィルムとの間の積層接合強度が望ましくはな
い、又は不十分である、と考えられるレベルまで減少す
るおそれがある。これは受容体からの熱可塑性フィルム
を積層分離又は剥離させる可能性は本発明の意図すると
ころではないからである。従って、剥離剤はフィルムよ
りもむしろ要素の表面に塗布するのが好ましい。
剥離剤は、勿論、熱可塑性フィルムの他の面に付着
(滞積)させることもできる。即ち、裏打ち紙に剥離可
能に積層される表面である。或いは、剥離剤は被覆前に
ポリマーと混合することができる。これらの場合に、剥
離剤は紙とフィルムとの間の剥離性を高める助剤として
働く。
本明細書で用いる「剥離剤」なる用語は、二つの表面
が一緒に接触させられている時に、介在することによっ
て両面の間に接着又は粘着が起きるのを防止するか、或
いは接着が仮りに起ったとしても、その接着は、一方の
表面の実質的な断片が他方の表面に埋め込まれて残存す
ることなく、2表面が分離できるような低い濃度の接着
が起きるのに過ぎないような物質をいう。本発明に使用
する好ましい剥離剤は、好ましくは約40ダイン/cm未満
の、低表面エネルギーを有するものである。本発明の実
施に用いるのに適当な剥離剤は適用された表面上又は表
面近傍に残留しやすいものとすべきである。例えば、剥
離剤が相当の濃度でポリマー層中に浸入する場合には、
ポリマーの一体性は弱められるおそれがあり、それによ
って熱の存在下におけるポリマー層の別の表面への接合
性は悪影響を受けるが、又はトナーの接着性に悪影響を
及ぼす。
本発明の実施において、化学的に反応性の剥離剤は良
好に作用しないので、剥離剤は本発明の実施に使用する
ポリマーと化学的に反応してはならない。本発明におい
て使用するのに適当な剥離剤の例は、例えばステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸ニッケル、パルミチン酸亜鉛など
のような有機脂肪酸の疎水性金属塩のような非極性化合
物;例えばポリ[4,4′−イソプロピリデン−ジフェニ
レン−コ−ブロック−ポリ(ジメチルシロキサンジオー
ル)セバケートなどのようなシロキサンコポリマーを含
むポリシロキサンなど;フッ素化炭化水素;過フッ素化
ポリオレフィン;或る種のポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどのような半結晶性ポリマーなどである。本発明で
はポリシロキサン剥離剤が好ましい。
前記剥離剤は種々の公知技術、例えば溶媒コーティン
グ又は摩擦(rubbing)(剥離剤を要素などへの被覆と
して適用される場合)、機械的混合(被覆又は塗布に先
立ってポリマーを剥離剤とブレンドする)などによって
適用することができる。
前記剥離剤の形成は、好ましくは、剥離剤を熱可塑性
ポリマーと共に溶融体中に混合し、溶融体をフィルム中
に直接押出すことによって行なうことができる。この溶
融体は剥離剤約1〜5重量%及び約95〜99重量%の熱可
塑性ポリマーから構成することができる。この溶融物が
固化する際に、剥離剤はフィルムの表面に出て来る。こ
れはこのようにして生成する表面のエネルギーが剥離剤
で表面を被覆することのない場合より低いからである。
本発明を実施する目的に対しては、約30Å〜約1ミク
ロンの範囲の厚さを有する層状の剥離剤の被覆が有用で
あると思われる。もっともこれより厚い被覆や薄い被覆
も使用することができる。
本発明のプロセスの実施において、先ず透明な熱可塑
性フィルムを要素の表面に対して接触させる。この要素
の表面はトナー粉末から成る転写性画像を有している。
熱可塑性フィルムの反対表面は裏打ち材に対して剥離可
能に接合されている。接触直前に、フィルムは、トナー
粒子がそれらの接触位置で相互に終結してフィルム中に
部分的に埋め込まれるような温度に加熱する。画像はフ
ィルムに転写される。
前記接触は、優先的に、以下の条件の組合せを用いて
実施される。
トナー粒子が、熱可塑性フィルム中に部分的に埋め込
ませるのに熱可塑性フィルムのTgよりニップ部における
フィルムの温度が十分に高い温度及び70psiを超える圧
力及び0.002〜0.2秒の時間。
この熱可塑性フィルムの画像保持面は次に受容体の表
面に対して接触させることができ、そしてこの複合体
は、 約75〜200℃の範囲の温度、 約70psiを超える圧力及び 約0.02秒を超える時間 に付される。
好ましくは、裏打ち材は第二の組合せの適用前にフィ
ルムからはぎ取られるか、又は剥離されるが、裏打ち材
は第二の組合せの適用の間、フィルムをエンボス(型
押)しない場合には加熱及び加圧の適用後、除くことが
できる。
得られる複写は熱可塑性フィルムに積層された受容体
から構成され、それらの間に熱融解したトナー粉末から
成る画像が存在する。
任意的ではあるが、好ましくは、剥離剤は要素表面の
少なくとも一方又はフィルム面に予じめ被覆される。
本発明を以下の実施例によって説明する。
例1 厚さ10μmのポリスチレン層をポリエチレンをオーバ
ーコートした紙上にジクロロメチンから被覆した。連続
トーン及びα−数値領域(alpha−numeric region)の
両者からなる白黒画像を有機光導電体に現像し、そして
熱補助転写プロセスを用いて転写した。トナー粒子はス
チレンブチルアクリレートバインダー及びカーボン顔料
からなり、直径約4.5μmであった。転写後、剥離可能
な層はその支持体から除き、支持体と一片の20ゼログ
ララフィーボンド紙の両者を、ボンド紙が熱可塑性層と
接触するように1組みの融解ローラーを通過せしめるこ
とによって一片のボンド紙に付着させた。この紙は加熱
されたローラー(T=115℃)と接触させ、一方支持部
材は非加熱ローラーと接触させた。プロセス速度は約1
インチ/秒であった。剥離可能な層は全体的にボンド紙
に転写され、高トナー転写効率で高品質の画像が得られ
た。
例2 本例は、クロメコート(Kromekote)という名称で販
売されているグラフィックアート紙を受容体として用い
た以外は、例1と同様である。結果は例1で得られたの
と同様であった。
例3 本例は、剥離可能な熱可塑性層を剥離してクロメコー
ト受容体に接着させた後、画像は、前述の融解ローラー
を用いて、カプトン(Kapton)−Hに対してキャストす
ることによってフェロタイプした以外は、例2と同様で
ある。均一な光沢の画像が得られた。トナー量の変化に
よる光沢の差別は認められなかった。これは熱可塑性層
が存在しないで作られた画像の類似の仕上げ(光沢レベ
ルはトナーの量に従って変化する)と対照的である。
例4 4ミル厚のエスター(Estar)を受容体として使用し
た以外は例1と同様である。この画像は次に例3に述べ
るようにしてフェロタイプした。高品質のトランスペア
レンシー(透明ポジ)が得られた。
例5 有機光導電体上にシアン、マゼンタ及びイエロー分解
を現像させることによってカラー画像を作った。これら
はレジスターにおいて剥離可能な加熱可塑性物に転写さ
せた。この熱可塑性物は“コダボンド(Kodabond)511
6"という名称で市販されているポリエステルから成るも
のとした。これは溶融押出プロセスによって支持部材上
に被覆した。転写は熱的に補助転写を用いて達成した。
トナーは、適当な顔料を含むスチレンブチルアクリレー
トポリマーから主として構成した。レジスターにおい
て、3色のすべてを熱可塑性物に転写させた後、熱可塑
性物はその支持部材から除き、前述の方法を用いて、ク
ロメコート紙に付着させた。但し、130℃に加熱した加
熱ローラーを用い、プロセス速度は1/4インチ/秒とし
た。艶消し仕上げの高品質画像が得られた。引き続き、
この画像の半分をケプトン−Hに対してフェロタイプし
た。これによって、高光沢仕上を有する当該部分の画像
が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 7/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一表面にトナー粉末からなる転写性
    画像を有する要素の表面に対して、他の面に裏打ちシー
    トを剥離可能に接合させた透明な熱可塑性フィルムの一
    つの面を接触させ、(b)同時に、前記フィルムを、前
    記トナー粒子をそれらが接触する位置で相互にかつ前記
    フィルムに融解するに十分な温度ではあるが、前記接触
    トナー粒子がフローして単一の塊を生じるには不十分な
    温度に加熱することによって前記画像を前記フィルムに
    転写せしめ、(c)この転写した画像を受容体の表面に
    接触せしめ、(d)前記裏打ちシートを前記熱可塑性フ
    ィルムから除去し、そして(e)得られた前記フィルム
    と前記受容体との複合体を、トナー粒子が熱可塑性フィ
    ルム中に部分的に埋め込ませるのに十分な熱可塑性フィ
    ルムのTgより高い温度及び70psi(482.6kPa)を超える
    圧力及び0.002〜0.2秒の時間から成る組合せ条件に同時
    に付す工程を含んで成る、トナー粒子から成る非静電的
    に転写した調色画像を製造する方法。
  2. 【請求項2】工程(e)の生成物を、 75〜200℃の範囲の温度、 70psi(482.6kPa)を超える圧力及び 0.02秒を超える時間 から成る条件の組合せに付す工程を更に含んで成る請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記トナー粉末が 40〜80℃からのガラス転移温度及び 65〜200℃の溶融温度 を有する熱可塑性ポリマーから成る請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】前記トナー粉末が4〜15ミクロメートルの
    粒子サイズを有する請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記フィルムが5〜40ミクロメートルの厚
    さを有する請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記フィルムが裏打ちシートに剥離可能に
    積層されている請求の範囲第1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記裏打ちシートがセルロース系紙である
    請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記受容体が紙である請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】前記受容体が布である請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】前記受容体がポリマーである請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記ポリマーが透明である請求の範囲第
    10項に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記要素表面の少なくとも一方又は前記
    熱可塑性フィルムの前記一つの面に剥離剤を予じめ塗布
    する請求の範囲第1項に記載の方法。
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