JP3094959B2 - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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JP3094959B2
JP3094959B2 JP17794297A JP17794297A JP3094959B2 JP 3094959 B2 JP3094959 B2 JP 3094959B2 JP 17794297 A JP17794297 A JP 17794297A JP 17794297 A JP17794297 A JP 17794297A JP 3094959 B2 JP3094959 B2 JP 3094959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信機に関し、
特に受信メッセージや時刻等を表示する表示機能を有す
る無線通信機に関する。
【0001】
【従来の技術】近年、無線選択呼出受信機が急速に普及
しており、それに伴って、各無線選択呼出受信機を呼び
出す回数が増加している。周波数は有限の資源であるた
めに、各無線選択呼出受信機を呼び出す回数が増加する
と、受信周波数の割り当てが大変困難になり、通信効率
が劣化するという問題が生じる。
【0002】この問題を解決するために、一部のページ
ング事業者は1996年から「従量制課金制度」を採用
している。従量制課金制度は、基地局で呼出回数をカウ
ントし、その呼出回数に応じた料金を月単位で無線選択
呼出受信機の利用者に課する制度である。そのため、利
用者は、毎月一定の「基本額」と、呼出回数が予め定め
られた回数を超えた場合にのみプラスされる「加算額」
とを、毎月それぞれ支払うことになる。
【0003】図6は、その月の呼出回数と使用料、すな
わち基本額と加算額の合計額との関係を示す図である。
【0004】図6において、細い実線で示した折れ線
(a)は、ある一定幅の呼出回数、本例では呼出回数5
0回毎に使用料が増加することを示すパターンである。
このパターン(a)では、使用料は、呼出回数が50回
までは基本額1300円のみであるが、呼出回数が50
回を越えると、それ以降50回毎に加算額350円が基
本額1300円に加算される。一方、太い実線で示した
折れ線(b)は、呼出回数がある一定回数、すなわち2
00回を越えると、それ以降ある一定幅の呼出回数、す
なわち呼出回数50回毎に使用料が増加することを示す
パターンである。このパターン(b)では、使用料は、
呼出回数が200回までは基本額1700円のみである
が、呼出回数が200回を越えると、それ以降50回毎
に加算額250円が基本額1700円に加算される。通
常、利用者はこれらのパターンを購入時等に選択し、オ
ペレータにより設定してもらうため、希望するパターン
に基づいて使用料を支払うことになる。
【0005】しかしながら、加算額は、その月の呼出回
数によって一定額ではないために、利用者がその目安を
いつでも確認可能とする必要がある。そこで、ページン
グ事業者は、その月の初日から現時点までの合計呼出回
数を利用者に電話にて知らせる「度数照会サービス」を
行っている。利用者が度数照会サービスを使用する場合
には、利用者がサービスセンターに電話をかけると、例
えば「お客様の今月のご利用度数は現在45度数で
す。」のように、電話をかけた月の初日から現時点まで
の合計呼出回数が応答される。
【0006】このようにして、利用者はその月の合計呼
出回数を知りたいときに、サービスセンターに電話をか
ければ、その月の初日から現時点までの合計呼出回数を
確認することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この度
数照会サービスでは、利用者がその月の合計呼出回数を
知りたいときには、その度に利用者がサービスセンター
に電話をかけなければならないため、手間がかかるとい
う問題がある。
【0008】また、利用者がその月の合計呼出回数を確
認するためにサービスセンターに電話をかけると、その
確認に要する電話代がかかり、利用者は使用料の他にそ
の確認に要する電話代をも支払わなければならないとい
う問題がある。特に、利用者が頻繁にその月の合計呼出
回数を確認する場合には、その確認に要する電話代が多
額になるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、利用
者が何ら手間をかけずに、その月の合計呼出回数の目安
を確認することができる無線通信機を提供することにあ
る。
【0010】また、本発明の他の目的は、使用料の他に
何ら電話代がかからずに、その月の合計呼出回数の目安
を確認することができる無線通信機を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線通信機は、メッセージを受信する受信
手段と、メッセージを処理する制御手段と、メッセージ
および受信回数に応じた記号を表示する表示手段と、メ
ッセージを受信したことを報知する報知手段と、を有す
る。記号は、受信回数によって異なり、受信回数が増加
するにつれて利用者に注意を促す記号であることが好ま
しい。また、記号は、報知手段による着信報知とともに
自動表示され、報知手段による着信報知の終了とともに
自動消去される。また、メッセージの受信年月情報を記
憶する第1の記憶手段と、受信回数を記憶する第2の記
憶手段と、メッセージの第1の受信年月情報と、前回受
信したメッセージの第2の受信年月情報とを比較する比
較手段と、を有し、第1の受信年月情報と第2の受信年
月情報が一致した場合には、第2の記憶手段に記憶され
た受信回数を1増加して更新し、第1の受信年月情報と
第2の受信年月情報が一致しない場合には、第2の記憶
手段に記憶された受信回数を1に更新することが望まし
い。
【0012】また、本発明の無線通信機は、メッセージ
を受信する受信手段と、メッセージを処理する制御手段
と、メッセージおよび受信回数を表示する表示手段と、
メッセージを受信したことを報知する報知手段と、を有
する。
【0013】また、本発明の無線通信機は、受信メッセ
ージの受信年月情報を記憶する第1の記憶手段と、受信
回数を記憶する第2の記憶手段と、受信メッセージの第
1の受信年月情報と、前回受信したメッセージの第2の
受信年月情報とを比較する比較手段と、第1の受信年月
情報と第2の受信年月情報が一致した場合に、第2の記
憶手段に記憶された受信回数を1増加して更新する第1
の更新手段と、第1の受信年月情報と第2の受信年月情
報が一致しない場合に、第2の記憶手段に記憶された受
信回数を1に更新する第2の更新手段と、第1および第
2の更新手段によって更新された受信回数に基づいた記
号を表示する表示手段と、を有する。
【0014】また、本発明の無線通信機は、受信メッセ
ージの受信年月情報を記憶する第1の記憶手段と、受信
回数を記憶する第2の記憶手段と、受信メッセージの第
1の受信年月情報と、前回受信したメッセージの第2の
受信年月情報とを比較する比較手段と、第1の受信年月
情報と第2の受信年月情報が一致した場合に、第2の記
憶手段に記憶された受信回数を1増加して更新する第1
の更新手段と、第1の受信年月情報と第2の受信年月情
報が一致しない場合に、第2の記憶手段に記憶された受
信回数を1に更新する第2の更新手段と、第1および第
2の更新手段によって更新された受信回数に基づいた記
号を表示する表示手段と、着信を報知する報知手段とを
有し、着信時に報知手段による着信報知とともに記号が
自動表示され、報知手段による着信報知の終了とともに
記号が自動消去される。
【0015】また、本発明の無線通信機は、メッセージ
を受信するステップと、着信を報知するステップと、受
信回数に基づいた記号を表示する第1の表示ステップ
と、メッセージを表示する第2の表示ステップと、を有
する。
【0016】また、本発明の無線通信機は、メッセージ
を受信するステップと、着信を報知するステップと、受
信回数を表示する第1の表示ステップと、メッセージを
表示する第2の表示ステップと、を有する。
【0017】また、本発明の無線通信機は、メッセージ
を受信するステップと、着信を報知するステップと、受
信回数に基づいた記号を自動表示する第1の表示ステッ
プと、着信報知を終了するステップと、記号を自動消去
するステップと、メッセージを表示する第2の表示ステ
ップと、を有する。
【0018】さらに、受信回数を記憶するステップと、
メッセージを受信するステップと、着信を報知するステ
ップと、メッセージの第1の受信年月情報と、前回受信
したメッセージの第2の受信年月情報とを比較するステ
ップと、第1の受信年月情報と第2の受信年月情報が一
致した場合に、受信回数を1増加して更新する第1の更
新ステップと、第1の受信年月情報と第2の受信年月情
報が一致しない場合に、受信回数を1に更新する第2の
更新ステップと、第1および第2のステップによって更
新された受信回数に基づいた記号を自動表示する第1の
表示ステップと、着信報知を終了するステップと、記号
を自動消去するステップと、メッセージを表示する第2
の表示ステップと、を有する。第1および第2の表示ス
テップは、同時に行われることが望ましい。また、受信
回数は、当月の初日から現時点までの受信回数の累計で
あることが好ましい。さらに、無線通信機は、無線選択
呼出受信機であることが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線通信機の一実
施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、
本実施の形態に係る無線通信機、好ましくは無線選択呼
出受信機の回路構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、無線部2は、図示せぬ基地
局からアンテナ1を介して受信した無線信号を増幅し、
かつ復調する。波形整形回路3は、無線部2において復
調された信号をデジタル信号に変換する。デコーダ部4
は、波形整形回路3から入力したデジタル信号に含まれ
る選択呼出番号とIDメモリ部5に予め記憶されている
自己の選択呼出番号とを比較照合する。デジタル信号内
に含まれる選択呼出番号と自己の選択呼出番号とが一致
した場合には、自己宛のメッセージを受信したことを知
らせる報知信号を中央処理装置(central processing u
nit(CPU))6に出力する。
【0021】書き込み可能な読出し専用メモリ(progra
mmable read only memory(PROM))7は、受信し
たメッセージをタイマー10からの受信年月情報、すな
わち受信年月日および時刻とともに記憶する。PROM
7は、受信した順に受信したメッセージとそれに対応す
る受信年月情報を予め設定されているメモリ件数まで記
憶する。PROM8は、受信したメッセージの受信年月
における受信回数の累計を記憶する。受信回数は、CP
U内の図示せぬカウンタ等でカウントする。PROM7
内に記憶された受信メッセージおよび受信年月情報と、
PROM8内に記憶された受信回数の累計は、一つのP
ROMにそれぞれの領域を設けてそれぞれ格納するよう
にしてもよい。読出し専用メモリ(read only memory
(ROM))9は、PROM8に記憶される受信回数の
累計に対応する一連のイラスト、もしくは記号を格納す
る。PROM8には、受信回数の累計によって異なるイ
ラストがそれぞれ格納されるが、それら一連のイラスト
は受信回数の累計が増加すると使用者に注意を促すもの
であることが好ましい。また、PROM8には、予め複
数の一連のイラストを格納しておき、使用者のスイッチ
部11操作により、表示させたい一連のイラストを選択
可能とすることが望ましい。
【0022】CPU6は、デコーダ部4から受信信号が
入力されると、LCDドライバ12に制御信号を出力す
る。LCDドライバ12は、CPU6から制御信号が入
力されると、ROM9に格納されているイラスト、もし
くはPROM7に記憶された受信メッセージをLCD1
3に表示する。PROM7に記憶された受信メッセージ
は、使用者がスイッチ部11を操作することにより、最
新の受信メッセージから順にLCD13にスクロール表
示可能とすることが好ましい。また、LCD13には、
タイマー10からの現在時刻情報、すなわち現在の年月
日および時刻および使用者のスイッチ部11操作による
種々の機能名等をも表示可能とすることが好ましい。ま
た、CPU6は、デコーダ部4から受信信号が入力され
ると、ドライバ部14に制御信号を出力する。ドライバ
部14は、CPU6から制御信号が入力されると、LE
D15およびスピーカ16を駆動して呼び出しがあった
ことを報知する。呼出報知には、LED15もしくはス
ピーカ16のうちいずれか一方のみを用いてもよく、ま
た他の報知手段、例えばバイブレータを用いてもよい。
【0023】図2は、図1に示したPROM7における
データ格納例を示す図である。
【0024】図2において、PROM7には、受信した
順に受信したメッセージとそれに対応する受信年月情報
を予め設定されているメモリ件数、例えば50件まで記
憶する。格納形式は、好ましくは「YY/MM/DD/
HH:MM 受信メッセージ」である。YYは、受信し
た年を、MMは、受信した月を、DDは、受信した日
を、HH:MMは、受信した時刻を、それぞれ示してい
る。PROM7の記憶容量が満たされている状態、すな
わち受信データが既に50件格納されている状態で、新
たなメッセージを受信した場合には、最も古い受信デー
タ、すなわち50件目の受信データから順に消去する。
重要な受信データに対しては、自動消去されないように
使用者のスイッチ部11操作により保護するようにする
ことが好ましい。また、重要でない受信データに対して
は、使用者のスイッチ部11操作により消去可能とする
ことが好ましい。
【0025】次に、図1に示した無線選択呼出受信機の
動作について図3および4のフローチャートを参照して
説明する。本実施の形態に係る無線選択呼出受信機で
は、使用料が図6(a)に示すパターンで定められ、呼
出回数50回毎に使用料が増加するパターンが予め利用
者によって設定されている。
【0026】受信待ち受け状態(ステップ101)で着
信があると(ステップ102)、CPU6は、受信した
メッセージをタイマー10からの受信年月情報、すなわ
ち受信年月日および時刻とともにPROM7に記憶す
る。また、CPU6は、受信したメッセージの受信年月
情報と前回受信したメッセージの受信年月情報を比較
し、両者の受信年月が一致するか否かを判定する(ステ
ップ103)。
【0027】両者の受信年月が一致しない場合、すなわ
ち受信したメッセージがその月最初のメッセージである
場合には(ステップ103でNO)、PROM8に記憶
されている受信回数累計を“1”に更新し(ステップ1
04)、ROM9に格納されている図5(a)に示すイ
ラストを表示する(ステップ105)。
【0028】一方、両者の受信年月が一致した場合、す
なわち受信したメッセージがその月の2回目以降のメッ
セージである場合には(ステップ103でYES)、P
ROM8に記憶されている受信回数累計を1つ増加させ
て更新する(ステップ106)。そして、CPU6は、
PROM8に記憶されている受信回数累計を参照して、
受信回数累計が50回以上であるか否かを判定する(ス
テップ107)。受信回数累計が50回以上でない場
合、すなわち50回未満である場合には(ステップ10
7でNO)、ROM9に格納されている図5(a)に示
すイラストを表示する(ステップ105)。図5(a)
に示されたイラストは、受信回数累計が50回未満であ
ることを示している。受信回数累計が50回以上である
場合には(ステップ107でYES)、さらにCPU6
は、受信回数累計が100回以上であるか否かを判定す
る(ステップ108)。受信回数累計が100回以上で
ない場合、すなわち50回以上100回未満である場合
には(ステップ108でNO)、ROM9に格納されて
いる図5(b)に示すイラストを表示する(ステップ1
09)。図5(b)に示されたイラストは、受信回数累
計が50回以上100回未満であることを示しており、
図5(a)に示されたイラストから1つイラストが追加
されている。受信回数累計が100回以上である場合に
は(ステップ108でYES)、さらにCPU6は、受
信回数累計が150回以上であるか否かを判定する(ス
テップ110)。受信回数累計が150回以上でない場
合、すなわち100回以上150回未満である場合には
(ステップ110でNO)、ROM9に格納されている
図5(c)に示すイラストを表示する(ステップ11
1)。図5(c)に示されたイラストは、受信回数累計
が100回以上150回未満であることを示しており、
図5(b)に示されたイラストから1つイラストが追加
されている。受信回数累計が150回以上である場合に
は(ステップ110でYES)、さらにCPU6は、受
信回数累計が200回以上であるか否かを判定する(ス
テップ112)。受信回数累計が200回以上でない場
合、すなわち150回以上200回未満である場合には
(ステップ112でNO)、ROM9に格納されている
図5(d)に示すイラストを表示する(ステップ11
3)。図5(d)に示されたイラストは、受信回数累計
が150回以上200回未満であることを示しており、
図5(c)に示されたイラストから1つイラストが追加
されている。受信回数累計が200回以上である場合に
は(ステップ112でYES)、ROM9に格納されて
いる図5(e)に示すイラストを表示する(ステップ1
14)。図5(e)に示されたイラストは、受信回数累
計が200回以上であることを示しており、図5(d)
に示されたイラストから1つイラストが追加されてい
る。
【0029】ステップ105、109、111、113
および114の処理において、それぞれ受信回数累計に
基づくイラストを表示するとともに、LED15および
スピーカ16により着信を報知する(ステップ11
5)。利用者がこの着信報知に気付き、利用者によって
スイッチ部11が操作されると(ステップ116でYE
S)、LED15およびスピーカ16による着信報知を
終了させるとともに、それまで表示していたイラストを
消去する(ステップ117)。その後、受信したメッセ
ージを表示する(ステップ118)。
【0030】このように、本実施の形態の無線選択呼出
受信機によれば、着信報知と同時にその月の受信回数累
計に基づくイラストを表示し、利用者のスイッチ部11
操作により着信報知およびイラストの表示を終了させて
受信メッセージを表示するため、利用者はメッセージを
受信する度にその月の受信回数累計の目安をイラストで
確認することができる。
【0031】なお、基地局での呼出回数のカウントは、
無線選択呼出受信機が受信不可能な条件下、例えば電波
の届かない場所にいる場合や電源がOFFされている場
合でも行われ、その呼出回数に基づいた料金が利用者に
課せられる。本願発明では、実際に受信した回数のみが
カウントされるため、受信回数は基地局での呼出回数の
カウント、すなわち課金対象回数とは異なる場合もあり
得る。したがって、実際の受信回数を表示するのではな
く、受信回数の目安となるイラスト、記号等を用いて表
示する。
【0032】本発明の無線通信機は、上記実施の形態に
限定されるものではない。たとえば、本実施の形態の無
線通信機では、PROM8にその月の受信回数累計のみ
を格納しているが、過去の履歴、すなわち前月以前の受
信回数累計をも格納し、スイッチ部11を操作すること
により利用者が過去のある月の受信回数累計を再度確認
できるようにしてもよい。
【0033】また、無線通信機が有する自己の選択呼出
番号の数は何ら限定されず、複数の選択呼出番号を有し
てもよい。この場合には、受信メッセージは選択呼出番
号別に分類されることなく、まとめてPROM7に記憶
してもよく、また受信メッセージは選択呼出番号別に分
類し、PROM7内のそれぞれの領域に記憶してもよ
い。同様に、PROM8内に記憶する受信回数累計につ
いても、選択呼出番号別に分類されることなく、まとめ
て記憶してもよく、選択呼出番号別に分類して記憶して
もよい。したがって、着信報知と同時に表示するイラス
トについても、各選択呼出番号の受信回数をまとめた受
信回数累計に基づくイラストを表示してもよく、ある一
つの選択呼出番号を予め選択し、その受信回数累計に基
づくイラストを表示してもよい。この場合には、複数の
選択呼出番号からある一つの選択呼出番号の選択は、使
用者のスイッチ部11操作により行われることが好まし
い。
【0034】また、本実施の形態の無線通信機では、受
信回数に基づいて使用料が図6(a)に示すパターンで
定められているが、このパターンは図6(a)および
(b)に限定されない。したがって、本実施の形態の無
線通信機では、イラストを表示させるための受信回数の
しきい値を、図3および4に示すように50、100、
150および200に設定しているが、このしきい値の
設定は何ら限定されない。受信回数に基づいて使用料が
図6(b)に示すパターンで定められる場合には、しき
い値を200、250、300および350に設定する
ことが好ましい。また、このしきい値の数についても、
何ら限定されない。さらに、本実施の形態の無線通信機
では、図5(a)〜(e)に示すように、5つのイラス
トが表示可能であるが、このイラストの数についても何
ら限定されない。しかしながら、イラストの数は受信回
数のしきい値に対応していることが好ましい。
【0035】また、本実施の形態の無線通信機では、そ
の月の受信回数累計の目安を示すイラストを着信時に自
動的に表示しているが、予め利用者がスイッチ部11を
操作することにより、その月の受信回数累計を自動表示
しないように設定することもできる。この場合には、さ
らに利用者がスイッチ部11を操作することにより、そ
の月の受信回数累計が自動的に表示されることが好まし
い。
【0036】また、本実施の形態の無線通信機では、そ
の月の受信回数累計の目安を示すイラストを着信報知と
同時に表示しているが、イラストを表示させるタイミン
グは着信時に限定されない。例えば、利用者が受信回数
累計を確認したいときに、スイッチ部11を操作するこ
とによってイラストを表示させてもよく、また、利用者
がスイッチ部11を操作して電源をONしたときに表示
させてもよく、さらに、予め定められた時間が経過する
と、自動的に表示させてもよい。表示されたイラスト
は、使用者のスイッチ部11操作によって消去されるよ
うにしてもよく、ある一定時間経過後に自動的に消去さ
れるようにしてもよい。
【0037】また、本実施の形態の無線通信機では、着
信報知と同時にイラストを表示し、使用者のスイッチ部
11操作による着信報知およびイラスト表示の終了後に
受信メッセージを表示しているが、イラストの表示形態
はこれに限定されない。例えば、イラストと受信メッセ
ージを同時に表示してもよい。イラストは受信メッセー
ジに限らず、他の表示、例えば時刻や機能名と同時に表
示してもよい。
【0038】さらに、本実施の形態の無線通信機では、
その月の受信回数累計の目安をイラストで表示している
が、その月の受信回数累計の目安を示す表示方法はイラ
ストに限定されない。例えば、利用者が基地局での呼出
回数のカウントと、実際の受信回数との差異を気にしな
い場合には、その月の受信回数の累計をそのまま数字で
表示してもよい。この場合には、表示される数字がその
月の受信回数累計の目安であることを予め利用者に認識
させる必要がある。また、その月の受信回数の累計をグ
ラフ、例えば棒グラフや円グラフを用いて示してもよ
い。この場合には、表示される受信回数の累計が目安で
あることを利用者に認識させるために、目盛りを大きく
設けることが好ましい。
【発明の効果】以上、説明したように本発明の無線通信
機によれば、着信があると、着信報知と同時に、その月
の受信回数の累計がイラストで表示されるため、着信時
に利用者は何ら手間をかけずに、その月の受信回数累計
の目安を確認することができ、その受信回数の累計に基
づいて、利用者はその月の使用料を推定することができ
る。
【0039】また、無線通信機内でその月の受信回数累
計を記憶し、その受信回数の累計に対応するイラストを
着信時に自動表示するため、利用者は使用料の他に何ら
電話代がかからずに、その月の受信回数累計の目安を確
認することができる。
【0040】さらに、無線通信機が電波の届かない場所
にいる場合や電源がOFFされている場合に受信できな
かった呼び出しのために、基地局における呼出回数と無
線通信機内に記憶される受信回数とで差異が生じる場合
においても、その月の受信回数累計がある一定幅で異な
るイラストで表示されるため、その差異が吸収される可
能性が大きく、利用者が不要な混乱を招くことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線選択呼出受信機の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明によるPROM7のデータ格納例を示す
図である。
【図3】本発明による無線選択呼出受信機の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明による無線選択呼出受信機の動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明によるROM9のイラスト格納例を示す
図である。
【図6】従来の従量制課金制度を説明する図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 波形整形回路 4 デコーダ部 5 IDメモリ部 6 CPU 7 PROM 8 PROM 9 ROM 10 タイマー 11 スイッチ部 12 LCDドライバ 13 LCD 14 ドライバ部 15 LED 16 スピーカ

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを受信する受信手段と、前記
    メッセージを処理する制御手段と、前記メッセージおよ
    び受信回数に応じた記号を表示する表示手段と、前記メ
    ッセージを受信したことを報知する報知手段と、 前記
    メッセージの受信年月情報を記憶する第1の記憶手段
    と、前記受信回数を記憶する第2の記憶手段と、を有す
    る無線通信機において、 前記メッセージの第1の受信年月情報と、前回受信した
    メッセージの第2の受信年月情報とを比較する比較手段
    を有し、前記第1の受信年月情報と前記第2の受信年月
    情報が一致した場合には、前記第2の記憶手段に記憶さ
    れた前記受信回数を1増加して更新し、前記第1の受信
    年月情報と前記第2の受信年月情報が一致しない場合に
    は、前記第2の記憶手段に記憶された前記受信回数を1
    に更新することを特徴とする無線通信機。
  2. 【請求項2】 メッセージを受信する受信手段と、前記
    メッセージを処理する制御手段と、前記メッセージおよ
    び受信回数を表示する表示手段と、前記メッセージを受
    信したことを報知する報知手段と、 前記メッセージの
    受信年月情報を記憶する第1の記憶手段と、前記受信回
    数を記憶する第2の記憶手段と、を有する無線通信機に
    おいて、 前記メッセージの第1の受信年月情報と、前回受信した
    メッセージの第2の受信年月情報とを比較する比較手段
    を有し、前記第1の受信年月情報と前記第2の受信年月
    情報が一致した場合には、前記第2の記憶手段に記憶さ
    れた前記受信回数を1増加して更新し、前記第1の受信
    年月情報と前記第2の受信年月情報が一致しない場合に
    は、前記第2の記憶手段に記憶された前記受信回数を1
    に更新することを特徴とする無線通信機。
  3. 【請求項3】 メッセージを受信する受信手段と、前記
    メッセージを受信したことを報知する報知手段と、受信
    メッセージの受信年月情報を記憶する第1の記憶手段
    と、受信回数を記憶する第2の記憶手段と、前記受信メ
    ッセージの第1の受信年月情報と、前回受信したメッセ
    ージの第2の受信年月情報とを比較する比較手段と、前
    記第1の受信年月情報と前記第2の受信年月情報が一致
    した場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記受信
    回数を1増加して更新する第1の更新手段と、前記第1
    の受信年月情報と前記第2の受信年月情報が一致しない
    場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記受信回数
    を1に更新する第2の更新手段と、前記第1および第2
    の更新手段によって更新された前記受信回数に基づいた
    記号を表示する表示手段と、を有することを特徴とする
    無線通信機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段による着信報知とともに前
    記記号が自動表示されることを特徴とする請求項3記載
    の無線通信機。
  5. 【請求項5】 前記報知手段による着信報知の終了とと
    もに前記記号が自動消去されることを特徴とする請求項
    4記載の無線通信機。
  6. 【請求項6】 受信メッセージの受信年月情報を記憶す
    る第1の記憶手段と、受信回数を記憶する第2の記憶手
    段と、前記受信メッセージの第1の受信年月情報と、前
    回受信したメッセージの第2の受信年月情報とを比較す
    る比較手段と、前記第1の受信年月情報と前記第2の受
    信年月情報が一致した場合に、前記第2の記憶手段に記
    憶された前記受信回数を1増加して更新する第1の更新
    手段と、前記第1の受信年月情報と前記第2の受信年月
    情報が一致しない場合に、前記第2の記憶手段に記憶さ
    れた前記受信回数を1に更新する第2の更新手段と、前
    記第1および第2の更新手段によって更新された前記受
    信回数に基づいた記号を表示する表示手段と、着信を報
    知する報知手段とを有し、着信時に前記報知手段による
    着信報知とともに前記記号が自動表示され、前記報知手
    段による着信報知の終了とともに前記記号が自動消去さ
    れることを特徴とする無線通信機。
  7. 【請求項7】 前記受信回数が、当月の初日から現時点
    までの受信回数の累計であることを特徴とする請求項6
    記載の無線通信機。
  8. 【請求項8】 メッセージを受信するステップと、着信
    を報知するステップと、受信回数に基づいた記号を自動
    表示する第1の表示ステップと、着信報知を終了するス
    テップと、前記記号を自動消去するステップと、前記メ
    ッセージを表示する第2の表示ステップと、を有するこ
    とを特徴とする無線通信機の表示方法。
  9. 【請求項9】 受信回数を記憶するステップと、メッセ
    ージを受信するステップと、着信を報知するステップ
    と、前記メッセージの第1の受信年月情報と、前回受信
    したメッセージの第2の受信年月情報とを比較するステ
    ップと、前記第1の受信年月情報と前記第2の受信年月
    情報が一致した場合に、前記受信回数を1増加して更新
    する第1の更新ステップと、前記第1の受信年月情報と
    前記第2の受信年月情報が一致しない場合に、前記受信
    回数を1に更新する第2の更新ステップと、前記第1お
    よび第2のステップによって更新された前記受信回数に
    基づいた記号を自動表示する第1の表示ステップと、着
    信報知を終了するステップと、前記記号を自動消去する
    ステップと、前記メッセージを表示する第2の表示ステ
    ップと、を有することを特徴とする無線通信機の表示方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の表示ステップが
    同時に行われることを特徴とする請求項9記載の無線通
    信機の表示方法。
  11. 【請求項11】 前記受信回数が、当月の初日から現時
    点までの受信回数の累計であることを特徴とする請求項
    9記載の無線通信機の表示方法。
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