JP2003501895A - 電話機システムにおいて異なる料金期間を一斉同報通信する方法 - Google Patents

電話機システムにおいて異なる料金期間を一斉同報通信する方法

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Abstract

(57)【要約】 通信システムの加入者は、加入者へのサービスに対するサービス課金が通知される。通信システムにおいて、サービス課金メッセージは、加入者によって動作される加入者局に送られる。サービス課金メッセージは、未来の料金期間の開始時刻と未来の料金期間の料金指示を含む。サービス課金メッセージを受信する加入者局は開始時刻と料金指示を処理する。サービス課金情報は記憶されて取出され、加入局のディスプレイに表示される。料金指示は、通常加入者のサービスプランの一部を形成するオフピーク時無料通信時間の早めの指示が含まれ、それによりピーク時にオフピーク時無料通信時間を使用することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 ［発明の属する技術分野］ 本発明は、通信システムの加入者に、加入者へのサービスに対するサービス課
金を通知する方法に係る。本発明は更に、サービス課金の通知を処理する加入者
局に係る。通信システムは有線又は無線システムである。サービスは音声サービ
ス又はデータサービスである。
【０００２】 ［従来の技術］ 独国特許出願第３３０５９７８Ａｌ号に、加入者が所望の呼の瞬間的費用に対
し所望の呼の重要性を考えられるよう、加入者に各瞬間のトラフィック状況に対
応する現在有効な料金を信号で知らせることによりトラフィックのピークが平滑
化される通信システムが開示される。特に、料金信号は接続設定を始動させた加
入者に送信され、料金信号は現在のネットワーク負荷に対応する料金を示す。後
者の場合において、加入者が呼の設定を切断すると、呼の設定と及び呼を完了す
るために必要であったであろう全ての必要なネットワーク資源が割り当てられる
必要はない。現在の料金はシステムによって個々の加入者局に定期的な間隔で、
例えばＩＳＤＮ網の場合、加入者局のＩＳＤＮ信号路において信号によって伝え
られる。加入者は、実際に電話をかける前にシステムから現在の料金を要求する
ことも可能である。料金信号は、現在の料金が加入者局のディスプレイに表示さ
れるよう符号化されて送信されうる。更に、加入者局内のマイクロプロセッサは
、所望の呼が最初にマイクロプロセッサのメモリに記憶され、加入者局によって
好適な現在有効である料金信号が受信された場合に、記憶された呼を自動的にダ
イアルするようプログラムされることが開示される。
【０００３】 独国特許出願第３３０５９７８Ａｌ号に開示される発明では、トラフィックの
ピーク平滑化は達成されるが、開示される平滑化方法は、好適な費用で電話をか
けられる時間に関して不確かである。更に、好適な現在有効である料金を受けた
際にマイクロプロセッサが自動的に呼を設定する場合、そのような自動呼設定は
、加入者がその特定の時間に電話をかけることができない、又は他のことをして
いて邪魔されたくない場合に加入者にとって不都合である。
【０００４】 国際特許出願第９５／２０２９８号では、料金フレーム内の料金変更データを
加入者に電話呼の間に送信する方法が開示される。この方法では、呼設定の際に
、公衆電話の加入者は現在の料金について通知され、現在の料金に応じて減って
ゆく呼に対する総額が、それが消費されるまで与えられる。呼が依然として終了
しない場合、その時に有効であった料金に対し更なる総額が更なる料金フレーム
において供給され、その時以前に有効であった料金とその時に有効である料金は
異なる可能性が高い。この方法では、システム運用者は運用者と加入者の両方に
好適な料金状況を達成しようと努力する。独国特許出願第３３０５９７８号と同
様に、この方法も好適な費用で電話をかけられる時間に関し、加入者にとってあ
まり便利ではない。
【０００５】 国際特許出願第９４／２８６７０号には、通信網における呼の料金を示す方法
が開示される。呼の料金の指示は、網が呼を完全に設定するため及び呼を完了さ
せるために必要な全ての資源を割り当てることなく、最初の呼の設定の際にユー
ザに与えられる。最初の呼の設定はユーザが許可を与えた場合にのみ終了される
。この料金通知サービスもまた、好適な費用で電話をかけられる時間に関し、ユ
ーザにとって不都合である。
【０００６】 国際特許出願第９６／２０５７１号では、２人の加入者の間の呼の価格を決め
るために、移動電話機網で使用される料金基準が開示される。移動無線加入者の
料金は有線網加入者の料金とは異なることが開示される。移動電話機網内の２人
の加入者の移動状況に依存して、どのように呼の費用が発呼者と受呼者の間で分
割されるかが説明される。更に、移動無線網では、いわゆるオフピーク時には低
い料金が適用され、ピーク時には通常よりも高い料金が適用されることが開示さ
れる。
【０００７】 米国特許第５６５９６０１号では、既存のものに代わるレート構造のために、
レートプラン分析が供給できるよう実際のピーク時及びオフピーク時の利用情報
、更に顧客割引のような請求情報がシステムによって使用される移動無線システ
ムが開示される。
【０００８】 国際特許出願第９６／２０５７１号及び米国特許第５６５９６０１号は共に、
移動電話機運用者によるオフピーク時レートとピーク時レートの適用が開示され
る。オフピーク期間は通常、サービスプランの一部であり、典型的に午後７時か
ら午前７時又は同様の時間と週末の間に提供され、即ち、ネットワーク運用者及
び加入者に柔軟性を与えない。
【０００９】 ［発明のまとめ］ 本発明は、通信システムの加入者に、通信のピークトラフィックが平滑化され
るよう一定時間に亘って変動するサービス課金を柔軟に通知する方法を提供する
ことを目的とする。
【００１０】 本発明は更に、無料のオフピーク時通信時間を含む加入者のサービスプランを
考慮し、運用者は運用者の収入を最適化させることが可能な方法を提供すること
を目的とする。
【００１１】 本発明は更に、受信したサービス課金メッセージの一斉同報通信を、メッセー
ジに応じて処理する加入者局を提供することを目的とする。
【００１２】 本発明は更に、受信したサービス課金情報を表示するユーザフレンドリーなイ
ンタフェースが設けられた加入者局を提供することを目的とする。
【００１３】 本発明の、通信システムの加入者に、加入者へのサービスに対するサービス課
金を通知する方法は、通信システムからのサービス課金メッセージを加入者に一
斉同報通信し、サービス課金メッセージは未来の料金期間の開始時刻と未来の料
金期間の料金指示を含み、サービス課金メッセージを受信すると未来の料金期間
の開始時刻と料金を処理する方法である。
【００１４】 通常、通話プランにおいて多くのオフピーク時無料通信時間を有する移動電話
機の加入者のような加入者の利点は、そのような無料のオフピーク時通信時間を
より柔軟に使用することができることである。運用者によって通常は固定された
時間外のオフピーク時間、例えば午後７時から午前７時の時間の提供がなければ
、加入者は固定された時間内でのみ無料通信時間を使用することが可能である。
【００１５】 通信システムの運用者にとっての利点は、収入が改善されることである。これ
は、加入者がより多くの無料通信時間を固定された時間外で使用すると、そのよ
うな加入者は、たとえ全ての無料通信時間を使用されていても、固定された期間
内でエアタイムを使用する可能性が高いという考えに基づいている。これは通常
固定された期間の間では、料金は固定され、通常よりピーク時に似た期間外の料
金よりも低いからである。運用者は、呼挙動分析を行い更にトラフィック強度を
測定し、その分析と測定を考慮して上記固定された安い期間外で、安い呼期間を
容易に提供できるようにする。通話プランは、オフピーク時通信時間に対し割引
された料金を含むことができる。料金指示はそのような割引された料金を示し、
加入者は、サービス課金メッセージに示されるように、上述の割引された料金で
の通信時間をピーク時に使用することができる。
【００１６】 更に、加入者は、ピーク時における臨時的なオフピーク時の料金レートについ
て十分に通知され、呼の重要性及び呼の費用を考慮してより良好に呼を計画でき
るよう未来の料金期間の終了時刻も有利に与えられる。
【００１７】 運用者は未来の料金期間についての情報を漸次的に与えることが可能であり、
それは加入者側の幾つかの不確かさによって、料金オプションに対しそれを利用
できる加入者が多くなりすぎることを防止するという運用者に対する利点を有す
る。運用者は更に、同時に幾つかの未来の料金期間についての情報を一斉同報通
信することを決めることが可能であり、それにより加入者に対するサービスが改
善される。料金情報は、当日又は後の日に関する情報を含む。
【００１８】 運用者は更に、固定されたオフピーク期間以外の一日のうちの特定の時刻に、
オフピーク期間の開始又はピーク期間の開始若しくは再開を示す等、異なる料金
を有する未来の料金期間の開始時刻のみを有するメッセージを一日を通じて繰り
返し与えることも可能である。
【００１９】 本発明の実施例では、加入者局は、受信したサービスに対する料金情報を処理
するユーザフレンドリーなインタフェースを有する。そのようなユーザフレンド
リーなインタフェースでは、サービスに対する料金情報は、一日の異なる料金期
間と料金を反映する三角形のようなアイコン又は棒グラフ等の形式で表示される
。ここでは加入者は、表示された情報に基づいて、高い費用に対し直ぐに電話を
かけるか又は後まで電話することを延期させるかを決める便利な手段を有する。
【００２０】 他の実施例では、サービス課金メッセージに含まれる情報は、自由形式の英数
字メッセージである。
【００２１】 ［発明の実施の形態］ 図１は、第１のセルラ無線網２、第２のセルラ無線網３、及び公衆電話網（Ｐ
ＳＴＮ）４を含む通信システム１を示す。第１のセルラ無線網２は、無線基地局
１０、１１、１２、１３、及び１４をそれぞれ有する多数の無線区域５、６、７
、８、及び９を含む。第２のセルラ無線網３は、無線基地局１６を有する無線区
域１５を含む。更に、加入者局である無線区域５内の移動無線局１７及び移動無
線局１８、無線区域９内の移動無線局１９、無線区域１５内の移動無線局２０、
及び公衆電話網４の有線電話機２１が示される。第１のセルラ無線網２では、無
線基地局１０、１１、及び１２は交換局３０に、無線基地局１３及び１４は交換
局３１に接続される。第２のセルラ無線網３では、無線基地局１６は交換局３２
に接続される。交換局３０及び３２は公衆電話網４へのゲートである。交換局３
０、３１及び３２はいわゆるホーム位置及びビジター位置レジスタ３３、３４、
及び３５に接続される。
【００２２】 移動無線局をセルラ無線網に登録すると、登録データはホーム位置レジスタに
セルラネットワーク運用者によって登録される。移動無線局がセルラ網を移動す
ると、この登録データの一部がビジター位置レジスタに複写される。本実施例の
通信網では、移動無線局は第１のセルラ無線網２から第２のセルラ無線網３に移
動することが可能である。第１のセルラ無線網２及び第２のセルラ無線網３は部
分的に重なる網であるか又は地理的に離れた網である。移動無線局の実際の地理
的な位置に依存して、ネットワーク運用者は特定のサービス課金を課金する。ホ
ーム位置領域、例えば無線基地局１０、１１、及び１２によってカバーされる領
域内の移動無線局に適用される基本サービスに加えて、ネットワーク運用者は通
常、いわゆる移動料金を課金する。特に無線移動局がホーム運用者からビジター
運用者に移動すると、ビジター運用者はより高いサービス課金を課金する。無線
又は有線網の運用者による音声又はデータの通信に対するサービス課金の計算は
従来技術において既知である。通常、ネットワーク運用者は加入者にホームにお
ける呼は低い料金で、そうでない場合は高い料金である特定の通話プランを提供
する。更に運用者は、オフピーク時には低い料金にするピーク時及びオフピーク
時用の料金区別を適用する。典型的にオフピーク時は週日の午前７時から午後７
時までと週末の間である。更にこのような通話プランは通常、オフピーク時無料
通信時間、例えば毎月６０分間のオフピーク時無料通信時間を含む。加入者は、
毎月のオフピーク時無料通信時間を使った後、オフピーク時にはオフピーク時に
おけるサービスに対する料金が課金される。本発明では、より柔軟なサービス課
金の課金が提供される。特に、ピーク時におけるトラフィックを平滑化させるよ
う加入者の発呼挙動に影響させる方法が説明される。このような発呼挙動は、ピ
ーク時にオフピーク時無料通信時間を提供することにより特に変わるが、ピーク
時に低い料金を提供することによっても変わる。この観点から、加入者はピーク
時におけるオフピーク時無料通信時間、及び特にピーク時の割引されたサービス
課金が予め通知されることが不可欠である。本発明は、加入者が呼毎に又は一斉
同報通信に基づいて現在の料金についてのみ知らされる従来技術の料金通知方法
から区別される。
【００２３】 図２に、通信システム１に使用される加入者局１７のブロック図を示す。移動
無線局１７は、受信枝部４０及び送信枝部４１を含み、受信枝部４０及び送信枝
部４１は、送受切換器４３及び帯域フィルタ４４を介しアンテナ４２に接続され
る。受信枝部４０は、低雑音増幅器４５と、増幅器４５に接続された周波数ダウ
ンコンバータ段又はミキサ４６とミキサ４６に続く復調器４７を含む。移動無線
局１７は、アナログ式移動無線システム、ＧＳＭ、ＩＳ−１３６、又はＰＤＣ等
のデジタル式移動無線システム、拡散スペクトラムシステム、又はハイブリッド
式システムで使用される局である。本発明は、有線システム、又は有線／無線混
合システムにおいても使用できる。デジタル式システムの場合、復調器又は検出
器４７は２値記号又は２値桁を供給する。送信枝部４１は変調器５０を含み、変
調器５０は周波数アップコンバータ又はミキサ５１に接続される。ミキサ５１は
電力増幅器５２を介し送受切換器４３に接続される。局地的発振手段５３がミキ
サ４６及びミキサ５１に接続される。受信枝部４０及び送信枝部４１は更に、Ｒ
ＡＭ／ＲＯＭメモリ６２に接続されたデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）６１と
、ＲＡＭ／ＲＯＭメモリ６４に接続されたマイクロプロセッサ（μＰ）６３を含
む帯域処理手段６０に接続される。ＤＳＰ６１は復調器４７と変調器５０、更に
増幅器６５及び６６に接続される。増幅器６５はスピーカ６７にスピーチ信号又
は音声信号を供給し、増幅器６６は、移動無線局１７を使用している移動無線加
入者の音声信号を捕捉するマイクロホン６８に接続される。マイクロプロセッサ
６３はキーボード又はキーパッド６９とディスプレイ７０に接続される。キーボ
ード又はキーパッド６９は数字キーと、制御又は機能キーと、できればアルファ
キーを含む。このようなキーボード又はキーパッド（キーは別々に図示しない）
はそれ自体で既知である。マイクロプロセッサ６３は更に、データ用の入力７１
を含む。入力７１は、移動無線局がラップトップ式コンピュータ、ＰＤＡ装置、
又はファクシミリ装置等に容易に接続できるようＰＣＭＣＩＡ入力の場合もある
。データは移動無線局自体によって発生され、取出されることも可能である。Ｒ
ＡＭ／ＲＯＭメモリ６２及び６４のＲＯＭ部は、移動無線局１７が音声及び／又
はデータ通信に対し動作し、キーボード６９及びディスプレイ７０が制御される
よう適切にプログラムされる。現在の技術における移動無線局において、プログ
ラムはメニュ駆動と称される。
【００２４】 図３は本発明のサービス課金メッセージ８０を示す。サービス課金メッセージ
８０は、通信システム１の運用者から移動無線局１７のような加入者局に、予測
されない方法によって一斉同報通信される。サービス課金メッセージ８０は、当
日又は更に翌日の未来サービス課金の情報を含む。この情報は、未来の料金期間
の開始時刻及び料金指示のみの形式の場合もある。次に、料金指示は、ピーク時
料金の割合、又は地域的若しくは地元料金、及び絶対的な料金等の種類指示であ
る。料金指示は「ピーク時の開始は．．．」又は「オフピーク時無料通信時間が
使用できる期間の開始は．．．」のような種類の指示である場合もある。更に、
メッセージ８０は、加入者が特定の料金期間の長さについてより確信できるよう
未来の料金期間の終了時刻を含むこともできる。図３に示されるメッセージ８０
は、開始時刻Ｓ１及び終了時刻Ｅ１と料金指示Ｔ１を有する日Ｄ１から始まる期
間から、開始時刻Ｓｎ及び終了時刻Ｅｎと料金指示Ｔｎを有する日Ｄｎから始ま
る期間までの幾つかの未来の料金期間を含む（ｎは整数）。日を示す欄は省くこ
とが可能である。この場合、全ての料金情報は当日に適用される。更に、終了時
刻Ｅ１、．．．、Ｅｎも省くことが可能である。この場合、加入者は依然として
特定の料金期間、例えばオフピーク時無料通信時間が使用できる期間が開始する
ことを予め知っているが、その時間の長さについては不確かである。加入者は、
音声通信に対する料金期間は少なくとも５分ほどであると適当に想定する。運用
者はデータトラフィック用に、５分以下の期間の短く安価な期間を使用できるよ
うな方策を採用する場合もある。料金指示Ｔ１及びＴ２には、トラフィックの種
類、例えば音声トラフィック又はデータトラフィックを含むことも可能である。
メッセージ８０は「ピーク時は午後１時から開始します」、「オフピーク時無料
通信時間を使用できる期間は午後６時から開始します」など自由形式の英数字メ
ッセージで一斉同報通信されることも可能である。このような自由形式のメッセ
ージは、未来における料金の変更、即ち現在のオフピーク時無料通信時間が使用
できる期間の後に、午後１時から開始するピーク期間が始まること、又は現在の
ピーク期間の後に午後６時からオフピーク時無料通信時間を使用できる期間が開
始することを示す。通話プランは例えば、オフピーク時無料通信時間の代わりに
、正規のオフピーク時通信時間に対し割引された料金を含む場合もある。本発明
では、サービス課金メッセージで一斉同報通信される料金指示は、上述のような
割引された料金を示し、運用者によって選択された期間の間に、通話プランの、
正規のオフピーク時料金から割引された料金の通信時間をピーク時に消費するこ
とが可能となる。
【００２５】 ＧＳＭのようなシステムにおいて、料金情報は、システム情報型メッセージで
共通制御路（図示せず）に一斉同報通信される。他のシステムにおいて、料金情
報はページング路メッセージ（図示せず）を介して伝えられる。移動無線局は、
スイッチオンされる場合に、共通制御路上に受信したメッセージをデコードする
ので共通制御路を使用して一斉同報通信することが好適である。異なる種類の料
金メッセージの場合、上述のようなメッセージによって伝えられる情報は取出す
ためにメモリ６４に記憶されることが好適である。現在の料金期間の間に開始時
刻と未来の料金変更のみが指示される本発明の最も単純な形式において、これら
の情報を、例えばピー音に伴われて特別なアイコン又は英数字メッセージの形式
でディスプレイ７０に表示することは、加入者に料金のオプションを知らせるに
は十分である。
【００２６】 図４に、オフピーク時無料通信時間を示す加入者局のディスプレイ上のアイコ
ンを示す。三角形アイコン９０は、アイコン９０を半分埋め、メッセージ８０に
示されるように未来のオフピーク時無料通信期間が実際に始まることを、対照し
て引き立たせるように示す指示部９１と、アイコン９０を完全に埋め、現在のピ
ーク期間を示す指示部９２を含む。即ち、アイコンはメッセージ８０に示される
実際の開始時刻において変わることを示す。更に、オフピーク時及びピーク時が
アイコン９０の下に英数字メッセージによって表示される場合もある。
【００２７】 図５に、オフピーク時無料通信時間を示すディスプレイ７０上の棒グラフ９５
を示す。本実施例では、メッセージ８０は一日に数回送られたか、又は単一のメ
ッセージとして繰り返し一斉同報通信され、メッセージはオフピーク時無料通信
を使用できる期間を示す。オフピーク時無料通信時間を依然と有する加入者はこ
のメッセージを有利に利用することができる。棒グラフの第１の辺９６は時間を
示し、本実施例では、午後７時から午前７時間のオフピーク時以外のピーク時で
ある、通常午前７時から午後７時までの時間が示され、第２の辺９７はサービス
課金のレベルを示す。オフピーク時無料通信時間は反転されたビデオ表示の棒９
８、及び９９として示され、ここでは午前１１時から正午までと午後３時から午
後４時までである。
【００２８】 図６に、割引されたピーク時料金での通信時間を示すディスプレイ７０上の棒
グラフ１００を示す。午前１０時から午前１０時３０分までの５０％割引された
ピーク時料金と、午後４時から午後４時３０分までの７５％割引されたピーク時
料金として、割引される時間が、通常のハイライトされたビデオ表示で示される
。棒グラフ９５及び１００はオフピーク時料金時間が使用できる期間と割引され
るピーク期間の両方を示す、組合わされた棒グラフとして表示される場合もある
。
【００２９】 上述に関し、当業者には請求項により定義される本発明の目的及び範囲内の様
々な変形が可能であり、更に本発明は説明された実施例に制限されないものであ
ることがあきらかになろう。「含む」という表現は、請求項に列挙された要素又
は段階以外の要素又は段階の存在を排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 通信システムを示す図である。
【図２】 上記通信システムで使用する加入者局を示すブロック図である。
【図３】 本発明のサービス課金メッセージを示す図である。
【図４】 オフピーク時無料通信時間を示す加入者局のディスプレイ上のアイコンを示す
図である。
【図５】 オフピーク時無料通信時間を使用することができる期間を示すディスプレイ上
の棒グラフである。
【図６】 割引されたピーク時料金での通信時間を示すディスプレイ上の棒グラフである
。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K025 AA08 DD06 EE09 GG07 GG08 5K067 AA12 AA21 BB04 CC14 DD29 EE02 EE10 FF02 FF23 GG01 GG11 HH21

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 通信システムの加入者に、上記加入者へのサービスに対する
    サービス課金を通知する方法であって、 上記通信システムから上記加入者へサービス課金メッセージを一斉同報通信し
    、上記サービス課金メッセージは未来の料金期間の開始時刻及び上記未来の料金
    期間の料金指示を含み、 上記サービス課金メッセージを受信すると、上記未来の料金期間の上記開始時
    刻及び上記料金指示を処理する方法。
  2. 【請求項２】 上記サービス課金メッセージは更に、上記未来の料金期間の
    終了時刻を含む請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 上記サービス課金メッセージは、少なくとも１つの更なる未
    来の料金期間の少なくとも１つの更なる開始時刻及び上記更なる料金期間に対応
    する料金指示を含む請求項１記載の方法。
  4. 【請求項４】 上記サービス課金メッセージは、当日のサービス課金情報を
    含む請求項１記載の方法。
  5. 【請求項５】 上記サービス課金メッセージは更に、上記開始時刻及び上記
    未来の料金期間が適用される日を示す日付を含む請求項１記載の方法。
  6. 【請求項６】 上記サービス課金メッセージは、一日を通じた不定期な時間
    において一斉同報通信される請求項４又は５記載の方法。
  7. 【請求項７】 上記サービス課金メッセージは、上記通信システムの運用者
    が、上記サービス課金メッセージの上記料金指示の変更を反映する内容を更新さ
    せた後に一斉同報通信される請求項４又は５記載の方法。
  8. 【請求項８】 上記サービスはデータサービスであり、上記未来の料金期間
    は５分以下である請求項１記載の方法。
  9. 【請求項９】 未来の料金期間の開始時刻及び上記未来の料金期間の料金指
    示を少なくとも含むサービス課金メッセージを通信システムから受信する受信手
    段と、 上記サービス課金メッセージを処理する処理手段とを含む、通信システムにお
    いて使用する加入者局。
  10. 【請求項１０】 上記加入者局は更に表示手段を含み、 上記処理手段は、上記未来の料金期間の上記開始時刻及び上記料金指示を上記
    サービス課金メッセージから取出し、上記開始時刻及び上記料金指示を表示する
    よう上記表示手段を制御する請求項９記載の加入者局。
  11. 【請求項１１】 上記加入者局は更に記憶手段を含み、 上記処理手段は、上記未来の料金期間の上記開始時刻及び上記料金指示を上記
    サービス課金メッセージから取出し、上記開始時刻及び上記料金指示を記憶する
    よう上記記憶手段を制御する請求項９記載の加入者局。
  12. 【請求項１２】 上記加入者局は更に表示手段と制御キーとを含み、 上記開始時刻及び上記料金指示は、上記制御キーを作動させると、上記記憶手
    段から取出され、上記表示手段によって表示される請求項１１記載の加入者局。
  13. 【請求項１３】 上記サービス課金メッセージは更に上記未来の料金期間の
    終了時刻を含む請求項９記載の加入者局。
  14. 【請求項１４】 上記サービス課金メッセージに含まれる料金情報は、低い
    料金に関する情報が高い料金に関する情報から区別されるようアイコン形式で表
    示される請求項１０又は１２記載の加入者局。
  15. 【請求項１５】 上記アイコンは、第１の辺が時間を示し、第２の辺がサー
    ビス課金のレベルを示す棒グラフ形式を有する請求項１４記載の加入者局。
  16. 【請求項１６】 上記料金指示は、オフピーク時無料通信時間を示し、 上記表示手段は、上記オフピーク時無料通信時間を使用できる期間が反転され
    たビデオ表示として示される棒として表示されるよう制御され、 上記棒は、上記棒グラフ内の上記第２の辺の全体に亘って延在する請求項１５
    記載の加入者局。
  17. 【請求項１７】 上記料金指示は、割引されたピーク時料金での通信時間を
    示し、 上記表示手段は、上記割引されたピーク時料金での通信時間を使用できる期間
    が通常のハイライトされたビデオ表示である更なる棒（５０％、７５％）として
    表示されるよう制御され、 上記更なる棒は、上記割引されたピーク時料金での通信時間の料金に比例して
    上記棒グラフ内の上記辺に沿って延在する請求項１５記載の加入者局。
  18. 【請求項１８】 上記サービス課金メッセージに含まれる料金情報は、オフ
    ピーク時無料通信時間が含まれ、 現在のオフピーク時無料通信時間が使用できる期間は、オフピーク時無料通信
    時間が使用できる期間がピーク時期間から区別されるよう三角形アイコン形式で
    表示される請求項１０又は１２記載の加入者局。
  19. 【請求項１９】 上記開始時刻及び上記料金指示は、自由形式の英数字メッ
    セージ形式を有する請求項９記載の加入者局。
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