JP3094922B2 - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JP3094922B2
JP3094922B2 JP08283873A JP28387396A JP3094922B2 JP 3094922 B2 JP3094922 B2 JP 3094922B2 JP 08283873 A JP08283873 A JP 08283873A JP 28387396 A JP28387396 A JP 28387396A JP 3094922 B2 JP3094922 B2 JP 3094922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基地局制御装置
と複数の基地局、及び複数の移動機からなり、基地局と
基地局制御装置との間ではATM(Asynchron
ous Transfer Mode)セルによる情報
伝送、もしくはパケットによる情報伝送を行い、基地局
と移動機との間の無線区間では符号分割多元接続方式
(CDMA:Code Division Multi
ple Access)を用いて情報伝送を行う移動体
通信システムに関するものであり、特にソフトハンドオ
ーバを行うために、移動機に対して複数の基地局が同時
に同一情報の伝送を行う場合の基地局から移動機に対す
るデータ転送の同期方法及び基地局制御装置から基地局
に対する同期情報の転送に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCDMAを用いた移動体通信シス
テムにおいて、ソフトハンドオーバ方式を実現する場
合、移動機が無瞬断の基地局切り換えを実行するために
は移動元の基地局からの電界強度が低下しつつある情報
と、移動先となる基地局からの復号可能な電界強度を持
つ同一情報とを同一タイミングで受信し、これらの同一
情報を最大比合成する方法がある。
【0003】しかし、移動機がこれらの基地局からの同
一情報を最大比合成するためには、基地局間を完全に同
期させ、これらの基地局から移動機が完全に同一のタイ
ミングで同一情報を受信できるようなタイミングで送信
する必要があった。そのために、例えばGPS(Glo
bal Positioning System)から
受信する信号に基づいて基地局間を同期させる方法が採
られていた。
【0004】また、最近は移動機が複数のレイク受信機
を有し、異なる基地局から異なる拡散符号で拡散された
信号を互いに独立したレイク受信機が受信し、復調した
後、選択的に組み合わせる(選択合成)ことによってソ
フトハンドオーバを実現する方法が検討されている。例
えば、特開平7ー212818号公報に示された基地局
非同期時のソフトハンドオーバの方法が示されている。
【0005】図13は従来の非同期伝送においてソフト
ハンドーバを行う場合の基地局と移動機との関係を示す
概要図である。図13において、131は#1基地局
(図中のBS1、BSはBase Stationの略
称)、132は#2基地局(図中のBS2)、133は
基地局131が管理する無線ゾーン、134は基地局1
32が管理する無線ゾーン、135は無線ゾーン133
と無線ゾーン133との間を移動する移動機(図中のM
S、MSはMobile Stationの略称)であ
る。
【0006】次に、ハンドオーバの動作を説明する。図
13に示すように、#1基地局131と#2基地局13
2は、お互いに異なる拡散符号を用いて、互いに独立し
てこれらの信号を移動機135に送信する。移動機13
5に設けられた受信機は互いに独立した複数のレイク受
信ユニットを持ち、#1基地局131と#2基地局13
2から送信された信号を各々独立して機能する別々のレ
イク受信ユニットによって受信する。
【0007】各々のレイク受信ユニットは、受信してい
る信号で同期されるので、これらのレイク受信ユニット
同士は同期をとることが可能である。各々のレイク受信
ユニットが受信した信号は、そのビットエラーレートな
どを用いて品質のより良い信号が選ばれ、D/A(Di
gital to Analog)変換され音声として
出力される。
【0008】しかしながら、上記の信号選択による方法
では、移動機が独立したレイク受信ユニットを用いて受
信した信号の内のいずれか一方を選択して組み合わせる
(以下、選択合成するという)だけであるため、双方の
信号を最大比合成した信号よりも品質が悪くなる。ま
た、最大比合成を行うには、正確な基地局間の同期を必
要とする。更に、上記の信号選択による方法ではレイク
受信ユニット同士の同期を行うための同期手段を持つ必
要がある。
【0009】一方、基地局と交換機との間でATMセル
による情報伝送において行われるハンドオーバの方法に
ついては、例えば、特開平7ー212818号公報に示
されているが、この例ではソフトハンドオーバのための
ATMセルのルーティングに関する記述はあるけれど
も、基地局制御装置から複数の基地局に対してブロード
キャストされた情報をさらにこれらの基地局から同一タ
イミングで移動機に送出する手段については言及されて
いない。
【0010】以上のように、従来は複数の基地局から同
一のデータを移動機へ送信して移動機が選択合成する方
法については開示されているが、最大比合成する方法に
ついては開示されていない。
【0011】一方、基地局と交換機との間でATMセル
による情報伝送を用いる場合には、複数の基地局に到着
するセルが揺らぐことがあり、GPSのように基地局を
同期させても到着するタイミングのずれが基地局間で異
なり、この揺らぎを吸収した基地局間の同期が必要とな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の基地局と基地局
制御装置との間の情報伝送方式が同期方式であれば、こ
の基地局装置、基地局制御装置からの情報(以下データ
ということもある)を用いて移動機が最大比合成を行う
ことは、基地局制御装置が移動元基地局及び移動先基地
局に同期してデータ伝送を行うことにより実現できる
が、基地局と基地局制御装置との間の通信に非同期転送
モードを用いると、基地局制御装置が移動先基地局に移
動元基地局と同一タイミングで同一データを伝送するこ
とは保証できないため、移動先基地局が移動機に対して
データ送出を行う場合に同期をとれないという問題点が
あった。
【0013】また、従来の基地局移動機との間の無線区
間の伝送にCDMA方式を用いた基地局装置は、移動機
に対するデータ伝送を非同期にできる。この場合、移動
機が最大比合成を行うためには移動元基地局の移動機へ
のデータ送出タイミングを移動先基地局へ通知する必要
があるが、当該通知手段がないという問題点があった。
【0014】また、基地局と基地局制御装置との間の伝
送に非同期転送モード(ATM)を用いると、基地局制
御装置が移動先基地局に対して移動元基地局と同一タイ
ミングで同一データの伝送を保証できないため、移動先
基地局は基地局制御装置からのデータブロック受信タイ
ミングのみでは移動機に対する当該データブロックの送
信タイミングを保証できないという問題点があった。
【0015】また、基地局と基地局制御装置との間の伝
送に非同期転送モード(ATM)を用いると、移動機が
移動元基地局と移動先基地局とに同一タイミングで同一
情報のデータブロックを送信した場合にも、基地局制御
装置が当該データブロックを構成するセルを同一タイミ
ングで受信することを保証できないため、移動元基地局
及び移動先基地局が同期して基地局制御装置にデータを
伝送できず、従って基地局制御装置は移動元基地局及び
移動先基地局から受信したデータブロックの選択合成が
できないという問題点があった。
【0016】また、移動元基地局と移動先基地局とが特
定の時間間隔で特定のセルを受信して同期している場合
に移動元基地局が処理するトラフィックが、移動先基地
局が処理するトラフィックと異なる場合には、特定の時
間内に同一情報を受信できない可能性があるため、この
場合には移動元基地局と移動先基地局との間で位相差が
発生するという問題点があった。
【0017】また、移動機が最大比合成を行う場合に、
移動元基地局が送信するデータと移動先基地局が送信す
るデータとの同期がとれていないと、移動機は移動先基
地局からの不要電波も受信してしまうという問題点があ
った。
【0018】この発明はこのような問題を解決するため
になされたものであり、基地局と基地局制御装置との間
の伝送に非同期転送モード(ATM)を用いた場合でも
基地局制御装置からの特定セルに基づいて移動機が基地
局からの信号を最大比合成でき、かつ不要電波を受信し
ないような移動体通信システムを得ることを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る移動体
通信システムは、基地局制御装置と、この基地局制御装
置に接続された複数の基地局と、この基地局と無線通信
チャネルにより接続された移動機とを備え、前記基地局
と前記基地局制御装置との間で非同期転送モード(AT
M)を用いてセルの伝送を行い、前記基地局制御装置が
前記基地局に対して予め定められた間隔で特定のセルを
前記基地局に送出すると共に、前記予め定められた間隔
を維持するように、前記特定のセルを他の通信セルや制
御信号用セルよりも優先して送出する特定セル優先送出
手段を持つものである。
【0020】第2の発明に係る移動体通信システムは、
基地局制御装置と、この基地局制御装置に接続された複
数の基地局と、この基地局と無線通信チャネルにより接
続された移動機とを備え、前記基地局と前記基地局制御
装置との間で非同期転送モード(ATM)を用いてセル
を伝送し、前記移動機の移動元の前記基地局が、前記基
地局制御装置から特定のセルを受信した後、前記基地局
制御装置から最初に受信した前記移動機に対する情報を
前記移動機に送信開始するまでの差分時間を算出する時
間算出手段を備え、前記基地局制御装置は前記移動元の
基地局から受信した差分時間を前記移動機の移動先とな
る前記基地局に通知する手段を備え、前記移動先となる
基地局は前記基地局制御装置から通知された差分時間と
前記基地局制御装置から受信した前記特定セルの受信時
間とに基づいて前記移動機に対するデータ送出タイミン
グを決定するデータ送出タイミング決定手段を持つもの
である。
【0021】第3の発明に係る移動体通信システムは、
固定網に接続された基地局制御装置と、この基地局制御
装置に接続された複数の基地局と、この基地局と無線通
信チャネルにより接続された移動機とを備え、前記基地
局制御装置と前記基地局との間は非同期転送モード(A
TM)を用いてセルを伝送し、前記基地局制御装置は基
地局への送信データをブロック化し、各ブロックにシー
ケンス番号を付加して前記基地局へ送信するデータブロ
ック送信手段を備え、移動元の前記基地局は特定のセル
の送出間隔内で移動機に対して送信したブロックの各シ
ーケンス番号を前記基地局制御装置に通知するシーケン
ス番号通知手段を備え、移動先である前記基地局は前記
移動元の基地局から前記基地局制御装置を介して通知さ
れたシーケンス番号と前記基地局制御装置から送信され
た特定セルを元に前記移動機にデータを送信するタイミ
ングを算出するタイミング算出手段と前記タイミングに
基づいてデータを送信するデータ送信手段を持つもので
ある。
【0022】第4の発明に係る移動体通信システムは、
基地局制御装置と、この基地局制御装置に接続された複
数の基地局と、この基地局と無線通信チャネルにより接
続された移動機とを備え、前記基地局は送信データをブ
ロック化し、各ブロックにシーケンス番号を付加して前
記基地局制御装置に送信するデータブロック送信手段
と、前記移動機から受信したデータの信頼度情報を前記
ブロックに付加する信頼度情報付加手段とを備え、前記
基地局制御装置は同一の移動機から送信されたデータを
2つ以上の前記基地局を介して受信した場合には前記シ
ーケンス番号が同一の前記ブロックの内から前記信頼度
情報の値が最も高いブロックを選択するデータブロック
選択手段を持つものである。
【0023】第5の発明に係る移動体通信システムは、
信頼度情報として電界強度を用いたものである。
【0024】第6の発明に係る移動体通信システムは、
信頼度情報として誤りビット率を用いたものである。
【0025】第7の発明に係る移動体通信システムは、
信頼度情報としてC/N比を用いたものである。
【0026】第8の発明に係る移動体通信システムは、
基地局と移動機との間の伝送に誤り訂正符号を適用した
場合に、前記基地局において、前記誤り訂正符号復号化
結果に基づき信頼度情報として、「誤りなし、誤り訂正
あり、誤り訂正できず」という情報を用いたものであ
る。
【0027】第9の発明に係る移動体通信システムは、
基地局制御装置と、この基地局制御装置に接続された複
数の基地局と、この基地局と無線通信チャネルにより接
続された移動機とを備え、前記基地局制御装置は特定の
セルにシーケンス番号を付加して前記基地局へ送信する
特定セル送信手段と、送信データをブロック化し、各ブ
ロックにシーケンス番号を付加して前記基地局へ送信す
るデータブロック送信手段とを備え、移動元となる前記
基地局は前記基地局制御装置から前記特定のセルを受信
したときから、前記基地局制御装置から受信したブロッ
クを前記移動機へ送出するまでの差分時間、及び前記ブ
ロックのシーケンス番号及び前記特定のセルのシーケン
ス番号を前記基地局制御装置に通知する第1の通知手段
とを備え、前記基地局制御装置はこの第1の通知手段か
らの前記差分時間と2つのシーケンス番号とを前記移動
先の基地局に通知する第2の通知手段を備え、前記移動
先の基地局はこの第2の通知手段からの前記差分時間、
及び2つのシーケンス番号を元にデータ送信タイミング
を決定するデータ送信タイミング決定手段を持つもので
ある。
【0028】第10の発明に係る移動体通信システム
は、基地局制御装置は移動機に対するデータ送信開始ブ
ロックを二つのシーケンス番号を用いて移動先となる基
地局に対して通知するシーケンス番号通知手段と、前記
移動機及び前記移動先となる基地局に対して受信または
送信を開始するタイミングを通知するタイミング通知手
段とを持つものである。
【0029】第11の発明に係る移動体通信システム
は、基地局制御装置が特定のセルを異なるタイミングで
基地局へ送信した場合に、基地局制御装置はこれらの基
地局へこの位相差を通知するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明に係る移動体通信システ
ムの構成図である。この移動体通信システムは、基地局
制御装置1、基地局制御装置1と有線で接続された基地
局2a〜2b、基地局2a〜2bと無線チャネルで接続
された移動機3、及び移動体通信網12から構成されて
おり、基地局2a〜2bはそれぞれ無線ゾーン6a〜6
bを形成している。また、基地局制御装置1はATMセ
ルのスイッチングを行うATMスイッチ5とハンドオー
バを制御するハンドオーバ制御部4を備えている。図1
に示す移動通信システムの構成は以降のすべての実施の
形態においても用いられる。
【0031】また、図2は図1に示す基地局制御装置1
の一実施の形態を示す構成図であり、図2において、基
地局制御装置1は基地局2a〜2cと移動通信網12に
接続されており、基地局制御装置1はATMスイッチ5
とハンドオーバ制御部4とセル単位の変復調を行うCL
AD(Cell Level Assembly De
assembly)10と制御部9とから構成され、ハ
ンドオーバ制御部4はタイミングセルを他の通信セルや
制御信号セルよりも優先する優先制御部7とタイミング
セル生成部8から構成されている。
【0032】また、図3は図1に示す基地局2a〜2b
におけるセル受信タイミングと移動機3に対するデータ
送出タイミングの一実施の形態を示すタイミングチャー
トであり、図4は図2に示す基地局制御装置1に設けら
れた優先処理部4の構成図である。以下、図1〜図4を
用いてこの実施の形態を説明する。
【0033】図1に示すように移動体通信システムは移
動機3、基地局2a〜2b、無線ゾーン6a〜6b、基
地局制御装置1及び移動体通信網12から構成される。
また、基地局2と基地局制御装置1との間でATMによ
る伝送を行う場合、基地局制御装置1は図2に示す通り
ATMスイッチ5、CLAD10、及び制御部9から構
成される。さらに基地局2a〜2cに対してハンドオー
バのための基準タイミングを生成するための参照情報と
なる図3に示すタイミングセル13を送出するためにハ
ンドオーバ制御部4を持つ。ハンドオーバ制御部4は、
キュー11a〜11cを有する優先制御部7とタイミン
グセル生成部8とからなる。
【0034】上記のように構成された移動体通信システ
ムにおいて、図1に示す通り、基地局2aの無線ゾーン
6aから基地局2bの無線ゾーン6bへ移動機3が移動
した場合、通信を瞬断することなく回線を基地局2aか
ら基地局2bへ切り替える方法として、移動機3が移動
元の基地局2aと移動先となる基地局2bの双方と接続
し、かつ双方の基地局からの電波を受信して最大比合成
を行う方法がある。当該最大比合成を行うためには基地
局2aと基地局2bから移動機3へのデータ伝送を同期
させる必要がある。そこで、基地局制御装置1から基地
局2a〜2bが同期するためのタイミングセル13を基
地局2aと基地局2bに転送する。
【0035】上記のように移動機3による最大比合成を
可能とするための、基地局制御装置1によるタイミング
セル13の送信方法について図2〜図4を用いて説明す
る。ハンドオーバの対象となる基地局2a及び基地局2
bに対して図3に示すようにタイミングセル13を基地
局制御装置1(図示せず)から基地局2a及び基地局2
bに送信する。このために図2に示す通り、基地局制御
装置1はハンドオーバ制御部4を持ち、図4に示すよう
に制御部9からの指定によりタイミングセル生成部8は
等間隔でタイミングセル13を発生させて優先制御部7
に渡す。
【0036】また、図4に示す通り、優先制御部7は基
地局2a〜2c対応のキュー11a〜11cを持ち、上
記タイミングセル13以外の制御信号用セル及び通信用
セルをキューイングしており、セル送出タイミングが来
ればキュー内のセルをATMスイッチ5側へ送出でき
る。但し、タイミングセル生成部8からタイミングセル
13が割り込まれて送出された場合にはタイミングセル
13の出力を優先し、キュー11a〜11cからのセル
の送出は行わない。上記のように構成することにより、
基地局制御装置1はハンドオーバ対象の基地局2a及び
基地局2bに対してタイミングセル13を等間隔に送出
することができる。
【0037】なお、この実施の形態では基地局制御装置
1はハンドオーバの対象である基地局2aと基地局2b
のみにタイミングセル13を送信しているが、基地局制
御装置1に接続しているすべての基地局に常時タイミン
グセル13を送信してもよい」い。
【0038】更に、この実施の形態では基地局2aと基
地局2bに対して同一間隔かつ同一タイミングでタイミ
ングセル13を送信しているが、同一間隔で異なるタイ
ミングでタイミングセル13を送出する方法を用いても
よい。ただし、異なるタイミングでタイミングセルを送
出する場合には、基地局制御装置はタイミングセル送出
の位相差を基地局2bに対して通知するものとする。
【0039】この実施の形態によれば、基地局2a〜2
bは基地局制御装置1から移動機3宛のデータ送出タイ
ミングを算出できる情報を同時に取得できるため、移動
元基地局2aと移動先基地局2bとが同期して移動機3
へデータ送信ができる。
【0040】実施の形態2.図5はこの発明に係る移動
体通信システムの別の実施の形態を示すタイミングチャ
ートであり、基地局2が基地局制御装置1から受信する
セルの到着時刻と移動機3への情報の送信時刻との関係
を表現している。また、図6はこの実施の形態における
基地局の構成図である。以下、図1、図5、図6を用い
てこの実施の形態を説明する。
【0041】定レート符号化を用いた移動体通信システ
ムで、実施の形態1と同様の方法で基地局制御装置1が
ATMセル許容遅延揺らぎよりも長い等間隔のタイミン
グセル13を送信している場合、当該タイミングセル1
3を受信している移動元基地局2aは、図5に示す通
り、当該タイミングセル13の受信を契機に図6に示す
タイミング生成部21のタイマを起動する。
【0042】次に、当該タイミングセル13の直後のハ
ンドオーバの対象となっている移動機3宛の情報を含む
セルの到着に着目し、当該情報を当該移動機3に対して
無線回線で送出を開始した時点で前記タイマを停止す
る。但し、タイミングセル13受信から次のタイミング
セル13受信までの間に、当該移動機3宛の情報の受信
がなかった場合には、当該タイマをリセットし、2つ目
のタイミングセル13受信を基準にタイマを起動する。
移動元基地局2aは前記タイマにより算出された時間t
1を基地局制御装置1に伝送し、基地局制御装置1は当
該算出時間t1を移動先基地局2bに転送する。
【0043】移動先基地局2bも基地局制御装置1から
実施の形態1と同様の方法により、タイミングセル13
を受信している状態で、基地局制御装置1から算出時間
t1を受信した場合には、算出時間t1をタイミング生
成部21内のタイマ値として設定し、当該タイマ設定後
に受信したタイミングセル13を受信した場合には当該
タイマを起動する。また、基地局制御装置1は当該算出
時間t1を移動先基地局2bに通知した後、ハンドオー
バ対象の移動元基地局2aと移動先基地局2bに対して
同一情報をセル化して伝送する。
【0044】但し、ハンドオーバの対象である移動機3
宛のデータブロックを構成するセルは同一タイミングで
基地局制御装置1から伝送されるとは限らない。次に、
ハンドオーバの対象である移動機3宛の情報を含む上記
基地局制御装置1が送信したセルを受信した移動先の基
地局2bは、当該情報を送信バッファ22に書き込む。
次に、図5に示す通り、前記タイマが時間t1後にタイ
ムアウトした瞬間から前記送信バッファ22内の情報を
移動機3に対して無線回線を介して伝送する。これによ
り、ハンドオーバの対象である移動元基地局2aと移動
先基地局2bとが同期して移動機3に対して同一情報を
転送することができる。
【0045】ただし、この実施の形態においては移動先
基地局2bを1局としているが、複数の移動先基地局を
指定しても構わない。
【0046】この実施の形態によれば、移動先基地局2
bは移動元基地局2aが算出したセル送信タイミングを
移動元基地局2aから基地局制御装置1を介して取得し
て用いるため、基地局2が非同期で移動機3に対してデ
ータ送信を行っている場合にも、移動先基地局2bは移
動元基地局2aと最大比合成を行うことができる程度の
同期をとって移動機3へデータ伝送ができる。従って、
移動機3は最大比合成を行うことができる。
【0047】実施の形態3.図7はこの発明に係る移動
体通信システムの別の実施の形態を示す説明図であり、
基地局でのセルの到着時刻と移動機への情報の送信時刻
との関係を示している。但し、図中の基地局2aにおけ
る上段がセル到着時刻であり、下段が移動機に対する情
報送信時刻を表している。また、図8は基地局制御装
置、移動元基地局、移動先基地局間の関係を示すシーケ
ンス図である。なお、基地局制御装置からのタイミング
セルの転送方法は実施の形態1と同様の方法で行われた
ものとして説明する。以下、図1、図7と図8を用いて
この実施の形態を説明する。
【0048】図7に示すように、基地局制御装置1は移
動機3が移動する無線ゾーンを管理する移動元基地局2
a及び移動先基地局2bに対して、実施の形態1と同様
に等間隔でタイミングセル13を送出する。移動元基地
局2aは当該タイミングセル13の受信タイミングに合
わせて移動機3に対するデータ送出タイミングを決定す
る。ここで、基地局制御装置1はハンドオーバの対象で
ある移動機3宛のセルの情報部にシーケンス番号を付加
し、移動元基地局2a及び移動先基地局2bに対して当
該セルを送信する。但し、情報部に付与されるシーケン
ス番号は予め定められた複数タイミングセル間隔で繰り
返される。
【0049】次に、移動元基地局2a及び移動先基地局
2bの動作を図8を用いて説明する。無線区間のCDM
A方式において、各チャネルは送信電力制御および符号
同期のために複数のスロットに分割されており、各移動
機及び基地局は、送信データをブロック化して当該スロ
ットに送信している。ここで、図8において、基地局2
a、2bは基地局制御装置1から受信したセルから当該
セルのユーザ情報部分であるペイロードを抜き出し、デ
ータを2分割し、各々をブロック化し、無線区間のスロ
ットに対して送信している。なお、図8において、四角
で囲まれた番号はブロックに付与されるシーケンス番号
を示し、各セルに対して1つのシーケンス番号が付与さ
れるものとする。
【0050】移動元基地局2aは、第一のタイミングセ
ル13(S300)と次に受信した第二のタイミングセ
ル13(S303)との間で、ハンドオーバの対象であ
る移動機3宛に送信したブロックを構成したセル(S3
01、S302で受信)に付されたシーケンス番号
(列)(0、0、1、1)を記憶し、第二のタイミング
セル13を受信した(S303)後に、記憶していたシ
ーケンス番号列(0、0、1、1)を基地局制御装置1
に通知する(S304)。
【0051】当該シーケンス番号列を受信した基地局制
御装置1は第二のタイミングセル13(S303)の次
に送信する予定の第三のタイミングセル13(S30
7)送出までの間に当該シーケンス番号列(0、0、
1、1)を移動先基地局2bに転送する(S305)。
【0052】次に、基地局制御装置1からタイミングセ
ル13、及びハンドオーバの対象である移動機3宛の情
報を含むシーケンス番号の付いたセル(図8では四角で
囲まれたシーケンス番号1〜4セル)をすでに受信して
いる移動先基地局2bは、基地局制御装置1から受信し
た移動機3宛の情報を、無線区間へ送出する前にブロッ
ク単位に分割して送信バッファに記憶し、当該ブロック
単位のシーケンス番号列と廃棄ブロックポインタを記憶
している。
【0053】すなわち、同一セルから構成されたブロッ
クの場合には同一のシーケンス番号を記憶するととも
に、まだ廃棄を行っていない場合には一番最初のブロッ
クのシーケンス番号を廃棄ブロックポインタとして記憶
する(図8では1)。
【0054】この状態で基地局2bが基地局制御装置1
から第一のシーケンス番号列(0、0、1、1)を受信
すると(S305)、受信したシーケンス番号(0、
0、1、1)に従い、当該シーケンス番号に該当する情
報ブロックおよび当該ブロック以前に基地局制御装置か
ら受信したブロック(図8では0、0、1、1)を送信
バッファから廃棄するとともに、廃棄したブロックに該
当するシーケンス番号列(0、0、1、1)も消去し、
廃棄ブロックポインタを、廃棄したブロックの次のブロ
ックのシーケンス番号(2)に設定する。
【0055】さらに、第二のタイミングセル13(S3
03)を受信したときから次に基地局2bが移動機3に
送信可能なタイミングまでの間に移動機3に対して送信
が可能であったブロック(図8ではシーケンス番号2、
2のブロック)を送信バッファから廃棄するとともに、
廃棄した情報ブロックの次のブロックのシーケンス番号
(図8では3)を廃棄ブロックポインタとして記憶す
る。
【0056】当該廃棄を行った後、次に基地局制御局1
から第三のタイミングセル13(S307)を受信する
までの間は、基地局2bが送信可能となったタイミング
で移動機3へ送信予定であった情報ブロック(図8では
シーケンス番号3、3のブロック)を送信バッファから
廃棄し続け、廃棄した情報ブロックの次のブロックのシ
ーケンス番号(4)を廃棄ブロックポインタとして記憶
する。但し、第三のタイミングセル13(S307)を
受信した後、第二のシーケンス番号(2、2、3、3)
を受信するまでは廃棄ブロックポインタの更新はしな
い。
【0057】この状態で基地局制御装置1から第二のシ
ーケンス番号列(2、2、3、3)を受信(S306)
した基地局2bは、受信したシーケンス番号(2、2、
3、3)と記憶しているシーケンス番号列(22334
45566)の先頭から廃棄ブロックポインタ(4)の
示すブロックまでのシーケンス番号(2233)とを比
較し、一致した場合には、この時点から移動機3に対す
るブロック送信を開始する(S308)。
【0058】但し、第二のシーケンス番号列を受信する
までの間に移動機3に対する送信タイミングがあった場
合にはブロックの廃棄を実施し、第二のシーケンス番号
列受信後の最初の移動機3に対する送信タイミングが到
来した時点(S308)で、廃棄されていない最初のブ
ロック(図8のシーケンス番号5)から送信を開始す
る。
【0059】この実施の形態で示した基地局2bのデー
タ送信タイミング決定アルゴリズムでは、基地局制御装
置1から受信した第二のシーケンス番号列との比較で一
致した後に、移動機3に対してデータ送信を開始してい
るが、第一のシーケンス番号列受信後にシーケンス番号
列及び第三のタイミングセル13受信から実時間までの
間に送出可能なブロックを廃棄した段階で移動機3に対
するデータ送信を開始することも可能である。
【0060】この実施の形態によれば、基地局制御装置
1は移動元基地局2aからのシーケンス番号を用いて、
移動機3宛のデータ送信タイミングを移動先基地局2b
に通知するので、送信タイミングの基準となるタイミン
グセル13の受信タイミングと移動機3宛の情報を含む
セルの受信タイミングが移動元基地局2aと移動先基地
局2bとで逆転した場合にも、移動先基地局2bは移動
元基地局2aと同一タイミングでデータを伝送できる。
【0061】実施の形態4.図9はこの発明に係る移動
体通信システムの別の実施の形態を示すシーケンス図で
あり、基地局制御装置と移動元基地局、及び移動先基地
局との間のハンドオーバのシーケンスを示している。ま
た、図10は基地局制御装置1の優先制御部7の構成図
である。また、この実施例では図1と図2も用いられ
る。以下、図1、図2、図9と図10を用いてこの実施
の形態を説明する。
【0062】図9に示す通り、移動機3は移動元基地局
2aにおいて通信中に回線品質が劣化すると、周辺基地
局の回線品質を測定し、良質な回線品質を持つ基地局2
bを検索できた場合には、ハンドオーバ処理に入る。す
なわち、移動機3は移動元基地局2aを介して基地局制
御装置1に対して移動先となる基地局2bへのハンドオ
ーバ要求を行う。基地局制御装置1は当該ハンドオーバ
要求に基づき、基地局2bのトラフィック状況に応じて
当該ハンドオーバ要求を受け付け、移動先基地局2bに
対してハンドオーバ要求を送信する。
【0063】当該ハンドオーバ要求を受信した移動先基
地局2bはハンドオーバ受け付けを基地局制御装置1に
送信し、当該ハンドオーバ受け付けを受信した基地局制
御装置1は、ハンドオーバ受け付けを移動元基地局2a
及び移動機3に送信するとともに、移動元基地局2a及
び移動先基地局2bに対してタイミングセルを送信する
とともに、実施の形態3と同様にして移動機3宛の情報
にシーケンス番号を付加して送信する。
【0064】また、ハンドオーバの受け付けを受信した
移動機3は送信情報にシーケンス番号を付与して基地局
2a及び基地局2bに送信する。シーケンス番号を付与
された情報を受信した基地局2a及び基地局2bは、受
信電界強度に基づく信頼度情報を計算し、この信頼度情
報を当該情報に付加して情報ブロックとして、基地局制
御装置1に送信する。以上により、移動元基地局2a及
び移動先基地局2bから基地局制御装置1に対して同一
情報を持つ情報ブロックが送信される。
【0065】基地局制御装置1にはハンドオーバの対象
である移動機3が送信した情報が移動元基地局2a及び
移動先基地局2bを介して、時間的に近いタイミングで
同一の情報ブロックを持つ異なるセルという形態で到着
する。図2に示すように、基地局制御装置1は基地局2
a及び基地局2bから到着したセルをATMスイッチ部
5を経由して、優先処理部7に転送する。
【0066】また、図10に示すように、優先処理部7
は、移動機3が送信した情報ブロックを含むセルがCL
AD部10によって情報ブロックに展開され、シーケン
ス番号毎に受信メモリ72に記憶される。基地局制御装
置1内に設けられた制御部9は一定時間経過後、当該記
憶した情報ブロックの中で同一シーケンス番号を持つブ
ロックの信頼度情報を読み出し、当該信頼度情報を比較
し、信頼度情報の最も高い情報ブロックを受信メモリ7
2から読み出し、シーケンス番号と信頼度情報を除去し
た上で再生データとして送信バッファ71に書き込む。
【0067】次に、再生データはデータ送出タイミング
になった時点で、制御部9の制御により送信バッファ7
1から読み出され、網インタフェース部101を通して
移動体通信網12に送出されるか、もしくはCLAD部
102によってセル化され、再びATMインタフェース
部73を介してATMスイッチ部5に送出される。な
お、上記一定時間経過後に該当シーケンス番号を持つ情
報ブロックが到着した場合には、受信メモリ72に入れ
ずに廃棄する。
【0068】この実施の形態においては、信頼度情報に
受信電界強度を用いる方法を示したが、誤りビット率や
C/N(Carrier to Noise)比を用い
る方法を取ることもできる。また、基地局2と移動機3
との間の伝送に誤り訂正符号を適用できた場合、この誤
り訂正符号の復号結果に基づき、「誤りなし、誤り訂正
実施、誤り訂正が実行できなかった」という状態を示す
情報を信頼度情報に用いてもよい。いずれの場合もこの
信頼度情報により、確実な信頼度を得ることができると
いう効果を奏する。
【0069】また、この実施の形態では、常時基地局に
おいてハンドオーバ対象の移動機からの情報に信頼度情
報を付加する方法としたが、ハンドオーバ時のみシーケ
ンス番号と信頼度情報を付加する方法をとることもでき
る。この場合も受信電界強度を用いた場合と同様に確実
な信頼度を得ることができるという効果を奏する。
【0070】さらに、この実施の形態においては移動機
3においてシーケンス番号を付与したが、基地局2が移
動機3から受信したデータにシーケンス番号を付与して
もよい。
【0071】この実施の形態によれば、基地局2から基
地局制御装置1に対して送信される情報ブロックに対し
てもシーケンス番号を付与することにより、移動元基地
局2aと移動先基地局2bから受信した情報ブロックの
中から同一情報の識別ができ、当該情報ブロックの信頼
度情報を用いて、基地局制御装置1が最も信頼度の高い
情報ブロックを選択合成ができる。
【0072】実施の形態5.図11はこの発明に係る移
動体通信システムの別の実施の形態を示すシーケンス図
であり、基地局2でのセルの到着時刻と移動機3への情
報の送信時刻との関係を示している。以下、図1と図1
1を用いてこの実施の形態を説明する。
【0073】基地局制御装置1は移動機3の移動する無
線ゾーンを管理する移動元基地局2a及び移動先基地局
2bに対して、実施の形態1と同様にして等間隔でタイ
ミングセル13の送出を行う。また、実施の形態3と同
様にして基地局2aは移動機3に対するデータ送出タイ
ミングを決定し、基地局制御装置1は移動機3宛のセル
の情報部にシーケンス番号を付加し、移動元基地局2a
及び移動先基地局2bに当該セルを送信する。
【0074】この実施の形態では、図11に示すよう
に、基地局制御装置1はタイミングセル13にシーケン
ス番号を付与して、移動元基地局2aと移動先基地局2
bに送信する。移動元基地局2aは、シーケンス番号1
を持つタイミングセル13と次に受信したシーケンス番
号2を持つタイミングセル13との間で受信したセルの
内、移動機3宛の情報に付されたシーケンス番号(列)
(0、0、1、1)を記憶し、タイミングセル13のシ
ーケンス番号1と当該情報に付されたシーケンス番号列
(0、0、1、1)の組み合わせ番号(1ー0011)
を基地局制御装置1に通知する。当該組み合わせ番号を
受信した基地局制御装置1は第当該組み合わせ番号を移
動先基地局2bに転送する。
【0075】次に、基地局制御装置1からタイミングセ
ル13、移動機3宛の情報を含むセルをすでに受信して
いる移動先基地局2bは、受信したハンドオーバの対象
である移動機3宛の情報を予めシーケンス番号単位に送
信バッファに記憶している。この状態で基地局2bが基
地局制御装置1から前記組み合わせ番号(1ー001
1)を受信すると、当該組み合わせ番号内のシーケンス
番号に該当する情報を送信バッファから廃棄する。以
降、実施の形態3と同様に移動機3に対して送信が可能
であった情報を送信バッファから廃棄するとともに、廃
棄した情報のシーケンス番号を記憶し、次に基地局制御
装置1から受信した組み合わせ番号と記憶しているシー
ケンス番号列と比較し、一致した場合には、この時点で
廃棄処理を終了し移動機3に対して送信を開始する。
【0076】この実施の形態で示した基地局2aからの
組み合わせ番号の送出方法では、同一シーケンス番号が
組み合わせ番号内に存在しない限り、いかなるタイミン
グで組み合わせ番号を送信しても構わない。また、移動
元基地局2aは複数のタイミングセルのシーケンス番号
を同一セルで構成される組み合わせ番号、すなわち図1
2の場合には1ー0011、2ー2233を一つの組み
合わせ番号として形成しても構わない。さらに、移動元
基地局2aは当該組み合わせ番号の送出を間欠的、すな
わち図11の場合には2ー2233を省略することも可
能である。但し、この場合には送信を省略したシーケン
ス番号と次に送信するシーケンス番号内に同一シーケン
ス番号を含むことはできない。
【0077】この実施の形態によれば、移動元基地局2
aにおいてシーケンス番号で識別されるタイミングセル
13と、同じくシーケンス番号で識別される特定の情報
ブロックとを基地局制御装置1に通知するため、基地局
制御装置1が移動元基地局2aと移動先基地局2bに対
して異なるタイミングでタイミングセル13を送出する
こともできる上、移動先基地局2bにおいて時間タイミ
ングの基準となるタイミングセル13と情報ブロックの
受信タイミングが移動元基地局2aと移動先基地局2b
とで逆転した場合にも移動機への送出タイミングのずれ
は生じない。
【0078】実施の形態6.図12はこの発明に係る移
動体通信システムの別の実施の形態を示すシーケンス図
であり、基地局制御装置、移動元基地局及び移動先基地
局間のシーケンスを示している。以下、図1と図12を
用いてこの実施の形態を説明する。
【0079】実施の形態3と同様にして、基地局制御装
置1は移動機3宛の情報にシーケンス番号を付与すると
ともに、実施の形態5と同様にして、移動元基地局2
a、移動先基地局2b宛に送信するタイミングセル13
にシーケンス番号を付与する。さらに実施の形態5と同
様にして、移動先基地局2bは移動元基地局2aの移動
機3宛のデータ送信タイミングに合わせてデータを伝送
するタイミングを獲得する。
【0080】このとき、移動先基地局2aは当該データ
送信タイミングを獲得できた段階で、基地局制御装置1
に対して同期完了メッセージを送信する。当該メッセー
ジを受信した基地局制御装置1は、移動元基地局2aを
介して移動機3に対して移動先基地局2bからの受信開
始を指示するメッセージを送信するとともに、移動先基
地局2bに対してデータ送信開始を指示するメッセージ
を送信する。
【0081】移動機3は当該受信開始メッセージを受信
してから予め定められた時間後に移動先基地局2bから
の受信を開始し、移動元基地局2a及び移動先基地局2
bからの電波を受信して最大比合成を行う。但し、基地
局制御装置1は移動先基地局2bに対して送信する送信
開始メッセージに送信開始タイミングを決定するための
タイミングセルのシーケンス番号を付すものとする。
【0082】ここで、基地局制御装置1は移動先基地局
2bからの同期完了メッセージを受信したときに、タイ
ミングセル13の送信を停止してもよい。
【0083】この実施の形態によれば、基地局制御装置
1から移動先基地局2bにデータ送出タイミングを指定
できるので、移動先基地局2bからの不要な電波の送出
を回避できる。
【0084】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0085】第1の発明によれば、基地局は基地局制御
装置から移動機へのデータ送出タイミングを算出できる
情報を取得できるため、移動元基地局と移動先基地局と
で同期してデータ送信ができるという効果を奏する。
【0086】また、第2の発明によれば、移動先基地局
は移動元基地局が算出したセル送信タイミングを移動元
基地局から取得して用いるため、基地局が非同期で移動
機に対してデータ送信を行っている場合にも、移動先基
地局が移動元基地局と同期して移動機へデータ伝送がで
きるという効果を奏する。
【0087】また、第3の発明によれば、基地局制御装
置は移動元基地局からのシーケンス番号を用いて、移動
機宛のデータ送信タイミングを移動先基地局に通知する
ので、送信タイミングの基準となるタイミングセルの受
信タイミングと移動機宛の情報を含むセルの受信タイミ
ングが移動元基地局と移動先基地局とで逆転した場合に
も、移動先基地局は移動元基地局と同一タイミングでデ
ータを伝送できるという効果を奏する。
【0088】また、第4の発明によれば、基地局から基
地局制御装置に対して送信される情報ブロックに対して
もシーケンス番号を付与することにより、移動元基地局
と移動先基地局から受信した情報ブロックの中から同一
情報の識別ができるため、基地局制御装置はこれらの同
一情報の内最も信頼度の高い情報ブロックを選択合成で
きるという効果を奏する。
【0089】また、第5の発明によれば、信頼度情報と
して受信電界強度を用いたので、確実な信頼度を得るこ
とができるという効果を奏する。
【0090】また、第6の発明によれば、信頼度情報と
して誤りビット率を用いたので、確実な信頼度を得るこ
とができるという効果を奏する。
【0091】また、第7の発明によれば、信頼度情報と
してC/N比を用いたので、確実な信頼度を得ることが
できるという効果を奏する。
【0092】また、第8の発明によれば、信頼度情報と
して基地局と移動機との間の伝送に誤り訂正符号を適用
し、当該誤り訂正符号復号結果に基づき、誤り訂正を実
行したという情報を用いたので、確実な信頼度を得るこ
とができるという効果を奏する。
【0093】また、第9の発明によれば、移動元基地局
がシーケンス番号で識別される特定セルと、シーケンス
番号で識別される特定の情報ブロックとを基地局制御装
置に通知するため、基地局制御装置は移動元基地局と移
動先基地局に対して異なるタイミングで前記特定セルを
送出することもできる上、移動先基地局において時間タ
イミングの基準となる特定セルと情報ブロックの受信タ
イミングが移動元基地局と移動先基地局とで逆転した場
合にも、移動機への送出タイミングのずれは生じないと
いう効果を奏する。
【0094】また、第10の発明によれば、基地局制御
装置から移動先基地局にデータ送出タイミングを指定で
きるので、移動先基地局からの不要な電波の送出を回避
できるという効果を奏する。
【0095】また、第11の発明によれば、基地局制御
装置が特定のセルを異なるタイミングで基地局へ送信し
た場合に、基地局制御装置はこれらの基地局へこの位相
差を通知するので、前記特定のセルに基づいて移動元基
地局と移動先基地局が同一情報を識別でき、移動機に同
一タイミングでデータブロックを送信できるため、移動
機は最大比合成ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る移動体通信システムの構成図
である。
【図2】 図1に示す基地局制御装置1の一実施の形態
を示す構成図である。
【図3】 図1に示す基地局2a〜2bにおけるセル受
信タイミングと移動機3に対するデータ送出タイミング
の一実施の形態を示すタイミングチャートである。
【図4】 図2に示す基地局制御装置1に設けられた優
先処理部4の構成図である。
【図5】 この発明に係る移動体通信システムの別の実
施の形態を示すタイミングチャートである。
【図6】 実施の形態2における基地局の構成図であ
る。
【図7】 この発明に係る移動体通信システムの別の実
施の形態を示す説明図である。
【図8】 基地局制御装置、移動元基地局、移動先基地
局間の関係を示すシーケンス図である。
【図9】 この発明に係る移動体通信システムの別の実
施の形態を示すシーケンス図である。
【図10】 基地局制御装置1の優先制御部7の構成図
である。
【図11】 この発明に係る移動体通信システムの別の
実施の形態を示すシーケンス図である。
【図12】 この発明に係る移動体通信システムの別の
実施の形態を示すシーケンス図である。
【図13】 従来の非同期伝送においてソフトハンドー
バを行う場合の基地局と移動機との関係を示す概要図で
ある。
【符号の説明】
1 基地局制御装置 2a 基地局 2b 基地局 2c 基地局 3 移動機 4 ハンドオーバ制御部 5 ATMスイッチ 6a 無線ゾーン 6b 無線ゾーン 7 優先制御制御部 8 タイミングセル生成部 9 制御部 10 CLAD部 11a キュー 11b キュー 11c キュー 12 移動体通信網 13 タイミングセル 21 タイミング生成部 22 送信バッファ 71 送信バッファ 72 受信メモリ 73 ATMスイッチインタフェース部 101 網インタフェース 102 CLAD部 131 #1基地局 132 #2基地局 133 無線ゾーン 134 無線ゾーン 135 移動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 102

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局制御装置と、この基地局制御装置
    に接続された複数の基地局と、この基地局と無線通信チ
    ャネルにより接続された移動機とを備え、前記基地局と
    前記基地局制御装置との間で非同期転送モード(AT
    M)を用いてセルを伝送し、前記基地局制御装置が前記
    基地局に対して予め定められた間隔で特定のセルを前記
    基地局に送出すると共に、前記予め定められた間隔を維
    持するように、前記特定のセルを他の通信セルや制御信
    号用セルよりも優先して送出する特定セル優先送出手段
    を持つことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 基地局制御装置と、この基地局制御装置
    に接続された複数の基地局と、この基地局と無線通信チ
    ャネルにより接続された移動機とを備え、前記基地局と
    前記基地局制御装置との間で非同期転送モード(AT
    M)を用いてセルを伝送し、前記移動機の移動元の前記
    基地局が、前記基地局制御装置から特定のセルを受信し
    た後、前記基地局制御装置から最初に受信した前記移動
    機に対する情報を前記移動機に送信開始するまでの差分
    時間を算出する時間算出手段を備え、前記基地局制御装
    置は前記移動元の基地局から受信した差分時間を前記移
    動機の移動先となる前記基地局に通知する手段を備え、
    前記移動先となる基地局は前記基地局制御装置から通知
    された差分時間と前記基地局制御装置から受信した前記
    特定セルの受信時間とに基づいて前記移動機に対するデ
    ータ送出タイミングを決定するデータ送出タイミング決
    定手段を持つことを特徴とする移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 固定網に接続された基地局制御装置と、
    この基地局制御装置に接続された複数の基地局と、この
    基地局と無線通信チャネルにより接続された移動機とを
    備え、前記基地局制御装置と前記基地局との間は非同期
    転送モード(ATM)を用いてセルを伝送し、前記基地
    局制御装置は基地局への送信データをブロック化し、各
    ブロックにシーケンス番号を付加して前記基地局へ送信
    するデータブロック送信手段を備え、移動元の前記基地
    局は特定のセルの送出間隔内で移動機に対して送信した
    ブロックの各シーケンス番号を前記基地局制御装置に通
    知するシーケンス番号通知手段を備え、移動先である前
    記基地局は前記移動元の基地局から前記基地局制御装置
    を介して通知されたシーケンス番号と前記基地局制御装
    置から送信された特定セルを元に前記移動機にデータを
    送信するタイミングを算出するタイミング算出手段と前
    記タイミングに基づいてデータを送信するデータ送信手
    段を持つことを特徴とする移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 地局は送信データをブロック化し、各
    ブロックにシーケンス番号を付加して基地局制御装置に
    送信するデータブロック送信手段と、移動機から受信し
    たデータの信頼度情報を前記ブロックに付加する信頼度
    情報付加手段とを備え、前記基地局制御装置は同一の移
    動機から送信されたデータを2つ以上の前記基地局を介
    して受信した場合には前記シーケンス番号が同一の前記
    ブロックの内から前記信頼度情報の値が最も高いブロッ
    クを選択するデータブロック選択手段を持つことを特徴
    とする請求項3記載の移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 信頼度情報として受信電界強度を用いた
    ことを特徴とする請求項4記載の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 信頼度情報として誤りビット率を用いた
    ことを特徴とする請求項4記載の移動体通信システム。
  7. 【請求項7】 信頼度情報としてC/N(Carrie
    r to Noise)比を用いたことを特徴とする請
    求項4記載の移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 基地局と移動機との間の伝送に誤り訂正
    符号を適用した場合に、前記基地局において、前記誤り
    訂正符号復号化結果に基づき信頼度情報として、「誤り
    なし、誤り訂正あり、誤り訂正できず」という情報を用
    いたことを特徴とする請求項4記載の移動体通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 基地局制御装置と、この基地局制御装置
    に接続された複数の基地局と、この基地局と無線通信チ
    ャネルにより接続された移動機とを備え、前記基地局制
    御装置は特定のセルにシーケンス番号を付加して前記基
    地局へ送信する特定セル送信手段と、送信データをブロ
    ック化し、各ブロックにシーケンス番号を付加して前記
    基地局へ送信するデータブロック送信手段とを備え、移
    動元となる前記基地局は前記基地局制御装置から前記特
    定のセルを受信したときから、前記基地局制御装置から
    受信したブロックを前記移動機へ送出するまでの差分時
    間、及び前記ブロックのシーケンス番号及び前記特定の
    セルのシーケンス番号を前記基地局制御装置に通知する
    第1の通知手段とを備え、前記基地局制御装置はこの第
    1の通知手段からの前記差分時間と2つのシーケンス番
    号とを前記移動先の基地局に通知する第2の通知手段を
    備え、前記移動先の基地局はこの第2の通知手段からの
    前記差分時間、及び2つのシーケンス番号を元にデータ
    送信タイミングを決定するデータ送信タイミング決定手
    段を持つことを特徴とする移動体通信システム。
  10. 【請求項10】 基地局制御装置は移動機に対するデー
    タ送信開始ブロックを二つのシーケンス番号を用いて移
    動先となる基地局に対して通知するシーケンス番号通知
    手段と、前記移動機及び前記移動先となる基地局に対し
    て受信または送信を開始するタイミングを通知するタイ
    ミング通知手段とを持つことを特徴とする請求項記載
    の移動体通信システム。
  11. 【請求項11】 基地局制御装置が特定のセルを異なる
    タイミングで基地局へ送信した場合に、基地局制御装置
    はこれらの基地局へこの位相差を通知することを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の移動体通信システ
    ム。
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