JP3094544U - 防虫網着脱可能な換気口 - Google Patents

防虫網着脱可能な換気口

Info

Publication number
JP3094544U
JP3094544U JP2002007787U JP2002007787U JP3094544U JP 3094544 U JP3094544 U JP 3094544U JP 2002007787 U JP2002007787 U JP 2002007787U JP 2002007787 U JP2002007787 U JP 2002007787U JP 3094544 U JP3094544 U JP 3094544U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insect
ventilation
opening
ventilation port
net
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002007787U
Other languages
English (en)
Inventor
武夫 斉藤
Original Assignee
有限会社グッドマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社グッドマン filed Critical 有限会社グッドマン
Priority to JP2002007787U priority Critical patent/JP3094544U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094544U publication Critical patent/JP3094544U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多くの換気有効面積が得られる構造で防虫網が
ワンタッチで換気口体から分離でき清掃作業が容易に行
なえる換気口 【解決手段】 建屋1の壁部2の上側に位置する開口3
に前記壁部の室内側から設する換気口体Aと前記換気口
体Aに挿脱する防虫網Bとからなる自然換気口装置であ
って換気口体Aの室内側最下方に設けたバネ部材8によ
り下部が壁面から離れず上部が室内側に開くように形成
した換気口ダンパー5を開閉自在に設け、換気口体Aの
両側面部には防虫網挿脱口B1B2又は、底面部には防
虫網挿脱口B3が形成され防虫網の着脱が容易に行なわ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は家屋の壁等に設置され室内空気の換気を行う防虫網着脱可能な自然換 気口に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来換気口については様々なものがあるが一般的には部屋の外側に面した壁の2 00cm位の高さの場所に通気開口部を設け室内側壁部に設置された換気口には 虫の進入防止の為防虫網が備えられ、又開口部通気量調整操作の為スライドシャ ッター式図8の換気口が多く利用されているものが知られている。
【0003】 その他の換気口としては本出願人による、意匠登録第1126957号図6、意 匠登録第980635号図7が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来技術で、一般的に利用されている換気口図8は、防虫網と開口に対 して半分以下に通気率を下げる構造のスライドシャッター式の開口部調整口が利 用され防虫網部をプラスチックで、形成されている換気口がほとんどで静電気に よるほこりを引きつけて目詰りになりやすく又、換気有効面積が少ない構造で換 気不足による住人と建物に被害が発生する原因となり又防虫網清掃時には、換気 口本体を外さなければならず、通常は壁の上部に取付けられ、小さな螺子の取り 外し、取付作業は困難な場合が多いという課題がある、又本人出願人による意匠 登録第980635号、意匠登録第1126957号は多くの換気有効面積が得 られる構造のダンパー利用の開口部通気調整口ですが防虫網が設けられていない 為室外側設置の換気口には必ず防虫網は設けなければならない為、防虫網の汚れ の様子がわかりずらく、又防虫網清掃作業が困難な場合が多いという問題点を有 していた。
【0005】 従って本考案は上記課題を解決すべく本出願人による通気率の高い簡単な構造の 意匠登録第980635号図7意匠登録第1126957号図6のダンパー利用 の換気口を改造し室内より防虫網の様子が見える位置に防虫網の着脱可能な機構 で防虫網を容易に換気口より分離でき清掃作業が簡単に行なえる防虫網着脱可能 な換気口を提供することにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。建屋の壁部の上側に位置 する開口に、前記壁部の室内側から設する換気口体と前記換気口体の内部が通気 路になった内側筒部に挿脱する防虫網とからなる自然換気口装置であって、換気 口体の室内側開口部の最下方に設けたばね部材により下部が壁面から離れず上部 が室内側に開くように形成したダンパーを開閉自在に設け、換気口体の開口部の 通気路を覆う如く形成された防虫網の着脱が防虫網挿脱口により、容易に行なわ れるように構成したことを特徴とする防虫網着脱可能な換気口である。
【0007】 上記換気口体の内側筒部の両側面一対の側板には防虫網の防虫網挿脱口が設けら れ該防虫網着脱口の内部の上、下端部に溝が形成され防虫網の着脱が容易に行な われる。
【0008】 また同様の目的で換気口体の内側筒部の底面部下板には防虫網の防虫網挿脱口が 設けられ該防虫網挿脱口の内部には防虫網係止フックが設けられ防虫網に設けら れた係止用孔により防虫網の着脱が掛止状に容易に行なわれるように構成したこ とを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案は換気口通気路調節口がダンパー5利用で多くの換気有効面積が得られ又 着脱可能な防虫網Bにより清掃が容易で通気率の良い状態で換気作用が円滑に行 なわれるように形成されている。ダンパー5は、下方が換気口体A前面の最下方 に設けたバネ部材8により壁側から離れないで回動のみが行なわれ上部のみが開 くように設置されているから室内側に進入する外気が直接内壁面に沿って下降せ ずダンパー5上で空気が分散され、又室内空気排出の場合はダンパー5上部の天 井に近い温い空気が排出され換気が行なわれる。
【0010】 ダンパー5の端に紐6を締結し、下方から開閉操作を行なえるように構成する。 従って換気口の取付位置が高い壁面でも紐6の長さを調整しボールチェーン10 等を用いて任意の位置で開閉できる11はボールチェーン10止め具であり、引 きの程度を調節することにより、ダンパー5の作動角度を調節することができ換 気量の調節を行なうことができる。防虫網Bは換気口体Aの両側面又は底面部に 設けられた防虫網挿脱口4A4B4Cにより防中網Bの着脱が行える。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述する。図1〜図5においてAは本実施 例の防虫網着脱可能な換気口を構成する換気口体Aを示し、該換気口体Aは建屋 1の壁部2に形成した開口3に室内側から設置するものである。2Aは換気口体 Aを構成し内側が通気経路A4になった内側筒部2Aで該内側筒部2Aは上板2 3下板24および1対の側板25,25、と形状は四角形筒部に形成されている 。5は内側筒部2Aの通気路4Aを開閉可能に閉塞するダンパーを示す。該ダン パー5は、下端側が下板24に回動可能に枢支されており通気路4Aを閉塞する 略垂直状態から約90度傾斜した開放状態にばね部材8によって常時は付勢され ている。
【0012】 6は前記ダンパー5をばね部材8のばね力に朽して閉塞操作するための紐である 。該紐6は一端がダンパー5に接続され、途中部分が内側筒部2Aの前面上部に 着設したリング7Aによって下方に案内され下板24に着設したリング7Bに案 内されて下方に垂下した紐6と引張コイルばね9を介して接続されたボールチェ ーン10とから構成してあるそして該ボールチェーン10は壁部2に設けたボー ルチェーン止め具11に係脱可能に係止するようにしてある。本実施例の防虫網 着脱可能な換気口は上述の構成からなり、壁部2の天井に近い高所に形成した開 口3に設して使用するものである。部屋内を換気する場合には紐6を暖めてダンパ ー5をばね部材8のばね力により開放させる更に本実施例では紐6の引っ張り量を 敵設宜調整してボールチェーン10をチェーン止め具11に掛止することによりダ ンパー5を任意の開き角度に設定することができることから換気のための通気量 を調整することができる。
【0013】 しかも紐6には引張コイルバネ9を設けてあるから紐6を強めに張設することに よりダンパー5が換気口体Aに密着し通気路4Aを閉塞することができるので非 換気時には室内の気密性を保つことができる。 Bは内側筒部2Aの通気路4Aを覆う防虫網を示す該防虫網Bはプラスチック又 は金属材料の枠組で、網部は金属を用いて形成してある。B1,B2は、内側筒 部2Aの一対の側板、25,25に防虫網Bを挿脱可能な防虫網挿脱口で該防虫 網挿脱口B1B2の内部の内側筒部2Aの上下端部には、溝12A12Bが形成 され該溝12A12Bにより防虫網Bは保持される。
【0014】 防虫網Bが内側筒部2Aの一対の側板25,25に設けられた防虫網挿脱口B1 B2のどちらからも防虫網Bの側面に形成されている取手を利用し図2(a)の →方向より防虫網(B)の挿脱が容易に行なわれる。B3は、内部筒部2Aの下 板24に防虫網Bを挿脱可能にする防虫網挿脱口で該防虫網挿脱口B3の内部の 内側筒部2Aの上端には落下防止のため防虫網Bに設けられた係止用孔14内に 、進入可能な係止フック13が設けられ防虫網Bの挿脱が防虫網Bの下面に形成 されている取手を利用し図3(a)の→方向より防虫網Bの挿脱が吊着状に容易 に行なわれる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 (1) 通気部が空気抵抗が少ない形状で換気有効面積が多く得られ換気効率に 優れている (2) 防虫網Bが室内側開口部前面に取付られている為、防虫網Bの目詰状態 がすぐわかる。 (3) 請求項2の防虫網は換気口ダンパーの両サイドより又請求項3の防虫網 Bは換気口体Aの底面より着脱が容易で清掃作業が容易に行える。 (4) 換気口を部屋の高い位置に設置しても紐の長さを調整し、ボールチェー ンをチェーン止具に操作することによりダンパーの開口部の調整が容易である。 本考案の換気口ダンパー及びその防虫網は以上の条件を満たしており扱いが容易 で高い換気効果を維持することが得られます。
【図面の簡単な説明】
【図1】換気口体を建物に取り付けてなる要部断面図で
ある。
【図2】(a)換気口体に防虫網を取付けた内部構造を
示す半断面正面図である (b)防虫網の詳細を示す正面図である
【図3】(a)換気口体に防虫網を取付けた内部構造を
示す半断面正面図である (b)防虫網の詳細を示す正面図である
【図4】(a)換気口体の形状を示す右側正面図である (b)換気口体の形状を示す左側正面図である
【図5】(a)換気口体の平面図である (b)換気口体の底面図である。
【図6】意匠登録第1126957号換気口ダンパー (a)ダンパーの断面図である (b)ダンパーの半断面で表した正面図である
【図7】意匠登録第980635号換気口ダンパー (a)ダンパーの断面図である (b)ダンパーの半断面で表した正面図である
【図8】従来形のスライドシャッター式の換気口 (a)開放時の正面図である (b)封鎖時の正面図である
【符号の説明】
1 建屋 2 壁部 3 開口 A 換気口体 2A 内側筒部 4A 通気路 B 防虫網 B1、B2、B3、 防虫網挿脱口 5 ダンパー 6 紐 7A 7B リング 8 ばね部材 9 引張コイルバネ 10 ボールチェーン 11 チェーン止め具 12A 12B 溝 13 係止フック 14 係止用孔 15A 15B 防虫網取手 20 防虫網挿脱方向 23 上板 24 下板 25 側板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋(1)の壁部(2)の上側に位置する
    開口(3)に前記壁部(2)の室内側から設する換気口
    体(A)と前記換気口体(A)の内部が通気路(4A)
    になつた内側筒部(2A)に挿脱する防虫網(B)とか
    らなる自然換気口装置であつて、換気口体(A)の室内
    側開口部の最下方に設けたばね部材(8)により下部が
    壁面から離れず上部が室内側に開くように形成したダン
    パー(5)を開閉自在に設け、換気口体(A)の開口部
    の通気路(4A)を覆う如く形成された防虫網(B)の
    着脱が防虫網挿脱口により容易に行なわれるように構成
    したことを特徴とする防虫網着脱可能な換気口。
  2. 【請求項2】換気口体(A)の内部筒部(2A)の両側
    面に設ける一対の側板(25)には防虫網(B)の防虫
    網挿脱口(B1)(B2)が設けられ該防虫網挿脱口
    (B1)(B2)の内部の上、下端部に溝(12A)
    (12B)を設ける請求項1記載の防虫網着脱可能な換
    気口。
  3. 【請求項3】換気口体(A)の内側筒部2Aの底面部下
    板(24)には防虫網(B)の防虫網挿脱口(B3)が
    設けられ該防虫網挿脱口(B3)の内部上端には防虫網
    係止フック(13)が設けられ、防虫網(B)には前記防
    虫網係止フック(13)に掛止可能な係止用孔(14)
    を設ける請求項1記載の防虫網着脱可能な換気口。
JP2002007787U 2002-12-09 2002-12-09 防虫網着脱可能な換気口 Expired - Fee Related JP3094544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007787U JP3094544U (ja) 2002-12-09 2002-12-09 防虫網着脱可能な換気口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007787U JP3094544U (ja) 2002-12-09 2002-12-09 防虫網着脱可能な換気口

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3094544U true JP3094544U (ja) 2003-06-27

Family

ID=43248516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002007787U Expired - Fee Related JP3094544U (ja) 2002-12-09 2002-12-09 防虫網着脱可能な換気口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3094544U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7352326B1 (ja) 2023-05-12 2023-09-28 株式会社Cspホールディングス 防音パネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7352326B1 (ja) 2023-05-12 2023-09-28 株式会社Cspホールディングス 防音パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20160018286A (ko) 창문의 미세먼지유입 방지장치
US20080233861A1 (en) Vertical Door Fan Shutter
KR101528404B1 (ko) 착탈식 방충망이 구성되는 에어컨 실외기용 환기창
KR101888927B1 (ko) 잠금기능을 가지는 환기용 창틀 가이드
KR101350352B1 (ko) 창호용 환기장치
JP3094544U (ja) 防虫網着脱可能な換気口
KR100890932B1 (ko) 건축물용 환기장치
JP4460887B2 (ja) 自然換気装置
KR101211154B1 (ko) 환풍기능을 구비한 창호
JP4842042B2 (ja) 換気装置
JP2006275299A (ja) 換気口の外部カバー
JP4367756B2 (ja) 方立部内換気装置
JP5325936B2 (ja) 通風筒開口カバーのヒンジ構造
JP3366992B1 (ja) 自動換気装置付き建具及びそれに使用するガラリ
US891967A (en) Ventilator.
JP4423019B2 (ja) 自然給気口
JP4459474B2 (ja) 天井設置形機器の開閉パネルの開閉構造
JPH0518617U (ja) 空気清浄装置
JP3181208U (ja) 換気器具
KR200367865Y1 (ko) 환풍기 개폐문
JP3119842U (ja) 通気性扉
JP2010203707A (ja) 換気装置
KR100433393B1 (ko) 건축용 개폐식 주방 배기관
CN2339797Y (zh) 抽风机防护罩
JP3682879B2 (ja) 建物の換気装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees