JP3094456U - 装置筐体のラック構造 - Google Patents

装置筐体のラック構造

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保智 山本
三橋  賢
博文 妹尾
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富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一台の装置で幅の異なる機器ユニットを収納
可能とする、装置筐体のラック構造を提案する。 【解決手段】 本考案による装置筐体のラック構造にお
いては、筐体内部に収納する機器ユニットを固定するた
めの取付支柱を回転可能とし、それによって、機器ユニ
ットを着脱するための筐体開口部の幅が変更できるよう
にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は電子計算機、通信装置、計測装置、制御装置等の装置、特に複数の機 器ユニットを搭載可能な装置の、これら機器ユニットを収納するためのラック構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2はかかる装置の従来の例を示すものである。図1の装置10は、筐 体11内部にサーバ、交換機、計測器、シーケンサ等の複数の機器ユニット(図で は符号12〜15で示す4台)を収納可能なラック構造を有している。なお、図1は装 置全体を、図2は図1の円で囲んだ部分Aをそれぞれ示すものである。
【0003】 筐体10は、天板16、床板17、側板18および支柱19からなり、支柱19には図2に 詳細に示すように筐体10内部に収納した機器ユニットをねじ止め固定するための 取付支柱20を取り付けている。前記各機器ユニットは、筐体10の一面に設けた開 口部21から着脱することとしており、取付支柱20にはこれら機器ユニットをねじ 止め固定するためのねじ孔22を多数設けている。
【0004】 こうした筐体は、機器ユニットを着脱するための開口部の横幅W(図1参照) がEIA(米国電子工業会)によって機器ユニットの幅に合わせて標準化されてお り、例えば、開口部の横幅が19インチ(482.6mm)のものを「19インチラック」 、21インチ(533.4mm)のものを「21インチラック」と呼んでいる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
近年、かかる装置が様々な分野、場所で利用されるようになり、それに伴って 、装置の設置に際しては、装置筐体の大きさを、収納する機器ユニットの種類や 数量のみならず、設置箇所をも考慮して選択する必要が生じている。
【0006】 しかしながら、設置箇所の制約により前述した21インチラックに収納する機器 ユニットを必要とするにもかかわらず19インチラックに対応する装置しか設置で きないと言った場合や、機器ユニットの変更等に伴ってユニットの幅が変更にな ると言った場合には、現状の装置筐体では対応が難しく、装置自体、あるいは当 該装置を含めたシステム(ネットワークシステム、計測システム、制御システム 等)全体の見直しまでもが必要となることもある。
【0007】 本考案は、上記の問題点を解決し、収納する機器ユニットの幅の変更にも対応 できる、あるいは狭い設置箇所でも幅広の機器ユニットの収納が可能な装置筐体 のラック構造を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による装置筐体のラック構造は、 箱型の筐体内部に複数の機器ユニットを収納可能な装置において、 天板と、底板と、対向する二枚の側板と、四本の支柱と、収納した前記機器ユ ニットを固定するための前記支柱に平行に延在する取付支柱と、前記機器ユニッ ト着脱のための開口部とを具え、 前記取付支柱をその上下端で回転自在に支持し、当該取付支柱の回転により前 記開口部の幅を変更可能としたことを特徴とするものである。
【0009】
【考案の効果】
本考案による装置筐体のラック構造は、筐体内部に収容した機器ユニットを固 定するための取付支柱を回転させ、それによって機器ユニットを着脱する開口部 の幅を、収納する機器ユニットの幅に応じて変更することができるものとしてい る。
【0010】 それによって、例えば前述した19インチラックに対応する大きさの筐体であっ ても21インチラックに対応する機器ユニットを収納することができ、装置の設置 箇所の制約を解消することができる。また、開口部の幅が変更可能であることか ら、機器ユニットの交換に伴うユニット幅の変更にも対応することができ、装置 自体を交換する必要がない。加えて、異なる幅を有する機器ユニットが収納可能 であることから、装置の製造者にとっては製造コストの低減が、装置の使用者に とっては導入コストの低減がそれぞれ可能であると言うメリットが得られる。
【0011】 また本考案による装置筐体のラック構造の好適な実施形態においては、前記取 付支柱が第一の取付位置と、当該第一の取付位置から90°回転した第二の取付位 置との間で回転可能とし、当該取付支柱が前記第一の取付位置にあるときの前記 開口部の幅よりも、前記取付支柱が前記第二の取付位置にあるときの前記開口部 の幅を広くし、前記第一の取付位置および前記第二の取付位置それぞれにおいて 幅の異なる前記機器ユニットを収納かつ固定可能としている。かかる構造により 、異なる幅を有する機器ユニット、例えば19インチラックおよび21インチラック それぞれの仕様に応じた機器ユニットの双方の収納に対応することができ、前述 した効果を高めることが可能である。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の好適な実施形態について説明する。
【0013】 図3〜図5は本考案に係るラック構造を有する装置筐体の一実施形態を示すもの であり、図3は筐体の分解組立図、図4は外観を示す斜視図である。
【0014】 図示の筐体31は、天板32、床板33、側板34、支柱35、上側横梁36および下側横 梁37からなり、支柱35には筐体31内部に収納する図示しない機器ユニットをねじ 止め固定するための取付支柱38を多数のねじ39で取り付けている。機器ユニット は筐体31の開口部41(図4参照)から着脱することとしている。
【0015】 取付支柱38は、その上下端でそれぞれピン40によって回転可能に支持されてい る。そのため、支柱35に対して異なる角度位置で固定することが可能となってい る。以下、これについて説明する。
【0016】 図5は図4の円で囲んだ部分Bを示すと共に、取付支柱38の構成をより詳細に示 すものである。取付支柱38は、断面略L字型の第一の部材38a、断面略クランク状 の第二の部材38bおよび軸受部材38cからなる。軸受部材38cは取付支柱38の上下 端に取り付けられており(図では上端に取り付けているもののみを示す)、開口 部38dを有している。取付支柱38を回転可能に支持するためのピン40は、この開 口部38dに挿入される。
【0017】 取付支柱38は、ピン40に回転可能に支持されることにより、図5に示すように 二つの異なる角度位置(取付位置)で支柱35に取り付けることが可能である。図 5(a)は第一の取付位置を、図5(b)は第二の取付位置をそれぞれ示し、これら二つ の取付位置は、取付支柱38を90°回転させることにより、相互に変更可能となっ ている。
【0018】 ここで図5(a)を参照すると、第一の取付位置においては、第一の部材38aの一 方の面42が開口部41(図4参照)に面しており、この面42に形成したねじ孔43を 用いて図示しない機器ユニットをねじ止め固定するようにしている。また、取付 支柱38自体は、第一の部材38aの他の面、すなわち支柱35と接触している面に形 成した図示しないねじ孔を通してねじ39によって支柱35に固定されている。また 、面42には他にねじ孔44を設けているが、これは取付支柱38が後述する第二の位 置を取る際に支柱35にねじ止め固定するためのものである。
【0019】 次に図5(b)に示す第二の取付位置においては、第二の部材38bの一つの面45が 開口部41に面しており、この面45に形成したねじ孔46を用いて図示しない機器ユ ニットをねじ止め固定するようにしている。また、取付支柱38自体は、第一の部 材38aの面42に形成したねじ孔44(図5(a)参照)を通してねじ39によって支柱35 に固定されている。
【0020】 ここで、これら二つの取付位置にある取付支柱38の状態を比較すると、第一の 取付位置において開口部41に面する第一の部材38aの面42の幅w1は、第二の取付 位置において開口部41に面する第二の部材38bの面45の幅w2よりも広くなってい る。そのため開口部41の横幅W(図4参照)は、取付支柱38が第一の取付位置に ある場合には、第二の取付位置にある場合よりも狭くなることとなる。
【0021】 すなわち、取付支柱38の取付位置を変更することにより、異なる幅を有する機 器ユニットの収納に対応することが可能となる。例えば、第一の取付位置を19イ ンチラックの大きさに、第二の取付位置を21インチラックの大きさに対応するよ うにそれぞれ設定することにより、これら各サイズに適応した機器ユニットを一 台の装置で収納することができるようになる。
【0022】 図6は取付支柱38の取付位置変更手順を概略示すものであり、ここでは第一の 取付位置から第二の取付位置への変更を示すものである。以下、その手順につい て説明する。なお、図は分解組立図で示しているが、実際には組み立てた状態で 作業を行う。すなわち、ピン40は上側横梁36の孔36aおよび取付支柱38の軸受部 材38cの開口部38dに挿通されて取付支柱38を回転自在に支持している。
【0023】 まず、図示しないねじ39を取り外して取付支柱38が自由に回転できる状態にし 、次いで図6(a)に示す第一の取付位置から取付支柱38を図の矢印で示す方向に回 転させる。その後図6(b)に示す第二の取付位置に取付支柱38を位置させ、再度ね じ39によって支柱35に固定する。なお、取付支柱38を第二の取付位置から第一の 取付位置に変更する場合には、これと逆の操作をすれば良いことは言うまでもな い。
【0024】 以上説明したように、本考案に係る装置筐体のラック構造は、筐体内部に収容 する機器ユニットの幅が異なる場合でも、一台の装置で対応することができ、設 置箇所の制約を解消することができ、また機器ユニットの交換に伴って、その幅 が変更されても筐体自体の変更をする必要がない。加えて、異なる幅を有する機 器ユニットが収納可能であることから、装置の製造者にとっては製造コストの低 減が、装置の使用者にとっては導入コストの低減がそれぞれ可能であると言うメ リットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の装置筐体の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1の円で囲んだ部分Aを拡大して示す図であ
る。
【図3】 本考案に係る装置筐体のラック構造を示す分
解組立図である。
【図4】 図3の装置筐体の外観を示す斜視図である。
【図5】 図4の円で囲んだ部分Bを拡大し、特に取付支
柱の構成を詳細に示す図である。
【図6】 図3のラック構造における取付支柱の取付位
置変更手順を示す分解組立図である。
【符号の説明】
10 装置 11,31 筐体 12,13,14,15 機器ユニット 16,32 天板 17,33 床板 18,34 側板 19,35 支柱 20,38 取付支柱 21,41 筐体の開口部 22,43,46 機器ユニット固定用ねじ孔 36 上側横梁 37 下側横梁 39 ねじ 40 ピン 42,45 取付支柱38が開口部41に面する面 44 ねじ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三橋 賢 神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目403番 地 富士通アイ・ネットワークシステムズ 株式会社内 (72)考案者 妹尾 博文 神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目403番 地 富士通アイ・ネットワークシステムズ 株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱型の筐体内部に複数の機器ユニットを
    収納可能な装置において、 天板と、底板と、対向する二枚の側板と、四本の支柱
    と、収納した前記機器ユニットを固定するための前記支
    柱に平行に延在する取付支柱と、前記機器ユニット着脱
    のための開口部とを具え、 前記取付支柱をその上下端で回転自在に支持し、当該取
    付支柱の回転により前記開口部の幅を変更可能としたこ
    とを特徴とする装置筐体のラック構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のラック構造において、 前記取付支柱が第一の取付位置と、当該第一の取付位置
    から90°回転した第二の取付位置との間で回転可能と
    し、 当該取付支柱が前記第一の取付位置にあるときの前記開
    口部の幅よりも、前記取付支柱が前記第二の取付位置に
    あるときの前記開口部の幅を広くし、 前記第一の取付位置および前記第二の取付位置それぞれ
    において幅の異なる前記機器ユニットを収納かつ固定可
    能としたことを特徴とする装置筐体のラック構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018174345A (ja) * 2016-09-24 2018-11-08 川湖科技股▲分▼有限公司 ラックシステム

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