JP3094448U - 傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動方式 - Google Patents
傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動方式Info
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- JP3094448U JP3094448U JP2002007006U JP2002007006U JP3094448U JP 3094448 U JP3094448 U JP 3094448U JP 2002007006 U JP2002007006 U JP 2002007006U JP 2002007006 U JP2002007006 U JP 2002007006U JP 3094448 U JP3094448 U JP 3094448U
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本考案は傾斜回転テーブルの構造を簡単にしテ
ーブルの回転精度を高めることを能とする。 【解決手段】テーブル(2)の回転駆動軸にモータ(1
1)を直結して傾斜回転中のテーブル2)を減速回転さ
せる。
ーブルの回転精度を高めることを能とする。 【解決手段】テーブル(2)の回転駆動軸にモータ(1
1)を直結して傾斜回転中のテーブル2)を減速回転さ
せる。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は、工作機械や産業機械の傾斜回転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術について図1にて説明すると、傾斜回転テーブルは回転テーブル(2
)を駆動する軸とは別に傾斜回転を行う為の傾斜回転駆動軸(3)を備えている
。 テーブル回転駆動をハイポイドピニオン(8)によって行う場合図2に示す
ようにハイポイドピニオン(8)はハイポイド歯車(7)の中心位置をはずれた
所にて駆動を行う。 又、図3に示すようにウォーム(22)にて駆動する場合
にも駆動軸は回転中心をはずれた場所に位置する。 このため図4に示すように
テーブル回転駆動を行うためのモーター(11)をテーブル(2)のテーブルベ
ース(6)に直接取り付けて歯車(15)(9)(10)を介してテーブル(2
)と同時に傾斜回転しながらテーブル回転駆動を行うか、又は図5に示すように
テーブルベース(6)内にてテーブル回転駆動用ハイポイドピニオン(8)の軸
心を歯車(15)(10)により傾斜回転軸(3)の軸心に合わせて傾斜回転軸
受け(1)の外部に引き出しモーター(11)を取り付けて駆動する方法が用い
られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
テーブル回転駆動部をテーブルベース(6)に直接取り付けてテーブル(2)の
駆動を行う場合駆動部も同時に傾斜回転するため、回転するためのスペースを要
し全体の構造が大きくなる。 又、テーブル(2)の回転駆動用ピニオン(8)
の軸心を歯車(15)(10)により傾斜回転軸(3)の軸心に合わせて外部に
引き出し駆動する方式は構造が複雑になると共に歯車(15)(10)等のバッ
クラッシュによりテーブル回転精度に悪影響を及ぼす。 この考案は傾斜回転テ
ーブルのテーブル回転駆動部の合理的な構造を提供することにより上記従来装置
の問題を解決することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために本考案では、傾斜回転テーブルの傾斜回転軸心と
は異なる位置にあるテーブル回転駆動軸を直接外部に取り出しモーターを直結し
てテーブル回転駆動することにより問題を解決している。
【0005】
【考案の実施の形態】
傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動軸にモーターを直結してテーブル回転を行
うものである。 実施例について図面を参照に説明すると図6で回転するテーブ
ル(2)はベアリング(19)にて支持されておりテーブル(2)に取り付けら
れたハイポイド歯車(7)はハイポイドピニオン(8)によって減速回転される
。 ハイポイドピニオン(8)の軸は傾斜回転軸(3)の軸心とは、ずれている
がそのまま軸受け台(1)の外に取り出しモーター(11)の軸が継手(17)
により直結されている。 モーター(11)は傾斜回転軸(3)と軸心を同一に
する回転軸(20)に取り付けられている。 回転軸は軸受け台(1)に組み込
まれたベアリングによって支えられテーブルベース(6)に取り付けられている
。 これにより傾斜回転時にモーター(11)およびハイポイドピニオン(8)
の駆動軸はテーブル(2)と同時に傾斜回転しながらテーブル(2)を減速回転
する事が出来る。
【0006】
【考案の効果】
上述のように、この駆動装置はハイポイドピニオン(8)の駆動軸にモーター(
11)が直結されているため構造が簡単で剛性を高めることが出来、製造価格を
下げることが出来る。 又、最終の駆動部であるハイポイド歯車(7)とハイポ
イドピニオン(8)以外の歯車等は無いため余分なバックラッシュも存在せずテ
ーブル(2)の回転精度を高めることを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】傾斜回転テーブルの斜視図
【図2】ハイポイド歯車とハイポイドピニオンの噛み合
い図 【図3】ウォームとウォームホイールの噛み合い図 【図4】従来の傾斜回転テーブル駆動部概要図 【図5】従来の傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動部
の断面図 【図6】本考案の傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動
部の断面図 【符号の説明】 1 軸受け台 2 テーブル 3 傾斜回転軸 4 ベース 5 傾斜回転駆動装置 6 テーブルベース 7 ハイポイド歯車 8 ハイポイドピニオン 9 歯車 10 歯車 11 モーター 12 ハイポイド歯車 13 ハイポイドピニオン 14 モーター 15 歯車 16 ベアリング 17 継ぎ手 18 回転軸 19 ベアリング 20 回転軸 21 ウォームホイール 22 ウォーム
い図 【図3】ウォームとウォームホイールの噛み合い図 【図4】従来の傾斜回転テーブル駆動部概要図 【図5】従来の傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動部
の断面図 【図6】本考案の傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動
部の断面図 【符号の説明】 1 軸受け台 2 テーブル 3 傾斜回転軸 4 ベース 5 傾斜回転駆動装置 6 テーブルベース 7 ハイポイド歯車 8 ハイポイドピニオン 9 歯車 10 歯車 11 モーター 12 ハイポイド歯車 13 ハイポイドピニオン 14 モーター 15 歯車 16 ベアリング 17 継ぎ手 18 回転軸 19 ベアリング 20 回転軸 21 ウォームホイール 22 ウォーム
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】回転テーブル(2)の傾斜回転軸(3)の
軸心と異なる位置にあるテーブル回転駆動軸にテーブル
回転用モーター(11)を直結し、その外側に傾斜回転
支持用ベアリング(16)を備えた傾斜回転テーブルの
テーブル回転駆動方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007006U JP3094448U (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007006U JP3094448U (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3094448U true JP3094448U (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=43248423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007006U Expired - Fee Related JP3094448U (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 傾斜回転テーブルのテーブル回転駆動方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094448U (ja) |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002007006U patent/JP3094448U/ja not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |