JP3094077U - 障害者専用駐車場における不正駐車防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害者専用駐車場に、障害者及び健常者のド
ライバーの車両が入庫しても、装置本体により、音声・
光等による警告を発し、障害者のドライバーにのみ発行
したカードを装置本体に差し込むことにより、その身分
が保証されると警告を中止することにより、不正な駐車
を防止することのできる障害者専用駐車場における不正
駐車防止装置を開発・提供することにある。 【解決手段】 障害者専用駐車場において、該専用駐車
場（Ａ）の入口近傍に、装置本体（１）を設け、該本体
（１）に回転表示灯（２）を設け、さらに、前記装置本
体（１）には、文字表示器（３）、カード挿入口
（４）、警告を促すための音声発生器（５）とを設け、
前記カード挿入口（４）に適正なカード（Ｘ）を挿入す
ることにより、警告を解除することを特徴とする障害者
専用駐車場における不正駐車防止装置。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、障害者専用駐車場における不正駐車防止装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】 従来、各施設の駐車場において、そのうちの一あるいは複数箇所の駐車スペー スが、障害者（身体に障害をもつ人）専用駐車場として確保されている。しかし 、現状では、駐車場が混んでくると、故意に、あるいは、誤って一般のドライバ ー（即ち，健常者のドライバー）が、駐車してしまう結果、せっかく、確保され ている駐車スペースに障害者のドライバーが駐車出来ないのというのが実状であ る。 【０００３】 しかし、車両を見ただけでは、そのドライバーが健常者であるか、障害をもっ たドライバーかの識別が出来ず、それをよいことに、健常者のドライバーの車両 が駐車してしまうため、障害を持つ者であれば、必ず、健常者に優先して駐車で き、また、障害者以外の者が駐車すると警告を与える障害者専用駐車場が必要と なってくる。 【０００４】 【考案が解決しようとする課題】 そこで、この考案は、上記の欠点を除去し、障害者専用駐車場に、障害者及び 健常者のドライバーの車両が入庫しても、装置本体により、音声・光等による警 告を発し、障害者のドライバーにのみ発行したカードを装置本体に差し込むこと により、その身分が保証されると警告を中止することにより、不正な駐車を防止 することのできる障害者専用駐車場における不正駐車防止装置を開発・提供する ことにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】 この考案は、障害者専用駐車場において、該専用駐車場の入口近傍に、装置本 体を設け、該本体の上部に回転表示灯を有し、さらに、前記装置本体には、文字 表示器、カード挿入口、警告を促すための音声発生器とを設け、前記カード挿入 口に適正なカードを挿入することにより、警告を解除することを特徴とする障害 者専用駐車場における不正駐車防止装置から構成されるものである。 【０００６】 【考案の実施の形態】 次に、この考案の一実施例を図１〜図３に基づいて詳細に説明すると、障害者 専用駐車場において、該専用駐車場（Ａ）の入口近傍に、装置本体（１）を設け 、該本体（１）の上部に回転表示灯（２）を有し、さらに、前記装置本体（１） には、文字表示器（３）、カード挿入口（４）、警告を促すための音声発生器（ ５）とを設け、前記カード挿入口（４）に適正なカード（Ｘ）を挿入することに より、警告を解除することを特徴とする障害者専用駐車場における不正駐車防止 装置から構成されるものである。 【０００７】 尚、装置本体（１）に使用する動力源は、通常の電力でもよく、ソーラシステ ム（７）により蓄電された電力であってもよいものである。 【０００８】 また、装置本体（１）の上部に設けた回転表示灯（２）は、常時、点灯しなが ら回転しており、障害者の専用駐車場（Ａ）の位置を、使用者に知らせると共に 、不正駐車をする者に警告するものである。 【０００９】 さらに、装置本体（１）の表面に設けた文字表示器（３）は、文字が表示され るものであり、例えば、専用駐車場（Ａ）は、障害者専用の駐車スペースであり 、健常者のドライバーは、駐車しないで下さい等の文字表示によって、説明し、 かつ、警告するためのものである。 【００１０】 そして、カード挿入口（４）は、障害者が予め、所有するカード（バーコード カード、磁気カード、ＩＣカード等）を入れるものであり、そのカードに記載あ るいは入力された情報を検知して、障害者か、否かの判別をするものである。 【００１１】 尚、カードには、必要なデータを記録しておくものであり、例えば、電話番号 、使用期限日、カード番号等である。 【００１２】 また、音声発生器（５）は、障害者専用の駐車場（Ａ）に、駐車し、カード挿 入口（４）に挿入したカード（Ｘ）が不正な場合に警告を発するものであり、こ の駐車場（Ａ）より退去することをテープで流したり、警報音を発したりするも のである。 【００１３】 さらに、また、専用駐車場（Ａ）への進入の確認に対しては、専用駐車場（Ａ ）の入り口の片側、あるいは両側に設けた車両検出センサー（６）により、行う 。そして、車両検出センサー（６）の種類としては、音波を車両に向けて反射検 出して、警告する場合と、光電管を設け、その間に、車両が入ると、光が遮断さ れ、警告するもの等があるが、その種類は問わないものである。 【００１４】 【考案の効果】 この考案によると、専用駐車場（Ａ）の入口近傍に、装置本体（１）を設け、 該本体（１）の上部に回転表示灯（２）を有し、さらに、前記装置本体（１）に は、文字表示器（３）、カード挿入口（４）、警告を促すための音声発生器（５ ）とを設け、前記カード挿入口（４）に適正なカード（Ｘ）を挿入することによ り、警告を解除することができ、障害者以外の者の不正駐車に対しては、警告を 発することにより、専用駐車場（Ａ）には、障害者に限って、駐車できる等極め て有効なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】 【図１】 この考案の一実施例を示す正面図である。 【図２】 この考案の一実施例を示す側面図である。 【図３】 この考案の使用状態を示す平面図である。 【図４】 この考案の使用状態を示す説明図である。 【符号の説明】 １ 装置本体 ２ 回転表示灯 ３ 文字表示器 ４ カード挿入口 ５ 音声発生器 ６ 車両検出センサー ７ ソーラシステム Ａ 専用駐車場 Ｘ カード

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 障害者専用駐車場において、該専用駐車
   場（Ａ）の入口近傍に、装置本体（１）を設け、該本体
   （１）に回転表示灯（２）を設け、さらに、前記装置本
   体（１）には、文字表示器（３）、カード挿入口
   （４）、警告を促すための音声発生器（５）とを設け、
   前記カード挿入口（４）に適正なカード（Ｘ）を挿入す
   ることにより、警告を解除することを特徴とする障害者
   専用駐車場における不正駐車防止装置。