JP3093879U - ロータリートレイ装置 - Google Patents

ロータリートレイ装置

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    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ信号が印加されても再生開始位置にお
けるディスク載置部の識別番号を支障なく判別できるロ
ータリートレイ装置を提供する。 【解決手段】 パルス信号のLおよびHレベルの1周期
を所定の時間間隔でカウントするカウンタ6と、このカ
ウンタ6による前記各レベルのカウント中に逆レベルの
信号が入力したか否かを検出する検出手段10aと、前
に入力した各パルス信号のカウント数を基準値として記
憶したメモリ9と、前記カウント中に前記検出手段10
aから逆レベルの検出信号が送出されてくると、この入
力時点のカウント値と前記メモリ9の基準値とを比較し
て、この基準値の許容範囲外であるときにノイズ信号が
入力したと判断し、前記カウント値を初期化するととも
に、前記入力パルス信号に基づいて前記識別番号の判別
を続行する制御手段10と、を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、CD等のディスクを複数枚載置して再生させるロータリートレイ装 置に係り、特に、ディスク位置検出用のパルス信号にノイズが印加されても支障 なくディスク位置の検出を続行させ得るロータリートレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パルス信号にノイズが印加された場合でも、データを無効にしないようにする パルス信号の周期検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 このものは、エッジ検出手段、計時手段、レベル検出手段、レベル判定手段、 デューティ比判定手段および禁止手段を備えて構成されている。 そして、エッジ検出手段によりエッジ検出信号が出力される毎に、レベル判定 手段にてパルス信号のレベルが判定され、そのレベルが正しいと判定されるとデ ューティ比判定手段によってパルス信号のデューティ比が判定される。 その後、レベル判定手段が異常と判定した場合、またはデューティ比判定手段 が異常と判定した場合は、エッジ検出手段によって検出されたエッジは、パルス 信号によるものではないとみなされて、パルス信号周期の検出が禁止手段により 禁止される。 従って、この周期検出装置によれば、誤ったパルス信号の周期の検出が行われ ることを防止できるというものである。
【0003】
【特許文献1】 特開平10−38907号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記特許文献1のパルス信号の周期検出装置は、パルス信号のレベ ルおよびパルス信号のデューティ比を判定するものであるが、前の入力パルス信 号を基準としたり、予めメモリに記憶したデータに基づいて判定する構成を有す るものではなかった。
【0005】 本考案は、上記課題に鑑みて創案されたもので、ノイズ信号が印加されても再 生開始位置におけるディスク載置部の識別番号を支障なく判別できるロータリー トレイ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のうち請求項1に記載の考案は、ロータリー トレイに配された複数のディスク載置部の各位置に対応して前記ロータリートレ イの周側壁に複数の凹凸部が形成され、この凹凸部側に向けられた発光器からの 放光を受光器が受光したときに出力されるパルス信号を受けて再生開始位置にお ける前記各ディスク載置部の識別番号を前記パルス信号のLレベルとHレベルの 比率により判別するロータリートレイ装置において、前記パルス信号のLおよび Hレベルの1周期を所定の時間間隔でカウントするカウンタと、このカウンタに よる前記各レベルのカウント中に逆レベルの信号が入力したか否かを検出する 検出手段と、前に入力した各パルス信号のカウント数を基準値として記憶したメ モリと、前記カウント中に前記検出手段から逆レベルの検出信号が送出されてく ると、この入力時点のカウント値と前記メモリの基準値とを比較して、この基準 値の許容範囲外であるときにノイズ信号が入力したと判断し、前記カウント値を 初期化するとともに、前記入力パルス信号に基づいて前記識別番号の判別を続行 する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】 また、請求項2に記載の考案は、ロータリートレイに配された複数のディスク 載置部の各位置に対応して前記ロータリートレイの周側壁に複数の凹凸部が形成 され、この凹凸部側に向けられた発光器からの放光を受光器が受光したときに出 力されるパルス信号を受けて再生開始位置における前記各ディスク載置部の識別 番号を判別するロータリートレイ装置において、前記パルス信号のLおよびHレ ベルの1周期を所定の時間間隔でカウントするカウンタと、このカウンタによる 前記各レベルのカウント中に逆レベルの信号が入力したか否かを検出する検出手 段と、前記各パルスのカウント数の基準値を記憶したメモリと、前記カウント中 に前記検出手段から逆レベルの検出信号が送出されてくると、この入力時点のカ ウント値と前記メモリの基準値とを比較して、この基準値の許容範囲外であると きにノイズ信号が入力したと判別し、前記カウント値を初期化するとともに、前 記入力パルス信号に基づいて前記識別番号の判別を続行する制御手段と、を備え たことを特徴としている。
【0008】 また、請求項3に記載の考案は、前記メモリの基準値が、前に入力した各パル ス信号のカウント数であることを特徴としている。 また、請求項4に記載の考案は、前記制御手段が、前記ロータリートレイの回 転速度に応じて前記カウンタによるカウント数を変化させることを特徴としてい る。 また、請求項5に記載の考案は、前記制御手段が、前記ロータリートレイの回 転速度が予め設定した速度よりも遅いときは、前記識別番号の判別を停止するこ とを特徴としている。 また、請求項6に記載の考案は、前記制御手段が、前記識別番号の判別時に同 一パルス信号で複数回のノイズ信号を検出したとき、前記凹凸部に欠損があると 判別することを特徴としている。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図示例を参照しながら説明する。 図1は、本考案の実施の形態に係るロータリートレイ装置の概要構成を示す 電気的ブロック線図である。 このロータリートレイ装置は、複数枚のCDを装填して選択的な自動再生を可 能とするオートチェンジャー式のCDプレイヤーに適用されたものである。 同図において、1はロータリートレイ、3はロータリートレイ1を回転駆動さ せるモーター、4はモーター3の回転を制御するモーター駆動部である。 また、5はフォトセンサであり、図2に示すロータリートレイ1の番号識別用 凹凸部1c〜1eを検出してカウンタ6にパルス信号を出力するようになってい る。
【0010】 このフォトセンサ5は、図示省略しているが、発光ダイオードとフォトトラン ジスタとからなり、ロータリートレイ1の周縁部1bに直交する方向で両者が対 向配置されている。 発光ダイオードは、電圧出力端子に接続されており、供給電圧を受けて発光す る。また、フォトトランジスタは、入力信号をパルス信号に変換する信号変換部 を介して前記カウンタ6と接続されている。 このように構成されたフォトセンサ5は、ロータリートレイ1の回転時に発光 ダイオードが発光し、ロータリートレイ1に形成された凹凸部1c〜1eの何れ かを通過した放光をフォトトランジスタが受光したとき、この受光内容に応じた パルス信号をカウンタ6側に出力する。
【0011】 このカウンタ6は、フォトセンサ5からのパルス信号が入力すると、図3に示 すように、そのLおよびHレベルの1周期Tをタイマの計時に基づき、所定の間 隔(本例では、2.0 mm)でカウントし、そのカウントデータを制御部10側に 出力する。 7はリモコンであり、キー操作部にCDプレイヤーをコントロールするための パワーキー、プレイキー、ストップキー、テンキー、アップダウンキー、ディス ク選択キー等が設けられている。 このリモコン7は、何れかのキーが操作されると、その操作内容に対応した赤 外線信号を送信部から送信するようになっている。8は受信部であり、リモコン 7からの赤外線信号を受信するとその伝送信号を制御部10側に送出する。
【0012】 この制御部10は、装置全体の動作を制御するマイクロコンピュータであり、 CPU,ROM,RAM(メモリ)9や内蔵タイマに加え、ノイズ信号検出部1 0aを備えた構成になっている。 メモリ9は、凹凸部1c〜1eの検出時に得られるパルス信号により、後述の ディスク載置部1A〜1Eに対応した固有の割り当て番号No.1〜No.5を識 別するため、予め設定した各パルス信号のカウント数を基準値として記憶する。 本例では、ユーザーの使用開始前にロータリートレイ1を回転させたときに得 られる各パルス信号のカウント数を基準値としている。
【0013】 なお、ノイズ信号検出部10aは、電気素子の劣化や外乱等に起因するノイズ 信号が入力したか否かを制御部10に判別させるもので、カウンタ6による前記 LおよびHレベルの各レベルのカウント中に、その逆レベルの信号(LのときH 、HのときはL)が含まれていると、そのデータを制御部10のCPUに伝送す る。 この制御部10は、再生時にリモコン12からの指令信号を受けて再生系の回 路各部を制御しロータリートレイ1を回転駆動させた後、前記カウンタ9からの 出力データに応じてディスク番号を識別することにより、ロータリートレイ1の 回転を制御し、ピックアップの設けられた再生開始位置に予め選択されたディス ク番号のディスク載置部1A〜1Eを停止させる動作制御を行うようになっている 。
【0014】 図2は、ロータリートレイを示す斜視図である。 このロータリートレイ1は円盤状で、中央に固着された回転軸2に前記モータ ー3のシャフトが連結され、このモーター3により回転駆動する。そして、ロー タリートレイ1の上面1a側には、5枚のディスクを載置可能なディスク載置部 1A〜1Eが等間隔をあけて配設されている。 このディスク載置部1A〜1Eは、ロータリートレイ1の回転方向(同図の矢印 方向)に沿って、第1〜第5までの番号が割り当てられている。 また、このロータリートレイ1は、下向きの周壁からなる周縁部1bに、第1 〜第5の番号識別用凹凸部1c〜1eを等間隔で形成している。
【0015】 このユーザーの使用開始前は、ディスク載置部1A〜1Eに対応して5箇所に設 けられ、それぞれ溝幅の等しい測定開始点用凹溝1cと、各溝幅が異なる凹溝1 eおよびこの両溝間にあって横幅がそれぞれ異なる凸部1dからなる。 測定開始点用凹溝1cは、フォトセンサ5からパルス信号を出力させる際の基 点とするもので、カウンタ6ではカウントされない。 凸部1dと凹溝1eとは、番号識別のため各幅の比率を異ならせており、凸部 1dの始まりから凹溝1eの終わりまでの間隔を9等分したとき、ディスクの割 り当て番号毎に固有の比率を設定してある。 なお、凹凸部1c〜1eのそれぞれを9等分したのは、ロータリートレイ1が 円盤状の360度であり、ディスク載置部1A〜1Eおよび凹凸部1c〜1eを均 等に配設するためである。
【0016】 そして、これらのディスク載置部のうち、1Aに対応する識別番号No.1に ついては、凸部1dと凹溝1eとの比率を7:2としている。 以下、ディスク載置部1Bに対応する識別番号No.2の比率は2:7、ディ スク載置部1Cに対応する識別番号No.3の比率は5:4、ディスク載置部1 Dに対応する識別番号No.4の比率は8:1、ディスク載置部1Eに対応する 識別番号No.5の比率は6:3である。 これにより、ロータリートレイ1が回転したとき、フォトセンサ5から出力さ れるパルス信号は、全てLおよびHレベルの長さが異なるため、制御部10がカ ウンタ6より送出されてくるデータをメモリ9のデータと照合すれば、各凹凸部 1c〜1eに割り当てられた固有の番号を認識できるものである。
【0017】 次に、上記ロータリートレイ装置の動作について、図を参照しつつ説明する。 このロータリートレイ装置は、CDプレイヤーの製作後にロータリートレイ1 を回転させてメモリ9に基準値のデータを予め記憶させておく。 この際は、予めデータ記録モードにしておき、ロータリートレイ1を回転させ て、定速回転になったときに基準位置からの記憶を開始する。 このときは、フォトセンサ5より各凹凸部1c〜1eの形状に応じたパルス信 号がカウンタ6に送出されてくる。 そして、このカウンタ6が、入力パルス信号の1周期Tを所定の間隔でカウン トすると、そのカウント値のデータが制御部10に与えられる。
【0018】 例えば、識別番号No.1は、凸部1dと凹溝1eとの比率が7:2であるか ら、図3に示す如くパルス信号の1周期TにおけるLレベルのカウント値が7、 Hレベルのカウント値が2である。 また、識別番号No.2は、Lレベルのカウント値が2、Hレベルのカウント 値が7である。このようなカウントデータが制御部10に順次入力すると、メモ リ9のデータエリヤには、アドレス1〜5に各カウント値のデータとNo.1〜 No.5の各番号が対応して記憶される。 この後、CDプレイヤーを使用する場合は、リモコン7でディスク番号を入力 しプレイキーを操作すればよい。 この指令信号を受けると、制御部10は、ロータリートレイ1の回転を開始さ せた後(ステップS11)、定速回転になったか否かを判別する(ステップS1 2)。
【0019】 そして、制御部10は、定速回転になったときに、割り込み処理を開始しカウ ンタ6に対して入力パルス信号のカウントを開始させる(ステップS13)。 まず、入力パルス信号のカウント時において、Hレベルのカウント値が0か否 かを判別する。 例えば、入力パルス信号のLレベルの期間内おけるの時点(図3のとと の間)で、逆レベルの信号が一瞬入力すると、Lレベルのカウントの途中にHレ ベルの信号が入力したとして、ノイズ信号検出部10aが検出データを出力する 。 このときは、1周期TにおけるHレベルのカウントを続行できないので、その カウント値が0となる。 このようにカウント値が0であれば、ノイズ信号が印加されていることを示す ので、制御部10は、パルス信号の誤判別を回避するため、割り込みを一旦抜け て次の入力パルス信号のカウントに入る。
【0020】 一方、Hレベルのカウント値が0でなければ、入力パルス信号の全期間をチェ ックするため、「フルカウント<前のフルカウントの90%?」の演算を行う( ステップS15)。 例えば、入力パルス信号のHレベルの期間内おけるの時点(図3の鎖線で示 すHレベルのととの間)で逆レベルの信号が入力すると、カウント開始から は8個目になるので、演算式は8/9=0.88となり、その結果は88%であ る。 このように、1周期Tにおけるフルカウントが、前のフルカウントの90%以 下であると、制御部10は、入力パルス信号にノイズ信号が印加されていると判 別する。
【0021】 このときは、ノイズの印加でパルス信号の判別が影響されないために、このパ ルス信号を確定する(ステップS16)。そして、次のパルス信号判別のために 、 カウンタ6のカウント値を一旦初期化した後(ステップS17)、割り込み処理 を続行する。 一方、1周期Tのフルカウントが、前のフルカウントの90%以上であれば、 入力パルス信号にノイズ信号が印加されていないとして、制御部10は、このパ ルス信号の判別を行う。 このように、再生動作中の割り込み処理において、パルス信号にノイズ信号が 印加されても、それを無視してディスク番号の検索を継続するので、ノイズ信号 による誤判別でロータリートレイ1が回転し続け、選択されたディスク番号を再 生開始位置に迅速に停止できないといった問題が回避される。
【0022】 なお、上記実施の形態においては、メモリ9に記憶すべき基準値を前に入力し た各パルス信号のカウント数としたが、各パルス信号に固有のカウント数を基準 値として記憶しておき、これを採用してディスク判別を行ってもよい。 これにより、ロータリートレイ1が重いときや、逆に軽い状態のときに生じ易 い回転ムラに影響されることなく、適正なノイズ信号の検出ならびにディスク番 号の判別を行える。 また、ロータリートレイ1の回転速度に応じてカウンタ6によるカウント数を 変化させる構成としてもよい。 これにより、パルス信号の1周期Tにおけるカウントに時間差が生じて、逆レ ベルの信号が入力したときに検出できず、パルス信号にノイズ信号が印加されて いることを見逃す問題がなくなる。
【0023】 また、ロータリートレイ1の回転速度が予め設定した速度よりも相当遅いとき は、識別番号の判別を停止する構成としてもよい。 これは、ロータリートレイ1に手が触れて停止させた場合等が想定され、識別 番号の判別を止めることで誤判別を回避することができる。 また、制御部10が、識別番号の判別時に同一パルス信号で複数回のノイズ信 号を検出したとき、番号識別用凹凸部1c〜1eに欠損があると判別する構成と してもよい。 これにより、ロータリートレイ1の不具合を知らせて、直ぐに改修等の処置が できるものである。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のうち請求項1に記載の考案は、カウンタのカウ ント中に検出手段からノイズ信号を示す逆レベルの検出信号が送出されてくると 、この入力時点のカウント値と前に入力した各パルス信号のカウント数を記憶し たメモリの基準値とを比較して、この基準値の許容範囲外であるときにノイズ信 号が入力したと判断し、カウント値を初期化するとともに、入力パルス信号に基 づいて識別番号の判別を続行するので、ノイズ信号が印加されても再生開始位置 におけるディスク載置部の識別番号を支障なく判別できる効果がある。 また、請求項2に記載の考案は、カウンタのカウント中に検出手段からノイズ 信号を示す逆レベルの検出信号が送出されてくると、この入力時点のカウント値 と各パルスのカウント数を記憶したメモリの基準値とを比較して、この基準値の 許容範囲外であるときにノイズ信号が入力したと判断し、カウント値を初期化す るとともに、入力パルス信号に基づいて識別番号の判別を続行するので、ノイズ 信号が印加されても再生開始位置におけるディスク載置部の識別番号を支障なく 判別できる効果がある。
【0025】 また、請求項3に記載の考案は、メモリの基準値が前に入力した各パルス信号 のカウント数であるため、ノイズ信号の印加されない状態が基準となり、ディス ク載置部の識別番号を正確に判別できる利点がある。 また、請求項4に記載の考案は、制御手段がロータリートレイの回転速度に応 じてカウンタによるカウント数を変化させるため、時間差が生じることによりノ イズ信号を誤判別する問題がなくなる利点がある。 また、請求項5に記載の考案は、制御手段がロータリートレイの回転速度が予 め設定した速度よりも遅いときは、識別番号の判別を停止することから、ロータ リートレイを手で触れて停止させた場合等に誤判別を回避できる利点がある。 また、請求項6に記載の考案は、制御手段が識別番号の判別時に同一パルス信 号で複数回のノイズ信号を検出したとき、凹凸部に欠損があると判別するので、 ロータリートレイの不具合を直ぐに知ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係るロータリートレイ装
置の概要構成を示す電気的ブロック線図である。
【図2】ロータリートレイを示す斜視図である。
【図3】パルス信号にノイズが印加された場合を示すタ
イミングチャートである。
【図4】ディスク番号の検出動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
6 カウンタ 9 メモリ 10 制御手段 10a 検出手段

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリートレイに配された複数のディ
    スク載置部の各位置に対応して前記ロータリートレイの
    周側壁に複数の凹凸部が形成され、この凹凸部側に向け
    られた発光器からの放光を受光器が受光したときに出力
    されるパルス信号を受けて再生開始位置における前記各
    ディスク載置部の識別番号を前記パルス信号のLレベル
    とHレベルの比率により判別するロータリートレイ装置
    において、 前記パルス信号のLおよびHレベルの1周期を所定の時
    間間隔でカウントするカウンタと、 このカウンタによる前記各レベルのカウント中に逆レベ
    ルの信号が入力したか否かを検出する検出手段と、 前に入力した各パルス信号のカウント数を基準値として
    記憶したメモリと、 前記カウント中に前記検出手段から逆レベルの検出信号
    が送出されてくると、この入力時点のカウント値と前記
    メモリの基準値とを比較して、この基準値の許容範囲外
    であるときにノイズ信号が入力したと判断し、前記カウ
    ント値を初期化するとともに、前記入力パルス信号に基
    づいて前記識別番号の判別を続行する制御手段と、を備
    えたことを特徴とするロータリートレイ装置。
  2. 【請求項2】 ロータリートレイに配された複数のディ
    スク載置部の各位置に対応して前記ロータリートレイの
    周側壁に複数の凹凸部が形成され、この凹凸部側に向け
    られた発光器からの放光を受光器が受光したときに出力
    されるパルス信号を受けて再生開始位置における前記各
    ディスク載置部の識別番号を判別するロータリートレイ
    装置において、 前記パルス信号のLおよびHレベルの1周期を所定の時
    間間隔でカウントするカウンタと、 このカウンタによる前記各レベルのカウント中に逆レベ
    ルの信号が入力したか否かを検出する検出手段と、 前記各パルスのカウント数の基準値を記憶したメモリ
    と、 前記カウント中に前記検出手段から逆レベルの検出信号
    が送出されてくると、この入力時点のカウント値と前記
    メモリの基準値とを比較して、この基準値の許容範囲外
    であるときにノイズ信号が入力したと判別し、前記カウ
    ント値を初期化するとともに、前記入力パルス信号に基
    づいて前記識別番号の判別を続行する制御手段と、を備
    えたことを特徴とするロータリートレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリの基準値が、前に入力した各
    パルス信号のカウント数であることを特徴とする請求項
    2に記載のロータリートレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記ロータリートレイ
    の回転速度に応じて前記カウンタによるカウント数を変
    化させることを特徴とする請求項2に記載のロータリー
    トレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記ロータリートレイ
    の回転速度が予め設定した速度よりも遅いときは、前記
    識別番号の判別を停止することを特徴とする請求項2に
    記載のロータリートレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記識別番号の判別時
    に同一パルス信号で複数回のノイズ信号を検出したと
    き、前記凹凸部に欠損があると判別することを特徴とす
    る請求項2に記載のロータリートレイ装置。
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