JP2002216415A - ディスク判別装置 - Google Patents

ディスク判別装置

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JP2002216415A
JP2002216415A JP2001006594A JP2001006594A JP2002216415A JP 2002216415 A JP2002216415 A JP 2002216415A JP 2001006594 A JP2001006594 A JP 2001006594A JP 2001006594 A JP2001006594 A JP 2001006594A JP 2002216415 A JP2002216415 A JP 2002216415A
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disk
light
mounting portion
disc
small holes
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JP2001006594A
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Inventor
Kazuaki Onishi
一章 大西
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数を少なくし構成を簡略化することが
できるディスク判別装置を提供する。 【解決手段】 ディスク載置部に複数の小孔と、ディス
ク載置部側に向けてロータリートレイ6の下部側に設け
られた発光素子9aと、上部側に設けられ前記小孔を通
過した発光素子9aからの放光を受光する第1受光素子
9bと、ロータリートレイ6の下部側に設けられ小孔を
塞ぐディスクまたは前記ディスク載置部の裏面で反射す
る発光素子9aからの放光を受光する第2受光素子9c
とを備え、第1受光素子9bから検出信号が送出されて
くると当該ディスク載置部にディスクが載置されていな
いと判別し、第2受光素子9cより検出信号が送出され
てくると当該ディスク載置部にディスクが載置されてい
ると判別するとともに、その検出信号の入力時間間隔や
所定時間内の入力数等によりディスク載置部の固有番号
を判別する制御手段18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディスク載
置部に載置された光ディスク等の記録情報を再生するデ
ィスク再生装置に係り、特に、検出パルス信号によって
ディスク載置部の固有番号を判別するディスク判別装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のディスクを選択的に再生させるデ
ィスクプレイヤーは、ディスクの再生モード時に、ディ
スク番号の選択信号により予め割り当てられたディスク
載置部の番号を判別し、ロータリートレイ(ターンテー
ブルまたはディスクトレイも同じ)を再生位置で停止さ
せるようになっている。このようなディスク判別装置の
一例として、ディスクチェンジャーの状態を的確に認識
させることを目的としたディスクチェンジャー装置が知
られている(特開平6−79413号公報参照)。この
ものは、回転ディスクトレイの回転位置および載置ディ
スクの有無を検出する検出手段と、回転ディスクトレイ
に装着可能なディスクの総枚数に対応した数の表示部
と、検出手段の検出結果または再生駆動状態に応じて表
示部を制御する制御手段とを備えて構成されている。そ
して、回転ディスクトレイを搭載したスライドーブルに
は、発光素子と受光素子とからなる反射型のホトセンサ
が設けられており、発光素子からの放光を受光素子が受
光することで、回転ディスクトレイの回転位置およびデ
ィスクの有無を検出可能となる。
【0003】また、本発明者等は、トレーの不定速回転
減速などによるディスク有無穴やディスク位置穴の誤検
出を防止して、取り扱い易く操作性も向上させ得るディ
スクプレイヤーを先に提案した(実公平6−43894
号公報参照)。このディスクプレイヤーは、ディスクの
有無を検出するディスク有無穴と、ディスクを特定する
ディスク位置穴とを、トレーの支点軸を中心軸とする同
一円周上に配置させている。そして、トレーの回転数を
検出する回転センサを備え、この回転センサで検出する
トレーの回転速度に基づき、ディスクセンサにより検出
する有無穴とディスク位置穴とを識別するように構成さ
れている。回転センサは、回転板の上下部に配設した発
光ダイオードとフォトトランジスタとからなり、発光ダ
イオードよりの検出光をフォトトランジスタが受光する
と、トレーの回転数を示すパルス信号を出力する。ま
た、ディスクセンサも、トレーの上下部に配設した発光
ダイオードとフォトトランジスタとからなり、発光ダイ
オードよりの検出光をフォトトランジスタが受光したと
き、ディスク有無の検出およびディスク位置の検出を可
能とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスクチェンジャー装置やディスクプレイヤーは、デ
ィスクの回転、ディスクの有無およびディスク位置を検
出するために、何れも1対の発光素子と受光素子とを2
組必要とする。よって、電気部品の数が多くなり、構造
が複雑になるうえ製作コスト高になっていた。また、デ
ィスクを載置するディスク載置部の番号(位置)判別時
は、各番号に対応した数の穴を形成し、この穴を通過し
た放光を受光素子が受光するか、反射光を受光素子が受
光したときに出力されるパルス信号をRAM等のメモリ
に記憶しておくようになっている。従って、穴の数は、
ディスク載置部の数に応じて増し、メモリに記憶すべき
データ数も多くなることから、メモリも容量の大きいタ
イプを使用しなければならなかった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、部品点数を少なくし構成を簡略化することができ
るディスク判別装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ディスクを
載置するディスク載置部が複数設けられたロータリート
レイを回転させ、前記ディスクの番号を指定する信号に
従って前記ディスク載置部に割り当てた番号を判別する
ことにより、そのディスク載置部を所定位置に停止させ
るディスク判別装置において、前記ディスク載置部のそ
れぞれに形成され前記ディスクが載置されているか否か
を示すとともに前記ディスク載置部の固有番号を示す複
数の小孔と、前記ディスク載置部側に向けて前記ロータ
リートレイの下部側に設けられた発光素子と、前記ロー
タリートレイの上部側に設けられ前記何れかの小孔を通
過した前記発光素子からの放光を受光したときに検出信
号を出力する第1受光素子と、前記ロータリートレイの
下部側に設けられ前記小孔を塞ぐディスクの裏面または
前記ディスク載置部の裏面で反射する前記発光素子から
の放光を受光したときに検出信号を出力する第2受光素
子と、前記ロータリートレイの回転時に前記発光素子を
発光させ、前記第1受光素子側から検出信号が送出され
てくると当該ディスク載置部にディスクが載置されてい
ないと判別する一方、前記第2受光素子より検出信号が
送出されてくると当該ディスク載置部にディスクが載置
されていると判別するとともに、その検出信号の入力時
間間隔や所定時間内の入力数等により前記ディスク載置
部の固有番号を判別する制御手段を設けたことを特徴と
している。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、ディスク
を載置するディスク載置部が複数設けられたロータリー
トレイを回転させ、前記ディスクの番号を指定する信号
に従って前記ディスク載置部に割り当てた番号を判別す
ることにより、そのディスク載置部を所定位置に停止さ
せるディスク判別装置において、前記ディスク載置部の
それぞれに形成され各載置部毎に配列パターンが異なる
複数の小孔と、前記ディスク載置部側に向けて前記ロー
タリートレイの下部側に設けられた発光素子と、前記ロ
ータリートレイの上部側に設けられ前記何れかの小孔を
通過した前記発光素子からの放光を受光したときに検出
信号を出力する第1受光素子と、前記ロータリートレイ
の下部側に設けられ前記小孔を塞ぐディスクの裏面また
は前記ディスク載置部の裏面で反射する前記発光素子か
らの放光を受光したときに検出信号を出力する第2受光
素子と、前記ロータリートレイの回転時に前記発光素子
を発光させ、前記第1受光素子側から検出信号が送出さ
れてくると当該ディスク載置部にディスクが載置されて
いないと判別するとともに、その検出信号が示す前記小
孔の配列パターンにより前記ディスク載置部の固有番号
を判別する一方、前記第2受光素子より検出信号が送出
されてきたときは当該ディスク載置部にディスクが載置
されていると判別するとともに、その検出信号が示す前
記小孔の配列パターンにより前記ディスク載置部の固有
番号を判別する制御手段を設けたことを特徴としてい
る。また、請求項3に記載の発明は、前記小孔の配列パ
ターンが、2進法に基づいて形成されており、前記制御
手段が、前記何れかの検出信号を受けて前記ディスク載
置部の固有番号を判別することを特徴としている。ま
た、請求項4に記載の発明は、前記小孔の配列パターン
が、10進法に基づいて形成されており、前記制御手段
が、前記何れかの検出信号を受けて前記ディスク載置部
の固有番号を判別することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係るディスク判別装置のロータリートレイを示す斜視図
である。このディスク判別装置は、ロータリートレイ6
に配設したディスク載置部1〜5に載置されるディスク
10の記録情報を再生するディスクプレイヤーに配設さ
れており、フォトセンサ9、点灯制御部11、カウンタ
12,13、リモコン16および制御部18等を備えて
構成されている。ロータリートレイ6は、円盤状で中央
に固着された回転軸6aにモータ14のシャフトが連結
され、このモータ14により回転駆動するようになって
いる。そして、上面6b側には5枚のディスク10(図
5参照)を載置可能なディスク載置部1〜5が等間隔を
あけて配設されている。このディスク載置部1〜5は、
ロータリートレイ6の正回転方向(時計方向)に沿っ
て、第1〜第5までの番号が割り当てられている。
【0009】そして、このディスク載置部1〜5には、
各内周縁寄りの同心円上に複数の小孔がそれぞれ形成さ
れている。これら小孔は、2個と3個との2種である
が、最初の小孔1a〜5aは、ディスク10の載置判別
に用いられる。また、他の1〜2個は、各ディスク載置
部1〜5に予め割り当てられた固有番号の検出用であ
る。この番号検出用の小孔1b〜5dは、2進法に基づ
く配列パターンとするため、小孔が有る有孔部分と小孔
の無い無孔部分との間隔は等しくしてある。これによ
り、後述のフォトセンサ9でディスク載置部1〜5の番
号を判別するとき、発光ダイオード9aの放光が小孔の
何れかを通過しフォトトランジスタ9b側で受光された
とき(図4参照)、“H”レベルの信号がカウンタ12
に出力される一方、ディスク10の裏面で塞がれた小孔
内で反射しフォトトランジスタ9c側で受光されたとき
(図5参照)、“H”レベルの信号がカウンタ13に出
力される。なお、小孔の無いディスク載置部の裏面で放
光が反射したとき、この放光を減衰させるためにディス
ク載置部の裏面を暗い色で塗装してある。こうすると、
小孔相互の間または小孔の近傍で放光が反射しフォトト
ランジスタ9c側で受光されたとき、“L”レベルの信
号をカウンタ13に出力可能となる。
【0010】これらのカウンタ12,13は、“H”レ
ベルが入力したとき、“1”を示すディジタル信号を制
御部18側にそれぞれ送出する。この制御部18は、最
初に“1”のデータが入力すると時間カイントを開始
し、さらに、所定時間内において3つのデータの入力を
チェックする。この際、カウンタ12側から最初の
“1”に続き、一定間隔で“1”のデータが入力しない
ときは、それぞれ“0”のデータが入力したとする。制
御部18は、この“0”と“1”との組み合わせからな
る2進法の入力データにより、メモリ18aのRAMに
予め記憶された番号データと照合して、該当番号を判別
するデータ処理を行う。すなわち、2進法では、数字1
が「100」、数字2が「010」、数字3が「11
0」、数字4が「001」、数字5が「101」であ
る。
【0011】従って、前記ディスク載置部1〜5におけ
る小孔の配列パターンは、第1ディスク載置部1が「1
100」、第2ディスク載置部2が「1010」、第3
ディスク載置部3が「1110」、第4ディスク載置部
4が「1001」、第5ディスク載置部5が「110
1」となる。例えば、第5ディスク載置部5について説
明すると、図2に示すように、回転方向の先頭になる第
1番目の小孔5aがディスク10の載置判別用である。
そして、第2番目の小孔5b以後が番号判別用であり、
第5ディスク載置部5では、第2番目の小孔5bと第4
番目の小孔5dとがそれぞれ“1”のデータの出力箇所
となる。また、この両小孔5b,5dの間は、鎖線で表
示しているが、これは無孔部分であって、制御部18が
“0”データを認識する箇所となる。
【0012】一方、カウンタ13側から制御部18に数
値データを出力するときは、反射光のレベルに応じて
“1”または“0”のデータを送出する。すなわち、発
光ダイオード9aの放光が小孔の何れかを塞ぐディスク
10の裏面で反射したときは、通常レベルの光がフォト
トランジスタ9c側に入光するので、このフォトトラン
ジスタ9cからカウンタ13に“H”レベルの信号電圧
が出力される。しかし、発光ダイオード9aの放光が小
孔の無いディスク載置部の裏面で反射したときは、放光
が減衰するために低レベルの光がフォトトランジスタ9
c側に入光する。すると、このフォトトランジスタ9c
からカウンタ13に“L”レベルの信号電圧が出力され
る。このカウンタ13は、“H”レベルの信号電圧を受
けると、“1”のデータを制御部18に送出し、“L”
レベルの信号電圧を受けたときは、“0”のデータを制
御部18に送出する。この制御部18は、カウンタ13
側から最初に“1”のデータが入力すると、ディスク載
置部にディスク10が載置されていると判別し、この
“1”のデータに続き、一定間隔で入力する“1”と
“0”との組み合わせにより、前述の如くディスク載置
部の番号を判別する。
【0013】なお、この制御部18は、前記カウンタ1
2側の入力データをチェックしているとき、無孔部分を
“0”データと認識するのでなく、カウンタ13側から
の数値データ入力時に“0”データと認識する信号処理
を行う構成としてもよい。つまり、小孔の形成されてい
ない無孔部分では、ディスク載置部の裏面で反射した減
衰光がフォトトランジスタ9c側で受光されるため、
“L”レベルの信号がカウンタ13に出力されて、制御
部18には“0”のデータが与えられる。この制御部1
8は、カウンタ12側から最初のデータが入力した後、
カウンタ13側より“0”のデータが入力すると、ディ
スク載置部の番号判別を行う。これにより、ディスク載
置部にディスク10が載置されていないとき、そのディ
スク載置部の番号判別が可能になる。
【0014】図3は、ロータリートレイのディスク載置
部の変形例を示す平面図である。このディスク載置部1
〜5は、第1番目の各長孔1g〜5gをディスク10の
載置判別用としており、他の小孔と区別するため回転方
向に沿って細長く形成されている。そして、この長孔1
g〜5gに隣接する他の小孔2h〜5kが、各ディスク
載置部1〜5に予め割り当てられた固有番号の検出用と
なっている。この番号検出用の小孔2h〜5kは、10
進法に基づく配列パターンとしており、第2ディスク載
置部2に1個の小孔2hが、第3ディスク載置部3に2
個の小孔3h,3iが、第4ディスク載置部4に3個の
小孔4h,4i,4jが、第5ディスク載置部5に4個
の小孔5h,5i,5j,5kが、等間隔でそれぞれ形
成されている。
【0015】これにより、発光ダイオード9aの放光
が、長孔1g〜5gや小孔の何れかを通過しフォトトラ
ンジスタ9bで受光されたとき、“H”レベルの信号が
カウンタ12に出力される一方、フォトトランジスタ9
cで受光されたとき、“H”レベルの信号がカウンタ1
3にそれぞれ出力される。そして、このカウンタ12,
13は、“H”レベルが入力したとき、“1”を示すデ
ィジタル信号を制御部18に送出する。この制御部18
は、“1”のデータからなる10進法の入力データによ
り、メモリ18aの所定エリヤに予め記憶された番号デ
ータと照合して、該当番号を判別するようになってい
る。この10進法では、前述の2進法と異なり、数字1
が「1」、数字2が「11」、数字3が「111」、数
字4が「1111」、数字5が「11111」となって
いる。例えば、この「11111」が入力すると、最初
の「1」でディスク載置の有無を判別し、この「1」を
含む「1111」により、第5ディスク載置部5である
ことを判別する。
【0016】前記フォトセンサ9は、発光ダイオード9
aと上下部のフォトトランジスタ9b,9cとからな
り、トランジスタ9d,9eを備えて構成されている。
発光ダイオード9aは、図4に示す如く下部基板7の上
面に固着され、発光方向をディスク載置部の小孔側に向
けている(図示例は、第5ディスク載置部5である)。
また、上部フォトトランジスタ9bは、上部基板8の下
面に固着して、受光部分をディスク載置部の小孔側に向
けてあり、この小孔を通過する発光ダイオード9aの放
光を受光可能にしてある。さらに、下部フォトトランジ
スタ9cは、下部基板7の上面に固着して、受光部分を
ディスク載置部の小孔側に向けてあり、図5に示すよう
に、この小孔を塞ぐディスク10の下面で反射する発光
ダイオード9aからの放光を受光可能となっている。こ
れにより、発光ダイオード9aが発光すると、上部フォ
トトランジスタ9bまたは下部フォトトランジスタ9c
の何れかが放光もしくは反射光を受光し、パルス状の検
出信号を出力する。なお、長孔1g〜5gの箇所は、他
より少し長いパルス信号が出力される。
【0017】図6は、ディスク判別装置のフォトセンサ
部を示す電気回路図である。同図において、9aは発光
ダイオードであり、アノードが点灯制御部11の出力端
子に出力され、カソードがアース側に接続されている。
9bは、上部フォトトランジスタであり、エミッタがア
ース側に接続され、コレクタがトランジスタ9dのベー
ス側に接続されている。9cは、下部フォトトランジス
タであり、エミッタがアース側に接続され、コレクタが
トランジスタ9eのベース側に接続されている。トラン
ジスタ9dは、コレクタが電圧側に接続される一方、エ
ミッタがアース側に接続されており、このエミッタの出
力をカウンタ12の入力端子に接続している。また、ト
ランジスタ9eは、コレクタが電圧側に接続される一
方、エミッタがアース側に接続されており、このエミッ
タの出力をカウンタ13の入力端子に接続している。こ
れにより、点灯制御部11の信号電圧によって発光ダイ
オード9aが発光したとき、上部フォトトランジスタ9
bが受光すると、トランジスタ9dが動作して“H”レ
ベルの信号電圧(パルス信号)がカウンタ12に送出さ
れる。一方、下部フォトトランジスタ9cが受光する
と、トランジスタ9eが動作して“H”レベルの信号電
圧がカウンタ13に送出される。
【0018】図7は、ディスク判別装置の電気的構成を
示すブロック線図である。同図において、6は前記ロー
タリートレイ、11は点灯制御部であり、出力が発光ダ
イオード9aに接続されていて、制御部18からの点灯
指令信号により発光ダイオード9aを発光させる。12
は第1カウンタであり、前記上部フォトトランジスタ9
bの出力が接続されている。また、13は第2カウンタ
であり、下部フォトトランジスタ9cの出力が接続され
ている。このカウンタ12,13は、上部または下部フ
ォトトランジスタ9b,9Cからパルス信号が入力する
と、順次パルス数をカウントして数値データを制御部1
8に出力する。なお、長いパルス信号が入力したとき
は、長孔1g〜5gの検出を示すデータを出力する。1
4はモータ駆動部であり、出力がモータ15に接続され
ていて、制御部18からの制御信号によりモータ15の
回転を制御する。
【0019】16はリモートコントローラ(リモコン)
であり、キー操作部にディスクプレイヤーを操作するた
めのパワーキー、プレイキー、ストップキー、テンキ
ー、アップダウンキー、ディスク選択キー等が設けられ
ている。このリモコン16は、何れかのキーが操作され
ると操作内容に対応した赤外線信号を送信部から送信す
るようになっている。17は受信部であって、赤外線信
号を受信すると伝送信号を制御部18側に送出する。こ
の制御部18は、ROM、RAMからなるメモリ18a
やタイマを備えたマイクロコンピュータであり、リモコ
ン16の指令信号を受けて再生系の回路各部を制御しロ
ータリートレイ6を回転駆動させた後、前記カウンタ1
2,13からのカウント値に応じてロータリートレイ6
の回転を制御し、ピックアップの設けられた再生位置に
選択されたディスク番号のディスク載置部1〜5を停止
させる再生制御を行う構成になっている。
【0020】次に、上記ディスク判別装置の動作につい
て、図を参照しつつ説明する。ここでは、図1に示すロ
ータリートレイ6のディスク載置部1〜5のうち、第5
ディスク載置部5にディスク10を載置した場合につい
て説明する。ユーザーが、このディスク10の記録情報
を再生したいとき、リモコン16のパワーキーに続き、
例えば、No1のテンキーを操作すると、その再生指令
信号が送信される。制御部18は、No1の再生指令信
号が入力すると、メモリ18aの所定エリヤに第1ディ
スク載置部1に対応したデータを記憶させる。そして、
モータ駆動部14に対して駆動指令信号を送出し、かつ
点灯制御部11にも点灯駆動指令を出力する。すると、
モータ15が回転駆動し、ロータリートレイ6が正方向
の回転を開始する(図1の矢印方向)。また、発光ダイ
オード9aが発光するので、この放光線上に第1ディス
ク載置部1が回転してきたとき、放光が小孔1aを通過
して上部フォトトランジスタ9bにより受光される。
【0021】すると、この上部フォトトランジスタ9b
からカウンタ12に“H”レベルの信号電圧が送出され
る。さらに、放光が小孔1bを通過し上部フォトトラン
ジスタ9bで受光されるため、カウンタ12には、続い
て、“H”レベルの信号電圧が入力する。このカウンタ
12は、上部フォトトランジスタ9bからのパルス信号
の入力に応じてカウント“1”を示すディジタル信号を
制御部18側に順次送出する。この制御部18は、カウ
ンタ12,13の入力データをチェックしており、カウ
ンタ12側から最初に“1”のデータが入力すると時間
カウントを開始し、続いて所定時間内に次のデータが入
力するか否かをチェックする。このときは、“1”の次
に“1”が入力し、その後は2つ分のデータが入力しな
いから、「1100」としてメモリ18aに予め記憶さ
れた番号データと比較する。ここでは、番号データが一
致しないので、制御部18は「1」と「100」とか
ら、第1ディスク載置部1にディスク10が載置されて
いないと判断し、表示部に“NO DISC”といった
文字を表示させる。
【0022】これにより、ユーザーは、自分の選択した
ディスク番号が誤りであって、ディスクがセットされて
いないことに気づき、正しい番号の選択が可能になる。
そこで、ユーザーがリモコン16でNo5のテンキーを
操作すると、その再生指令信号が送信される。制御部1
8は、No5の再生指令信号が入力すると、メモリ18
aの所定エリヤに第1ディスク載置部1に対応したデー
タを記憶させる。また、カウンタ12,13からの入力
信号をチェックし、メモリ18aのデータと比較し続け
る。ロータリートレイ6の回転に伴い、カウンタ12,
13からはデータが順次入力するが、メモリ18aのデ
ータと一致しなければ何ら指令信号を出力しない。そし
て、フォトセンサ9側に第5ディスク載置部5が回転し
てきたとき、発光ダイオード9aの放光が小孔5aで反
射し下部フォトトランジスタ9cにて受光される。ま
た、小孔5bで反射し、小孔1つ分をあけて次の小孔5
dで反射した放光が受光される。
【0023】すると、カウンタ13は、下部フォトトラ
ンジスタ9cからのパルス信号の入力に応じてディジタ
ル信号を制御部18側に順次送出する。この制御部18
は、最初と次に“1”のデータが入力し、一定の時間を
あけて“1”のデータが入力するから、「1101」と
してメモリ18aに記憶された番号データと比較する。
このときは、番号データと一致するので、制御部18は
「1」と「101」とから、第5ディスク載置部5にデ
ィスク10が載置されていると判断し、モータ駆動部1
4に対して減速指令に続き停止指令信号を出力する。す
ると、モータ15およびロータリートレイ6の回転が減
速した後で回転停止する。これにより、ピックアップの
設けられた再生位置に、第5ディスク載置部5が臨み、
この載置部5に載置されたディスクに割り当てられた番
号No5のディスク10の記録情報が再生可能となる。
続いて、制御部18は再生モードに移行し、ディスク1
0の記録情報の再生を開始させ、この再生が終了すると
一連の動作を終える。
【0024】なお、図3に示すロータリートレイ6に載
置されたディスク10の記録情報を再生する場合、制御
部18の信号処理は若干異なるが、基本的な動作は同じ
である。すなわち、このロータリートレイ6は、ディス
ク載置部に10進法で小孔を形成してあるが、制御部1
8はカウンタ12または13からの入力データを受けて
ディスクの載置判別と番号判別を行う。例えば、第5デ
ィスク載置部5にディスク10が載置されているとき、
ユーザーが誤って他のディスク番号を選択する操作をし
た場合、カウンタ12側からデータが入力するので、そ
のディスク載置部にディスクが載置されていないことを
表示させ、正しい番号の選択を促す。
【0025】そして、ユーザーが第5ディスク載置部5
を選択操作したときは、長孔5gを塞ぐディスク10の
裏面で反射した放光が下部フォトトランジスタ9c側に
て受光されるに続き、4個の小孔5h,5i,5j,5
kを塞ぐディスク10の裏面での反射光が受光される。
すると、カウンタ13から制御部18に「11111」
のデータが出力されるので、この制御部18は第5ディ
スク載置部5にディスク10が載置されていると判別
し、メモリ18aの番号データと比較する。このとき
は、番号データが一致するので、モータ駆動部14に対
して減速指令に続き停止指令信号を出力する。そして、
モータ15およびロータリートレイ6の回転が減速し、
ピックアップの設けられた再生位置で停止した時点でデ
ィスク10の記録情報を再生させる。この後、再生が終
了すると一連の動作を終える。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、ロータリートレイの下部側に1個
の発光素子を設け、上下部に第1および第2受光素子を
配設し、ロータリートレイの回転時に発光素子を発光さ
せ、第1受光素子側からの検出信号でディスクが載置さ
れていないとし、第2受光素子よりの検出信号でディス
クが載置されていると判別するとともに、その検出信号
の入力時間間隔や所定時間内の入力数等によりディスク
載置部の固有番号を判別するので、発光素子が1個少な
くなり、構造が簡単になるために回路構成も簡略化され
て製作が容易になる効果がある。また、請求項2に記載
の発明は、ロータリートレイの下部側に1個の発光素子
を設け、上下部に第1および第2受光素子を配設し、ロ
ータリートレイの回転時に発光素子を発光させ、第1受
光素子側からの検出信号でディスクが載置されていない
と判別するとともに、その検出信号が示す小孔の配列パ
ターンによりディスク載置部の固有番号を判別し、第2
受光素子よりの検出信号でディスクが載置されていると
判別するとともに、その検出信号が示す小孔の配列パタ
ーンによりディスク載置部の固有番号を判別するので、
発光素子が1個少なくなり、構造が簡単になるために回
路構成も簡略化されて製作が容易になる効果がある。
【0027】また、請求項3に記載の発明は、小孔の配
列パターンが2進法に基づいて形成されており、制御手
段が何れかの検出信号を受けてディスク載置部の固有番
号を判別するので、従来のように各番号に対応した数の
穴を形成する必要がなくなり、全体の構造が簡単になる
うえ、パルス信号の数も少ないためメモリに記憶すべき
データ数も減少し、メモリも容量の小さいタイプで済む
利点がある。また、請求項4に記載の発明は、小孔の配
列パターンが10進法に基づいて形成されており、制御
手段が何れかの検出信号を受けてディスク載置部の固有
番号を判別することから、小孔とディスク載置部の番号
とが対応し簡易な信号処理によって適正なディスク番号
の判別が可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク判別装置のロータリート
レイを示す斜視図である。
【図2】同ロータリートレイのディスク載置部の一例を
示す説明図である。
【図3】他のロータリートレイを示す平面図である。
【図4】ディスク判別装置の発光素子および受光素子の
取付構造を示す断面図である。
【図5】ディスク載置部にディスクが載置されたときの
受光状態を示す説明図である。
【図6】ディスク判別装置のセンサ部を示す電気回路図
である。
【図7】ディスク判別装置の電気的構成を示すブロック
線図である。
【符号の説明】
6 ロータリートレイ 9a 発光素子 9b 第1受光素子 9c 第2受光素子 18 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置するディスク載置部が複
    数設けられたロータリートレイを回転させ、前記ディス
    クの番号を指定する信号に従って前記ディスク載置部に
    割り当てた番号を判別することにより、そのディスク載
    置部を所定位置に停止させるディスク判別装置におい
    て、 前記ディスク載置部のそれぞれに形成され前記ディスク
    が載置されているか否かを示すとともに前記ディスク載
    置部の固有番号を示す複数の小孔と、 前記ディスク載置部側に向けて前記ロータリートレイの
    下部側に設けられた発光素子と、 前記ロータリートレイの上部側に設けられ前記何れかの
    小孔を通過した前記発光素子からの放光を受光したとき
    に検出信号を出力する第1受光素子と、 前記ロータリートレイの下部側に設けられ前記小孔を塞
    ぐディスクの裏面または前記ディスク載置部の裏面で反
    射する前記発光素子からの放光を受光したときに検出信
    号を出力する第2受光素子と、 前記ロータリートレイの回転時に前記発光素子を発光さ
    せ、前記第1受光素子側から検出信号が送出されてくる
    と当該ディスク載置部にディスクが載置されていないと
    判別する一方、前記第2受光素子より検出信号が送出さ
    れてくると当該ディスク載置部にディスクが載置されて
    いると判別するとともに、その検出信号の入力時間間隔
    や所定時間内の入力数等により前記ディスク載置部の固
    有番号を判別する制御手段を設けたことを特徴とするデ
    ィスク判別装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを載置するディスク載置部が複
    数設けられたロータリートレイを回転させ、前記ディス
    クの番号を指定する信号に従って前記ディスク載置部に
    割り当てた番号を判別することにより、そのディスク載
    置部を所定位置に停止させるディスク判別装置におい
    て、 前記ディスク載置部のそれぞれに形成され各載置部毎に
    配列パターンが異なる複数の小孔と、 前記ディスク載置部側に向けて前記ロータリートレイの
    下部側に設けられた発光素子と、 前記ロータリートレイの上部側に設けられ前記何れかの
    小孔を通過した前記発光素子からの放光を受光したとき
    に検出信号を出力する第1受光素子と、 前記ロータリートレイの下部側に設けられ前記小孔を塞
    ぐディスクの裏面または前記ディスク載置部の裏面で反
    射する前記発光素子からの放光を受光したときに検出信
    号を出力する第2受光素子と、 前記ロータリートレイの回転時に前記発光素子を発光さ
    せ、前記第1受光素子側から検出信号が送出されてくる
    と当該ディスク載置部にディスクが載置されていないと
    判別するとともに、その検出信号が示す前記小孔の配列
    パターンにより前記ディスク載置部の固有番号を判別す
    る一方、前記第2受光素子より検出信号が送出されてき
    たときは当該ディスク載置部にディスクが載置されてい
    ると判別するとともに、その検出信号が示す前記小孔の
    配列パターンにより前記ディスク載置部の固有番号を判
    別する制御手段を設けたことを特徴とするディスク判別
    装置。
  3. 【請求項3】 前記小孔の配列パターンが、2進法に基
    づいて形成されており、前記制御手段が、前記何れかの
    検出信号を受けて前記ディスク載置部の固有番号を判別
    することを特徴とする請求項2に記載のディスク判別装
    置。
  4. 【請求項4】 前記小孔の配列パターンが、10進法に
    基づいて形成されており、前記制御手段が、前記何れか
    の検出信号を受けて前記ディスク載置部の固有番号を判
    別することを特徴とする請求項2に記載のディスク判別
    装置。
  5. 【請求項5】 前記小孔のうち、先頭の小孔が他の小孔
    よりも細長であり、前記制御手段が、前記何れかの検出
    信号を受けたときに最初の入力信号で前記ディスクの有
    無を判別することを特徴とする請求項2に記載のディス
    ク判別装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7069565B2 (en) 2002-10-29 2006-06-27 Funai Electric Co., Ltd. Disk identifying device

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US7069565B2 (en) 2002-10-29 2006-06-27 Funai Electric Co., Ltd. Disk identifying device

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