JP3093712B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP3093712B2
JP3093712B2 JP10019992A JP1999298A JP3093712B2 JP 3093712 B2 JP3093712 B2 JP 3093712B2 JP 10019992 A JP10019992 A JP 10019992A JP 1999298 A JP1999298 A JP 1999298A JP 3093712 B2 JP3093712 B2 JP 3093712B2
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孝夫 長谷川
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色補正機能を有す
る画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像読み取り装置は、照明用
ランプにより原稿に光をあて、原稿面からの反射光をイ
メージセンサにより受光することにより、画像を読み取
る装置である。また、原稿面には、照明用ランプの配光
特性の影響により、光量分布に変化がある。従って、こ
のままの状態で、原稿が読み取られると、実際の原稿の
画像と、読み取られた画像データとが異なるため、実際
の原稿画像の色と、画像データから得られる画像の色と
が異なってしまう。
【0003】このことから、従来の画像読み取り装置に
おいては、副走査方向に光量分布の変化のない主走査方
向のみ光量分布に変化がある場合、イメージセンサの全
画素数分の補正データを算出しておき、この補正データ
をメモリに格納しておく方法が取られている。すなわ
ち、この種の画像読み取り装置においては、画像読み取
り時に、1画素の画像データに対して、メモリから読み
出した当該1画素に対応する補正データを用いて色補正
が行われている。このとき、副走査方向における画像デ
ータの補正データとしては、光量分布が一定であるため
同一の補正量の補正データが用いられる。
【0004】また、特開平5−227428号公報に
は、原稿面における光量分布が、中心部を最高光量とし
て同心円または同心楕円状に光量が減少するという画像
データに対して、補正を加える機能を有する画像読み取
り装置が開示されている。この種の画像読み取り装置に
おいては、原稿面における光量分布を、主走査、副走査
共に一律に二次曲線で近似している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
読み取り装置においては、1画素の画像データに対して
1つの補正データが必要であるため、補正データの総数
が(主走査面の画素数×副走査面の画素数)となる。従
って、従来の画像読み取り装置においては、補正データ
が膨大であるため、これらを格納するメモリ容量が増え
てしまうという欠点があった。また、特開平5−227
428号公報に開示されている画像読み取り装置におい
ては、原稿面における光量分布が中心部を最高点にして
同心円状または同心楕円状に変化していない場合、原画
像と同色の出力画像を得ることができないという欠点が
あった。これは、原稿面における光量分布が一律に二次
曲線で近似されているため、光量分布が二次曲線で近似
することができない原稿面の画像データに対して適正に
色補正を行うことができないからである。本発明はこの
ような背景の下になされたもので、補正データを格納す
るメモリの容量を減少させることができるとともに、原
稿面における光量分布の如何にかかわらず適正に画像デ
ータに対して色補正をかけることができる画像読み取り
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、原稿の画像を読みとり、画像データを出力する画像
読み取り手段と、前記原稿の原稿面をブロック状に分割
した場合のブロック分割情報を記憶する第1の記憶手段
と、前記画像読み取り手段により読み取られた、白色の
原稿の画像データと、前記ブロック分割情報とに基づい
て、ブロック毎の色補正データを求める色補正データ算
出手段と、前記色補正データを記憶する第2の記憶手段
と、実際に読みとられた前記原稿の画像データに対し
て、前記ブロック単位で前記色補正データを用いて色補
正をかける補正手段とを具備し、前記第1の記憶手段に
は、前記原稿面の光量分布に応じた前記ブロック分割情
報が記憶されていることを特徴とする。 また、請求項
に記載の発明は、請求項に記載の画像読み取り装置に
おいて、前記色補正データ算出手段は、前記ブロック毎
の色補正データをRGB成分に分けて求め、前記補正手
段は、前記画像データに対して、ブロック単位で前記色
補正データを用いてRGB成分毎に色補正をかけること
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる画像読み取り装置の構成を示すブロック図である。
この図において、1は、一次元配列されたCCDを走査
することにより、図2に示す原稿11の画像を読み取
り、読み取り結果を画像データDiとして出力する。実
際の画像読み取り時には、イメージセンサ1が図2に示
す原稿11上を同図縦方向(副走査方向)に移動される
とともに、主走査方向にCCDがスキャンされることに
より、原稿11の画像が読み取られる。ここで、上記主
走査方向とは、イメージセンサ1におけるCCDの配列
方向をいい、図2に示す原稿11においては、同図横方
向をいう。
【0008】2は、図示しない制御部の制御により、後
述する補正データ計算部4または補正部9のいずれか一
方へ画像データDiを振り分ける切替回路である。3
は、ブロック分割データメモリであり、図2に示す原稿
11の原稿面における光量分布から決定される図3に示
すブロックB1、B2、・・・Bnの分割情報をブロック分割
データDbとして記憶している。ここで、図2に示す原
稿11の原稿面における光量分布は、光量の等量線R
1、R2、・・・R5で示すように、中央部よりやや同図上方
の部分が最大光量であって、周縁部にいくに従って最小
光量となっている。すなわち、図2においては、等量線
R1、R2、・・・R5の間隔が狭いほど、光量の勾配が大き
く、上記間隔が広いほど光量の勾配が小さい。また、原
稿11の原稿面における光量分布は、二次曲線で近似で
きないものとされている。
【0009】また、図3に示すブロックB1、B2、・・・・
Bnにおいては、原稿11の原稿面において光量の変化
(勾配)が大きい部分が小面積とされており、他方、光
量の変化が小さい部分が大面積とされている。さらに、
ブロックB1、B2、・・・Bnは、複数の画素分の面積に各
々相当する。
【0010】図1に示す4は、イメージセンサ1により
読み込まれる、白色原稿の画像データDiと、ブロック
分割データDbとに基づいて、実際に読み込まれる、原
稿11の画像データDiに対する光量補正値を、RGB
(赤緑青)成分毎に求め、これを補正データDhとして
出力する。具体的には、補正データ計算部4は、実際に
読み込まれる、原稿11の画像データDiを図3に示す
ブロックB1、B2、・・・Bn毎に分けて、ブロック毎の画
像データDiから当該ブロックにおける光量の平均値、
主走査方向、副走査方向の傾きを求める。次いで、補正
データ計算部4は、上記計算結果から補正データDhを
各ブロック毎に求める。この補正データDhは、画像デ
ータDiに対しての色補正に用いられるデータであり、
原稿11から読みとった画像データDiに対して補正を
かけて、原稿11と同色となるような補正画像データD
i’を得るために用いられる。
【0011】5は、補正データ計算部4により求められ
た各ブロック毎の補正データDhを記憶する補正データ
メモリである。6は、主走査カウンタであり、イメージ
センサ1の動作と同期して、前述した主走査方向におい
て読み込んでいる画素をカウントし、カウント結果を主
走査カウントデータとして出力する。すなわち、上記主
走査カウントデータは、主走査方向の当該画素を表して
いる。
【0012】7は、副走査カウンタであり、イメージセ
ンサ1の動作と同期して、前述した副走査方向における
ラインをカウントし、カウント結果を副走査カウントデ
ータとして出力する。すなわち、上記副走査カウントデ
ータは、副走査方向の当該ラインを表している。つま
り、主走査カウントデータおよび副走査カウントデータ
からは、原稿11において読み込まれている画素の位置
を知ることができる。
【0013】8は、上述した主走査カウントデータおよ
び副走査カウントデータから読み込まれている画素の位
置を認識した後、この画素の位置とブロック分割データ
Dbとを比較する比較部である。また、比較部8は、比
較結果から、読み込まれている画素が図3に示すブロッ
クB1〜Bnのうちどのブロックに位置するのかを判断
した後、当該ブロックに対応する補正データDhを補正
データメモリ5から読み出す。
【0014】9は、補正部であり、切替回路2を介して
入力される、原稿11の画像データDiに対して、比較
部8より入力される補正データDhを用いて補正をかけ
て、補正結果を補正画像データDi’として出力する。
10は、上記補正画像データDi’を図示しない画像表
示装置またはプリンタへ出力する出力部である。
【0015】次に、上述した一実施形態による画像読み
取り装置の動作について説明する。まず、実際の画像デ
ータ読みとり対象である原稿11に対する読みとり動作
の前に次の補正データ生成動作が行われる。すなわち、
図1に示すイメージセンサ1により、まず、白色原稿が
スキャンされる。今、切替回路2が制御部により補正デ
ータ計算部4側に切り換えられているものとすると、イ
メージセンサ1からは、切替回路2を介して上記白色原
稿の画像データDiが補正データ計算部4に入力され
る。
【0016】これにより、補正データ計算部4は、ま
ず、ブロック分割データメモリ3から予め記憶されてい
るブロック分割データDb(図3参照)を読み出す。次
いで、補正データ計算部4は、画像データDiを図3に
示すブロックB1、B2、・・・Bn毎に分けて、ブロック毎
の画像データDiから当該ブロックにおける光量の平均
値、主走査方向、副走査方向の傾きを求める。次いで、
補正データ計算部4は、上記計算結果から補正データD
hを各ブロック毎にRGB成分に分けて求めた後、補正
データメモリ5に記憶させる。
【0017】次に、制御部により切替回路2が補正部9
側に切り換えられた後、実際の画像データの読みとり対
象である原稿11がイメージセンサ1によりスキャンさ
れると、画像データDiが順次、切替回路2を介して補
正部9へ出力される。また、イメージセンサ1のスキャ
ン動作と同期して、主走査カウンタ6および副走査カウ
ンタ7がカウントを開始する。これにより、主走査カウ
ンタ6からは、主走査カウントデータが比較部8へ出力
され、副走査カウンタ7からは、副走査カウントデータ
が比較部8へ出力される。
【0018】そして、比較部8は、主走査カウントデー
タおよび副走査カウントデータから読み込まれている画
素の位置を認識した後、この画素の位置とブロック分割
データDbとを比較する。次いで、比較部8は、比較結
果から、読み込まれている画素が図3に示すブロックB
1〜Bnのうちどのブロックに位置するのかを判断した
後、当該ブロックに対応する補正データDhを補正デー
タメモリ5から読み出した後、これを補正部9へ出力す
る。
【0019】これにより、補正部9は、原稿11の画像
データDiに対して、比較部8より入力される補正デー
タDhを用いて補正をかけて、補正結果を補正画像デー
タDi’として出力する。そして、上記補正画像データ
Di’は、出力部10により画像表示装置またはプリン
タへ出力される。この結果。画像表示装置またはプリン
タにより得られた画像(色補正画像)は、原稿11の画
像と同色とされる。
【0020】以上説明したように上述した一実施形態に
よる画像読み取り装置によれば、図3に示すブロックB
1〜Bn単位の補正データを補正データメモリ5に記憶
させているので、従来の画像読み取り装置のように画素
単位の補正データをメモリに記憶させる場合に比して、
メモリ容量を減少させることができる。また、上述した
一実施形態による画像読み取り装置によれば、図2に示
す光量分布に対応した図3に示すブロックB1〜Bnを用
いて、補正をかけているので、光量分布の如何にかかわ
らず適正に画像データに対して色補正をかけることがで
きる。
【0021】以上、本発明の一実施形態について詳述し
てきたが具体的な構成は、この一実施形態に限られるも
のではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があっても本発明に含まれる。例えば、上述した一実施
形態による画像読み取り装置の補正データ計算部4にお
いては、図3に示すブロックB1〜Bnの各ブロックの全
画素の光量値の平均値を求め、これを当該ブロックの補
正データDhとしてもよい。さらに、上述した一実施形
態による画像読み取り装置の補正データ計算部4におい
ては、主走査方向をx軸、副走査方向をy軸、画素の光
量値をz軸と各々仮定して、図3に示すブロックB1〜
Bnの各ブロック内の画素の光量をxyz空間の平面と
して、補正値を求めてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ブロック単位で色補正データを求めてい
るので、色補正データを記憶する第2の記憶手段のメモ
リ容量を従来に比して減少させることができるという効
果が得られると共に、原稿面における光量分布が考慮さ
れてブロック分割されているので、原稿面における光量
分布の如何にかかわらず適正に画像データに対して色補
正をかけることができるという効果が得られる。さら
に、請求項に記載の発明によれば、画像データに対し
てRGB成分毎に補正をかけているので、カラー原稿で
あっても原稿と同色の画像を得ることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による画像読み取り装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 原稿11における光量分布を示す図である。
【図3】 原稿11におけるブロック分割の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ 3 ブロック分割データメモリ 4 補正データ計算部 5 補正データメモリ 6 主走査カウンタ 7 副走査カウンタ 8 比較部 9 補正部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読みとり、画像データを出
    力する画像読み取り手段と、 前記原稿の原稿面をブロック状に分割した場合のブロッ
    ク分割情報を記憶する第1の記憶手段と、 前記画像読み取り手段により読み取られた、白色の原稿
    の画像データと、前記ブロック分割情報とに基づいて、
    ブロック毎の色補正データを求める色補正データ算出手
    段と、 前記色補正データを記憶する第2の記憶手段と、 実際に読みとられた前記原稿の画像データに対して、前
    記ブロック単位で前記色補正データを用いて色補正をか
    ける補正手段とを具備し、 前記第1の記憶手段には、前記原稿面の光量分布に応じ
    た前記ブロック分割情報が記憶されていること を特徴と
    する画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記色補正データ算出手段は、前記ブロ
    ック毎の色補正データをRGB成分に分けて求め、 前記補正手段は、前記画像データに対して、ブロック単
    位で前記色補正データを用いてRGB成分毎に色補正を
    かけることを特徴とする請求項に記載の画像読み取り
    装置。
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