JP3093194U - 背広携帯用のハンガー - Google Patents
背広携帯用のハンガーInfo
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- JP3093194U JP3093194U JP2002007049U JP2002007049U JP3093194U JP 3093194 U JP3093194 U JP 3093194U JP 2002007049 U JP2002007049 U JP 2002007049U JP 2002007049 U JP2002007049 U JP 2002007049U JP 3093194 U JP3093194 U JP 3093194U
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- Japan
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- bag
- suit
- belt
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般的なビジネスバッグ等に付属しているシ
ョルダーベルト取付け用環状金具を利用して鞄に着脱可
能な、背広携帯用のハンガーを提供する。 【解決手段】 鞄のショルダーベルト取付用環状金具に
掛止可能なフックを両端に装着された棒状体、紐、ベル
トまたはこれらの組合せからなるハンガー。フックのそ
れぞれを鞄のショルダーベルト取付用環状金具に掛止す
ることにより鞄に取付けて使用する。
ョルダーベルト取付け用環状金具を利用して鞄に着脱可
能な、背広携帯用のハンガーを提供する。 【解決手段】 鞄のショルダーベルト取付用環状金具に
掛止可能なフックを両端に装着された棒状体、紐、ベル
トまたはこれらの組合せからなるハンガー。フックのそ
れぞれを鞄のショルダーベルト取付用環状金具に掛止す
ることにより鞄に取付けて使用する。
Description
【0001】
本考案は、暑いときなどに脱いだ背広を鞄と共に持ち歩くためのハンガーに関
するものである。
【0002】
高温多湿の夏季に屋外で背広を着用することは甚だしい苦痛を伴う。したがっ
て、仕事の性質上背広を着用せざるを得ないビジネスマン等も、暑い屋外を歩く
場合には背広を脱ぎ、腕に掛けた状態で携行することが多い。
【0003】
しかしながら、片手に鞄を持ち他方の手に背広を持った状態は、両手を拘束さ
れて行動が制限され、例えば携帯電話を操作したり汗を拭いたりするにも不自由
である。また、腕に掛けた背広が歩行にともないずり落ちやすいから、しばしば
不自由な姿勢で掛止状態を修正する必要が生じる。これは、煩わしいだけでなく
、背広の形崩れを早め汚れを招くことにもなる。
【0004】
式服等を携行するために使われている特殊な鞄や袋状ケースは、簡便性に欠け
、上述のような場合に日常的に使用できるものではない。また、書類等を入れた
鞄と共に持てば両手が拘束されてしまうことに変りはない。
【0005】
本考案の目的は、鞄を持ち歩く状態で背広を脱いだときに生じる上述のような
問題点を解決し、脱いだ背広と鞄の両方を片方の手で保持可能にする手段を提供
することにある。
【0006】
本考案の他の目的は、一般的なビジネスバッグやアタッシュケース等に通常付
属しているショルダーベルト(鞄を肩に掛けて携行するためのベルト)の取付け
用環状金具を利用して鞄に着脱可能な、背広携帯用のハンガーを提供することに
ある。
【0007】
本考案は、ショルダーベルトを取付け可能な鞄におけるショルダーベルト取付
用の一対の環状金具に掛止可能なフックを両端に装着された棒状体、紐、ベルト
またはこれらの組合せからなり、上記フックのそれぞれを上記一対の環状金具に
掛止することにより鞄に取付けて使用する、背広携帯用のハンガーを提供するも
のである。
【0008】
本考案によるハンガーは、現今のビジネスバッグ等ではかなり一般的になって
いるショルダーベルト取付け可能な鞄と組み合わせて使用する。
【0009】
周知のように、この種の鞄では、鞄に縫着された一対の環状金具にショルダー
ベルト両端のスプリングフックを掛止することによりショルダーベルト装着状態
にする。ショルダーベルトを必要としないときは、フックと環状金具の掛止を解
除してベルトを鞄から外す。
【0010】
本考案によるハンガーは、上述のようなショルダーベルトと同様に、両端のフ
ックをショルダーベルト取付け用環状金具に掛止することにより必要なときだけ
鞄に取付けて使用する。
【0011】
通常、ベルト取付け用環状金具は鞄の前後の側面上部、グリップが取付けられ
ている上部側面の前後方向端部付近、又はこれらの両方に付いているが、それら
のいずれを使用してもよい(“前後”、“上下”等の方向は、鞄を手に持って下
げた状態での方向。以下同じ。)
【0012】
使用法についてさらに詳述すると、まず両端にあるフックの一方を鞄の一方の
環状金具に引掛け、他方のフックを他方の環状金具に引掛ける。このとき、背広
を直接支持する部材となる棒状体、紐、ベルトまたはこれらの組合せ(以下、こ
れらを支持部材ということがある)が鞄の左又は右の側面(通常、持つ人の体と
反対側に位置する側面)に沿って、なるべく上縁部に近い位置で、水平に掛渡さ
れるようにする。初めて使用するときなどにそれが困難であれば、支持部材の寸
法を適宜調節する。背広を支持する位置が低いと、掛けた背広の下端部が地面に
接触するおそれがある。
【0013】
次いで、手で携行する場合と同様に縦に適宜に折りたたんだ背広を支持部材と
鞄との間に通し、背丈の約1/2の位置で支持部材側に折返して、支持部材に掛
けた状態にする。
【0014】
あるいは、支持部材の一端のみをフックで環状金具に掛止した状態で、鞄の頂
部(グリップ部分)を覆うように背広を配置し、次いでその背広をおさえつける
ように支持体を配置し、先端のフックを反対側の環状金具に掛止して支持部材を
両環状金具間にかけ渡す。その後、背広を支持部材側に折返せば、支持部材に背
広が掛けられた状態になる。
【0015】
本考案のハンガーにおける支持部材は、掛けた背広の重みで大きくたわんだり
伸びたりしないよう、しかし鞄との間に背広を介在させることができるよう、適
度の緊張状態で環状金具間に掛渡される寸法と物性の素材で構成することが必要
である。背広を支持してもたわむおそれのない剛性を有する棒状体は、支持部材
構成材料として特に好ましい。
【0016】
棒状体は中空のものでも中実のものでもよく、また、その断面形状や表面性状
にも制限はないが、滑りやすい素材の場合は、断面形状を角型にしたり長手方向
に伸びる筋状の隆起線を設けたりして背広の滑落を防止してもよい。
【0017】
環状金具間の距離は鞄の種類によって異なるから、さまざまな鞄に対応可能な
ものとするためには任意の手段によって支持部材の長さを調節可能にしておくこ
とが望ましい。
【0018】
フックは、ハンガー使用中簡単に外れるおそれさえなければどのようなもので
もよいが、スプリングで付勢されたシャッターが相手方掛止部材の出入間隙を閉
鎖し、意図しない掛止解除が起らないようになっているスプリングフックは、本
考案に使用するフックとして特に好適なものである。
【0019】
本考案のハンガーはショルダーベルトのための環状金具を利用して鞄に取付け
るものであるが、同じ環状金具に同時に二つのフックを掛止することは可能であ
るから、鞄を手で持って歩く場合だけでなくショルダーベルトを使用して肩に掛
けて歩く場合にも使用可能である。
【0020】
図1は本考案の一実施例を示し、図中、1,1’は通常閉じた位置にあるシャ
ッター2を備えたスプリングフック、3は中空のプラスチック製棒状体からなる
支持部材、4はスプリングフック1,1’と支持部材3の端部とを連結している
紐である。支持部材3は、一般的なビジネスバッグの前後方向幅よりもやや短い
。
【0021】
図2は図1の実施例品の使用状態を示す。図中に示した鞄5は、ショルダーベ
ルト装着用の環状金具を二対備えており、鞄5の前後の側面上部にある環状金具
6,6’のほか、グリップ7が取付けられている上部側面にも環状金具8,8’
がある。この使用例では、実施例品のスプリングフック1を環状金具8に、スプ
リングフック1’を環状金具8’に、それぞれ掛止することにより使用可能な状
態にしている。9は、図示した状態に実施例品を装着したのち支持部材3に掛け
られた背広である。支持部材3の掛止位置が低すぎるとき、あるいは支持部材3
と鞄5との間に背広9を存在させるのに必要な間隙が確保できないときは、紐4
の長さを調節する。支持部材3に掛止された背広9は、外側に位置した半分の部
分9aの重さの一部が内側に位置した半分の部分9bを鞄5の側面に押し付ける
ように作用するので、歩行中の揺動によってずり落ちることはない。
【0022】
図3は本考案の別の実施例を示し、図中、10は支持部材である布製のベルト
、11,11’はスプリングフックである。スプリングフック11はベルト10
の左端部に縫着されているが、右端のスプリングフック11’は、見掛け上はベ
ルト10の右端に固着されているが、ベルト10に縫着されてはいない。ベルト
10の真の右端は、スプリングフック11’の環状基部12を通って折返したの
ち、ベルト10に滑動可能に取付けられたな長さ調節用金具13に達しており、
そこに長さ調節用金具14が縫着されている。これにより、ベルトの長さは鞄の
寸法に合わせて調節可能である(この長さ調節可能なベルトの構造はショルダー
ベルト等にも採用されているごく一般的なものなので、構造と調節方法について
の詳細な説明は省略する。)。
【0023】
図3の実施例品を使用する場合は、例えば図2の鞄5における環状金具6,6
’に、スプリングフック11,11’を利用して掛止し、図2における支持部材
3の位置と同様の位置に適度の緊張状態で掛渡されるようにする。
【0024】
図4は本考案のさらに別の実施例を示し、図中15は支持部材である合成繊維
製の紐で、その両端にスプリングフック16,16’が結び付けられている。こ
の実施例の使用法は、前記図3の実施例品の場合と同様である。
【0025】
暑いときに脱いだ背広を空いている手ではなく鞄を持つ手で鞄と共に持って携
行することを可能にした本考案によれば、片手を自由な状態に維持することがで
き、携帯電話の操作、汗拭き、電車の切符の購入や改札口の通過などに必要な動
作が楽にできるようになり、不意の危険を回避する動作も容易になる。背広を直
接手で持たずにハンガーに掛けて携行することが可能になれば、背広の汚れや形
崩れを少なくするためにも有利である。
【0026】
また、本考案のハンガーは一般的なビジネスバッグやアタッシュケース等に通
常付属しているショルダーベルトの取付け用環状金具を利用して鞄に取付けるも
のであるから、鞄に特別の加工を施しておく必要がないのはもちろん、取付けや
取外しが容易である。さらに、構造が単純でかさばらないものであるから、鞄の
備品として常時鞄の中に用意しておいても邪魔にならず、必要なとき必ず使える
道具になりうるものである。
【0027】
中でも、棒状体の両端に紐を付け、該紐の先端にスプリングフックを結びつけ
たものである図1の実施例のものは、背広が直接支持される部分が剛性の高い棒
状体であるため、背広を確実に高い位置に保持することができるほか、フックが
紐を介して装着されていることにより鞄上の対をなす環状金具の間隔の大小に対
する融通性があってさまざまな鞄に適応でき、寸法不適合の場合の調整も容易で
あるという特長がある。
【図1】 本考案の一実施例を示す平面図。
【図2】 図1の実施例の使用状態を示す側面図。
【図3】 本考案の別の実施例を示す平面図。
【図4】 本考案のさらに別の実施例を示す平面図。
1,11,16:スプリングフック
3:棒状体
4,15:ひも
5:鞄
6,8:環状金具
9:背広
10:ベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 ショルダーベルトを取付け可能な鞄にお
けるショルダーベルト取付用の一対の環状金具に掛止可
能なフックを両端に装着された棒状体、紐、ベルトまた
はこれらの組合せからなり、上記フックのそれぞれを上
記一対の環状金具に掛止することにより鞄に取付けて使
用する背広携帯用のハンガー。 - 【請求項2】 棒状体の両端に紐を付け、該紐の先端に
スプリングフックを結びつけたものである請求項1記載
のハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007049U JP3093194U (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 背広携帯用のハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007049U JP3093194U (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 背広携帯用のハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3093194U true JP3093194U (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=43247230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007049U Expired - Fee Related JP3093194U (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 背広携帯用のハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093194U (ja) |
-
2002
- 2002-10-02 JP JP2002007049U patent/JP3093194U/ja not_active Expired - Fee Related
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