JP3092652U - 藍、竹炭及びハーブを原料とした自然素材を用いた詰め物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体と環境を守るため土によって育てられた
植物１００％の素材で寝具類を作る。 【解決手段】 長さ及び巾を約２ｃｍ程度に切りそろえ
て水洗い及び天日干しした竹炭と、空焼きしたそば殻殼
と、乾燥させて２ｃｍ程度に切ったハーブとを、綿製の
不織布で作成された袋の中に適宜配合量に入れ、その袋
に綿製の不織布で作成された二重の袋をかぶせ、さらに
その袋に藍染した綿製の天竺で作成された袋をかぶせて
成る詰め物。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は藍、竹炭及びハーブを原料とした枕や敷きマット及び座布団等の詰め 物に関する。 【０００２】 【従来の技術】 関連すると考えられる先行技術として 特開平０１−２７０８１７藍染健康枕は藍染生地の中身はそば殻。 特開平０６−１５４０６７藍染竹簀枕は竹簀で作ったもの。 特開平０８−１０３３５５藍染連結式竹簀枕は竹すだれで作ったもの。 特開平０９−１３１２５２枕は微多孔質フイルムと不織布のカバーの中に炭、そ ば殻。 特開平１０−２９５５１７ハーブポケット付き布団カバーはポケットにハーブを 入れたもの。 特開２００１−２１１９８３ケナフ寝具はケナフと言う植物で作ったもの。 特開２００１−３２７３８３竹炭枕は通気性の高い内袋に炭を入れたもの。 実用登録 ３０４６９０３安眠枕は竹炭、そば殻を入れたもの。が記載されてい る。これ等は藍染、竹炭及びハーブの自然素材１００％で作られた物ではない。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 本考案の目的は自然素材だけで作られた人体と環境を守る事が出来る寝具類を 提供する事である。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため長さ及び巾を２ｃｍ程度に切りそろえて水洗い及び天 日干しした竹炭と、空焼きしたそば殻と、乾燥させて約２ｃｍ程度に切ったハー ブとを、綿製の不織布で作成された一重の袋の中に適宜配合量に入れ、その袋に 綿製の不織布で作成された二重の袋をかぶせ、さらにその袋に藍染した綿製の天 竺の生地で作成された袋をかぶせて成る詰め物を提言する。 【０００５】 【考案の実施の形態】 藍染は綿製の天竺の生地を用いて無地染めと、模様を施して絞り染めをする。 竹炭は簡単な水洗いをして二日間天日干しし、長さ及び巾を約２ｃｍ程度に切り そろえる。そば殻は虫の発生を防ぐため、二日間天日干しステンレスのボールに 入れガスコンロで煙がでるまで空焼きをする。ハーブは刈り取って一週間乾燥さ せて２ｃｍ程度に切る。 【０００６】 例えば枕を作る場合には１図に示したようにサイズが縦４７ｃｍ横５５ｃｍ程 度の長方形の綿製の不織布を横１７ｃｍ巾、１３ｃｍ巾、１５ｃｍ巾に区切って 作成された一重の不織布の袋４の中に竹炭１２００ｇ程度、７００ｇ程度、ハー ブ５０ｇ程度入れ、一重の不織布の袋４にさらに綿製の不織布で二重に作成され た縦４０ｃｍ横５５ｃｍ程度の二重の不織布の袋５をかぶせ、又さらに二重の不 織布の袋５に藍染した綿製の天竺の生地で作成された縦４１ｃｍ横５６ｃｍ程度 の藍染した綿製の天竺の生地の袋６をかぶせ出来上がる。 【０００７】 例えば座布団を作る場合２図に示したようにサイズが縦４２ｃｍ横５８ｃｍ程 度の長方形の綿製の不織布を縦７ｃｍ巾で８等分に区切って作成された一重の不 織布の袋４の中に、竹炭６５０ｇ程度、そば殻４００ｇ程度、ハーブ３０ｇ程度 を入れ、一重の不織布の袋４にさらに綿製の不織布で二重に作成された縦４２ｃ ｍ横４２ｃｍ程度の二重の不織布の袋５をかぶせ、又さらに二重の不織布の袋５ に藍染した綿製の天竺の生地で作成された縦４３ｃｍ横４３ｃｍ程度の藍染した 綿製の天竺の生地の袋６をかぶせ出来上がる。 【０００８】 例えば敷きマットを作る場合３図に示したようにサイズが縦６２ｃｍ横２０２ ｃｍ程度の長方形の不織布を縦５ｃｍ巾で４０等分に区切って作成された一重の 不織布の袋４の中に、竹炭２８００ｇ程度、そば殻１５００ｇ程度、ハーブ１０ ０ｇ程度を入れ、一重の不織布の袋４にさらに綿製の不織布で二重に作成された 縦６０ｃｍ横１５０ｃｍ程度の二重の不織布の袋５をかぶせ、又さらに二重の不 織布の袋５に藍染した綿製の天竺の生地で作成された縦６１ｃｍ横１５１ｃｍ程 度の藍染した綿製の天竺の生地の袋６をかぶせ出来上がる。 【０００９】 【考案の効果】 藍には殺菌、冷え性及び肌荒れ、鎮静等の効果がある。 竹炭には遠赤外線で冷え予防、マイナスイオンで安眠、脱臭及び除湿、熟睡、防 ダニ等の効果がある。ハーブは古代から継承されてきた心と身体を癒す自然療法 のひとつである。その中のペパーミントは元気を与える、鎮静、暑い時の冷却効 果がある。ラベンダーは空気の浄化や快適な眠り、心を癒す、肩こり、殺菌及び 鎮静、鎮痛等の効果がある。ローズマリーは感情調整、記憶力、清浄及び集中力 、防虫、記憶力、眠気を覚ます等の効果がある。綿製の不織布は水だけで繊維同 士を強く絡ませているノンアレルギー物質、優れた吸湿性、帯電しにくい及び産 業廃棄性に優れ土中の微生物によって分解、綿は毎年栽培される緑化植物のため 森林資源破壊の心配は無い。それらの各種有効は効能効果を持った部材を使用し た事によって、本発明の枕は、マイナスイオンで安眠、鎮静、肩こり、元気を与 える、鎮痛、空気の浄化、快適な眠り、優れた吸湿性、心と身体を癒す、殺菌、 ノンアレルギー物質、暑い時の冷却効果、肌あれ、防ダニ、帯電しにくい、など の効果がある。 【００１０】 本発明の座布団は、脱臭、殺菌及び鎮静、遠赤外線で冷え予防、記憶力、清浄 及び集中力、優れた吸湿性、元気を与える、感情調整、心を癒す、帯電しにくい 、眠気を覚ます、防ダニ、空気の浄化、ノンアレルギー物質、などの効果がある 。 【００１１】 本発明の敷きマットは、心と身体を癒す、マイナスイオンで安眠、鎮痛、腰痛 、脱臭、優れた吸湿性、殺菌、遠赤外線で冷え予防、元気を与える、帯電しにく い、熟睡、暑い時の冷却効果、ノンアレルギー物質、快適な眠り、防ダニ、など の効果がある。 【００１２】

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の枕の一部、切欠した状態を示す斜視
図。 【図２】本考案の座布団の一部、切欠した状態を示す斜
視図。 【図３】本考案の敷きマットの一部、切欠した状態を示
す斜視図。 【符号の説明】 １ 竹炭 ２ そば殻 ３ ハーブ ４ 一重の綿製の不織布の袋 ５ 二重の綿製の不織布の袋 ６ 藍染した綿製の天竺の生地の袋

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 長さ及び巾を２ｃｍ程度に切りそろえて
   水洗い及び天日干しした竹炭と、空焼きしたそば殻と、
   乾燥させて２ｃｍ程度に切ったハーブとを、綿製の不織
   布で作成された一重の袋の中に適宜配合量に入れ、その
   袋に綿製の不織布で作成された二重の袋をかぶせ、さら
   にその袋に藍染した綿製の天竺の生地で作成された袋を
   かぶせて成る詰め物。