JP3092485B2 - 内燃機関の触媒劣化判定装置 - Google Patents

内燃機関の触媒劣化判定装置

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の触媒劣
化判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気系には、一般的に、排気
ガス中の有害成分を浄化するための触媒装置が設けられ
ている。このような触媒装置は、長期使用に伴い触媒の
劣化程度が異常域に達すると、その浄化性能が非常に低
下し、排気エミッションがかなり悪化するようになるた
めに、このような触媒異常劣化状態であることを判断し
て運転者に知らせ、触媒装置の交換を促すことが必要で
ある。
【0003】触媒装置の交換は、かなりの費用及び時間
を必要とするために、必要最小限としなければならず、
それにより、触媒異常劣化状態を正確に判断することが
必要である。特開平4−109021号公報には、触媒
装置の排気上流側及び下流側にHCセンサを配置し、両
HCセンサにより検出される排気ガス中の炭化水素濃度
を比較することによって触媒装置の炭化水素浄化率を決
定し、この浄化率に基づき触媒装置の劣化を判断するも
のが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によっ
て触媒装置の現在における炭化水素浄化率が比較的正確
に把握されるが、この浄化率は触媒装置の劣化程度だけ
に依存するものではなく、それにより、触媒劣化程度が
異常域に達していないにもかかわらず、触媒異常劣化状
態であると誤判断する可能性がある。
【0005】従って、本発明の目的は、触媒異常劣化状
態であることを正確に判断することができる触媒劣化判
定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
による内燃機関の触媒劣化判定装置は、内燃機関の排気
系に設けられた触媒コンバータと、前記触媒コンバータ
の排気下流側において排気ガス中の炭化水素濃度を検出
するためのHCセンサと、前記HCセンサにより検出さ
れる炭化水素濃度に基づき前記触媒コンバータの劣化に
対する指標値を決定する指標値決定手段と、前記指標値
決定手段により決定された指標値と値とを比較するこ
とにより触媒異常劣化状態を判断する判断手段、とを具
備する内燃機関の触媒劣化判定装置において、さらに、
現在の触媒空間速度に基づき前記指標値及び前記値の
少なくとも一方を補正する補正手段を具備することを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による触媒劣化判
定装置が取り付けられた内燃機関の排気系の一部を示す
概略図である。同図において、1は排気ガス中の有害成
分を浄化するための三元触媒コンバータである。三元触
媒コンバータ1の上流側は機関本体(図示せず)へ接続
され、また下流側はマフラ(図示せず)等を介して大気
に開放されている。2はその触媒を担持する触媒担体で
ある。3は触媒担体2へ流入する排気ガス中の炭化水素
濃度を検出するための第1HCセンサであり、4は触媒
担体2から流出する排気ガス中の炭化水素濃度を検出す
るための第2HCセンサである。
【0008】触媒コンバータ1は、その使用に伴い徐々
に劣化し、この劣化程度が異常域に達すると、排気ガス
浄化能力がかなり悪化するために、触媒コンバータの交
換が必要となる。10は、このような触媒コンバータ1
の交換時期、すなわち、触媒の異常劣化状態を判断する
触媒劣化判定装置である。
【0009】触媒劣化判定装置10は、一般的なデジタ
ルコンピュータであり、前述した第1及び第2HCセン
サ3,4と共に、吸入空気量を検出するためのエアフロ
ーメータ11、機関回転数を検出するための回転センサ
12、及び機関温度として冷却水温を検出するための水
温センサ13等の機関運転状態を把握するための各セン
サの出力と、車両回りの外気温度を測定するための外気
温度センサ14等の外部環境を把握するためのセンサの
出力とが取り込めるようになっている。内燃機関の燃料
噴射量制御として、一般的に行われているように、排気
通路に配置された酸素センサ(図示せず)を使用し、特
定機関運転状態を除き、混合気空燃比をストイキ近傍で
変動させる一般的な空燃比フィードバック制御が実行さ
れるようになっている。
【0010】図2及び図3は、触媒異常劣化状態である
か否かを判断するための第1フローチャートであり、機
関始動と同時に実行され、所定期間毎に繰り返されるも
のである。まず、ステップ101において、前述した各
センサによって、現在の吸入空気量Qn 、現在の機関回
転数Nen 、現在の冷却水温Thwn 、及び現在の車両
回りの外気温度Tan を取り込む。
【0011】次に、ステップ102において、フラグF
が2であるか否かが判断される。フラグFは機関停止の
際に0にリセットされるものであり、機関始動直後にお
いて、この判断は否定されてステップ103に進む。ス
テップ103において、フラグFが1であるか否かが判
断され、同様に、この判断は否定されてステップ104
に進む。
【0012】ステップ104において、冷却水温Thw
n と外気温度Tan との差が所定値Aより大きいか否か
が判断され、この判断が肯定される時には機関停止直後
の再始動であり、ステップ105に進み、フラグFが1
とされてそのまま終了する。一方、ステップ104にお
ける判断が否定される時にはステップ106に進み、フ
ラグFは2とされステップ107に進む。
【0013】ステップ107において、今回の外気温度
Tan が前回の推定触媒温度Tcn- 1 とされ、ステップ
108において、前回の推定触媒温度Tcn-1 に基づ
き、図4に示すようなマップから今回の基本反応熱量B
Trn を決定する。図4に示すマップにおいて、基本反
応熱量BTrは、触媒温度が高いほど触媒の活性化が進
み反応しやすくなることを考慮して設定されている。基
本反応熱量BTrn は、触媒温度だけでなく、触媒の現
在における浄化能力によっても変化するために、浄化能
力毎に図4に示すようなマップが設けられ、前回の浄化
能力ABn-1 (以下に説明する)に基づき、このステッ
プで使用されるマップが選択される。
【0014】次に、ステップ109において、前回の推
定触媒温度Tcn-1 に基づき、今回の触媒からの基本放
熱量BTon を決定する。図5に示すマップにおいて、
基本放熱量BToは、触媒温度が高いほど放熱しやすい
ことを考慮して設定されている。
【0015】ステップ110において、触媒へ流入する
排気ガス量を次式(1)によってなまし処理される吸入
空気量Qsmとして算出する。 Qsmn =Qsmn-1 +(Qn −Qsmn-1 )*Nen /N ・・(1) 上式(1)において、Qn は今回の吸入空気量であり、
Qsmn-1 は前回のなまし処理後の吸入空気量であり、
機関始動時には初期値として通常のアイドル時の吸入空
気量が設定される。もちろん、冷却水温Thw等に基づ
くアイドル吸入空気量の増加を考慮して設定することも
可能である。また、Nen は機関回転数、Nは定数であ
り、このなまし処理は、機関回転数が低いほど吸入空気
量の変化の絶対値が小さいことを前提としている。
【0016】次にステップ111に進み、次式(2)に
よって今回の触媒温度変化ΔTcnを算出する。 ΔTcn = K1*(K2*Qsmn +K3*BTrn −K4*BTon )・・(2) 上式(2)において、第2補正係数K2は、触媒へ流入
する排気ガス量としてのなまし処理された吸入空気量Q
smn を今回排気ガスが触媒に与える熱量に換算するも
のであり、ステップ101において取り込まれた吸入空
気量Qn 、機関回転数Nen 、及び冷却水温Thwn
によって定まる機関運転状態に基づき推定される排気ガ
ス温度等が考慮されて決定される。また、第3補正係数
K3は、触媒活性化程度が考慮された基本反応熱量BT
n を実際の反応熱量に換算するものであり、排気ガス
量及び機関運転状態により定まる空燃比等が考慮されて
決定される。また、第4補正係数K4は、触媒温度が考
慮された基本放熱量BTo n を実際の放熱量に換算する
ものであり、ステップ101において取り込まれた外気
温度Tan 及び排気ガス量等が考慮されて決定される。
このように、第2、第3、及び第4補正係数K2,K
3,K4は、ステップ111の処理毎にマップ(図示せ
ず)を利用して新たに決定されるものである。また、第
1補正係数K1は、このように触媒において増減する熱
量を触媒担体2の各部分の触媒温度変化の平均値に換算
するものである。
【0017】次に、ステップ112に進み、前回の推定
触媒温度Tcn-1 にこの触媒温度変化平均値ΔTcn
加えられて触媒担体2の今回の推定触媒温度Tcn が算
出される。次に、ステップ113において、前述した空
燃比フィードバック制御(F/B)が実行されているか
否かが判断され、この判断が機関減速時のフューエルカ
ット等によって否定される時には、排気ガス中の炭化水
素濃度が非常に低く、触媒担体2における正確な炭化水
素浄化率の算出が困難であるとして、そのまま終了す
る。
【0018】一方、ステップ113における判断が肯定
される時には、ステップ114に進み、ステップ112
において算出された現在の触媒温度Tcn が触媒活性開
始温度A1以上であるか否かが判断され、この判断が否
定される時には、触媒により排気ガス浄化がほとんど行
われないために、そのまま終了する。一方、この判断が
肯定される時には、ステップ115に進み、現在の触媒
温度Tcn が触媒活性完了温度A2以下であるか否かが
判断される。
【0019】当初、この判断は肯定されてステップ11
6に進み、第1HCセンサ3により触媒担体2へ流入す
る排気ガス中の炭化水素濃度HCSFと、第2HCセン
サ4により触媒担体2から流出する排気ガス中の炭化水
素濃度HCSRとが読み込まれ、ステップ117におい
て、次式(3)によって触媒の現在における炭化水素浄
化率HCPn が算出される。 HCPn =1−HCSR/HCSF・・(3)
【0020】次に、ステップ118に進み、現在の触媒
空間速度SVRが次式(4)により算出される。触媒空
間速度SVRとは、触媒内における単位容積当たりの排
気ガス流量である。 SVR=Qsmn /Vol・・(4) ここで、Qsmn は、ステップ110において排気ガス
量として算出された吸入空気量であり、Volは触媒容
積である。
【0021】ステップ117において算出された炭化水
素浄化率HCPn は、触媒担体2の上流及び下流側にお
ける排気ガス中の炭化水素濃度に基づき算出されるため
に、比較的正確な値であるが、これが、触媒の浄化性能
を表しているとは言えない。なぜなら、触媒の浄化性能
が高くても前述した触媒空間速度SVRが大きい時に
は、触媒を吹き抜ける炭化水素量が多くなり、この時の
炭化水素浄化率HCPnは低くなるためである。
【0022】従って、ステップ119において、現在の
触媒空間速度SVRに基づき、図6に示すマップから補
正係数K5を決定し、ステップ120において、次式
(5)によって炭化水素浄化率HCPn にこの補正係数
K5が乗算されて、現在の触媒浄化能力ABn が算出さ
れる。 ABn =K5*HCPn ・・(5)
【0023】図6に示すマップは、触媒空間速度SVR
が所定値までは補正係数K5として1が設定され、それ
以上となる時には、触媒空間速度SVRが大きくなるほ
ど、吹き抜ける炭化水素量が多くなることに基づき補正
係数K5として徐々に小さな値が設定されているもので
ある。
【0024】次に、ステップ121において、このよう
に算出された触媒の現在のおける浄化能力ABn が積算
され、ステップ122において当初0にリセットされて
いるカウント値nを1だけ増加させ、終了する。
【0025】このような処理が繰り返されるうちに、触
媒温度Tcn が触媒活性完了温度A2より大きくなって
ステップ115における判断が肯定されてステップ12
3に進み、ステップ121において積算された浄化能力
SABを積算回数に相当するカウント値nで割り算出さ
れる触媒活性途中における平均浄化能力が触媒異常劣化
状態を示す値αより大きいか否かが判断され、この判
断が肯定される時には、ステップ124において触媒は
正常であると判断し、一方、この判断が否定される時に
は、ステップ125において触媒が異常劣化状態である
と判断する。
【0026】本フローチャートによれば、触媒の上流及
び下流側に位置するHCセンサの出力に基づき正確な触
媒の炭化水素浄化率を把握し、この浄化率を触媒空間速
度に基づき触媒を吹き抜ける炭化水素量を考慮して補正
して浄化性能を算出し、この浄化性能に基づき触媒異常
劣化状態を判断するために、この判断を正確なものとす
ることができる。さらに、炭化水素浄化率の把握は、触
媒の浄化率を検出不可能な触媒活性開始以前と、触媒劣
化が進んでも比較的良好な浄化率を提供する可能性のあ
る触媒活性完了後とを除き、触媒活性途中に行われ、各
時点の浄化率をその時の触媒空間速度に基づき補正して
各時点の触媒浄化能力を算出し、前述の判断には、これ
らの平均値が使用されるために、この判断をさらに正確
なものとすることができる。
【0027】図7及び図8は、触媒異常劣化状態である
か否かを判断するための第2フローチャートであり、前
述した第1フローチャートとの違いについてのみ以下に
説明する。本フローチャートでは、現在の触媒温度Tc
n に基づき触媒活性途中の時には、第1フローチャート
と同様に、ステップ217において触媒の炭化水素浄化
率HCPn を算出し、ステップ218において触媒空間
速度SVRを算出し、ステップ218において図6に示
すマップから補正係数K5を決定した後、ステップ22
0において、図9に示すマップから現在の触媒温度Tc
n に基づき触媒異常劣化状態を示す触媒空間速度SVR
が比較的小さい時の触媒の浄化率の値Bn を決定す
る。
【0028】次に、ステップ221において、この
n を補正係数K5で割ることによって現在の触媒空間
速度に基づき値側を補正することができ、ステップ2
22において触媒の浄化率を積算すると共に、ステップ
223において補正された値Bn ’を積算し、触媒活
性完了時に、ステップ224において、積算された浄化
率SHCPが積算された値SBより大きいか否かが判
断され、この判断が肯定される時には、ステップ225
において触媒が正常であると判断し、一方、この判断が
否定される時には、ステップ226において触媒異常劣
化状態であると判断される。
【0029】このように、触媒空間速度に基づき、触媒
の浄化率ではなく値側を補正することによっても触媒
異常劣化状態を正確に判断することができる。
【0030】前述した第1及び第2フローチャートにお
いて、触媒担体2の上流及び下流側に配置された第1H
Cセンサ3及び第2HCセンサ4の出力に基づき触媒の
炭化水素浄化率を算出するようになっているが、これは
本発明を限定するものではなく、触媒担体2の排気上流
側の第1HCセンサ3を省略し、触媒担体2へ流入する
排気ガス中の炭化水素濃度HCSFを、ストイキへの空
燃比フィードバック制御が実施されていることを考慮し
て、図10に示すマップから機関回転数Nenに基づき
決定するようにしても良い。
【0031】また、第1及び第2フローチャートにおい
て、現在の触媒温度として計算値を使用したが、もちろ
ん、温度センサを配置して実測値を使用することも可能
である。
【0032】
【発明の効果】このように、請求項1に記載の本発明に
よる内燃機関の触媒劣化判定装置によれば、触媒コンバ
ータの排気下流側に配置されたHCセンサにより検出さ
れる炭化水素濃度に基づき触媒コンバータの劣化に対す
る指標値を決定し、この指標値と値とを比較すること
により触媒異常劣化状態を判断する内燃機関の触媒劣化
判定装置において、補正手段によって現在の触媒空間速
度に基づき指標値及び値の少なくとも一方が補正され
るために、触媒空間速度が大きくて触媒を吹き抜ける炭
化水素量が多くても触媒異常劣化状態の判断を正確に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による触媒劣化判定装置が取り付けられ
た内燃機関の排気系の一部を示す概略図である。
【図2】触媒異常劣化状態であるか否かを判断するため
の第1フローチャートの一部である。
【図3】第1フローチャートの図2に示された以外の部
分である。
【図4】図2及び3に示す第1フローチャートに使用さ
れる基本反応熱量決定のためのマップである。
【図5】図2及び3に示す第1フローチャートに使用さ
れる基本放熱量決定のためのマップである。
【図6】図2及び3に示す第1フローチャートに使用さ
れる補正係数決定のためのマップである。
【図7】触媒異常劣化状態であるか否かを判断するため
の第2フローチャートの一部である。
【図8】第2フローチャートの図7に示された以外の部
分である。
【図9】図7及び8に示す第2フローチャートに使用さ
れる値決定のためのマップである。
【図10】触媒担体へ流入する排気ガス中の炭化水素濃
度を決定するためのマップである。
【符号の説明】
1…触媒コンバータ 2…触媒担体 3…第1HCセンサ 4…第2HCセンサ 10…触媒劣化判定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/20 F01N 3/24 F02D 41/14 310 F02D 45/00 368

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系に設けられた触媒コン
    バータと、前記触媒コンバータの排気下流側において排
    気ガス中の炭化水素濃度を検出するためのHCセンサ
    と、前記HCセンサにより検出される炭化水素濃度に基
    づき前記触媒コンバータの劣化に対する指標値を決定す
    る指標値決定手段と、前記指標値決定手段により決定さ
    れた指標値と値とを比較することにより触媒異常劣化
    状態を判断する判断手段、とを具備する内燃機関の触媒
    劣化判定装置において、さらに、現在の触媒空間速度に
    基づき前記指標値及び前記値の少なくとも一方を補正
    する補正手段を具備することを特徴とする内燃機関の触
    媒劣化判定装置。
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