JP3092414B2 - パイプ保持具 - Google Patents

パイプ保持具

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JP3092414B2
JP3092414B2 JP05248460A JP24846093A JP3092414B2 JP 3092414 B2 JP3092414 B2 JP 3092414B2 JP 05248460 A JP05248460 A JP 05248460A JP 24846093 A JP24846093 A JP 24846093A JP 3092414 B2 JP3092414 B2 JP 3092414B2
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pipe holder
pipe
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fixed
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克之 木戸
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ保持具に関し、特
に、車両においてブレーキチューブやフューエルチュー
ブを保持するのに適するパイプ保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】貫通した穴を有する被固定部と、この被
固定部に一体に設けられた、パイプを挾持する複数のば
ね片を有するパイプ保持部とによってパイプ保持具を形
成し、車体のパネルのような物に固着したスタッドボル
トを被固定部の穴に差し込ませ、つめを有するクリップ
をスタッドボルトと被固定部の穴の穴面との間のすきま
に差し込んで、クリップのつめをスタッドボルトに係合
させるパイプ保持装置が提案されている(実開平1-1632
77号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記パイプ保持装置で
は、パイプ保持具をクリップと物とによって挾持して物
に取り付けるが、製作誤差によってがたつきが生ずるお
それがある。これに対して、クリップを廃止し、パイプ
保持具の被固定部の穴につめを直接設け、このつめをス
タッドボルトのねじに係合させるようにすれば、がたつ
きは生じない。
【0004】反面、つめをパイプ保持具の被固定部に設
ける場合、パイプ保持具のつめがスタッドボルトの軸線
方向の複数箇所でスタッドボルトのねじに係合し、パイ
プ保持具が固定状態となるため、パイプ保持具を正規の
位置に取り付けたか否かを確認するのに手間どる。
【0005】本発明の目的は、パイプ保持具を正規の取
付け位置に取り付けたことを視覚または聴覚によって確
認できるパイプ保持具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、物に固着した
スタッドボルトが差し込まれる穴を有する被固定部と、
該被固定部に一体に設けられたパイプ保持部とを備える
パイプ保持具であって、前記被固定部は、前記スタッド
ボルトのねじに係合可能なつめを前記穴の穴面に有し、
前記穴は、前記パイプ保持具が正規の取付け位置になっ
たとき、前記スタッドボルトによって破られる膜によっ
て塞がれている。
【0007】
【作用および効果】パイプ保持具の被固定部の穴にスタ
ッドボルトを差し込み、膜が破られるまでパイプ保持具
を押し込む。膜が破られたとき、パイプ保持具は正規の
取付け位置となる。
【0008】膜が破られたことを視覚によって、または
聴覚によって確認でき、これを確認したとき、パイプ保
持具は正規の取付け位置となるため、パイプ保持具を容
易に正規の位置に取り付けることができる。
【0009】
【実施例】パイプ保持具10は硬質のプラスチックによ
って成形されたもので、図1および図2に示すように、
被固定部12と、パイプ保持部14とを一体に備える。
【0010】被固定部12は、車両のパネルのような物
16に固着したスタッドボルト18が差し込まれる穴2
0を有する。さらに、被固定部12は、スタッドボルト
18のねじ19に係合可能なつめ22を穴20の穴面に
有する。図示の実施例では、4つのつめ22が穴20の
軸線に向けて斜めに突出している。これらつめ22は、
スタッドボルト18のねじ19のピッチに適合するよう
に配置することが好ましい。
【0011】被固定部12の穴20は薄肉部つまり膜2
4によって塞がれている。膜24は、パイプ保持具10
が正規の取付け位置になったとき、スタッドボルト18
によって破られる。すなわち、膜24はパイプ保持具1
0を押し込むことによって破れる程度に薄く形成し、ス
タッドボルト18の長さと膜24の位置とは、パイプ保
持具10が正規の取付け位置となったとき、スタッドボ
ルト18が膜24を突き破ることができるように定め
る。
【0012】パイプ保持部14は、パイプ保持具10に
よって保持すべき数量とパイプの外径とに見合ったグリ
ップ部分26を有する。図示の実施例では、5つのグリ
ップ部分26があり、各グリップ部分26は、パイプ2
8の外周のほぼ半分が密接する受け面30と、パイプ2
8を受け面30に押し付けるための弾性片31とを有す
る。パイプ保持部14は、紙面に垂直な方向へ適当長さ
伸びている。
【0013】パイプ28をパイプ保持部14のグリップ
部分26にもたらして押し込むと、弾性片31が弾性変
形し、パイプ28が受け面30に達すると、弾性片31
は復元し、パイプ28を受け面30に押し付ける。所要
数のパイプ28をパイプ保持具10に保持させた後、図
2に示すように、パイプ保持具10の穴20をスタッド
ボルト18に対面させてパイプ保持具10を押し込む。
つめ22がスタッドボルト18のねじ19に係合する
と、パイプ保持具10は固定状態になるが、さらに、膜
24が破られるまでパイプ保持具10を押し込む。膜2
4がスタッドボルト18によって破られたとき、パイプ
保持具10は正規の取付け位置となる。したがって、膜
24が破られていることを視覚によって、または破られ
る破裂音を聴覚によって確認するだけで、正規の取付け
位置であることが分る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプ保持具の実施例の、スタッ
ドボルトに取り付けた状態を示す断面図である。
【図2】図1に示したパイプ保持具をスタッドボルトに
取り付ける前の状態を示す断面図で、パイプ保持具の一
部を示している。
【符号の説明】
10 パイプ保持具 12 被固定部 14 パイプ保持部 16 物 18 スタッドボルト 19 ねじ 20 穴 22 つめ 24 膜

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物に固着したスタッドボルトが差し込ま
    れる穴を有する被固定部と、該被固定部に一体に設けら
    れたパイプ保持部とを備えるパイプ保持具であって、前
    記被固定部は、前記スタッドボルトのねじに係合可能な
    つめを前記穴の穴面に有し、前記穴は、前記パイプ保持
    具が正規の取付け位置になったとき、前記スタッドボル
    トによって破られる膜によって塞がれた、パイプ保持
    具。
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