JP3091922U - 歩数計 - Google Patents

歩数計

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JP3091922U
JP3091922U JP2002004893U JP2002004893U JP3091922U JP 3091922 U JP3091922 U JP 3091922U JP 2002004893 U JP2002004893 U JP 2002004893U JP 2002004893 U JP2002004893 U JP 2002004893U JP 3091922 U JP3091922 U JP 3091922U
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健雄 花岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩数の計測精度を向上することができ、小型
・軽量化及び低コスト化を図ることのできる歩数計を提
供すること。 【解決手段】 本考案の歩数計1において、振り子式検
出部16の検出感度を調整する場合には、ケース6Bの
調節孔6gに、調整治具50の先端部に設けられたピニ
オンギア50aを嵌入し、該ピニオンギア50aとラッ
クギア16eと係合させた状態で該調整治具50を適宜
回転調整する。これにより、ラックギア16eを介して
アームバネ調整部16dを適宜スライド動作させて、ア
ームバネ16kの付勢力を自在に調整することができ
る。また、振り子16aが上死点で静止する位置に係合
ピン6dに嵌装されたクッションチューブ18が配置さ
れているので、該振り子16aの振動やぶれを吸収して
常に安定した歩数カウント動作が可能となる。これによ
り、歩数の計測精度を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、振り子検出スイッチを用いて歩数を計測表示可能な腕時計式歩数計 に係り、特に一定方向の振動を検知する1軸方式を採用して小型化,低コスト化 及び計測性能の向上化を図ることができる歩数計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、歩行(走行)時の歩数を計測する歩数計が数多く提案がなされてお り、そのセンサの構造によって大別すると機械式と電子式の2種類がある。電子 式は小型化に適した構造であることから、一般に歩数計には、主に電子式のもの が多く採用されている。
【0003】 電子式歩数計は、振り子検出スイッチを備え、該振り子検出スイッチを用いて 歩数を計測表示可能なもので、詳しくは振り子をばねにより重力に抗して上方に 付勢しておき、使用者が歩くとその上下振動に伴い振り子が上下方向に振動し、 下方への揺動時に接点部(導電部)が接触すると通電して信号を出力し、これを 電子回路で電気的に処理して計測し、LCD等の表示部によって表示するように 構成したものが最も一般的である。
【0004】 また、前記振り子検出スイッチによる検知方法としては、該振り子検出スイッ チにより一定方向の振動を検知するように構成された1軸方式と、該振り子検出 スイッチにより常に上下方向の振動を検知するように構成された2軸方式とがあ る。
【0005】 ところで、この種の歩数計の構造を大きく分類すると、スラックスやスカート のベルト等を介して腰に装着するタイプと、腕時計タイプとの2種類のものがあ る。
【0006】 腰に装着するタイプの歩数計は、上述したように振り子検出スイッチにより一 定方向の振動を検知する1軸方式を採用したものが主流である。つまり、歩数計 を腰に固定することができるので1軸方式でも精度良く振動を検出し歩数をカウ ントすることができる。
【0007】 一方、腕時計タイプの歩数計は、歩行中(走行中)に装着した腕が前後するた め、前記1軸方式では振動をうまく検出することができない。このため、この種 の歩数計は、従来、振り子検出スイッチにより常に上下方向の振動を検知する2 軸方式が採用されていた。
【0008】 電子式歩数計の先行技術としては、例えば上下逆の姿勢や傾いた場合であって も正確に歩数を計測でき、装着姿勢及び装着箇所の自由度を拡大するとともに安 価で消費電力を少なくする目的とした、特願平11−316812号公報に記載 の歩数計がある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の歩数計では、腰に装着するタイプよりもファッ ション性もあり腕に簡単に装着可能な腕時計タイプの歩数計がユーザにより望ま れているが、この種の歩数計は、2軸方式が採用されているため、その構造も繁 雑であることから小型・軽量化・低コスト化が困難であり、また、内部構造に関 し、振り子を上方に付勢するばねが単に固定されているのでばねの付勢力を調節 することはできず、振り子の振動に対してもなんら振り子のぶれを防止する手段 も講じられてはいないので、結果として、歩数の計測精度を向上させることがで きないといった問題点があった。
【0010】 また、前記特願平11−316812号公報に記載の従来の歩数計では、スラ ックスやスカートのベルトに限らず、ポケット、鞄の中など、歩行時に身につけ るものや携帯できるものであればいずれのものでも使用可能とする構成となって いるが、腕時計タイプの歩数計を構成しているものではなく、また、2軸方式を 採用しているため、小型・軽量化が困難で製造コストも高価であり、上記問題点 を解消するための技術については何ら開示されてはいない。 そこで、本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、歩数の計測精度を向上 することができ、小型・軽量化及び低コスト化を図ることのできる歩数計を提供 することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案の歩数計は、振り子の振動回数を接点部の接触回数によ り検出する歩数計において、前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出 部と、前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振り子を重力に抗して上方 に付勢するばね手段と、該ばね手段の取付け位置を変更して該ばね手段による前 記振り子に対する付勢力を調節可能なばね調整手段と、を備えたことを特徴とす るものである。
【0012】 請求項2に記載の考案の歩数計は、振り子の振動回数を接点部の接触回数によ り検出する歩数計において、前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出 部と、前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振り子を重力に抗して上方 に付勢するアームばねと、前記アームばねの取付け位置または前記アームばねの 一端側の固定位置を変更することにより該アームばねによる前記振り子に対する 付勢力を調節可能とするもので、該アームばねの取付け位置を自在に変更可能な ピニオンギア及びラックギアとで構成される第1の調整機構と該アームばねの一 端側の固定位置を変更可能な第2の調整機構とを有するばね調整手段と、を具備 したことを特徴とするものである。
【0013】 請求項3に記載の考案の歩数計は、振り子の振動回数を接点部の接触回数によ り検出する振り子式検出部と、前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振 り子を重力に抗して上方に付勢するアームばねと、前記アームばねの取付け位置 または前記アームばねの一端側の固定位置を変更することにより該アームばねに よる前記振り子に対する付勢力を調節可能とするもので、該アームばねの取付け 位置を自在に変更可能なピニオンギア及びラックギアとで構成される第1の調整 機構と該アームばねの一端側の固定位置を変更可能な第2の調整機構とを有する ばね調整手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】 請求項1〜請求項3のいずれかの考案によれば、前記ばね調整手段を設けたこ とにより、ばねの長さや線形の違いに応じてばねの付勢力を調節することができ 、結果として振り子感度調整を容易に行うことができる。これにより、簡単な構 成で歩数計測精度を向上させることができる。
【0015】 請求項4に記載の考案の歩数計は、振り子の振動回数を接点部の接触回数によ り検出する歩数計において、前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出 部と、前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振り子を重力に抗して上方 に付勢するばね手段と、前記ケース内の前記振り子の回動時の上死点となる位置 に設けられ、該振り子が当接した際の衝撃を吸収するための緩衝部材と、を備え たことを特徴とするものである。
【0016】 請求項5に記載の考案の歩数計は、振り子の振動回数を接点部の接触回数によ り検出する歩数計において、前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出 部と、前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振り子を重力に抗して上方 に付勢するばね手段と、前記ケース内の前記振り子の回動時の上死点となる位置 に設けられ、該振り子が当接した際の衝撃を吸収するためのクッション部材と、 を備えたことを特徴とするものである。
【0017】 請求項6に記載の考案の歩数計は、振り子の振動回数を接点部の接触回数によ り検出する振り子式検出部と、前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振 り子を重力に抗して上方に付勢するアームばねと、前記ケース内の前記振り子の 回動時の上死点となる位置に設けられ、該振り子の前記接点部への接触面とは逆 側の背面部が当接した際の衝撃を吸収するためのクッション部材と、を備えたこ とを特徴とするものである。
【0018】 請求項4〜請求項6のいずれかの考案によれば、前記緩衝部材またはクッショ ン部材を設けたことにより、振り子の接点部への接触面とは逆側の背面部が当接 した際の衝撃やぶれを吸収することができるため、常に安定した振り子の回動動 作を得ることが可能となり、結果として歩数の計測精度を向上させることができ る。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 第1の実施の形態: (構成) 図1乃至図6は本考案に係る歩数計の第1の実施の形態を示し、図1は該歩数 計の主要構成部材を示す分解組立て斜視図、図2は図1に示すケース本体の構成 を示す分解斜視図、図3はケース本体内の振り子検出部の配置形態を示す説明図 、図4は組立て後のケース本体の構成を示す斜視図、図5は該歩数計の振り子感 度調整を説明するものでケース本体のアームバネの取付位置調整状態を示す説明 図、図6は図2の振り子部の導電ゴムの構成を示す斜視図であり、図6(a)は 通常使用されている角形状の導電ゴムを示し、図6(b)は接触面に複数の突起 形状の凸凹部を設けた導電ゴムを示し、図6(c)は接触面に複数の溝形状の凸 凹部を設けた導電ゴムを示している。
【0020】 本実施の形態は、腰に付けるタイプの2軸式歩数計よりも、小型化で且つファ ッション性がありユーザに注目されている1軸腕時計式タイプに、本発明を採用 して実施したものであり、勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、腰に 付けるタイプのものやその他(例えば携帯型等)の2軸式歩数計に搭載しても良 い。
【0021】 本実施の形態の歩数計(1軸腕時計式歩数計ともいう)1は、図1に示すよう に、主にハウジング2,該ハウジング2内に配設される本体ケース6,歩数計測 等の各種表示を行う液晶表示部(以下、LCDと称す)7,本体ケース6等の各 種構成部品を下部から覆うとともに、前記ハウジング2に固定される裏蓋5等を 備えて構成されている。
【0022】 ハウジング2は、軽量化に最適な合成樹脂を用いて腕時計タイプの外観を主に 形成するもので、内部には円形状の開口が設けられ、この開口の上部には透明な ガラス3を有する回転ベゼル4が回転可能に取付けられている。なお、図示はし ないがハウジング2の側面側には、セットボタン,リセットボタン、表示切り替 えボタン等の各種ボタンが設けられている。
【0023】 ハウジング2の内部には、図1に示すように、LCD7が前記ガラス3に対応 するように内側から配され、次いでインターコネクタ8,下部に負極電池接片1 0Aが配されたケース本体6,電池9,正極電池接片10,裏蓋パッキン14の 順序で積層するように収容した状態で裏蓋5の取付孔5aを介して止めねじ15 により対応するハウジング2のねじ孔(図示せず)に螺合することにより、該裏 蓋5をハウジング2の下部に固定している。
【0024】 前記LCD7は、ケース本体6内の主要電子回路に電気的に接続されており、 上記の如く歩数計測等の各種表示を行うものである。このLCD7は、ハウジン グ2の内側に配設され、その下部には緩衝材である例えばゴム形状のインターコ ネクタ8を介してケース本体6が配されるようになっている。
【0025】 ケース本体6は、本実施の形態の特徴となる主要構成部材であり、詳細な構成 については後述するが、内部に歩数計測するのに必要な振り子式検出部16や該 歩数計の各種制御を行う電子回路を有する電子基板(図示せず)等の主要構成部 材を内装して構成されている。
【0026】 このケース本体6の底面は、図示はしないが電池9を位置決め可能な程度に凹 部が設けられており、この凹部には前記電子基板と電気的に接続する負極電池接 片10Aが配設されている。組立て時には、この負極電池接片10Aに電池9が 配された状態で、絶縁体である2つのインシュレータ11a,11b,通電接片 12を挟持するように正極電池接片10の取付孔10aを介して止めねじ13に てケース本体6の底面の取付孔(図示せず)に螺合することにより、該正極電池 接片10を前記ケース本体6の底面に固定している。なお、2つのインシュレー タ11a,11bは緩衝材としての機能も有しており、また通電接片12は正極 電池接片10とケース本体6内の電子基板とを電気的に接続するものである。
【0027】 また、裏蓋パッキン14は、弾性作用を有するゴム部材で構成されたもので、 裏蓋5をハウジング2に取付けた際に、水の進入を防止する防水効果を得るもの である。
【0028】 次に、本実施の形態の歩数計の特徴となるケース本体6の構成を図2〜図4を 参照しながら詳細に説明する。
【0029】 本実施の形態の歩数計1は、歩数の計測精度を向上することができ、小型・軽 量化及び低コスト化を図るのに好適な1軸方式を採用して構成されている。
【0030】 具体的には、ケース本体6は、図2に示すように、円形状の上板6Aと、主に ケース本体6の外観を構成するケース6Bと、このケース6Bの所定の配置位置 に配設された振り子式検出部16と、センサ基板17とを備えて構成される。
【0031】 上板6Aは、前記振り子式検出部16を内装した状態でケース6Bの上側に取 付けられ、図示はしないがこの上板6A上に該歩数計の各種制御を行う電子回路 等を有する電装基板が装着されるようになっている。
【0032】 ケース6Bは、図2に示すように、前記振り子式検出部16を内部に保持固定 するホルダ部材であり、内部の所定領域には振り子16aが回動可能な空間と、 中央部に設けられ2軸方式構成時に使用する回転軸受け6aと、周面内側の一部 に設けられた振り子軸6bと、該振り子軸6bと回転軸受け6aとの間に介在し 、アームバネ調整部16dがスライド可能に配設される取付用部6cと、前記振 り子16aの接点部(導電部)とは逆側の背面部が当接する係合ピン6dとを設 けて構成されている。
【0033】 係合ピン6dには、図2,図4に示すように円筒形状の弾性部材(緩衝部材) であるクッションチューブ18が嵌装されるようになっている。つまり、このク ッションチューブ18には、振り子式検出部16の振り子16aの背面部(図示 せず)が当接して上死点で静止することになるが、このクッションチューブ18 を設けたことにより、このときの振り子16aの振動やぶれを吸収して、常に安 定した回動動作、即ち歩数カウント動作を実行することができるようになってい る。
【0034】 振り子式検出部16は、前記振り子軸6bに振り子軸受け16cを嵌入し装着 することにより、該振り子軸6bを軸にして振り子16aが回動可能となるよう にケース6B内に取付けられる。
【0035】 この振り子式検出部16は、真鍮等の材質で板状に形成され、振り子軸6b近 傍からアーム形状に延設され先端側が幅広形状の振り子16aと、該振り子16 aの先端側の幅広部分に積層される中板16g,押え板16fと、振り子16a のアーム形状部分の基端部に設けられた振り子軸受け16cを有する筒状の振り 子固定パイプ16bと、振り子16aの幅広部分の先端側面に設けられた接点部 (導電部)である導電ゴム16hと、振り子16aの幅広部分上に設けられた図 示しない円形状の錘を装着するための第1及び第2の振り子ピン16i,16j と、該振り子16aを常に上方向(係合ピン6d側方向)へと付勢するアームバ ネ16kとを含んで構成されている。
【0036】 アームバネ16kは、線形状のばねであり、例えば該アームバネの径が0.1 乃至0.13mmのものが用いられている。また、前記振り子16aの先端部の 重さが、1.4g乃至1.6gとなるように振り子ピン16i,16jに錘が装 着されるようになっている。
【0037】 また、前記アームバネ16kの基端部が係合する、ばね調整手段としてのアー ムバネ調整部16dが振り子16aの下側に配されるように、ケース6Bの取付 用部6cにスライド可能に装着されている。
【0038】 このアームバネ調整部16dは、図2,図4に示すように、ケース6Bの所定 位置に設けられたガイドネジ19が摺動可能なガイド溝16nが基端部に設けら れ、また中央部分の下端面にはラックギア16eが形成されている。また、前記 ガイド溝16nとは逆側の基端部分には、アームバネ16kの基端部を係止する 2つの係合部6i,6hが並設されている。つまり、アームバネ16kの先端部 を上記係合部6i,6hのいずれかに係合させることにより、該アームバネ16 kの付勢力を簡単に調節することができるようになっている。
【0039】 また、前記ラックギア16e近傍のケース6Bには、調節孔6g(図5参照) が設けられており、この調節孔6gには、該ラックギア16eと係合するピニオ ン50aを先端部に形成された調整治具50が嵌入されるようになっている。
【0040】 つまり、本実施の形態では、製造時において、振り子式検出部16による検出 感度調整を容易にし、さらにばらつきを少なくするために、ラックギアとピニオ ンギアとを採用し、アームバネ16kの固定位置を左右自在に微調整できるよう に構成されており、また、固定位置を少なくとも2カ所で簡単に取り外し変更可 能な構成となっている。これにより、振り子感度調整時において、複数種のアー ムバネ16kを装着することができ、またこの場合のアームバネ16kの長さ及 び線形の違いを容易に吸収することができるので、最適な振り子感度調整を行う ことができる。
【0041】 また、前記振り子16aの導電ゴム16hが当接するケース6Bの位置には、 図4に示すように前記センサ基板17が配設されている。このセンサ基板17の 上面には前記導電ゴム16hとの接触を検出するための配線パターン17aが配 されており、前記振り子16aの回動に伴い、導電ゴム16hと当接して接触す ると、通電してこれを検出し、図示しない電装基板の電子回路へと検出信号を出 力するようになっている。
【0042】 すなわち、ケース本体6においては、振り子16aがアームバネ16kにより 重力に抗して常に上方(係合ピン6d側方向)に付勢されており、使用者が歩く とその上下振動に伴い振り子16aが上下方向(係合ピン6d側方向及びセンサ 基板17側方向)に振動し、下方への揺動時に導電ゴム16hがセンサ基板17 の配線パターン17aに接触することにより、上記の如く、該センサ基板17に より図示しない電装基板の電子回路へと出力された検出信号が、該電子回路にて 電気的に処理がなされて計測され、図1に示すLCDに計測結果が表示されるこ とになる。
【0043】 また、本実施の形態においては、例えば歩数計1内部の空気が湿気が多い場合 を想定すると、この湿気により振り子16aの導電ゴム16hがセンサ基板17 の配線パターン17aに対して接触した際に貼り付いてしまう虞れが考えられる が、本実施の形態では、これを防止するための改良が成されている。
【0044】 つまり、通常の導電ゴム16hは、図6(a)に示すように接触面が平面形状 で構成されたものであるが、例えば図6(b)に示すように、接触面16L1が 複数の突起形状の凸凹部を設けて凸凹形状(シボともいう)に形成された導電ゴ ム16Lや、あるいは、図6(c)に示すように接触面16M1が複数の溝形状 の凸凹部を設けて凸凹形状に形成された導電ゴム16Mを用いることにより、湿 気が多い場合でも配線パターン17a上に貼り付くことはなく、確実に電気的接 触を行うことができるようになっている。
【0045】 本実施の形態の歩数計1では、上記構成のケース本体6をハウジング2内に固 定する際に、図3に示すように、ケース本体6内の振り子16aの導電ゴム16 hが接触するセンサ基板17のラインと、重力線を示すx軸と鉛直なy軸との角 度θが45゜となるように配置し固定されている。
【0046】 この場合、図3に示すように、振り子16aの回動軸はケース本体6の上部方 向に配されるとともに、該振り子16aの先端部がx軸方向に回動するように配 されることになる。
【0047】 また、図3に示す状態は、該歩数計1を使用者の左手に装着し、重力に沿って 真っ直ぐに左手を下ろした状態である。つまり、本実施の形態では、該歩数計を 使用者の左手に装着することが必須条件となる。
【0048】 なお、上記配置条件となるように逆向きで各種部品を構成し右手仕様に応じた 配置形態とすれば、勿論、右手仕様タイプの歩数計を構成することも可能である 。
【0049】 (作用) 次に、図3を参照しながら本実施の形態の歩数計1の作用を説明する。
【0050】 いま、図3に示す状態で使用者の左手に本実施の形態の歩数計を装着し、使用 者の歩数を計測するものとする。すると、使用者が右足から一歩歩き、該左手を 振り上げた場合には、センサ基板17のラインは、略重力と鉛直な水平ライン上 に配されることになる。この場合、振り子16aはアームバネ16kの上方への 付勢力により、その背面側が係合ピン6dに嵌装されたクッションチューブ18 に当接した上死点の位置にある。
【0051】 その後、左足を一歩踏み出した際に、使用者の左手は後方側に振られ、この左 での動きに伴い生じる慣性により、振り子16aは振り子軸6dを支点として下 方向に回動することで、導電ゴム16hがセンサ基板17の配線パターン17a に接触することになる。
【0052】 こうして、該センサ基板17は、その接触により導通した検出信号を図示しな い電装基板の電子回路へと出力し、該電子回路にて電気的に処理がなされて計測 された後、図1に示すLCDに計測結果、すなわち“1”が表示されることにな る。
【0053】 この場合、使用時に湿気が多い場合でも、本実施の形態では、上述したように 凸凹形状の導電ゴム16L(または導電ゴム16M)を用いているので、センサ 基板17の配線パターン17aに貼り付くことはなく、確実にカウントすること ができる。
【0054】 また、振り子16aが上死点で静止する位置に係合ピン6dに嵌装されたクッ ションチューブ18が配置されているので、該振り子16aの背面部が該クッシ ョンチューブ18に当接することで該振り子16aの振動やぶれを吸収して、常 に安定した歩数カウント動作を実行することができる。
【0055】 また、本実施の形態の歩数計の製造時に、振り子式検出部16の検出感度を調 整する場合には、図5に示すように、ケース6Bの調節孔6gに、調整治具50 の先端部に設けられたピニオンギア50aを嵌入し、該ピニオンギア50aとラ ックギア16eと係合させた状態で該調整治具50を適宜回転調整する。これに より、ラックギア16eを介してアームバネ調整部16dは適宜スライド動作す ることにより、アームバネ16kの付勢力を自在に調整することができ、また、 装着されたアームバネ16kの種類(長さや線径)に応じて最適な調整を容易に 行うことができる。また、同じアームバネ16kの場合でも、アームバネ16k の先端部を係合部6i,6hのいずれかに係合させることにより、該アームバネ の16kの付勢力を簡単に調節することができる。 つまり、本実施の形態にでは、製造時において、簡単な調整にて振り子式検出 部16による検出感度調整を行うことができる。
【0056】 実際に、上記実施の形態の歩数計を用いて歩数計測を行い、正規なカウンター 及び従来の腰に装着するタイプの歩数計との比較結果が、下記の表1に示されて いる。なお、表1においては、使用者は一般男子とし、通常歩行及びジョキング との2つの歩行形態について、各種歩数計を用いて3回の実験を行った。
【0057】
【表1】 上記表1の45゜の計測結果からもわかるように、使用者が通常歩行、腕を平 行まで振った場合のジョキング時、及び腕を大振りにした場合のジョキング時の いずれの場合でも、高精度に歩数計測を行うことができた。
【0058】 (効果) したがって、本実施の形態によれば、簡単な構成で歩数の計測精度を向上する ことができ、小型・軽量化及び低コスト化を図ることのできる歩数計を実現する ことが可能となる。
【0059】 第2の実施の形態: ところで、本考案の歩数計1は、ケース本体6内の振り子16aの導電ゴム1 6hが接触するセンサ基板17のラインと、重力線を示すx軸と鉛直なy軸との 角度θが45゜となるようにケース本体6を配置し固定した構成のみではなく、 この角度θ45゜の±15゜の範囲内で自在に調節可能に構成した場合でも適用 することができる。このような実施の形態を図7乃至図11に示す。
【0060】 (構成) 図7乃至図11は本考案に係る歩数計の第2の実施の形態を示し、図7は該歩 数計の主要構成部材を示す分解組立て斜視図、図8は図7に示す外ケースの構成 を示す分解斜視図、図9は図8に示すケース本体の構成を示す分解斜視図、図1 0は組立て後のケース本体の構成を示す斜視図、図11はケース本体の角度調整 時を説明するための説明図を示している。なお、図7乃至図11は、前記第1の 実施の形態と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異な る部分のみを説明する。
【0061】 本実施の形態では、外ケース20内において、ケース本体21内の振り子16 aの導電ゴム16hが接触するセンサ基板17のラインと、重力線を示すx軸と 鉛直なy軸との角度θが45゜の±15゜の範囲内で自在に調節可能に構成した ことが特徴である。
【0062】 具体的には、図7に示すように、センサ基板17のラインとy軸との角度θが 45゜の±15゜の範囲内で自在に調節可能とするケース本体21を有する外ケ ース20が設けられている。その他の構成については、前記第1の実施の形態と 略同様である。
【0063】 外ケース20は、図8に示すように、外ケース板20Aと、前記第1の実施の 形態と略同様に構成されたケース本体21と、該ケース本体21を所定の角度で 回転自在に収容し保持するケース20Bと、該ケース20B内でケース本体21 の回動を保持固定するブレーキ接片24と、リング形状の絶縁体及び緩衝材とし ての作用を有するインシュレータ26と、電子回路等を搭載した電装基板27と で構成されている。
【0064】 なお、ブレーキ接片24は、平板形状で鉛直方向に所定の押圧力を有する弾性 作用を備えて形成されたもので、左右両端側にはセットピン25a,25bにて ケース20Bの底面上にかしめるための取付け孔24a,24bが設けられてい る。また、中央部分には、ケース本体21の回転軸を押圧するための押圧部24 cが設けられ、かしめ固定した場合には、本実施の形態においては、該押圧部2 4cにてケース本体21の回転を抑制する。また、一方の取付け孔24bは長穴 形状となっており、セットピン25bとの固定位置を調節することで回転軸への 押圧力を調整可能である。
【0065】 前記外ケース20の外周の一部には、ケース本体21が60度の範囲で回動可 能となるような寸法で切り欠き20bが形成されており、この切り欠き20bに はケース本体21の回転調整用のリブ21Cが配された状態で、且つ、該ケース 本体21の中心軸が外ケース20の底面及び外ケース板20Aに装着される上下 ブッシュ22,23にて回動自在に軸支された状態で外ケース20内に収容され るようになっている。
【0066】 この場合、外ケース20の内周面には、凸凹面で形成した係合部20eが形成 されており、一方、この係合部20eに係合してその回転角度を保持するための 突起部21eがケース本体21の外周の所定カ所に設けられている。すなわち、 この突起部21eは、突没自在で且つその弾性作用により常時外周方向に付勢さ れた構成となっており、該突起部21eが設けられていても該ケース本体21は 、外ケース20内にて自在に回動させることが可能である。
【0067】 これにより、所定角度でケース本体21を回動させた場合には、該突起部21 eが対応する係合部20eの凹部と係合すると同時にその弾性作用により、ケー ス本体21をその角度で確実に保持することができる。
【0068】 ケース本体21の構成は、前記第1の実施の形態と略同様な構成ではあるが、 該ケース本体21が外ケース内で回転可能とするために軸センサ28が設けられ 、該軸センサ28の軸28aを介して該ケース本体21が外ケース20内に軸支 されることになる(図9参照)。
【0069】 なお、軸センサ28のセンサ接片28bは、センサ基板17の配線パターン1 7aと電気的に接続され、該ケース本体21が回転してもその検出信号を電装基 板27の電子回路へ確実に出力するためのものである。
【0070】 また、ケース本体21において、前記第1の実施の形態と同様に、アームバネ 調整部16dのガイド溝16nに嵌合されるガイドネジ19,アームバネ16k の基端部を係止する2つの係合部21i,21h,調節孔21gが設けられてお り、その作用についても前記第1の実施の形態と同様である(図9参照)。
【0071】 その他の構成、及び作用については前記第1の実施の形態と同様なので説明を 省略する。
【0072】 (作用) いま、使用者の腕の振り上げ状態に応じて、ケース本体21内の振り子16a の導電ゴム16hが接触するセンサ基板17のラインと、重力線を示すx軸と鉛 直なy軸との角度θを例えば60゜に設定して歩数計測を行うものとする。
【0073】 この場合、外ケース20において、ケース本体21のリブ21Cを、図11に 示す状態で回動させることでセンサ基板17のラインと、y軸との角度θを60 ゜に設定し、上記したように突起部21e及び係合部20e(図8参照)にてそ の角度状態が保持される。
【0074】 このように角度調整した後、前記第1の実施の形態と同様に作用して歩数計測 がなされる。
【0075】 一方、ケース本体21内の振り子16aの導電ゴム16hが接触するセンサ基 板17のラインと、重力線を示すx軸と鉛直なy軸との角度θを例えば30゜に 設定して歩数計測を行うものとする。
【0076】 この場合、外ケース20において、ケース本体21のリブ21Cを、図11に 示す状態から図中に示す矢印方向に回動させ、該リブ21Cが切り欠き20bの 基端部と当接することでセンサ基板17のラインと、y軸との角度θを30゜に 設定し、上記同様に突起部21e及び係合部20e(図8参照)にてその角度状 態が保持される。
【0077】 その後、このように角度調整した後、前記第1の実施の形態と同様に作用して 歩数計測がなされる。
【0078】 なお、使用者の腕の振りの状態に応じて、任意な角度で調整し歩数計測を行う ようにしても良い。
【0079】 実際に、角度θを30゜,60゜にそれぞれ設定した場合の歩数計を用いて歩 数計測を行い、正規なカウンター及び従来の腰に装着するタイプの歩数計との比 較結果が、上記表1に示されている。なお、本実施の形態においても、使用者は 一般男子とし、通常歩行及びジョキングとの2つの歩行形態について、各種歩数 計を用いてそれぞれ3回の実験を行った。
【0080】 したがって、上記表1の30゜,60゜の計測結果からもわかるように、使用 者が通常歩行、腕を平行まで振った場合のジョキング時、及び腕を大振りにした 場合のジョキング時のいずれの場合でも、前記第1の実施の形態例と同様に高精 度に歩数計測を行うことができた。
【0081】 (効果) したがって、本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の効果が得 られる他に、外ケース20内において、ケース本体21内の振り子16aの導電 ゴム16hが接触するセンサ基板17のラインと、重力線を示すx軸と鉛直なy 軸との角度θが45゜の±15゜の範囲内で自在に調節可能に構成したことによ り、簡単な構成で、使用者のニーズに応じた、歩数計測の高精度な歩数計を実現 することができる。
【0082】 なお、本考案は、上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではなく、 これらの実施の実施の形態の組み合わせや応用も本考案に適用される。
【0083】 また、前記第2の実施の形態においては、センサ基板17のラインと、重力線 を示すx軸と鉛直なy軸との角度θが45゜の±15゜の範囲内で自在に調節可 能に構成したことについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば 必要に応じて前記角度θが45゜の±30゜の範囲内で自在に調節可能に構成し ても良い。
【0084】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案によれば、歩数の計測精度を向上することができ 、小型・軽量化及び低コスト化を図ることのできる歩数計を提供することが可能 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の歩数計の第1の実施の形態を示し、該
歩数計の主要構成部材を示す分解組立て斜視図。
【図2】図2は図1に示すケース本体の構成を示す分解
斜視図。
【図3】図2に示すケース本体内の振り子検出部の配置
形態を示す説明図。
【図4】組立て後のケース本体の構成を示す斜視図。
【図5】歩数計の振り子感度調整を説明するものでケー
ス本体のアームバネの取付位置調整状態を示す説明図。
【図6】図2の振り子部の導電ゴムの構成を示す斜視
図。
【図7】本考案の歩数計の第2の実施の形態を示し、該
歩数計の主要構成部材を示す分解組立て斜視図。
【図8】図7に示す外ケースの構成を示す分解斜視図。
【図9】図8に示すケース本体の構成を示す分解斜視
図。
【図10】組立て後のケース本体の構成を示す斜視図。
【図11】本実施の形態のケース本体の角度調整時を説
明するための説明図。
【符号の説明】
1…歩数計、 2…ハウジング、 3…ガラス、 4…回転ベゼル、 5…裏蓋、 6…ケース本体、 6A…上板、 6B…ケース、 6a…回転軸受け、 6b…振り子軸、 6c…取付用部、 6d…係合ピン、 6g…調整孔、 7…LCD、 8…インターコネクタ、 9…電池、 10…正極電池接片、 10a…取付孔、 10A…負極電池接片 11a,11b…インシュレータ、 12…通電接片、 13,15…止めねじ、 14…裏蓋パッキン、 16…振り子式検出部、 16a…振り子、 16b…振り子固定パイプ、 16c…振り子軸受け、 16d…アームバネ調整部(ばね調整手段)、 16e…ラックギア、 16f…押え板、 16g…中板、 16h…導電ゴム、 16i,16j…振り子ピン、 16k…アームバネ、 16L,16M…導電ゴム(凸凹面形状)、 16n…ガイド溝、 17…センサ基板、 17a…配線パターン、 18…クッションチューブ(緩衝部材)、 19…ガイドネジ、 20…外ケース、 21…ケース本体、 21C…リブ、 50…調整治具、 50a…ピニオンギア。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振り子の振動回数を接点部の接触回数に
    より検出する歩数計において、 前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出部
    と、前記振り子式検出部を収容するケースと、 前記振り子を重力に抗して上方に付勢するばね手段と、 該ばね手段の取付け位置を変更して該ばね手段による前
    記振り子に対する付勢力を調節可能なばね調整手段と、 を備えたことを特徴とする歩数計。
  2. 【請求項2】 振り子の振動回数を接点部の接触回数に
    より検出する歩数計において、 前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出部
    と、前記振り子式検出部を収容するケースと、 前記振り子を重力に抗して上方に付勢するアームばね
    と、 前記アームばねの取付け位置または前記アームばねの一
    端側の固定位置を変更することにより該アームばねによ
    る前記振り子に対する付勢力を調節可能とするもので、
    該アームばねの取付け位置を自在に変更可能なピニオン
    ギア及びラックギアとで構成される第1の調整機構と該
    アームばねの一端側の固定位置を変更可能な第2の調整
    機構とを有するばね調整手段と、 を具備したことを特徴とする歩数計。
  3. 【請求項3】 振り子の振動回数を接点部の接触回数に
    より検出する振り子式検出部と、 前記振り子式検出部を収容するケースと、 前記振り子を重力に抗して上方に付勢するアームばね
    と、 前記アームばねの取付け位置または前記アームばねの一
    端側の固定位置を変更することにより該アームばねによ
    る前記振り子に対する付勢力を調節可能とするもので、
    該アームばねの取付け位置を自在に変更可能なピニオン
    ギア及びラックギアとで構成される第1の調整機構と該
    アームばねの一端側の固定位置を変更可能な第2の調整
    機構とを有するばね調整手段と、 を備えたことを特徴とする歩数計。
  4. 【請求項4】 振り子の振動回数を接点部の接触回数に
    より検出する歩数計において、 前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出部
    と、前記振り子式検出部を収容するケースと、 前記振り子を重力に抗して上方に付勢するばね手段と、 前記ケース内の前記振り子の回動時の上死点となる位置
    に設けられ、該振り子が当接した際の衝撃を吸収するた
    めの緩衝部材と、 を備えたことを特徴とする歩数計。
  5. 【請求項5】 振り子の振動回数を接点部の接触回数に
    より検出する歩数計において、 前記振り子及び前記接点部とを備えた振り子式検出部
    と、 前記振り子式検出部を収容するケースと、前記振り子を
    重力に抗して上方に付勢するばね手段と、 前記ケース内の前記振り子の回動時の上死点となる位置
    に設けられ、該振り子が当接した際の衝撃を吸収するた
    めのクッション部材と、 を備えたことを特徴とする歩数計。
  6. 【請求項6】 振り子の振動回数を接点部の接触回数に
    より検出する振り子式検出部と、 前記振り子式検出部を収容するケースと、 前記振り子を重力に抗して上方に付勢するアームばね
    と、 前記ケース内の前記振り子の回動時の上死点となる位置
    に設けられ、該振り子の前記接点部への接触面とは逆側
    の背面部が当接した際の衝撃を吸収するためのクッショ
    ン部材と、 を備えたことを特徴とする歩数計。
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