JP3091433U - 金属製収納棚に付設される物品載置体 - Google Patents

金属製収納棚に付設される物品載置体

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JP3091433U JP2002004343U JP2002004343U JP3091433U JP 3091433 U JP3091433 U JP 3091433U JP 2002004343 U JP2002004343 U JP 2002004343U JP 2002004343 U JP2002004343 U JP 2002004343U JP 3091433 U JP3091433 U JP 3091433U
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祐一 原
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株式会社ジェイ・イー・ジェイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、極めて商品価値の高い画期的な金
属製収納棚に付設される物品載置体を提供することを目
的とする。 【解決手段】 左右に配設される金属製の支柱体1と、
この支柱体1間に架設され、少なくとも載置部2aが線
材で構成された金属製の棚体2とから成る金属製収納棚
に付設される物品載置体であって、前記棚体2の載置部
2aに吊り下げ係止し得る吊下部材3と、この吊下部材
3に着脱自在に連結されて、前記棚体2の下方位置に宙
吊り状態で配設される物品載置部材4とから成るもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、金属製収納棚に付設される物品載置体に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から、前後左右に配設される4本の支柱体と、この支柱体間に架設される 棚体とを全て金属製とした金属製収納棚(通称:メタルラック)が提案されてい る。
【0003】 具体的には、この金属製収納棚を構成する支柱体は金属製パイプで構成されて 種々の長さが用意され、また、棚体は金属製の線材を組み合わせて方形板状に形 成して構成され、その四隅に前記支柱体の所望位置に連結し得る連結部が設けら れており、よって、この支柱体と棚体との組み合わせにより、ユーザーが望む様 々な用途(例えばオーディオラック,キッチンラックなどの使用スタイル)や使 い勝手に合わせて自由に形成することができ、また、収納棚を構成する部材全て が金属製であるから丈夫であり、そして、棚体が線材で構成されたデザインであ ることもあり、そのシンプルなスタイル、メタル調がインテリア性に秀れるとさ れて好評である。
【0004】 本出願人は、この金属製収納棚に関して、より機能性及びインテリア性に秀れ た使用スタイルの提案を望むユーザーのニーズに着目し、極めて商品価値の高い 画期的な金属製収納棚に付設される物品載置体を開発した。
【0005】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0006】 左右に配設される金属製の支柱体1と、この支柱体1間に架設され、少なくと も載置部2aが線材で構成された金属製の棚体2とから成る金属製収納棚に付設 される物品載置体であって、前記棚体2の載置部2aに吊り下げ係止し得る吊下 部材3と、この吊下部材3に着脱自在に連結されて、前記棚体2の下方位置に宙 吊り状態で配設される物品載置部材4とから成ることを特徴とする金属製収納棚 に付設される物品載置体に係るものである。
【0007】 また、前記物品載置部材4の左右側部を前記吊下部材3に連結し得るように設 けて、前記棚体2の載置部2aに吊り下げ係止する一対の吊下部材3間に架設さ れて宙吊り状態となるように前記物品載置部材4を構成したことを特徴とする請 求項1記載の金属製収納棚に付設される物品載置体に係るものである。
【0008】 また、前記吊下部材3若しくは物品載置部材4を連結し得る連結部を前記物品 載置部材4若しくは吊下部材3に上下多段に複数設けて、この物品載置部材4若 しくは吊下部材3に対する吊下部材3若しくは物品載置部材4の連結位置を変え ることで、前記棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を可変し得るよう に構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の金属製収納棚 に付設される物品載置体に係るものである。
【0009】 また、前記物品載置部材4を合成樹脂製としたことを特徴とする請求項1〜3 のいずれか1項に記載の金属製収納棚に付設される物品載置体に係るものである 。
【0010】 また、前記吊下部材3を、上端部に前記棚体2の載置部2aを構成する線材に 係止する吊り下げ係止部6を折曲形成して成る一対の縦材7と、この縦材7間に 架設される横材8とで構成し、この横材8が係止する係止凹部9を前記物品載置 部材4の左右側部に設けるとともに、この係止凹部9に横材8を係止した吊下部 材3の縦材7の外側を支持する支持部材12を前記物品載置部材4の左右側部に着 脱自在に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属製収 納棚に付設される物品載置体に係るものである。
【0011】 また、前記吊下部材3を、上端部に前記棚体2の載置部2aを構成する線材に 係止する吊り下げ係止部6を折曲形成して成る一対の縦材7と、この縦材7間に 架設される横材8とで構成し、この横材8を前記物品載置部材4を上方から被嵌 係止して連結する連結部としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に 記載の金属製収納棚に付設される物品載置体に係るものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
好適と考える本考案の実施の形態(考案をどのように実施するか)を、図面に 基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】 本考案は、線材で構成された載置部2aに吊下部材3を吊り下げ係止すると、 この吊下部材3に着脱自在に連結される物品載置部材4は棚体2の下方位置に宙 吊り状態で配設され、この棚体2の下方位置に物品を載置できるスペースが確保 される。
【0014】 従って、棚体2の下方位置であるデッドスペースを載置(収納)空間として有 効に利用することができ、しかも、吊下部材3に対して物品載置部材4が着脱自 在であるから、種々のタイプ(形状や大きさ)の物品載置部材4を、ユーザーが 望む用途や使い勝手、インテリア感覚に合わせて自由に取り換えられるようにす ることができ(各ユーザーのオリジナル収納棚が簡易に形成することができる。 )、そして更に、金属製の棚体2における載置部2aを構成する線材を利用して 吊り下げる構造であるから、既存の金属製収納棚に物品を載置し得る物品載置部 材4を確実に付設することができることになる。
【0015】 また、物品載置部材4の左右側部を吊下部材3に連結し得るように設けて、棚 体2の載置部2aに吊り下げ係止する一対の吊下部材3間に架設されて宙吊り状 態となるように物品載置部材4を構成した場合には、物品載置部材4を左右から 支えて安定した宙吊り状態にすることができ、また、物品を載置するものとして 必須とされる水平状態も簡易且つ確実に得られることになる。
【0016】 また、吊下部材3若しくは物品載置部材4を連結し得る連結部を物品載置部材 4若しくは吊下部材3に上下多段に複数設けて、この物品載置部材4若しくは吊 下部材3に対する吊下部材3若しくは物品載置部材4の連結位置を変えることで 、棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を可変し得るように構成した場 合には、金属製収納棚に付設するものとしてより一層有効となる。
【0017】 即ち、例えばこの棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を可変できな い構造の場合、吊り下げ間隔の狭いタイプであると物品の大きさによっては載置 できない場合があり、とは言え、無駄に吊り下げ間隔が広いものであるとデッド スペースが生じ且つ体裁が悪くなる場合があり、よって、このことからユーザー は吊り下げ間隔の異なるタイプのものを複数購入しなければならないなどの問題 点が生じてしまう。
【0018】 この点、前述したように棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を可変 できる構成の場合、棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を変えたい場 面、即ち、例えば物品載置部材4に載置する物品の大きさ(高さ)に合わせよう とする際や、例えば下方の棚体2に載置される物品の邪魔にならないように回避 させた状態で物品載置部材4を宙吊り状態にしようとする際など、単に物品載置 部材4若しくは吊下部材3に上下多段に複数設けた連結部を選択して吊下部材3 若しくは物品載置部材4を連結するだけでその吊り下げ間隔を可変することがで き、よって、常にユーザーが望む使用スタイルが実現できることになる。
【0019】 また、物品載置部材4を合成樹脂製とした場合には、成形品故に、用途に応じ た種々の形状や大きさの物品載置部材4が簡易に得られることになり、即ち、例 えば物品載置部材4を書籍や音楽CDを整理する整理棚であったり、その他にも 小物を区分けして収納できる仕切りのある細かい構造の小物収納箱とすることも 可能であるなど、金属製収納棚に付設してその商品価値を高める構造のものが将 来的にも作出される可能性は大きく、しかも、金属製収納棚に合成樹脂製の物品 載置部材4を付設するという従来にない発想から金属製収納棚にオリジナル性及 びインテリア性を求めるユーザーのニーズに確実に対応することができる。
【0020】 また、吊下部材3を、上端部に前記棚体2の載置部2aを構成する線材に係止 する吊り下げ係止部6を折曲形成して成る一対の縦材7と、この縦材7間に架設 される横材8とで構成し、この横材8に係止する係止凹部9を物品載置部材4の 左右側部に設けるとともに、この係止凹部9に横材8を係止した吊下部材3の縦 材7の外側を支持する支持部材12を前記物品載置部材4の左右側部に着脱自在に 設けた場合には、吊下部材3が簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れること になるのは勿論、吊下部材3に対する物品載置部材4の連結が堅固となる。
【0021】 また、吊下部材3を、上端部に前記棚体2の載置部2aを構成する線材に係止 する吊り下げ係止部6を折曲形成して成る一対の縦材7と、この縦材7間に架設 される横材8とで構成し、この横材8を物品載置部材4を上方から被嵌係止して 連結する連結部とした場合には、吊下部材3が簡易構造故にコスト安にして量産 性に秀れることになるのは勿論、吊下部材3に物品載置部材4を連結するに際し 、ボルト止め等不要で、単に物品載置部材4を上方から横材8から成る連結部に 被嵌係止するだけで簡易且つ堅固に連結することができることになる。
【0022】
【実施例】
図1〜5は本考案の第一実施例、図6〜9は第二実施例を図示したものであり 、以下に説明する。
【0023】 符号Aは既存構造の金属製収納棚であり、金属製パイプから成る4本の支柱体 1と、この4本の支柱体1間に架設され、金属製の線材2a’を組み合わせて方 形板状に形成して成る金属製の棚体2とで構成されている。
【0024】 第一実施例について説明する。
【0025】 第一実施例は、金属製収納棚Aの棚体2に係る載置部2aに付設される物品載 置体Bであって、前記棚体2の載置部2aに吊り下げ係止し得る一対の吊下部材 3と、この一対の吊下部材3間に着脱自在に架設連結されて、棚体2の下方位置 に宙吊り状態で配設される物品載置部材4とから成るものである。
【0026】 具体的には、吊下部材3は、適宜な金属製の線材で構成され、前後に配される 一対の縦材7とこの縦材7の下端間に架設される1本の横材8とで構成されてい る。
【0027】 この吊下部材3を構成する縦材7の上端部は逆U字状に折曲形成されて棚体2 の載置部2aを構成する線材2a’に巻き付き係止する吊り下げ係止部6として 構成されている。
【0028】 また、吊下部材3は、前後の縦材7間に架設される横材8を後述する物品載置 部材4に設けられた係止凹部9に係止するように構成されている。
【0029】 物品載置部材4は、合成樹脂製の成形品であり、底板4a,背板4b及び左右 側板4c,4dから成り、書籍や音楽CDやビデオなどの物品10を載置し得る整 理棚タイプに構成されている。
【0030】 また、左右側板4c,4dは、その外面に一対の縦リブ13が突出形成され、こ の各縦リブ13には凹部が上下多段に複数形成されており、この各凹部は前述した 吊下部材3の横材8が架設状態に係止する係止凹部9として構成されている。
【0031】 また、左右側板4c,4dには、前記係止凹部9に横材8を係止した吊下部材 3の縦材7の外側を支持する支持部材12が螺子部材14を介して着脱自在に設けら れている。
【0032】 従って、物品載置部材4は、左右側板4c,4dに設けた係止凹部9を吊下部 材3の横材8に係止するとともに、支持部材12により吊下部材3の縦材7を支持 することで、棚体2の載置部2aに吊り下げ係止する一対の吊下部材3間に架設 され、棚体2の下方位置(裏面側)に宙吊り状態となる。
【0033】 また、物品載置部材4は、その底板4aと背板4bとの間に仕切り体11が着脱 自在に設けられている。
【0034】 本実施例は上述のように構成したから、線材2a’で構成された載置部2aに 吊下部材3を吊り下げ係止すると、この吊下部材3に着脱自在に連結される物品 載置部材4は棚体2の下方位置に宙吊り状態で配設され、この棚体2の下方位置 に物品10を載置できるスペースが確保される。
【0035】 従って、棚体2の下方位置であるデッドスペースを載置(収納)空間として有 効に利用することができ、しかも、吊下部材3に対して物品載置部材4が着脱自 在であるから、種々のタイプ(形状や大きさ)の物品載置部材4を、ユーザーが 望む用途や使い勝手、インテリア感覚に合わせて自由に取り換えられるようにす ることができ(各ユーザーのオリジナル収納棚が簡易に形成することができる。 )、そして更に、金属製の棚体2における載置部2aを構成する線材2a’を利 用して吊り下げる構造であるから、既存の金属製収納棚Aに物品10を載置し得る 物品載置部材4を確実に付設することができることになる。
【0036】 また、本実施例は、物品載置部材4を左右から支えて安定した宙吊り状態にす ることができ、また、物品10を載置するものとして必須とされる水平状態も簡易 且つ確実に得られることになる。
【0037】 また、本実施例は、棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を可変でき る構成であるから、棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を変えたい場 面、即ち、例えば物品載置部材4に載置する物品10の大きさ(高さ)に合わせよ うとする際や、例えば下方の棚体2に載置される物品の邪魔にならないように回 避させた状態で物品載置部材4を宙吊り状態にしようとする際など、単に物品載 置部材4に上下多段に複数設けた連結部を選択して吊下部材3を連結するだけで その吊り下げ間隔を可変することができ、よって、常に各ユーザーが望む使用ス タイルが実現できることになる。
【0038】 また、本実施例は、物品載置部材4は成形品故に、用途に応じた種々の形状や 大きさの物品載置部材4が簡易に得られることになる。
【0039】 また、本実施例は、吊下部材3が簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れる ことになる。
【0040】 また、本実施例は、縦材7双方の上端部を逆U字状に折曲形成して載置部2a を構成する線材2a’の上面に巻き付き係止するように設けて吊り下げ係止部6 を構成したから、堅固な吊り下げ係止が達成されることになり、よって、吊下部 材3を既存の金属製収納棚Aに確実に係止させて物品載置部材4を宙吊り状態と することができる。
【0041】 以上のように、既存の金属製収納棚Aに付加価値を与え、この金属製収納棚A が持つ特性を更に引き立てることができる。
【0042】 次に、第二実施例について説明する。
【0043】 第二実施例は、金属製収納棚Aの棚体2に係る載置部2aに付設される物品載 置体Bであって、前記棚体2の載置部2aに吊り下げ係止し得る一対の吊下部材 3と、この一対の吊下部材3間に着脱自在に架設連結されて、棚体2の下方位置 に宙吊り状態で配設される物品載置部材4とから成るものである。
【0044】 具体的には、吊下部材3は、適宜な金属製の線材で構成され、前後に配される 一対の縦材7とこの縦材7間に架設される3本の横材8とで構成されている。
【0045】 この吊下部材3を構成する縦材7双方の上端部は逆U字状に折曲形成されて棚 体2の載置部2aを構成する線材2a’に巻き付き係止する吊り下げ係止部6と して構成されている。
【0046】 また、吊下部材8は、前後の縦材7間に架設される上下三段の横材8を後述す る物品載置部材4に設けられた係止凹部9を上方から被嵌係止して連結し得るよ うに構成されている。
【0047】 物品載置部材4は、合成樹脂製の成形品であり、底板4a,背板4b及び左右 側板4c,4dから成り、書籍や音楽CDやビデオなどの物品10を載置し得る整 理棚タイプに構成されている。
【0048】 また、左右側板4c,4dは、その上端部に断面視コ字状の凹条が下方に向け て折り返し状に形成されており、この凹条は前述した吊下部材3の連結部として の横材8に上方から被嵌係止する係止凹部9として構成されている。
【0049】 従って、物品載置部材4は、左右側板4c,4dに設けた係止凹部9を吊下部 材の横材8に上方から被嵌係止することで、棚体2の載置部2aに吊り下げ係止 する一対の吊下部材3間に架設され、棚体2の下方位置(裏面側)に宙吊り状態 となる。
【0050】 また、物品載置部材4は、その底板4aと背板4bとの間に仕切り体11が着脱 自在に設けられている。
【0051】 本実施例は上述のように構成したから、線材2a’で構成された載置部2aに 吊下部材3を吊り下げ係止すると、この吊下部材3に着脱自在に連結される物品 載置部材4は棚体2の下方位置に宙吊り状態で配設され、この棚体2の下方位置 に物品10を載置できるスペースが確保される。
【0052】 従って、棚体2の下方位置であるデッドスペースを載置(収納)空間として有 効に利用することができ、しかも、吊下部材3に対して物品載置部材4が着脱自 在であるから、種々のタイプ(形状や大きさ)の物品載置部材4を、ユーザーが 望む用途や使い勝手、インテリア感覚に合わせて自由に取り換えられるようにす ることができ(各ユーザーのオリジナル収納棚が簡易に形成することができる。 )、そして更に、金属製の棚体2における載置部2aを構成する線材2a’を利 用して吊り下げる構造であるから、既存の金属製収納棚Aに物品10を載置し得る 物品載置部材4を確実に付設することができることになる。
【0053】 また、本実施例は、物品載置部材4を左右から支えて安定した宙吊り状態にす ることができ、また、物品10を載置するものとして必須とされる水平状態も簡易 且つ確実に得られることになる。
【0054】 また、本実施例は、棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を可変でき る構成であるから、棚体2に対する物品載置部材4の吊り下げ間隔を変えたい場 面、即ち、例えば物品載置部材4に載置する物品10の大きさ(高さ)に合わせよ うとする際や、例えば下方の棚体2に載置される物品の邪魔にならないように回 避させた状態で物品載置部材4を宙吊り状態にしようとする際など、単に吊下部 材3に上下多段に複数設けた連結部を選択して物品載置部材4を連結するだけで その吊り下げ間隔を可変することができ、よって、常に各ユーザーが望む使用ス タイルが実現できることになる。
【0055】 また、本実施例は、物品載置部材4は成形品故に、用途に応じた種々の形状や 大きさの物品載置部材4が簡易に得られることになる。
【0056】 また、本実施例は、吊下部材3が簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れる ことになるのは勿論、吊下部材3に物品載置部材4を連結するに際し、ボルト止 め等不要で、単に物品載置部材4を上方から吊下部材3の横材8に被嵌係止する だけで簡易且つ堅固に連結することができることになる。
【0057】 また、本実施例は、縦材7双方の上端部を逆U字状に折曲形成して載置部2a を構成する線材2a’の上面に巻き付き係止するように設けて吊り下げ係止部6 を構成したから、堅固な吊り下げ係止が達成されることになり、よって、吊下部 材3を既存の金属製収納棚Aに確実に係止させて物品載置部材4を宙吊り状態と することができる。
【0058】 以上のように、既存の金属製収納棚Aに付加価値を与え、この金属製収納棚A が持つ特性を更に引き立てることができる。
【0059】 尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は 適宜設計し得るものである。
【0060】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したから、棚体の下方位置であるデッドスペースを 載置(収納)空間として有効に利用することができ、ユーザーのニーズに応える ことができるなど極めて商品価値の高い画期的な金属製収納棚に付設される物品 載置体となる。
【0061】 また、請求項2記載の考案においては、物品載置部材を左右から支えて安定し た宙吊り状態にすることができ、また、物品を載置するものとして必須とされる 水平状態も簡易且つ確実に得られることになるなど極めて商品価値の高い画期的 な金属製収納棚に付設される物品載置体となる。
【0062】 また、請求項3記載の考案においては、金属製収納棚に付設するものとしてよ り一層有効となり、常にユーザーが望む使用スタイルが実現できることになるな ど極めて商品価値の高い画期的な金属製収納棚に付設される物品載置体となる。
【0063】 また、請求項4記載の考案においては、従来にない発想から金属製収納棚にオ リジナル性及びインテリア性を求めるユーザーのニーズに確実に対応することが できるなど極めて商品価値の高い画期的な金属製収納棚に付設される物品載置体 となる。
【0064】 また、請求項5,6記載の考案においては、簡易構造故にコスト安にして量産 性に秀れ、しかも、吊下部材に物品載置部材を簡易且つ堅固に連結することがで きるなど極めて商品価値の高い画期的な金属製収納棚に付設される物品載置体と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の使用状態説明図である。
【図2】第一実施例を示す斜視図である。
【図3】第一実施例に係る要部を示す分解斜視図であ
る。
【図4】第一実施例を示す側面図である。
【図5】第一実施例に係る要部の説明断面図である。
【図6】第二実施例の使用状態説明図である。
【図7】第二実施例を示す分解斜視図である。
【図8】第二実施例を示す側面図である。
【図9】第二実施例に係る要部の説明断面図である。
【符号の説明】
1 支柱体 2 棚体 2a 載置部 3 吊下部材 4 物品載置部材 6 吊り下げ係止部 7 縦材 8 横材 9 係止凹部 12 支持部材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に配設される金属製の支柱体と、こ
    の支柱体間に架設され、少なくとも載置部が線材で構成
    された金属製の棚体とから成る金属製収納棚に付設され
    る物品載置体であって、前記棚体の載置部に吊り下げ係
    止し得る吊下部材と、この吊下部材に着脱自在に連結さ
    れて、前記棚体の下方位置に宙吊り状態で配設される物
    品載置部材とから成ることを特徴とする金属製収納棚に
    付設される物品載置体。
  2. 【請求項2】 前記物品載置部材の左右側部を前記吊下
    部材に連結し得るように設けて、前記棚体の載置部に吊
    り下げ係止する一対の吊下部材間に架設されて宙吊り状
    態となるように前記物品載置部材を構成したことを特徴
    とする請求項1記載の金属製収納棚に付設される物品載
    置体。
  3. 【請求項3】 前記吊下部材若しくは物品載置部材を連
    結し得る連結部を前記物品載置部材若しくは吊下部材に
    上下多段に複数設けて、この物品載置部材若しくは吊下
    部材に対する吊下部材若しくは物品載置部材の連結位置
    を変えることで、前記棚体に対する物品載置部材の吊り
    下げ間隔を可変し得るように構成したことを特徴とする
    請求項1,2のいずれか1項に記載の金属製収納棚に付
    設される物品載置体。
  4. 【請求項4】 前記物品載置部材を合成樹脂製としたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の金
    属製収納棚に付設される物品載置体。
  5. 【請求項5】 前記吊下部材を、上端部に前記棚体の載
    置部を構成する線材に係止する吊り下げ係止部を折曲形
    成して成る一対の縦材と、この縦材間に架設される横材
    とで構成し、この横材が係止する係止凹部を前記物品載
    置部材の左右側部に設けるとともに、この係止凹部に横
    材を係止した吊下部材の縦材の外側を支持する支持部材
    を前記物品載置部材の左右側部に着脱自在に設けたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属
    製収納棚に付設される物品載置体。
  6. 【請求項6】 前記吊下部材を、上端部に前記棚体の載
    置部を構成する線材に係止する吊り下げ係止部を折曲形
    成して成る一対の縦材と、この縦材間に架設される横材
    とで構成し、この横材を前記物品載置部材を上方から被
    嵌係止して連結する連結部としたことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の金属製収納棚に付設さ
    れる物品載置体。
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