JP3091322B2 - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JP3091322B2
JP3091322B2 JP04181041A JP18104192A JP3091322B2 JP 3091322 B2 JP3091322 B2 JP 3091322B2 JP 04181041 A JP04181041 A JP 04181041A JP 18104192 A JP18104192 A JP 18104192A JP 3091322 B2 JP3091322 B2 JP 3091322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体,該情報
記録媒体に対して少なくともデータのリードを行うヘッ
ドを内部に収容した機構部と、該機構部に隣接して設け
られ、前記機構部を制御する制御回路部と、前記機構部
を冷却するファンとを具備する情報記憶装置に関する。
【0002】近年、電子計算機システムにおいて、磁気
ディスク装置等の情報記憶装置は大量に使用され、計算
機室内に占める割合は増大の一途を辿り、情報記憶装置
の設置床面積の縮小の要請が大きい。このため、例え
ば、磁気ディスク装置においては、ドライブの小型化,
実装密度の増大化が行われている。よって、効率の良い
冷却方法が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図6は従来の磁気ディスク装置の斜視図
である。図において、1は内部に、磁気ディスク,こ
の磁気ディスクに対してデータのリード/ライトを行う
ヘッド,このヘッドを磁気ディスクの所望のトラックへ
移動させるアクセッサ,磁気ディスクを高速回転駆動す
るスピンドルモータ等が設けられたエンクロージャであ
る。このエンクロージャ21は、一般に熱伝導率の高い
アルミダイキャスト等で作られ、外面には、放熱機構と
してのフィン22が形成されている。
【0004】23はスピンドルモータ駆動回路,位置決
め回路,リードライト回路,インターフェース制御回路等
よりなる制御回路基板である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の磁
気ディスク装置の場合、高密度実装化のために、構成部
品は小型化されるにしたがって、表面積すなわち放熱面
積が小さくなっている。又、冷却機構も小型化のため冷
却能力も小さくなっている。よって、小型・高密度実装
化のために、構成部品を均等に効率良く冷却できる実装
配置をとることが困難になっている。
【0006】又、十分な冷却を行うためには、冷却空気
の風路を考慮して、部品に直接風があたるように実装配
置を決定する制約があり、高密度実装化を阻害してい
る。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、高密度実装化が可能で効率の良い冷却を得ら
れる情報記憶装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の発
明の原理図である。図において、1は情報記録媒体2,
情報記録媒体2に対して少なくともデータのリードを行
うヘッド3を内部に収容した機構部である。
【0008】4は内部に制御回路部を収容するケースで
ある。この制御回路部としては、ケース4のベースプレ
ート7上に全面接触するように重ねられた制御回路基板
5が用いられている。ベースプレート7は、機構部1の
外面に面接触する熱伝導率の高いものでなる。このた
め、制御回路基板5での発生熱は、ベースプレート7を
介して機構部1に伝達される。制御回路基板5は、ベー
スプレート7と共にケース4を構成するカバー8によっ
て覆われている。6は機構部1を冷却するファンであ
る。
【0009】求項2記載の発明は、請求項1記載の
明におけるベースプレート7が金属であるものである。
次に、請求項3記載の発明は、機構部の外面に面接触す
る熱伝導率の高いベースプレートと、該ベースプレート
と共にケースを構成し該ケース内に制御回路部を収納す
るカバーと、ケース内に充填され、制御回路部での発生
熱をベースプレートを介して機構部に伝達させる熱伝導
体とを設けたことを特徴とするものである。 又、請求項
4記載の発明は、制御回路部を内部に収容するケースで
あって、該ケースのベースプレートは、熱伝導率が高く
形成され、且つ、制御回路部での発生熱が機構部に伝達
されるように、機構部の外部に面接触されたケースと、
機構部上のファンの送風を受ける部位に形成されたフィ
ンと設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の情報記憶装置において、制御回
路部5は熱伝導率の高いケース4内に設けられ、このケ
ース4は機構部1の外部に面接触しているので、制御回
路部5で発生する熱はケース4を介して機構部1に伝達
され、ファン6によって冷却されている機構部1により
放熱される。
【0011】機構部1の外部に放熱機構としてフィンを
形成すれば、更に、放熱効果を高めることができる。請
求項2記載の情報記憶装置において、ケース4を金属と
したことにより、ケース4より機構部1への伝熱特性が
良好となる。
【0012】請求項3記載の情報記憶装置において、ケ
ース4内に熱伝導体を充填したことにより、更に、機構
部1への伝熱特性が良好となる。
【0013】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図2は本発明の一実施例を説明する斜視図、図3は
図1におけるケースの拡大斜視図、図4は図3における
ケースの断面構成図、図5は他の実施例のケースの断面
構成図である。
【0014】図2において、11は内部に、磁気ディス
ク,この磁気ディスクに対してデータのリード/ライト
を行うヘッド,このヘッドを磁気ディスクの所望のトラ
ックへ移動させるアクセッサ,磁気ディスクを高速回転
駆動するスピンドルモータ等が設けられた機構部として
のエンクロージャである。このエンクロージャ11は、
一般に熱伝導率の高いアルミダイキャスト等で作られ、
外面には、放熱機構として、フィン12が形成されてい
る。
【0015】13は内部にスピンドルモータ駆動回路,
位置決め回路,リードライト回路,インターフェース制御
回路等よりなる制御回路基板(後述)を収容するケースで
ある。
【0016】次に、図3及び図4を用いてケース13の
詳細な説明を行う。これらの図において、14はエンク
ロージャ11の外面に面接触する放熱面としての金属製
の略矩形のベースプレートである。このベースプレート
14の四隅には、取り付け用の穴14aが穿設されてい
る。
【0017】そして、図2に示すようにこの穴14aを
挿通し、エンクロージャ11のねじ穴に螺合する4本の
ねじ15を用いてケース13のベースプレート14がエ
ンクロージャ11に面接触している。
【0018】再び、図3及び図4に戻って、16はベー
スプレート14上に配設される制御回路基板である。1
7はベースプレート14上で、制御回路基板16を覆う
カバーである。
【0019】そして、図示しないファン(冷却機構)の風
は図2において、矢印方向に流れている。次に、上記構
成の作動を説明する。制御回路基板16上に配設された
集積回路17で発生する熱は、ケース13のベースプレ
ート14を介してエンクロージャ11に伝達される。エ
ンクロージャ11に伝達された熱は、ファンによって冷
却されるエンクロージャ11の外面より放熱される。
【0020】上記構成によれば、制御回路基板16に直
接風を当てなくとも、制御回路基板16の効率の良い冷
却がおこなえる。このため、冷却空気の風路を考慮して
部品の実装配置を決定するという制約がなくなり、磁気
ディスク装置の高密度実装化が可能となる。
【0021】本発明は、上記実施例に限るものではな
い。例えば、図5に示すように、ケース13′、ベー
スプレート14とカバー17とから構成し、カバー17
に制御回路基板16を設け、カバー17内を熱伝導体
(例えば、液体,グリース等)で充填するようにしてもよ
い。この様な構成とすることで、制御回路基板16より
発生する熱が効率よく、ベースプレート14,エンクロ
ージャ11へ伝達される。
【0022】更に、上記実施例では、磁気ディスク装置
で説明を行ったが、これに限るものではなく、他に、光
ディスク装置,磁気テープ装置等であってもよいことは
いうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、制御
回路をケース内に収容し、ケースを機構部に面接触させ
たことにより、高密度実装化が可能で効率の良い冷却を
得られる情報記憶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する斜視図である。
【図3】図1におけるケースの拡大斜視図である。
【図4】図3におけるケースの断面構成図である。
【図5】他の実施例のケースの断面構成図である。
【図6】従来の磁気ディスク装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 機構部 2 情報記憶媒体 3 ヘッド 4 ケース 5 制御回路部 6 ファン 7 放熱構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−101077(JP,A) 特開 昭62−58484(JP,A) 実開 平4−58896(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/14 501 G11B 33/12 304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体,該情報記録媒体に対して
    少なくともデータのリードを行うヘッドを内部に収容し
    た機構部と、該機構部に隣接して設けられ、前記機構
    制御する制御回路部と、前記機構部を冷却するファン
    とを具備する情報記憶装置において、 前記機構部の外面に面接触する熱伝導率の高いベースプ
    レートと、 該ベースプレート上に全面接触するように重ねられ、そ
    こでの発生熱が前記ベースプレートを介して前記機構部
    に伝達される、前記制御回路部としての制御回路基板
    と、 該制御回路基板を覆うカバーと を設けたことを特徴とす
    る情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースプレートが金属であることを
    特徴とする請求項1記載の情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体,該情報記録媒体に対して
    少なくともデータのリードを行うヘッドを内部に収容し
    た機構部と、該機構部に隣接して設けられ、前記機構部
    を制御する制御回路部と、前記機構部を冷却するファン
    とを具備する情報記憶装置において、 前記機構部の外面に面接触する熱伝導率の高いベースプ
    レートと、 該ベースプレートと共にケースを構成し該ケース内に前
    記制御回路部を収納するカバーと、 前記ケース内に充填され、前記制御回路部での発生熱を
    前記ベースプレートを介して前記機構部に伝達させる熱
    伝導体とを設けたことを特徴とする情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 情報記録媒体,該情報記録媒体に対して
    少なくともデータのリードを行うヘッドを内部に収容し
    た機構部と、該機構部に隣接して設けられ、前記機構部
    を制御する制御回路部と、前記機構部を冷却するファン
    とを具備する情報記憶装置において、 前記制御回路部を内部に収容するケースであって、該ケ
    ースのベースプレートは、熱伝導率が高く形成され、且
    つ、前記制御回路部での発生熱が前記機構部に 伝達され
    るように、前記機構部の外部に面接触されたケースと、 前記機構部上の前記ファンの送風を受ける部位に形成さ
    れたフィンとを設けたことを特徴とする情報記憶装置。
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