JP3091169U - 摘み切り器 - Google Patents

摘み切り器

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JP3091169U
JP3091169U JP2002004068U JP2002004068U JP3091169U JP 3091169 U JP3091169 U JP 3091169U JP 2002004068 U JP2002004068 U JP 2002004068U JP 2002004068 U JP2002004068 U JP 2002004068U JP 3091169 U JP3091169 U JP 3091169U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然な手の姿勢で切断作業を容易に行うこと
ができる摘み切り器を提供する。 【解決手段】 親指に装着して、片手で摘むように摘果
作業を行うための摘み切り器20であって、親指に挿入
して固定可能な筒部22と、筒部22の外周から外側に
突出していると共に、刃先26aの伸びる方向が、筒部
22の軸線方向に対して、刃先に向って見たときに右側
又は左側のいずれかの方向へ傾斜するように形成されて
いる切断刃26とを有する摘み切り器20。この摘み切
り器20によると、自然に腕を突き出した手の姿勢で容
易に切断作業をすることができると共に、指に余り力を
入れることなく果枝を切断することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は摘み切り器に関し、特に、果実を間引くための摘果作業に好適な摘み 切り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、りんごやなし等の果菜類の果実を間引くための摘果作業においては、 片手で果実を掴んだ状態で、他方の手に持った鋏で果樹と果実とを連結している 果枝を切断して果実を摘み取るが、両手が塞がっているので、高い位置にある果 実を摘み取る場合には、足場が不安定になり易く、作業者の手を鋏で傷付けてし まうなどの摘果作業の困難性が知られている。また、脚立の上で摘果作業を行う 場合には、脚立から作業者が落下したときに、思いがけず作業者の体を鋏によっ て傷付けてしまう場合もあり、このような摘果作業の危険性も知られている。
【0003】 このような実情に鑑みて、片手で切断作業を行うことができる摘み切り器が考 案されており、例えば、実開昭60−72126号公報と実公平05−3003 号公報にそれぞれ開示されている。
【0004】 実開昭60−72126号公報には、筒部に切断刃が固定されている摘み切り 器であって、前記切断刃は、その刃先の伸びる方向が、前記筒部の軸線に対して 直交する方向にあるように形成されている摘み切り器が記載されている。この摘 み切り器は、親指を前記筒部に挿入して固定してから、この親指を押し出すこと によって、果菜のへたを切断して、きゅうりや茄等の果菜の摘み取り作業を行う ものである。
【0005】 また、実公平05−3003号公報には、親指の腹に当接可能な皿状押板から 外側に突出した切断刃が形成されている摘果用カッターであって、前記切断刃は 、その刃先の伸びる方向が、親指の伸びる方向、又は、親指の伸びる方向に対し て直交する方向のいずれかになるように形成されている摘果用カッターが記載さ れている。この摘果用カッターは、皿状押板を親指の腹に当てた状態となるよう に装着され、親指を押し出すことによって、りんごやなし等の果枝を切断して摘 果作業を行うものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に、摘果作業等に際して自然に腕を前方に突き出すと、図 4に示すように、手は、その親指が斜め上方に突き出るような姿勢になるので、 この手の姿勢で摘果作業を行うと作業が容易になるが、上記手の姿勢で摘果作業 を行うために、実開昭60−72126号公報と実公平05−3003号公報の それぞれに開示されている摘み切り器と摘果用カッターを親指に装着すると、そ れぞれの切断刃の刃先の伸びる方向は、親指の突出方向A又は突出方向Aに対し て直交する方向Bとなる。このとき、これらの方向Aと方向Bは水平方向となら ず傾斜しているので、切断刃の刃先は水平に対して傾斜する。したがって、切断 刃を水平姿勢にして摘果作業を行う場合には、手を無理な姿勢にする必要がある ため作業が困難になり、手を自然な姿勢にすれば切断刃が斜めになるために、果 枝の切断幅が長くなるので、切断作業に余分な力が必要になるという問題がある 。
【0007】 そこで本考案は上記問題点を解決するものであり、その課題は、自然な手の姿 勢で容易に摘果作業を行うことができる摘み切り器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案の摘み切り器は、指に挿入して固定可能な筒 部と、当該筒部の外周から外側に突出していると共に、刃先の伸びる方向が、前 記筒部の軸線方向に対して、刃先に向って見たときに右側又は左側のいずれかの 方向へ傾斜するように形成されている切断刃とを有することを特徴とする。
【0009】 この考案によれば、指に挿入して固定可能な筒部と、当該筒部の外周から外側 に突出していると共に、刃先の伸びる方向が、前記筒部の軸線方向に対して、刃 先に向って見たときに右側又は左側のいずれかの方向へ傾斜するように形成され ている切断刃とを有していることにより、前記筒部を親指に装着すれば、前記切 断刃の刃先の伸びる方向を、親指の突出方向よりも水平方向又は垂直方向のいず れかの方向に近づけることができるため、切断対象の切断幅を短くすることがで き、自然な手の姿勢で容易に切断作業を行うことができる。
【0010】 本考案において、前記切断刃の傾斜角度は、40°から85°までの範囲内で あることが好ましい。この考案によれば、前記切断刃の傾斜角度は、40°から 85°までの範囲内であることにより、自然に腕を前方に突き出すと、親指は、 水平方向に対してほぼ40°から85°までの範囲内の角度をもって斜め上方に 突出するので、この手の親指に前記摘み切り器を装着すると、前記切断刃の刃先 の伸びる方向がほぼ水平方向となり、切断対象の切断幅をより短くすることがで きるため、自然な手の姿勢で容易に切断作業を行うことができると共に、小さな 力で容易に切断作業を行うことができる。
【0011】 なお、前記切断刃の傾斜角度が40°より小さい又は85°より大きいと、自 然な手の姿勢において、前記切断刃の刃先の伸びる方向が、水平方向又は垂直方 向に対して傾斜が大きくなるので、切断対象の切断幅が広がるため、切断作業が 難しくなる。
【0012】 本考案において、前記切断刃は、前記筒部の軸線に対して直交する方向に対し て前記筒部の軸線方向側に0°から45°までの範囲内の角度で、前記筒部の外 周から突出するように形成されていることが好ましい。
【0013】 この考案によれば、前記切断刃は、前記筒部の軸線に対して直交する方向に対 して前記筒部の軸線方向側に0°から45°までの範囲内の角度で、前記筒部の 外周から突出するように形成されていることにより、この角度が0°の場合には 、前記筒部の2つの開口のうち、どちらかの開口が指の付け根側となるように前 記筒部を指に装着して、又は、この角度が0°以外の場合には、前記切断刃の突 出方向側が指の付け根側となるように前記筒部を指に装着して摘むと、前記切断 刃の突出方向が指の押し出し方向とほぼ一致するため、切断作業をより容易に行 うことができる。なお、前記切断刃の前記角度が45°より大きいと、前記切断 刃の突出方向が指の押し出し方向に対して大きく傾斜するので、切断し難くなる 。
【0014】 本考案において、前記切断刃は、その突出方向の長さが、前記筒部の外周から 外側に1mmから5mmまでの範囲内であるように形成されていることが好まし い。
【0015】 この考案によれば、前記切断刃は、その突出方向の長さが、前記筒部の外周か ら外側に1mmから5mmまでの範囲内であるように形成されていることにより 、前記筒部を指に装着すると、前記切断刃を挟む指の間隔が狭まるため、指に力 を加え易くなると共に、手がほぼ自然な姿勢となり、切断作業をより容易に行う ことができる。
【0016】 なお、前記切断刃の突出方向の長さが1mmより短いと、切断対象に対する切 断刃の食い込み量が不足するので、切断作業がし難くなる。また、前記切断刃の 突出方向の長さが5mmより長いと、前記切断刃を挟む指の間隔が広がるため、 指に力を入れ難くなると共に、手が不自然な姿勢となり、切断作業がし難くなる 。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる摘み切り器の実施形態について詳細に説明する。
【0018】 [第1実施形態] 最初に、図1及び図3を参照して本考案における第1実施形態の摘み切り器につ いて説明する。図1は本考案に係る第1実施形態の摘み切り器を示す概略斜視図 である。図3は本考案に係る第1実施形態の摘み切り器の使用状態を示す概略斜 視図である。摘み切り器20はりんごやなし等の果実を摘み取るための摘果作業 に使用するものである。摘み切り器20には、指を挿入して固定可能な筒部22 と、筒部22の外周から外側に張り出した切断刃26とが設けられている。
【0019】 筒部22は、図1に示すように、貫通した円筒形状に形成されており、その内 周22aは平均的な親指の直径より少し小さい直径を有している。具体的には、 筒部22は、帯材を湾曲させて、その両端が互いに重なり合うように構成されて いる。その両端が互いに摺動可能に重なり合っているので、筒部22は弾性変形 により拡径可能に形成されている。さらに、筒部22の軸線D方向の長さは、指 関節の動きを妨げないように、親指の指先から第1関節までの平均的な長さより も少し短くなっている。
【0020】 切断刃26は、図1に示すように、筒部22の外周から外側に突出しており、 この突出方向は、筒部22の軸線Dに対して直交する方向から軸線D方向側に傾 斜している。具体的には、切断刃26の突出方向に伸びる仮想線をFとし、仮想 線Fに交差すると共に、軸線Dに直交する方向の仮想線をEとすると、仮想線F と仮想線Eとのなす角度φは0°から45°までの範囲内である。好ましくは、 角度φは10°である。すなわち、切断刃26は、軸線Dに直交する方向から軸 線D方向側に角度10°だけ傾斜した姿勢で、筒部22の外周に取り付けられて いる。
【0021】 また、切断刃26には、筒部22とは反対側の端縁に沿って刃先26aが設け られている。刃先26aの伸びる方向は、筒部22の軸線D方向に対して、筒部 22を刃先26aに向って見たときに右側へ傾斜している。具体的には、刃先2 6aの伸びる方向を仮想線Cとし、仮想線Cに交差すると共に、軸線Dに平行な 仮想線D´とすると、仮想線Cと仮想線D´とのなす角度θは、40°から85 °までの範囲内である。好ましくは、角度θは70°である。すなわち、切断刃 26は、その刃先26aの伸びる方向が、筒部22を刃先26aに向って見たと きに軸線D方向から時計回りに角度θ(70°)だけ回転した傾斜姿勢で、筒部 22の外周に取り付けられている。
【0022】 なお、切断刃26は、平面長方形の板状に形成されており、その長手方向の一 辺に沿って刃先26aが設けられている。刃先26aに沿って伸びる方向の長さ は、筒部22の直径よりも短くなっている。また、刃先26aの反対側の端縁の 中間部分は、筒部22の外周に取り付けられている。具体的には、切断刃26は 薄板状の刃体262と断面U字形状の支持部264とから構成されている。刃体 262は、支持部264に挟持された状態で固定されており、支持部264は、 刃体262を挟持している側に対して反対側が筒部22の外周に溶接されている 。
【0023】 また、切断部26の突出方向の長さは、1mmから5mmまでの範囲内である 。好ましくは4.5mmである。その長さの内わけは、支持部264は3mmで あり、刃体262は1.5mmである。
【0024】 上述のように形成された摘み切り器20を右手の親指に装着して、自然に右腕 を前に突き出すと、図3に示すように、右手の姿勢において、親指は斜め上方に 突出する。親指の突出方向を仮想線Aとし、水平方向に伸びる仮想線Hを想定す ると、仮想線Aと仮想線Hとのなす角度ψはほぼ40°から85°までの範囲内 となる。このとき、親指の突出方向の仮想線Aは筒部22の軸線Dとほぼ一致し ている。右手が上述の姿勢にあるとき、軸線Dに平行な仮想線D´と、上記仮想 線Cとのなす角度θは、仮想線Aと仮想線Hとのなす角度ψとほぼ同じ角度であ るので、仮想線Cはほぼ水平方向に伸びることになる。すなわち、自然な右手の 姿勢において、摘み切り器20を親指に装着すると、切断刃26の刃先26aの 伸びる方向はほぼ水平方向となる。
【0025】 したがって、摘み切り器20を使用する場合には、筒部22を右手の親指に挿 入して、切断刃26を親指と人差指との間に配置してから、右手の人差指を傷付 けないように人差指に指サックを装着した後、親指と人差指とにより果枝60を 挟むだけで切断できる。
【0026】 この第1実施形態においては、筒部22を右手の親指に装着して、自然な右手 の姿勢で摘果作業を行う際に、切断刃26をほぼ水平姿勢で果枝60に切り込ま せることができるので、自然な右手の姿勢で容易に切断作業を行うことができる と共に、切断幅を短くすることができ、余り力を入れることなく果枝60を容易 に切断することができる。
【0027】 第1実施形態においては、切断刃26は、軸線Dに直交する方向から軸線D方 向側に角度10°だけ傾斜した姿勢で、筒部22の外周に取り付けられているの で、切断刃26が傾斜している方向を親指の付け根側に向けるようにして、筒部 22を親指に装着すると、切断刃26の傾斜方向が親指の押し出し方向とほぼ一 致するため、余り力を入れることなく果枝60を切断することができる。
【0028】 また、切断刃26の突出方向の長さが4.5mmであるので、筒部22を親指 に装着すると、切断刃26を挟む親指と人差指との間隔が最短でほぼ4.5mm となるため、親指と人差指に力を加え易くなると共に、手がほぼ自然な姿勢とな り、容易に切断作業を行うことができる。
【0029】 なお、筒部22の内周22aは、平均的な親指の直径より小さい直径であると 共に、弾性変形により拡径可能であるので、親指を筒部22に挿入すると、親指 によって内周22aが拡径され、その弾性力により筒部22が親指に固定される 。
【0030】 また、筒部22の軸線D方向の長さが、親指の指先から第1関節までの平均的 な長さよりも少し短くなっているので、親指を筒部22に装着しても、親指の第 1関節の動きを筒部22に妨げられることなく、親指をスムーズに曲げることが できる。
【0031】 なお、切断刃26の長手方向の長さが、筒部22の直径より短くなっているの で、摘み切り器20全体を包み込むように掴んでも、切断刃26によって手が傷 付けられ難く、取り扱い易い。
【0032】 [第2実施形態] 次に、図2を参照して、本考案における第2実施形態の摘み切り器について説 明する。この実施形態においては、第1実施形態と同一部分についてはその説明 を省略する。摘み切り器40は、第1実施形態の摘み切り器20と同様に、筒部 42と切断刃46とを有している。第1実施形態では、切断刃26の刃先26a の伸びる方向は、筒部22の軸線D方向に対して、刃先26aに向って見たとき に右側へ傾斜しているが、本実施形態では、切断刃46の刃先46aの伸びる方 向が、筒部42の軸線D方向に対して、刃先46aに向って見たときに左側へ傾 斜している。
【0033】 具体的には、図2に示すように、刃先46aの伸びる仮想線をC´とし、仮想 線C´に交差すると共に軸線Dに平行な仮想線D゛を想定すると、仮想線C´は 、仮想線D゛に対して筒部42を刃先42aに向って見たときに第1実施形態と 反対の反時計廻りに、40°から85°までの範囲内の角度θだけ回転した方向 に伸びている。好ましくは、角度θは70°である。
【0034】 上述のように形成された摘み切り器40を左手の親指に装着して、自然に左腕 を前に突き出すと、左手の姿勢において、親指は斜め上方に突出する。親指の突 出方向と水平方向とのなす角度は、第1実施形態と同様に、ほぼ40°から85 °までの範囲内となる。このとき、親指の突出方向は筒部44の軸線D方向とほ ぼ一致している。左手が上述の姿勢にあるとき、軸線Dに平行な仮想線D゛と、 上記仮想線C´とのなす角度θは、親指の突出方向と水平方向とのなす角度とほ ぼ同じ角度であるので、仮想線C´はほぼ水平方向となる。すなわち、自然な左 手の姿勢において、摘み切り器40を親指に装着すると、切断刃46の刃先46 aの伸びる方向はほぼ水平方向となる。
【0035】 したがって、摘み切り器40を使用する場合には、筒部42を左手の親指に挿 入して、切断刃46を親指と人差指との間に配置してから、左手の人差指を傷付 けないように人差指に指サックを装着した後、親指と人差指とにより果枝を挟む だけで切断できる。
【0036】 この第2実施形態においては、筒部42を左手の親指に装着して、自然な左手 の姿勢で作業を行う場合に、切断刃46をほぼ水平姿勢で果枝に切り込ませるこ とができるので、自然な左手の姿勢で容易に切断作業を行うことができると共に 、切断幅を短くすることができ、余り力を入れることなく果枝を容易に切断する ことができる。
【0037】 尚、本考案の摘み切り器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本 発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 例えば、上記摘み切り器20、40は、その色は特に限定するものではないが、 果樹園や庭などの外で落としても発見を容易にするため、緑色や茶色以外の黄色 、赤色、桃色、橙色などの明るい色や、蛍光塗料や夜光塗料で全体又は一部を塗 装してもよい。
【0038】 また、切断刃26、46は、平面形状が長方形に形成されているが、平面形状 はこれに限定されるものではなく、半円形、半楕円形、三日月形、三角形でもよ い。
【0039】 なお、切断刃26、46は、筒部22、42の外周に固定されているが、一体 形成されていてもよいし、筒部22、42の外周に対して角度調節可能に取り付 けられていていてもよい。
【0040】 また、切断刃26、46においては、その刃体262が支持部264に挟持さ れた状態で固定されているが、替刃式に刃体262が支持部264から着脱自在 に構成されていてもよい。
【0041】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案によれば、切断刃の刃先の伸びる方向を、筒部の 軸線方向に対して傾斜させることによって、自然な手の姿勢で切断作業を容易に 行うことができると共に、指に余り力を入れることなく切断作業を行うことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る第1実施形態の左斜め前方から
見た状態を模式的に示した概略斜視図である。
【図2】 第2実施形態の右斜め前方から見た状態を模
式的に示した概略斜視図である。
【図3】 第1実施形態の摘み切り器を右手の親指に嵌
めて使用する使用状態を示す概略斜視図である。
【図4】 右手の親指と人差指とで摘む状態の右手を模
式的に示した概略斜視図である。
【符号の説明】
20、40 摘み切り器、22、42 筒部、22a
内周、26、46切断刃、26a、46a 刃先、26
2 刃、264 支持部、60 果枝、A、H、C、C
´、D´、D゛仮想線、D 軸線、θ、φ、ψ 角度

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指に挿入して固定可能な筒部と、当該筒
    部の外周から外側に突出していると共に、刃先の伸びる
    方向が、前記筒部の軸線方向に対して、刃先に向って見
    たときに右側又は左側のいずれかの方向へ傾斜するよう
    に形成されている切断刃とを有する摘み切り器。
  2. 【請求項2】 前記切断刃の傾斜角度は、40°から8
    5°までの範囲内である請求項1記載の摘み切り器。
  3. 【請求項3】 前記切断刃は、前記筒部の軸線に対して
    直交する方向に対して前記筒部の軸線方向側に0°から
    45°までの範囲内の角度で、前記筒部の外周から突出
    するように形成されている請求項1記載の摘み切り器。
  4. 【請求項4】 前記切断刃は、その突出方向の長さが、
    前記筒部の外周から外側に1mmから5mmまでの範囲
    内であるように形成されている請求項1記載の摘み切り
    器。
  5. 【請求項5】 指に挿入して固定可能な筒部と、刃先の
    伸びる方向が前記筒部の軸線方向に対して、刃先に向っ
    て見たときに右側又は左側のいずれかの方向へ傾斜して
    いると共に、この傾斜角度は40°から85°までの範
    囲内であり、前記筒部の軸線に対して直交する方向に対
    して前記筒部の軸線方向側に0°から45°までの範囲
    内の角度で突出していると共に、この突出方向の長さ
    が、前記筒部の外周から外側に1mmから5mmまでの
    範囲内であるように形成されている切断刃とを有する摘
    み切り器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3181330U (ja) * 2012-11-19 2013-01-31 横山 健次 摘み取り器

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