JP3091119U - 燃料タンク用のドレスアップを施したフラップ - Google Patents

燃料タンク用のドレスアップを施したフラップ

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レース車両の給油口の如き外観を呈するドレス
アップを施したフラップ1を提供することである。 【解決手段】ドレスアップを施したフラップ1の裏面に
は、鍵穴5を有する鉤7が設けられ、該ドレスアップを
施したフラップ1を締めるときは、ロックバー6を隆起
させ該鍵穴5に該ロックバー6を挿入し、該ドレスアッ
プを施したフラップ1の開放方向への付勢を奪うことで
ロックされる構造において、該ドレスアップを施したフ
ラップ1としてフラップ2に、ドレスアップ用カバー3
を覆いかぶせた構造を有するドレスアップを施したフラ
ップ1を用いること鉤7の鍵穴部分に鍵穴カバー8をか
け、より縮小した鍵穴5とすることを特徴とするドレス
アップを施したフラップ

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車の燃料タンク用の、ドレスアップを施したフラップに関する。
【0002】
【従来技術】
自動車の給油口キャップ13の外側には、車体面9と同じ平面とするため、燃 料タンクの給油口キャップ13の外側を開閉自在とするフラップ2が設けられて いる。その構造は、図4に示す構造となっている。すなわち、該フラップ2の外 装面15の裏面には、鍵穴5を有する鉤7を設け、フラップ2が閉じられたとき 、ロックバー6を隆起させ、鉤7の鍵穴5に、ロックバー6が挿入され、フラッ プ2の開放方向への付勢を奪いロックさせる方式となっている。
【0003】 フラップ2を開ける時は、車内のレバー操作により、ロックバー6を引っ込め、 フラップ2の開放方向への付勢により、図5に示すように開けた状態にすること を可能としている。
【0004】 この場合、フラップ2の装飾性は全く認められない。
【0005】 量産自動車をベースとするレース車両による自動車レースが盛んに行なわれてい る。レースの規則により、ガソリンの給油時間も走行時間に含まれるため、ガソ リンの給油口は、迅速かつ多量に給油すべく加工されている。
【0006】 街中を走る所謂ナンバー付の普通の自動車であっても、若者の間では、前記のレ ース車両の如き外観に憧れ、少しでもその雰囲気を自分の車両に取り入れようと しているユーザが多くいる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、レース車両の給油口の如き外観を呈するドレスアップを施した フラップ1を提供することである。
【0008】 すなわち、本考案の第1は、 ドレスアップを施したフラップ1の裏面には、鍵穴5を有する鉤7が設けられ、 該ドレスアップを施したフラップ1を締めるときは、ロックバー6を隆起させ該 鍵穴5に該ロックバー6を挿入して該ドレスアップを施したフラップ1の開放方 向への付勢を奪うことでロックされる構造において、 ドレスアップ用カバーとして フラップ2に、ドレスアップ用カバー3を覆いかぶせた構造を有すること を特徴とするドレスアップを施したフラップ である。
【0009】 本考案の第2は、 ドレスアップを施したフラップ1の裏面には、鍵穴5を有する鉤7が設けられ、 該ドレスアップを施したフラップ1を締めるときは、ロックバー6を隆起させ該 鍵穴5に該ロックバー6を挿入して該ドレスアップを施されたフラップ1の開放 方向への付勢を奪うことでロックされる構造において、 ドレスアップ用カバーとして フラップ2に、ドレスアップ用カバー3を覆いかぶせた構造を有すること および 鉤7の鍵穴5に鍵穴カバー8をかけ、より縮小した鍵穴5とするを特徴とするド レスアップを施したフラップ1 である。
【0010】 ドレスアップを施したフラップ1は、フラップ2を、ドレスアップ用カバー3で 覆いかぶせた構造をいう。
【0011】 フラップ2とは、フラップの外装面15及び該フラップの外装面15の裏面に形 成された、鉤7及びアーム4を含む。 ドレスアップ用カバー3とはフラップ2の外側に装飾のため取り付けられるカバ ーであって、一例として金属12と炭素繊維強化プラスチックス10からなる。
【0012】 本考案において、やや曲がった鉤7を用いている。そして、鉤7の先端は、ロッ クバー6のある位置と反対方向に向いている。これにより、ロックバー6を鉤7 で上部から押すことが可能となり、ロックバー6が隆起した状態でも、上から押 してロックバー6の隆起が減少する方向となり、この結果、ドレスアップを施し たフラップ1を閉めることが容易となる。
【0013】 さらに、本考案では、鉤7の鍵穴5の下部に鍵穴カバー8をかけ、鍵穴5を縮小 した構造になっている。この鍵穴カバー8の効果により、ドレスアップを施した フラップ1は内側に押えられた構造となっている。本考案の鍵穴カバー8の構造 とすることにより、多量生産されている鉤7を用い鍵穴5の変更が可能となる。
【0014】
【作用】
本考案におけるドレスアップを施したフラップ1において、閉めた状態では、ア ーム4に付属するスプリング(図示せず)の効果により、上に(開放する方向に )付勢されている。このためドレスアップを施したフラップ1を外側から押すと 、押した方向に凹むことになる。しかし、本考案では鍵穴5のある鉤7を用いて おり、該鍵穴5の大きさは比較的小さいため、前記の上方から押したときの凹み は比較的小さい。また、金属12と炭素繊維強化プラスチックス10からなるド レスアップ用カバーで覆いかぶせた構造となっており、レース車両の給油口の如 き外観を与え、マニアに好まれる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の具体的な構成について、図面を参照しながら説明する。 図1、図2に示すように、本考案で用いるドレスアップを施したフラップ1はフ ラップ2の上に、一例として、金属12と炭素繊維強化プラスチックス10とか らなるドレスアップ用カバー3で覆いかぶせることで作成される。その作成方法 としてはビス止め、両面テープによる接着等従来公知の方法がある。該ドレスア ップを施したフラップ1の裏面には、アーム4が存在する。そして、アーム4が 取り付けられている位置と反対側に、鍵穴5のある鉤7が設けられている。ドレ スアップを施したフラップ1を閉めた状態では、該鍵穴5にロックバー6が挿入 され該ドレスアップを施したフラップ1が開放されるのを防止している。 ここで、ロックバー6は、車内の運転手のレバー操作により進退自在であり、該 鍵穴5からロックバー6を抜き取り、ドレスアップを施したフラップ1を開ける ことが可能である。 図3は、鉤7の鍵穴5の下側の穴の大きさを小さくするため、鍵穴カバー8をか ぶせた状態を示す。該鍵穴カバー8を用いない場合に比較して、鍵穴カバー8に より、該ドレスアップを施したフラップ1は、該鍵穴カバー8の厚みAだけ、車 体面9の位置より下に下げられ、ドレスアップを施したフラップ1の位置調整が なされている。
【0016】 ドレスアップを施したフラップ1を開けることを希望する場合、ロックバー6を 引っ込めることにより、ドレスアップを施したフラップ1の開放方向への付勢に より、ドレスアップを施したフラップ1が開いた状態となる。
【0017】 本考案のドレスアップ用カバー3は炭素繊維強化プラスチックス10と金属12 及び螺子11からなる。このように、一部に炭素繊維強化プラスチックス10を 用いることでレース車両の給油口の外観を出している。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明で明らかにしたように、本考案によるドレスアップを施したフラップ 1によれば以下に列記したような効果が得られる。 (a)レース車両の給油口の如き外観にすることが可能でマニアに好まれる。 (b)雨水などの浸透を防止する効果がある。 (c)燃料タンクを保護する機能がある。 本考案は以上述べたごとく、自動車のファッション性を高める効果が顕著であ り、自動車の販売促進に有効であり、その工業的意義は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドレスアップを施したフラップ1の上方からの
斜視図である。
【図2】本考案における閉じた状態における、ドレスア
ップを施したフラップ1の断面図である。
【図3】本考案における閉じた状態における、ドレスア
ップを施したフラップ1の部分断面図である。
【図4】従来技術によるフラップの断面図である。
【図5】開いた状態における、従来技術によるフラップ
の平面図である。
【符号の説明】
1 ドレスアップを施したフラップ 2 フラップ 3 ドレスアップ用カバー 4 アーム 5 鍵穴 6 ロックバー 7 鉤 8 鉤穴カバー 9 車体面 10 炭素繊維強化プラスチックス 11 螺子 12 金属 13 給油口キャップ 14 車体面とフラップ又はドレスアップを施したフ
ラップとの隙間 15 フラップの外装面 A 鍵穴カバーの厚み

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレスアップを施したフラップの裏面に
    は、鍵穴を有する鉤が設けられ、該ドレスアップを施し
    たフラップを締めるときは、ロックバーを隆起させ該鍵
    穴に該ロックバーを挿入して該ドレスアップを施したフ
    ラップの開放方向への付勢を奪うことでロックされる構
    造において、ドレスアップを施したフラップとしてフラ
    ップに、ドレスアップ用カバーを覆いかぶせた構造を有
    することを特徴とするドレスアップを施されたフラッ
    プ。
  2. 【請求項2】ドレスアップを施したフラップの裏面に
    は、鍵穴を有する鉤が設けられ、該ドレスアップを施し
    たフラップを締めるときは、ロックバーを隆起させ該鍵
    穴に該ロックバーを挿入して該ドレスアップを施したフ
    ラップの開放方向への付勢を奪うことでロックされる構
    造において、ドレスアップを施したフラップとしてフラ
    ップに、ドレスアップ用カバーを覆いかぶせた構造を有
    することおよび鉤の鍵穴部分に鍵穴カバーをかけ、より
    縮小した鍵穴とするを特徴とするドレスアップを施した
    フラップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103395364A (zh) * 2008-02-22 2013-11-20 本田技研工业株式会社 用于车辆的燃料加注管开口的盖结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103395364A (zh) * 2008-02-22 2013-11-20 本田技研工业株式会社 用于车辆的燃料加注管开口的盖结构
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