JP3091017U - 装身用ペンダントトップ - Google Patents

装身用ペンダントトップ

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JP3091017U
JP3091017U JP2002003933U JP2002003933U JP3091017U JP 3091017 U JP3091017 U JP 3091017U JP 2002003933 U JP2002003933 U JP 2002003933U JP 2002003933 U JP2002003933 U JP 2002003933U JP 3091017 U JP3091017 U JP 3091017U
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JP
Japan
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bottle
color
liquid
pendant top
suspending
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JP2002003933U
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Inventor
眞理子 山田
裕子 草木
Original Assignee
眞理子 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より、色自体に言葉では表現できない感
性や心もようを伝達する効力があると信じられてきた
が、このような色のもつ様々な効力やメッセージは、近
年の高ストレス社会において現代人の生活の中に十分に
活用されてこなかった。また、カラーセラピーを受けた
人でも、アドバイスされた配色を身に周りに携帯するの
に適当なものがなかったので、せっかく受けたカラーセ
ラピーの効果を充分に生かしきれていないのが実情であ
った。 【解決手段】 本考案は、液体を収容し得る小型のボト
ル2と、このボトルの口部を封止するボトルキャップ3
と、これらを装身具として吊持するための吊持具6とか
らなる装身用ペンダントトップ1であって、前記ボトル
の内部に水性液体と油性液体とを互いに色調を異ならし
めて二層に分離した状態で収容したことによって、上記
課題を解決したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、着色された液状物を封入した小型のボトルを、装飾的に着用し得るよ うにした装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、バランスのとれた身体・精神状態を維持することに対する関心が高まって おり、その一手段として、カラーセラピー等の色による色彩心理が注目されてい る。カラーセラピーでは、セラピストが色彩カウンセリングを通じて客の心理状 態および健康状態を分析し、良好な精神状態の維持を支援するのに適した2つの 色からなる配色の提案を、百種以上の異なる色彩の組み合わせからなるサンプル ボトルを提示しながら行う。また、古来より日本においても、例えば、気合を入 れて働く場合に赤いたすきを掛けたり、着物と帯の色合わせを工夫するといった ことが行われてきた。これは、色自体に、言葉では表現できない感性や心もよう を伝達する(例えば音楽や香りのように)効力があると信じられてきたからであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、近年の高ストレス社会において、身体・精神状態のバランス維持がます ます強く求められてきているにもかかわらず、このような色のもつ様々な効力や メッセージは、現代人の生活の中に十分に活用されてこなかった。また、カラー セラピーをせっかく受けた人でも、アドバイスされた配色を身に周りに携帯しよ うとしても、適当なものがこれまでなかったので、せっかく受けたカラーセラピ ーの効果を充分に生かしきれていないのが実情である。
【0004】 本考案は、このような問題点を解消し、様々な色を手軽にいつでも身に付けるこ とを可能ならしめ、色のもつ効力やメッセージを日常生活に活用し、かつ装着時 に優れた美観を呈する、全く新しい機能を兼備した装身用ペンダントトップを提 供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液体を収容し得る小型のボトルと、このボトルの口部を封止するボト ルキャップと、これらを装身具として吊持する吊持具とからなる装身用ペンダン トトップであって、前記ボトルの内部に水性液体と油性液体とを互いに色調を異 ならしめて二層に分離した状態で収容したことが特徴である。
【0006】 ここで、「小型」とは、身につけておくのに邪魔にならない程度のサイズを意味 し、具体的には約0.1〜20ml容量のサイズを指す。0.4〜1.5mlが 好ましいが、約0.6〜0.9ml容量のものが特に好ましい。
【0007】 このようなペンダントトップであれば、油性液体が上層に、水性液体が下層に分 かれることで、それぞれの彩色が二層に配置した状態で透明ボトルを通して視感 できるので、人は2つの色のもつ効力やメッセージを日常的に装身具として着用 することが可能となる。例えば、カラーセラピーによる心理分析に基づいて推奨 された配色をそのまま着用することもできるし、或いは自らを方向づけたいメッ セージの色を選択して着用することで、自らの心理状態を積極的に調整すること もできることとなる。二層に分かれた配色により、異なる色のもつ効力を調和さ せて体現することが可能となる。また、所望された色の作成は、油性液体や水性 液体の種類を変えたり、着色料を工夫することによって、種々の色彩を自在に調 合することで達成される。こうして得られた配色を常に身に付けることで、色の もつ効力やメッセージを身近に体現でき、精神的に心地よい環境を創出できて、 ヒーリング効果等を高められる上に、ファッション性を備えた身飾り品として演 出することも可能となる。
【0008】 また、前記水性液体および前記油性液体に、合成染料が含まれているようにした ものであれば、天然染料で着色した場合に比べて、発色の強度を高められるし、 種々の色彩に対応する合成染料を採用することで、バラエティー豊富な着色を自 在に達成できることとなる。また、色の安定性にも優れるので、変色・褪色を防 止し、当初に設定された着色とヒーリング効果を長期的に維持でき、装身具とし ての実用性も高まる。この合成染料には、液体油に溶解・分散して着色する疎水 性染料と、水に溶解・分散して着色する親水性染料が含まれる。
【0009】 また、前記ボトルは、透明な偏平球状のものであることが望ましい。具体例とし て、前後に偏平な形状を有し、その前部および後部が略円形の向かい合う平面で 構成されたものが望ましい。このように正面視で丸みを帯びた外観は、角張った ボトルと比べてヒーリング効果を視覚的に高めることとなる。また、実際に手や 身体に触った感じも優しいので、ヒーリング効果はさらに高められることとなる 。
【0010】 また、前記ボトルは光透過性を有する着色ボトルであっても構わない。着色ボト ルに透かした液体の色を視感させることで、色のバリエーションがさらに豊かに なる。
【0011】 また、前記吊持具には、貫通孔が設けられているものが望ましい。このようなも のであれば、この孔に鎖や紐状物を通すだけで、容易にペンダントを提供できる こととなる。鎖や紐状物の素材や長さを変更すれば、首からかけた時の印象やバ ランスを自在に調整できるので、使い勝手に優れたものとなる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案のペンダントトップについて、図面に示す具体的な実施例に基づ いて詳細に説明する。 図1は、この考案にかかる装身用ペンダントトップの具体的な一実施態様例の概 要を示すものであって、ペンダントトップを吊り下げた場合の概略的な正面図で ある。図1に示すように、ペンダントトップ1は、前面と背面が略円形の平面で 構成されている前後に偏平な中空の無色透明ボトル2と、ボトル2の口部に適合 しながら封止可能なボトルキャップ3とから構成され、ボトル2内には異なる色 調を有して上層部4と下層部5の二層に分離する液体が封入されている。
【0013】 ボトル2は、ペンダントトップとして着用するのに適当なサイズ(約約0.6〜 0.9ml容量)を有し、ガラス、ポリエチルテレフタレンやポリプロピレン等 のプラスチック樹脂などの素材から製造されたものである。装身具としての高級 感および傷つきにくさを考慮すると、ガラス製のものであることが好ましい。ボ トル2の口部には、ボトルキャップ3が嵌着され得るように形成されており、例 えば外ネジ(図示しない)が設けられているものが挙げられるがこれに限定され るものではない。
【0014】 ボトル2には油性液体および水性液体が収容され、互いに混じり合わない性質と それぞれの比重の差に基づいて、自然に上層部4(油性液体)と下層部5(水性 液体)に分離する。これらは必要に応じ、化学的に合成された油溶性染料または 水溶性染料等によって所望の色に着色され得る。この染料として、例えばオイル カラー、酸性染料等が好ましい。またさらに、経時的な褪色・変色を防止するた めに、着色安定化剤、酸化防止剤、防腐剤等の一般的な添加剤を含有していても 構わない。調製された液体油と水は共にボトル2に注入され、後述のボトルキャ ップ3で封鎖されている。
【0015】 ボトルキャップ3は、例えば金属、ガラス、プラスチック樹脂等の素材からなり 、さらにその内壁はボトル2の口部に嵌着され得るための形状を有しており、例 えば内壁表面にネジ山が形成されている。さらにボトルキャップ3の表面上部に は、中央部に貫通孔を有するリング形状の部材からなる吊持具6が設けられてい る。
【0016】 次いで、この考案からなるペンダントトップ1の着用態様例を説明する。 先ず、所望された配色に対応する合成染料により着色された油性液体と水性液体 を収容するオリジナルのペンダントトップ1が作成される。着用者は、このペン ダントトップ1の吊持具6の貫通孔に、チェーン等の紐状物が通して、首回りに 吊り下げてペンダントとして着用する。吊り下げた状態では、ボトルキャップ3 が上方に位置する状態となり、油性液体は上層部4へ、水性液体は下層部5に自 然に分配され、目的とする二つの彩色が透明ボトルを透けて鑑賞できる。
【0017】 なお、本考案のペンダントトップは、以上説明したものに限定されないのは勿論 であり、例えばボトルの一部にスリ加工がなされている透明ボトルでも構わない 。また、収容される液体は粘性のある液状物でも構わない。さらに、ブレスレッ ト、イアリング、ブローチ又は髪飾り等の首回り以外のアクセサリーのチャーム として使用されても構わない。また、着色透明ボトルとし、この中に二色の液体 を二層に分かれるように収容すれば、各色の光の吸収効果によって、より多彩な 色調が得られる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、着色された油性液体と水性液体が二層に分かれて、それぞれの色調が 透明ボトルを通して視感され得ることとなるため、人は2つの色のもつ効力やメ ッセージを日常的に装身具として着用することができるという効果を奏する。ま た、合成染料を用いて着色するので、種々の色彩を自在に調合し得るし、さらに 天然染料を用いた場合に比べて油性液体および水性液体の着色安定性を向上させ て、色によるヒーリング効果を長期間維持できるというメリットも奏する。こう して得られた配色を常に身に付けることで、色のもつ効力やメッセージを身近に 体現でき、精神的に心地よい環境を創出できると同時にファッション性を備えた 身飾り品として演出することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案になる装身用ペンダントトッ
プの具体的な一実施態様例の概要を示すものであって、
ペンダントトップを吊り下げた場合の概略的な正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ペンダントトップ 2 ボトル 3 ボトルキャップ 4 上層部 5 下層部 6 吊持具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容し得る小型のボトルと、この
    ボトルの口部を封止するボトルキャップと、これらを装
    身具として吊持するための吊持具とからなり、前記ボト
    ルの内部に水性液体と油性液体とを互いに色調を異なら
    しめて二層に分離した状態で収容したことを特徴とする
    装身用ペンダントトップ。
  2. 【請求項2】 前記水性液体および前記油性液体の少な
    くとも1方は、合成染料を含んでいることを特徴とす
    る、請求項1に記載の装身用ペンダントトップ。
  3. 【請求項3】 前記ボトルは、透明な偏平球状のもので
    あることを特徴とする、請求項1または2に記載の装身
    用ペンダントトップ。
  4. 【請求項4】 前記ボトルは、光透過性を有する着色ボ
    トルであることを特徴とする、請求項1または2に記載
    の装身用ペンダントトップ。
JP2002003933U 2002-06-27 2002-06-27 装身用ペンダントトップ Expired - Lifetime JP3091017U (ja)

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