JP3090778U - 動物マスコットおもちゃ - Google Patents

動物マスコットおもちゃ

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JP3090778U
JP3090778U JP2002003653U JP2002003653U JP3090778U JP 3090778 U JP3090778 U JP 3090778U JP 2002003653 U JP2002003653 U JP 2002003653U JP 2002003653 U JP2002003653 U JP 2002003653U JP 3090778 U JP3090778 U JP 3090778U
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克子 並木
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ハマナカ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発泡合成樹脂成形体とフェルト状羊毛を使用し
て従来の手芸とは趣を異にした動物マスコットおもちゃ
を提供する。 【解決手段】球型又はたまご型に成形された発泡合成樹
脂成形体を基材1とし、その所要位置に作成しようとす
る動物に合わせて顔部材Fを取り付け、該顔部材Fに
鼻,目などを貼り合わせ形成し、かつ更に耳部材,つの
部材3,足部材4などを適宜、取り付けると共に、基材
1の外面を覆ってフェルト状羊毛の小片を渦巻状に巻
き、押し付けて丸く形成した小塊片2を貼り付け被着せ
しめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は動物マスコットおもちゃ、特に発泡合成樹脂製基材の表面にフェルト 状羊毛を丸めて貼りつけ、形成した上記動物マスコットおもちゃに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
発泡スチロール樹脂等を使用したおもちゃは従来より広く市販されており、日 常、各方面で見受けられるが、その多くは直接、発泡スチロール樹脂により成形 されたものであり、発泡スチロール樹脂成形物を副資材としてこれに繊維素材を 併用し、手芸により動物おもちゃを作ることは殆ど行われていなかった。
【0003】 唯、一部に発泡スチロール球を利用したものとして実開昭63−34490号 公報による動物おもちゃが提案されているが、これは手袋を主要資材として使用 して発泡スチロール球を手袋内に挿入するもので、作成できる動物おもちゃの形 態は手袋で作成可能な範囲に制約されるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の如き実状に鑑み、特に発泡合成樹脂成形体と羊毛素材の利用に よる斬新な手芸を見出すことにより、該基材にフェルト状羊毛の渦巻状小塊片を 貼り付け、種々の形態の動物おもちゃを簡単に作成し、手芸分野の一層の普及を はかることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的に適合する本考案の特徴は、球型又はたまご型に成形された発 泡合成樹脂成形体を基材とし、その所要位置に作成しようとする動物に合わせて 顔部材を取り付け、該顔部材に鼻,目などを貼り合わせ形成し、かつ更に耳部材 ,足部材,つの部材などを適宜、取り付けると共に、上記基材の外面を覆ってフ ェルト状羊毛の小片を渦巻状に巻き、押し付けて丸く形成した小塊片を貼り付け 被着してなる動物マスコットおもちゃである。
【0006】 ここで、本考案おもちゃの基材に用いられる発泡合成樹脂成形体としては、既 知の発泡合成樹脂、例えば発泡ポリオレフィン樹脂,発泡ポリエステル樹脂など の成形体も使用可能であるが、一般的には発泡スチロール樹脂成形体を使用する のが実用上、最も好適である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、更に添付図面を参照し、本考案の具体的な実施形態を詳述する。
【0008】 図1は本考案に係る動物マスコットおもちゃの1例として羊のおもちゃの場合 を示しており、図において、1は本考案おもちゃの基材、2は該基材1の外表面 に被着されるフェルト状羊毛の渦巻状小塊片、3は羊のつの部材、4は羊の足部 材、5はリボンであり、Fは本考案おもちゃの顔部材である。
【0009】 ここで、基材1は発泡合成樹脂成形体、特に発泡スチロール樹脂成形体よりな っており、通常、球型,たまご型に成形されたものである。 この基材1の大きさは必らずしも一定ではなく、夫々の動物おもちゃの動物の 種類,大きさにより適宜、選定可能である。
【0010】 一方、フェルト状羊毛の小塊片2は図4に示すように原毛を脱脂,洗浄し、更 に原毛中に混入している植物製夾雑物を除去して洗い上げた羊毛をカーディング し、からみ合っている毛のかたまりをさばきつつ平行に引き揃えて、これをフェ ルト状に層状化した、いわゆるフェルト状羊毛Wを少しづつつまみ取ってふわふ わのまま、端からくるくる巻いていって渦巻状の小片2′にし、次いでこの渦巻 状の小片2′を人差し指と親指の指先に挟んでくるくると少し力を入れて押すよ うにして丸く小塊片2として作ったものである。
【0011】 この小塊片は動物おもちゃに使用するためには予め相当数作っておくことが必 要であり、羊の場合には通常、50〜55個くらいが必要である。 また、顔部材F,鼻部材,目部材,つの部材3,足部材4なども随時、適当な 資材が使用されるが、好ましい素材としては顔部材F及び鼻部材にはフェルト, 目部材にはプラスチック活眼,つの部材3及び足部材4にはカットモールであり 、これらを適宜、夫々の部材に合わせて使用する。 なお、顔部材Fには随時、表情を作るため、赤鉛筆,頬紅などを用いると効果 的である。
【0012】 次に添付図面にもとづいてたまご型基材1を用いて図1に示す如き羊のおもち ゃを作る過程を説明する。 先ず、図2に示すように、発泡ポリスチロール樹脂をたまご型に成形して基材 1とし、その前部に図3のように予めフェルト等で作成した顔部材Fを取り付け る。 顔部材Fの取り付けに際しては、顔部材Fの後ろ上側だけに接着剤をつけ、下 側を浮かしてたまご型基材の所要の位置に貼り付けるのが好ましい。
【0013】 そして、次にモールにより作成したつの部材3,足部材4を図3に示すように 夫々所要の位置に差し込んで取り付ける。 このつの部材3,足部材4などの取り付け位置は予め、たまご型基材の当該位 置にしるしを施しておくようにする。
【0014】 かくして、顔部材F,つの部材3,足部材4などの取り付けが終わると、予め 図4に示した順序で用意したフェルト状羊毛の渦巻状小塊片2を基材1外表面全 体に貼ってゆくが、貼り付けは先ず、顔部材Fの上に小塊片2を前髪のように並 べて貼り、その後、顔部材Fの下側の浮かした部分に入るように貼った後、顔の まわりから全体に対し隙間のないように接着剤をつけてバランスよく2〜3個宛 貼ってゆく。 こうして全外面に羊毛による渦巻状小塊片2を貼り付け終わると、図1に示す ような動物マスコットおもちゃが出来上がる。
【0015】 なお、以上の説明では基材がたまご型の場合について説明しているが、動物の 種類によっては球型を使用するようにする。 この場合、たまご型,球型ともに大小各種のサイズが使用されることは勿論で あり、また若干の変形を加えた発泡合成樹脂成形体を使用することもできる。 このようにして、羊の外、犬,亀,猫,兎など、種々の本考案に係る動物マス コットおもちゃを容易に作成することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のように球型又はたまご型の発泡合成樹脂成形体を基材としてフ ェルト状羊毛を渦巻状にして丸めた小塊片を貼り付けて作成した動物マスコット おもちゃであり、従来の棒針,かぎ針を用いて編んでゆく手芸とは全く趣を異に し、また単に樹脂成形により動物マスコットおもちゃとして成形したものとも外 観を異にし、表面のフェルト状羊毛による柔らかな手触りと外観によりマスコッ トとして雅趣に富む美麗さを呈して、手芸分野の拡大に寄与し、その普及に頗る 有用性を期待される考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る動物マスコットおもちゃの1例を
示す斜視図である。
【図2】本考案おもちゃの基材に係る斜視図である。
【図3】本考案おもちゃ作成前の基材の状態を示す説明
図である。
【図4】本考案おもちゃに使用するフェルト状羊毛の作
成説明図である。
【符号の説明】
1 基材 2 フェルト状羊毛小塊片 3 つの部材 4 足部材 5 リボン F 顔部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】球型又はたまご型に成形された発泡合成樹
    脂成形体を基材とし、その所要位置に作成しようとする
    動物に合わせて顔部材を取り付け、該顔部材に鼻,目な
    どを貼り合わせ形成し、かつ更に耳部材,足部材,つの
    部材などを適宜、取り付けると共に、上記基材の外面を
    覆ってフェルト状羊毛の小片を渦巻状に巻き、押し付け
    て丸く形成した小塊片を貼り付け被着してなることを特
    徴とする動物マスコットおもちゃ。
  2. 【請求項2】基材が発泡スチロール樹脂成形体である請
    求項1記載の動物マスコットおもちゃ。
JP2002003653U 2002-06-17 2002-06-17 動物マスコットおもちゃ Expired - Fee Related JP3090778U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07173945A (ja) * 1993-11-08 1995-07-11 Nippon Alum Co Ltd 引戸の下枠構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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