JP2006199807A - 固形石鹸 - Google Patents

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順子 片山
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Abstract

【課題】 所定の形状を有す固形石鹸において、底面に貼り付けたシールが剥がれ落ちることなく、又使用に際して局部的に溶け出して形状が歪になることのない、さらにシールにて怪我することのない固形石鹸の提供。
【解決手段】 固形石鹸の底面5を覆うシール2を貼着し、さらに該シール2を覆うように薄くて柔らかいソフトフイルム3を貼り付け、該ソフトフイルム3の外周を外側面4へ立ち上げている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固形石鹸の使用中における必要以上の溶け出しや保管中における局部的な溶け出しを防止した石鹸に関するものである。
一口に石鹸と言ってもその種類は色々あり、近年ではこの石鹸を透明又は半透明として、内部に図柄を埋着したり、押し花を埋着することで装飾効果を備えた石鹸が人気を呼び多用されている。例えば実開昭55−146455号に係る「図柄を入れた石けん」は透明石けんの中に文字や模様を入れたものである。実開昭58−163544号に係る「複合石鹸」は各色の石鹸を組合せたものである。
特開昭61−76600号に係る「広告用石けん」は透明又は半透明の固形石けんと発泡合成樹脂等の軽量材製の台の間に、印刷紙又は印刷樹脂フイルムをサンドイッチ状に挟み込んで、接着剤で一体化している。特開昭61−233100号に係る「植物入り透明石けんセット」は生薬、ポプリ又は花等の植物の少なくとも1種の原形体又は破砕体と、溶融温度の低い透明石けんとを有している。
実用新案登録第3064487号に係る「押し花付き石鹸」は固形石鹸本体の表面又は内部に、押し花を装飾として付加している。ところで、該押し花付き石鹸は押し花等の植物を石鹸内部に埋着しているが、これら植物の鮮やかな色彩が変化してしまい、装飾用のアート石鹸としての効果が半減することになる。色彩の変化は空気に触れることで発生するが、石鹸に埋着するまでに変色してしまったり、埋着工程において変色する。さらに埋着後には石鹸の成分によって変色する。
出願人は平成13年4月2日付けで「装飾用アート石鹸」の特許出願を行い、平成16年8月6日付けで登録されている(特許第3581959号)。これは「透明の弱酸性石鹸内部に乾燥した立体植物を埋着した装飾用のアート石鹸において、上記弱酸性石鹸のpHを6以下にすると共に埋着される乾燥立体植物のpHを石鹸のpHとほぼ等しくしたことを特徴とする装飾用アート石鹸。」である。
上記特許第3581959号に係る「装飾用アート石鹸」は埋着される乾燥植物のpHを弱酸性の透明石鹸のpHとほぼ同じ値に設定している為に、埋着される乾燥植物は何時までたっても変色することはなく、アート石鹸としての効果を持続出来る。
ところで、上記特許第3581959号に係る「装飾用アート石鹸」、実用新案登録第3064487号に係る「押し花付き石鹸」、特開昭61−76600号に係る「広告用石けん」、特開昭61−233100号に係る「植物入り透明石けんセット」、実開昭55−146455号に係る「図柄を入れた石けん」、実開昭58−163544号に係る「複合石鹸」は、石鹸本来の効果の他に、見た目の美しさを楽しむことが出来る。
しかし、これら装飾性を備えた石鹸は特に溶けやすく、直ぐに無くなってしまう。使用中に必要以上に溶け出すのみならず、保管中にも水気に触れると溶け出して無駄な消失が発生する。そこで、一般的に石鹸は石鹸台に載せられ、該石鹸台は石鹸に付着している水分が流れ落ちるような形状と成っているが、石鹸台に触れる石鹸底面は多少を問わず溶け出してしまう。
図4は底面(イ)にシール(ロ)を貼り付けた石鹸を表している。(a)はシール(ロ)を貼り付けた初期の状態であり、(b)はシール(ロ)が貼り付けられている底部外側面(ハ)が溶けて凹部(ニ)を形成している場合、(c)はさらに外側面(ハ)の凹部(ニ)が大きくなった場合をそれぞれ示している。このように、シール(ロ)と石鹸底面(イ)との間に水分が侵入して底面(イ)が溶け出すことで凹部(ニ)が形成される。
そして、該シール(ロ)の外側面が石鹸底面(イ)から突出した状態と成り、該シール(ロ)に接してケガをすることになる。(c)の状態から(d)のように石鹸を使って小さくなると、該シール(ロ)は底面(イ)から剥がれ落ちてしまう。該シール(ロ)として装飾性のある図柄を形成している場合もあり、(d)に示すように小さく成ってシール(ロ)が剥がれ落ちるならば装飾石鹸でなく成ってしまう。
特許第3581959号に係る「装飾用アート石鹸」 実用新案登録第3064487号に係る「押し花付き石鹸」 特開昭61−76600号に係る「広告用石けん」 特開昭61−233100号に係る「植物入り透明石けんセット」 実開昭55−146455号に係る「図柄を入れた石けん」 実開昭58−163544号に係る「複合石鹸」
このように、従来の固形石鹸には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、使用に際して必要以上に片寄って溶け出すことはなく、又保管状態にあっても底面が溶け出すことのない固形石鹸を提供する。
本発明に係る固形石鹸はその底面に薄いソフトフイルムを貼り付けて、側面に立ち上げて貼着している。勿論、糊を使用して貼り付けるのではなく、乾燥したソフトフイルムはそのまま貼り付けることが出来、剥がれることはない。そして、石鹸の底面に従来のシールを貼着した状態で該ソフトフイルムを貼ることも出来る。
ここで、上記ソフトフイルムの材質は問わないが、ポリエチレンが適しており、その厚さは30μ〜40μがよい。そして、石鹸の底面に貼られるシールとしてはポリプロブレンが主として用いられる。本発明が対象とする固形石鹸は、透明または半透明であり、内部に装飾性のある装飾品を埋着することも出来る。
本発明の固形石鹸は、その底から側面の一部にかけてソフトフイルムで覆われることで、石鹸の底部外側面が溶け出して凹部を形成することはない。すなわち、薄くて柔らかいソフトフイルムは石鹸の表面になじんで密着する為に、隙間から水分が侵入することはなく、所定形状の固形石鹸が部分的に溶け出して歪になることはない。従って、本発明の固形石鹸は上面から均等に溶け出し、ソフトフイルムが底から分離する最後まで有効に使うことが出来、石鹸の無駄がなくなる。そして、石鹸底にシールを当てがっている場合には、露出したシール外周に接して怪我することもなく、シールに形成される装飾を最後まで楽しむことが出来る。
図1は本発明に係る固形石鹸を示している実施例であり、同図の1は固形石鹸、2はシール、3はソフトフイルムを夫々表している。上記固形石鹸1は円盤状を成し、その底面5にはシール2が貼着され、該シール2を覆うようにソフトフイルム3が底部に貼り付けられている。しかもソフトフイルム3はシール2を被覆すると共に固形石鹸1の外側面4へ立ち上がり、該外側面4の一部を被覆している。
ここで、シール2としてポリプロブレイン(P.P)が用いられ、ソフトフイルム3の材質にはポリエチレンが使用されている。そして、該シール2はある程度の厚さを有して、従来の固形石鹸に用いている場合と同じように、模様を形成した装飾性の受けとして機能することが出来、一方のソフトフイルム3は固形石鹸1の底部外周が水に接して溶け出さないようにシールしている。
図2は本発明に係る固形石鹸を示す他の実施例であり、石鹸底面5にシール2を貼り付けないで、シフトフイルム3を直接貼着している。勿論、該ソフトフイルム3は石鹸底面5の外周から立上がって、外側面4の一部を被覆している。ここで、該ソフトフイルム3は乾燥した状態で糊付けすることなく貼り付けられるが、剥がれることはない。従って、装飾されたシール2を用いない代わりに、ソフトフイルム3に模様や図形などを形成することも出来る。
図3は図1に示す本発明の固形石鹸1を使用することで溶け出して小さくなる過程を示している。(a)は固形石鹸の上部外周が溶け出して一部丸くなった状態である。(b)はさらに該固形石鹸1を使用するならば、大半が溶け出してソフトシール3にて被覆される外側面4の高さの円盤状と成る。このように、ソフトフイルム3を底部に貼り付けると共に、外側面4に立ち上げている為に底部での局部的な溶け出し現象が防止され、上部から順次溶け出すことが出来る。
(b)の状態からさらに使用することで固形石鹸1はより薄くなり、遂には底に貼り付けたシール2まで届いて石鹸がなくなる。すなわち、最後の僅かまで無駄なく使用することが出来る。このような固形石鹸1が溶け出す状態は底面5にシール2を有しない場合も同じであり、シール2を備えた装飾用固形石鹸では最後までシールの装飾を楽しむことが出来る。
本発明に係る固形石鹸を示す実施例。 本発明に係る固形石鹸を示す実施例。 本発明の固形石鹸が溶け出す状態。 従来の固形石鹸の溶け方。
符号の説明
1 固形石鹸
2 シール
3 ソフトフイルム
4 外側面
5 底面



















Claims (3)

  1. 所定の形状を有す固形石鹸において、その底面に薄くて柔らかいソフトフイルムを貼り付け、該ソフトフイルムの外周を外側面へ立ち上げたことを特徴とする固形石鹸。
  2. 所定の形状を有す固形石鹸において、その底面を覆うシールを貼着し、さらに該シールを覆うように薄くて柔らかいソフトフイルムを貼り付け、該ソフトフイルムの外周を外側面へ立ち上げたことを特徴とする固形石鹸。
  3. 上記ソフトフイルムの厚さを30μ〜40μとした請求項1、又は請求項2記載の固形石鹸。
JP2005012480A 2005-01-20 2005-01-20 固形石鹸 Pending JP2006199807A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7927683B2 (en) * 2006-07-19 2011-04-19 Yacko Katayama Weak acid bar soap with waterproof protective film
KR101752680B1 (ko) * 2015-03-23 2017-07-04 김석종 다면 통합 미장 광고 비누

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