JP3090294U - きのこ類の発生容器 - Google Patents
きのこ類の発生容器Info
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- JP3090294U JP3090294U JP2002003131U JP2002003131U JP3090294U JP 3090294 U JP3090294 U JP 3090294U JP 2002003131 U JP2002003131 U JP 2002003131U JP 2002003131 U JP2002003131 U JP 2002003131U JP 3090294 U JP3090294 U JP 3090294U
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】各種のきのこ類の発生ができる生産用や家庭用
の容器。 【解決手段】きのこ類の発生容器は互いに側面の長さが
異なり、開口の大きさが同じである逆円錐台状の頂部を
開口した容器部1と円錐台状の底部を開口した蓋部2の
開口が密着又は間隙を設け対向している透明なきのこ類
の発生容器において、容器部1と蓋部2の開口縁がフラ
ンジ3を形成しており、フランジ3面内の円周の等分位
置に、差込み孔4とその両側に、差込み孔4に嵌入でき
る筒状突起5と、基部が差込み孔4に嵌入でき、段差の
ある上部が筒状突起5に嵌入できる段差のある筒状突起
6とを配置して、これらを互いに嵌合することにより両
フランジ3を密着させるか、あるいは所定の間隙で対向
させ、発生容器の上下面に開閉自在の空気孔7と複数の
小突起8を有している。また、容器部1が逆正多角錐台
状で、蓋部2が正多角錐台状である場合もきのこ類の発
生容器となる。
の容器。 【解決手段】きのこ類の発生容器は互いに側面の長さが
異なり、開口の大きさが同じである逆円錐台状の頂部を
開口した容器部1と円錐台状の底部を開口した蓋部2の
開口が密着又は間隙を設け対向している透明なきのこ類
の発生容器において、容器部1と蓋部2の開口縁がフラ
ンジ3を形成しており、フランジ3面内の円周の等分位
置に、差込み孔4とその両側に、差込み孔4に嵌入でき
る筒状突起5と、基部が差込み孔4に嵌入でき、段差の
ある上部が筒状突起5に嵌入できる段差のある筒状突起
6とを配置して、これらを互いに嵌合することにより両
フランジ3を密着させるか、あるいは所定の間隙で対向
させ、発生容器の上下面に開閉自在の空気孔7と複数の
小突起8を有している。また、容器部1が逆正多角錐台
状で、蓋部2が正多角錐台状である場合もきのこ類の発
生容器となる。
Description
【0001】
本考案はきのこ類の発生容器に関する。
【0002】
従来、きのこ類の生産者はきのこを発生させるために空調設備を整え、湿度と 温度を制御した環境を作っている。ところが、近年、きのこ栽培において海外生 産による安価なきのこが流通するようになり、高価な空調設備を用いた場合、よ ほど大きな設備でない限り、生産コストが合わなくなってきているのが実情であ る。一方、市販されている家庭用きのこ栽培セットとして、ビニール袋で覆って 湿度を保ち、きのこを発生させるものがあるが、それは組立てに手間取り、外観 も好ましくないばかりでなく、限定されたきのこしか栽培することができない。
【0003】
本考案は各種のきのこ類の発生ができる生産用や家庭用の容器を提供せんとす るものである。
【0004】
ここにおいて、本考案者は互いに側面の長さが異なり、開口の大きさが同じで ある逆円錐台状の頂部を開口した容器部1と円錐台状の底部を開口した蓋部2の 開口が密着又は間隙を設け対向している透明なきのこ類の発生容器において、容 器部1と蓋部2のそれぞれの開口縁に形成しているフランジ3面内の円周の等分 位置に、差込み孔4とその両側に、差込み孔4に嵌入できる筒状突起5と、基部 が差込み孔4に嵌入でき、段差のある上部が筒状突起5に嵌入できる段差のある 筒状突起6とを配置して、これらを互いに嵌合することにより両フランジ3を密 着させるか、あるいは所定の間隙で対向させ、発生容器の上下面に開閉自在の空 気孔7と複数の小突起8を有しているきのこ類の発生容器を見出すにいたった。
【0005】 なお、このきのこ類の発生容器において、容器部1が逆正多角錐台状の頂部を 開口したものであり、蓋部2が正多角錐台状の底部を開口したものであって、円 周の等分位置を正多角形の角と読み換えてある場合もきのこ類の発生容器となし 得ることを見出した。
【0006】
本考案のきのこ類の発生容器は透明な合成樹脂でできており、きのこ類の種類 に応じ、容器部1と蓋部2の関係を逆転して使用することができる。また、容器 部1と蓋部2を密着するほか、所定の間隔で固定させることができるようにして ある。さらに、容器部1や蓋部2に設けてある空気孔7をそのまま開放して使用 するほか、キャップでふたをして閉鎖することもできる。
【0007】 きのこ類の発生容器は透明なプラスッチク製で側面の長さが異なり、開口の大 きさが同じである逆円錐台状の頂部を開口した容器部1と円錐台状の底部を開口 した蓋部2の開口を互いに密着し、あるいは所定の間隔に対向して構成する。そ のため、容器部1と蓋部2それぞれの開口縁がフランジ3を形成しており、フラ ンジ3面内のその幅のおよそ中央に位置する円周の等分位置に、差込み孔4とそ の両側に、差込み孔4に嵌入できる筒状突起5と、基部が差込み孔4に嵌入でき 、段差のある上部が筒状突起5に嵌入できる段差のある筒状突起6とを配置して 、これらを互いに嵌合することにより両フランジ3を密着させるか、あるいは所 定の間隔で対向させる。
【0008】 本考案において発生容器の下側を容器部1、上側を蓋部2と称し、その容器部 1と蓋部2を密着する場合は、フランジ3にある差込み孔4に他のフランジ3に ある筒状突起5と段差のある筒状突起6を嵌入する。また、容器部1と蓋部2と を所定の間隔で対向させる場合は、フランジ3にある筒状突起5に他のフランジ 3にある段差のある筒状突起6の上部を嵌入する。なお、差込み孔4と筒状突起 5と段差のある筒状突起6の合計数は4以上が可能であるが、容器部1と蓋部2 とを所定の間隔で対向させる場合の安定性を考えれば、合計数8以上が好適であ る。
【0009】 ほかに、発生容器の上下面に開放と閉鎖が自在にできる空気孔7を有している ので、空気孔7を封鎖する場合はキャップを嵌入し、きのこの種類に応じて使い 分けをする。
【0010】 また、発生容器の上下面にある複数の小突起8は、容器部1としてその底面中 央の空気孔7を開放して使用する場合や設置の安定に効果があるようにしたもの である。
【0011】 なお、以上はきのこ類の発生容器として逆円錐台状の容器部1と円錐台状の蓋 部2とを使用した場合について述べているが、容器部1が逆正多角錐台状の頂部 を開口したものであり、蓋部2が正多角錐台状の底部を開口したものであって、 円周の等分位置を正多角形の角と読み換えた場合もきのこ類の発生容器として同 様に使用することができる。なお、ここでの正多角形はフランジ3面内のその幅 のおよそ中央に位置するものをいう。
【0012】
図1に「まいたけ」や「はたけしめじ」、「霊芝」などに用いる逆円錐台状の 容器部1と円錐台状の蓋部2を使用した場合の発生容器を示す 。この場合、容 器部1を長く、蓋部2を短くして両者の開口を密着して使用する。容器部1の空 気孔7はキャップを付けて閉鎖し、蓋部2の空気孔7はそのままに開放しておく 。そして、容器部1には腐葉土や赤玉土、砂等を開口1cm程度まで入れてきの こ類の発生をおこなう。
【0013】 また、図2に「しいたけ」や「なめこ」などに用いる同様の発生容器を示す。 この場合、容器部1を短く、蓋部2を長くして使用する。容器部1の空気孔7は キャップを付けて閉鎖し、蓋部2の空気孔7はそのまま開放しておく。そして、 容器部1に水を入れ、きのこが発生したならば、以降、空気流通のため図6に示 すごとく、容器部1と蓋部2の両フランジ3間に間隙(5mm程度)を設ける。 以上における容器部1と蓋部2の両フランジ3の密着や所定の間隔での対向は、 差込み孔4とその両側に配置してある筒状突起5と段差のある筒状突起6とを前 述のごとく互いに嵌合すれば容易にできる仕組みになっている。なお、図7には 両フランジ3が所定の間隔で対向している場合の筒状突起5と段差のある筒状突 起6との嵌合状態を示してある。
【0014】
本考案のきのこ類の発生容器は容器部と蓋部の開口縁にある両フランジの密着 や所定の間隔での対向状態を安定に保つことができ、かつ、きのこ類の種類に応 じて上下を逆転して使用することができる便利さがある。
【図1】 きのこ類(まいたけ、はたけしめじ等)の発
生容器(以下、いずれも逆円錐台状の容器部と円錐台状
の蓋部を使用した場合)の正面図
生容器(以下、いずれも逆円錐台状の容器部と円錐台状
の蓋部を使用した場合)の正面図
【図2】 きのこ類(しいたけ、なめこ等)の発生容器
(以下、同じ)の正面図
(以下、同じ)の正面図
【図3】 発生容器の断面図
【図4】 発生容器の平面図
【図5】 発生容器の底面図
【図6】 発生容器の蓋部と容器部に間隙を設けた正面
図
図
【図7】 間隙を形成してある筒状突起と段差のある筒
状突起の嵌合状態を示す断面図
状突起の嵌合状態を示す断面図
1 容器部 2 蓋部 3 フランジ 4 差込み孔 5 筒状突起 6 段差のある筒状突起 7 空気孔 8 小突起
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに側面の長さが異なり、開口の大き
さが同じである逆円錐台状の頂部を開口した容器部
(1)と円錐台状の底部を開口した蓋部(2)の開口が
密着又は間隙を設け対向している透明なきのこ類の発生
容器において、容器部(1)と蓋部(2)それぞれの開
口縁に形成しているフランジ(3)面内の円周の等分位
置に、差込み孔(4)とその両側に、差込み孔(4)に
嵌入できる筒状突起(5)と、基部が差込み孔(4)に
嵌入でき、段差のある上部が筒状突起(5)に嵌入でき
る段差のある筒状突起(6)とを配置して、これらを互
いに嵌合することにより両フランジ(3)を密着させる
か、あるいは所定の間隙で対向させ、発生容器の上下面
に開閉自在の空気孔(7)と複数の小突起(8)を有し
ているきのこ類の発生容器。 - 【請求項2】 容器部(1)が逆正多角錐台状の頂部を
開口したものであり、蓋部(2)が正多角錐台状の底部
を開口したものであって、円周の等分位置を正多角形の
角にかえてある請求項1記載のきのこ類の発生容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003131U JP3090294U (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | きのこ類の発生容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003131U JP3090294U (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | きのこ類の発生容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090294U true JP3090294U (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=43241518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003131U Expired - Fee Related JP3090294U (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | きのこ類の発生容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090294U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010090448A2 (ko) * | 2009-02-04 | 2010-08-12 | Lee Jin Woo | 버섯 재배 용기 |
-
2002
- 2002-05-28 JP JP2002003131U patent/JP3090294U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010090448A2 (ko) * | 2009-02-04 | 2010-08-12 | Lee Jin Woo | 버섯 재배 용기 |
WO2010090448A3 (ko) * | 2009-02-04 | 2010-11-25 | Lee Jin Woo | 버섯 재배 용기 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |