JP3089918U - 碁将棋対局の収録機能を備えた碁将棋盤 - Google Patents

碁将棋対局の収録機能を備えた碁将棋盤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 碁将棋対局の収録機能を備えた碁将棋盤を提
供する。 【解決手段】 碁将棋対局をデジタルビデオ映像やデジ
タル音声の形式で収録することを目的とし、パソコンを
備えた碁将棋盤の側面部にカメラレンズとマイクロフォ
ンとスピーカーを取りつけたディスプレイ装置を連結固
定させ、盤面の状態および両対局者のそれぞれの表情を
画像データとして取り込むとともに、対局中の会話や着
手音を音声データとして取り込む。また収録作業を円滑
化するためのソフトウェアをパソコンに内蔵し、ディス
プレイ画面やスピーカーを通じて対局者への設問や指示
に対する応答を促す。以上のように対局者自身が対局時
の模様を容易に収録できるような機能を備えた碁将棋盤
を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はデジタルビデオ映像やデジタル音声の形式により、碁将棋対局の収録 を対局者自身の操作によって実現しようとするものであり、詳しくはカメラレン ズ、マイクロフォン、スピーカーの各機器類を取りつけたディスプレイ装置と収 録作業を円滑化するためのソフトウェアを備えた碁将棋盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
碁将棋において時折テレビで放映されるプロ同士のテレビ対局を観戦すること は、碁将棋のアマチュア愛好家にとってこのうえない楽しみのひとつであるが、 それらテレビ放映における碁将棋対局の収録は、テレビ局の専任スタッフにより 収録スタジオなどの設備を用いて実現されている。一方、巷におけるアマチュア 一般の対局を収録する場合には、収録スタジオなどの諸設備を用いることなく、 対局者以外の専従要員によってビデオカメラなどの収録機器を操作したり、ある いは対局者の周囲にあらかじめ三脚などで収録機器を設置し、対局者自身が操作 するなどの方法により実現していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の技術によれば、たとえアマチュア一般の対局にかかる収録 作業であっても、収録のための専従要員を別途必要とする場合には、とても手軽 な収録というわけには行かなかったり、あるいは対局者自身があらかじめ三脚な どにより収録機器を設置する方法の場合には、対局場所にそれ相当の収録領域を 必要とするなどの非効率さを有していた。また従来の技術によると、対局場所の 異なる都度、収録機器の位置や調整の状態が変動することから、収録データの均 一化が容易に図れないという問題点を有していた。
【0004】 そこで本考案は従来の技術が有する、このような問題点を解消するような碁将 棋盤が現存していないことに鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、対局者自身が対局時の模様を容易に収録できるような機能を備えた碁将棋盤 を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成するために、本考案はパソコンを具備する碁将棋盤を挟んで向 き合う両対局者の間、すなわち碁将棋盤側面部にあたかも収録を行なう第三者が 存在するかのようなイメージのもとに、碁将棋盤の側面部に3個のカメラレンズ 、マイクロフォン、スピーカーの各機器類を取りつけたディスプレイ装置を連結 固定させ、従来技術が有していた課題のひとつである収録領域について大幅な縮 小化を図っている。また同時に従来技術における収録データの均一化に関する課 題のひとつであったカメラ位置やマイクロフォン位置の変動についても、本考案 によればカメラ位置やマイクロフォン位置が常に固定的であることから自動的に 解消される。
【0006】 またディスプレイ装置上に取りつけられた3個のカメラレンズのうち1個は碁 将棋盤の盤面を見下ろすような形で盤面上の映像を取り込むが、盤面画像の手前 側と奥側では視覚上の遠近差を生ずるため、パソコンに内蔵したソフトウェアに よって盤面画像全体の斜度補正を行い、あたかも盤面真上より撮影したかのごと く編集加工することも可能である。残り2個のカメラレンズは両対局者の表情を 碁将棋盤側面位置よりそれぞれ斜め方向から見る形で映像を取り込む。以上のよ うにカメラレンズは撮影する場所に応じて分散配置されているが、それぞれの被 写体の照度が異なるため、パソコンに内蔵したソフトウェアによって照度調整を 行なう。これにより従来技術における収録データの均一化に関する課題のひとつ であった画像の均一化についてもおおむね図ることができる。
【0007】 またマイクロフォンは必要に応じて1個ないし2個を取りつけるが、モノラル による収録の場合は1個を、ステレオによる収録の場合は2個を取りつけ、対局 中の会話や着手音などを音声データとして取り込む。
【0008】 一方、ディスプレイ画面とスピーカーは前述の取り込んだ収録データを再現す る目的と、操作上必要とされる設問や指示に対する、対局者からの応答を画面や 音声を通じて促すことを目的としている。
【0009】 このようにこれらの機器類を適宜作動させて収録機能を存分に発揮せしめるた めには、パソコンに内蔵するソフトウェアに負うところが大であるが、ソフトウ ェア自体への動作設定指示はタッチパネル機能を有するディスプレイ画面を通じ て行ない、収録作業の円滑化と容易化を実現している。そして本考案におけるこ れら一連の操作はすべて対局者自身の操作に委ねるところであり、従来技術が有 していた収録のための専従要員を別途必要とする課題を解消している。
【0010】 なお、長時間に渡る収録の場合、市販のデジタルビデオカメラはマイクロカセ ットテープに記録するなどの方法が一般的であるが、本考案ではパソコンに搭載 された大容量のハードディスクやデジタルビデオディスクに記録する方法をとっ ている。また、本考案がアナログビデオによらずデジタルビデオとしている理由 は、記録情報の圧縮化や収録後の編集作業の容易化を考慮してのものである。
【0011】 本考案に使用するパソコン本体は碁将棋盤内部に内臓されていてもよいし、碁 将棋盤の外部に据え置かれていてもよい。
【0012】 また本考案におけるソフトウェアへの動作設定指示はタッチパネル機能を備え たディスプレイ装置を通じてもよいし、赤外線を応用したリモートコントローラ を通じてもよく、あるいは標準キーボードによってもよい。
【0013】 また碁将棋盤の側面部へ連結固定されるディスプレイ装置は、盤に直接連結固 定されていてもよいし、碁将棋盤とディスプレイ装置の双方が固定架筐体等によ って間接的に連結固定されていてもよい。
【0014】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は例示の一形態を概観するものであるが、図中碁将棋盤1の手前側と奥側に 対局者が座し、手前側対局者の左側面部にディスプレイ装置2が配置された状態 を図示している。
【0015】 ディスプレイ装置2上にはデイスプレイ画面3とカメラレンズ4〜6、マイク ロフォン7、スピーカー8が取りつけられており、これらは支柱9によって碁将 棋盤1に直接連結されている。また本例示におけるパソコン本体は碁将棋盤1の 内部、すなわち盤面10の垂直下に水平に置かれた状態で内臓されている。
【0016】 本考案ではカメラレンズ4によって盤面上の画像取り込みを行い、カメラレン ズ5によって手前側に座する対局者の画像を、またカメラレンズ6によって奥側 に座する対局者の画像を取り込む。またマイクロフォン7によって対局中の会話 や着手音等の音声データを取り込む。
【0017】 ディスプレイ画面3とスピーカー8による音声を用いて、収録されたデータの 再現を行なうと共に、ソフトウェアから対局者に向けて行なわれる指示や設問へ の応答を対局者に促すことにより一連の収録作業を円滑化している。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0019】 本考案によれば、学校の部活動や各種福祉センターなどの碁将棋対局、あるい は巷の碁将棋クラブへ応用することによって対局者の上達や娯楽の効果が大いに 高まることを期待できる。
【0020】 また本考案によれば、インターネットやローカルエリアネットワークとの接続 によって遠地との必要な情報の交換やデータの編集加工が可能となり、利用者に とってより娯楽の効果が高まることを期待できる。
【0021】 またわが国における碁将棋大会は小中高生はもとより一般成人レベルでの全国 大会がつとに知られているところであるが、特に小学生、中学生レベルの大会に おいては父兄同伴での参加が一般的であり、対局時には対局者の背後に父兄が寄 り添って無言の声援を送ったり、あるいは我が子の棋譜を採録する姿も数多く見 受けられるところであるが、このような雑然とした中で対局が進められているこ とは対局者自身にとって決して好ましいことではなく、これも本考案による碁将 棋盤をクライアントとするローカルエリアネットワークを構築することにより、 父兄控室等に設置するモニターを通じての声援やサーバ機に蓄えられた棋譜を別 途提供することによって、これらの環境改善に資することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】碁将棋対局における収録専用システムの概観を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1、碁将棋盤 2、ディスプレイ装置 3、ディスプレイ画面 4、カメラレンズ 5、カメラレンズ 6、カメラレンズ 7、マイクロフォン 8、スピーカー 9、支柱 10、盤面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラレンズ、マイクロフォン、スピー
    カーの各機器類を取りつけたディスプレイ装置を連結固
    定した碁将棋盤。
JP2002003595U 2002-05-13 2002-05-13 碁将棋対局の収録機能を備えた碁将棋盤 Expired - Fee Related JP3089918U (ja)

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