JP3089672U - 空気浄化剤収納容器 - Google Patents

空気浄化剤収納容器

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JP3089672U
JP3089672U JP2002003414U JP2002003414U JP3089672U JP 3089672 U JP3089672 U JP 3089672U JP 2002003414 U JP2002003414 U JP 2002003414U JP 2002003414 U JP2002003414 U JP 2002003414U JP 3089672 U JP3089672 U JP 3089672U
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憲篤 公文代
通治 武市
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株式会社平成
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高気密、高断熱構造の建築物において、建材、
家具から発生する有害物質又は暖房、厨房等から発生す
る燃焼ガス成分を除去するための空気浄化剤収納容器を
提供する。 【解決手段】底部にキャスターを備え、小円孔を有する
三角柱状で内部に空気浄化剤を収容し、各室の四隅又は
柱横等に設置可能で、必要に応じ浄化剤の交替が可能な
容器

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 「シックハウス症候群」を招来するとされる新 建材及び居住室内に発生する有害ガス又は過剰水分を除去して空気を浄化し、か つ結露現象をなくすることが高気密、高断熱構造の建築物における居住性を向上 させるためには必須とされているが、本考案は建材、家具から発生する有害物質 叉は暖房、厨房等から発生する燃焼ガス成分の除去、放射性を有する物質からの 防護又は有害な電磁波の遮断等のエコロジー建築に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特開2002−81764号公報、実用 新案登録第3084230号公報等に見られるように、自然対流方式による空気 浄化法によって室内の汚染物質を除去することを目的とするものが多く、活性炭 等によって有害成分を除去し、過剰の水分を吸着し、かつ家屋内全体の空気を循 環せしめ、空気を清浄化することとしているが、使用する活性炭量が少ないため 十分な効果は上げにくいと思われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】近年都会地区では幹線道路の周辺又は重工 業地帯においては排出される粉塵又は燃焼ガス等によって空気が著しく汚染され ており、健康上にも支障を来しつつあるといわれ、そのためわが国の高温多湿の 気候に適合するとされてきた古来の高床式、かつ通風良好な開放的構造の建築物 は居住には不適切となって、できるだけ外気を遮断するクローズドシステムすな わち高気密、高断熱構造の建築物が都会地区における住宅用地の不足から一戸あ たりの建築面積の狭隘化とならざるをえなくなって普及してきているが、このよ うなクローズドシステムにおいては、室内で発生する有害ガス又は結露の原因と なる過剰の水分を除去しなければ、快適な居住性を享受することができなくなっ てきているものの、抜本的な方法は提供されていない。
【0004】 高気密、高断熱構造の住宅においては、室内に新建材、接着材、塗装材等に含 まれているホルマリン、炭化水素系揮発物質が揮発し、また高湿度、かつ年中2 0〜25℃に維持されてている温度等に起因してダニ類が発生し、換気の不足個 所ではカビ、シロアリ、ムカデ等が発生しやすくなり、いわゆる「シックハウス 症候群」又は「環境ホルモン」現象が顕著となり、アトピー又は喘息患者が急増 してきているといわれている。
【0005】 山村の過疎化に伴う都会地区への人口集中の傾向が高くなり、また世界全体と して見るとき、地球の人口は指数関数的に増加し、天然資源の濫費、化石燃料の 多用による炭酸ガスの大量発生、冷媒のフレオン系炭化水素に起因するオゾン層 の破壊等によって地球環境は劣化の一途を辿り、過剰の人口の生活を維持するた めの食糧及び居住設備の増産が不可欠となり、前述のように人口の都会地区への 集中により、建築物は高層化を余儀なくされ、かつ一戸あたりの居住面積は狭隘 となり、かつ近接する住居については騒音を遮断する必要も生じて、高気密、高 断熱構造のコンパクトな居住施設建設が必須となってきており、これらの居住施 設内において空気を長時間連続して居住に好適な条件に維持する技術の提供が緊 要な課題となってきている。
【0006】 前述のよう建築物の構造は一般の住居のみならず、公共的機能を有する保育所 、幼稚園等の幼児の集団生活する場所にも適用され、とくに年少者に対する空気 汚染の影響が深刻となってきており、その対策が要望されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの建造物では中空空間に送風機及び空 気濾過機を設置すればともかく単なる自然対流によって部屋の中の有害物質を除 去し、空気を浄化するするにはかなりの活性炭を配置せねばならないが、公共の 建造物において有効面積の確保の必要性から部屋の四隅叉は柱間の空隙を利用す るが望ましいが、取扱の便とも考え合わせると、高さ約1000mm程度の三角 柱形の浄化剤収納容器を用いるのが適切と思われる。
【0008】
【考案の実施の形態】各室の四隅叉は柱横の隙間に断面が直角二等辺三角形 をなし、底面を除く各面に円孔を複数個豆絞り状に穿孔した高さ800mm〜1 500mmの三角柱体を配置し、ボルト叉はフックによって壁叉は柱に固定し、 三角柱体の上部を開けて天然素材からなる袋に竹炭叉は木炭からなる活性炭を充 填し、活性炭は必要に応じて袋から取り出して再生賦活するか叉は取り替えるこ とによって長期間部屋の内部の汚染物質とくに新建材から発生する有機物質叉は 室内において発生した汚染物質を吸着除去し、室内の空気を清浄化する。
【0009】 自然対流方式では十分に汚染物質を吸着除去できない場合は、小型の送風機を 設置して、空気を強制対流させる。この場合、壁叉は天井に通気口を設けるのが 望ましい。
【0010】 三角柱体を屡移動する必要があるか、叉は修理点検の必要がある場合には予め 三角柱体の底部に複数個のキャスターを付しておくのがよく、所定の場所に固定 するためにはふつうボルト叉はフック止め法を用いる。
【0011】
【実施例】孟宗竹をチップ状として、約600℃〜800℃で焼成した活性 炭を細長い袋の中に詰めて、底面を除く各面に多数の空気孔11を有する高さ1 200mm、長辺が300mmの直角二等辺三角をなす三角柱体の容器本体1の 上部から挿入し、部屋の四隅叉は柱横に配置し、該三角柱体の上部に近い所でボ ルトによって壁叉は柱に固定する。
【0012】 活性炭は適当な期間ごとか、叉はTVOC検知器で随時測定し、TVOCの0 .1PPMより低くならないことが検知された場合は、活性炭の浄化能力が劣化 したものとして、容器から取り出し、流水にさらしたのち乾燥させて賦活するか 、叉は新しい竹炭と交換することによって、長期間連続的に部屋の空気を浄化す ることが可能となる。
【0013】
【考案の効果】屋内のすべての部屋の空気をそれぞれ自然対流によって循環 させ、各室ごとに空気を清浄化しうるという特徴を有する。
【0014】 必要に応じて送風機を1個所に置いて強制対流方式を採用する場合、とくにタ イマー等によって正方向、逆方向への切換操作をすることも可能で、運転操作及 び操作盤の機構を単純化しえて、メンテナンスを容易にしうるという特徴を有す る。
【0015】 活性炭は汚染の状況に応じて交換し、再生して使用することによって、長時間 連続してシステムを運転し続けることができるという特徴を有する。
【0016】 大型の活性炭処理装置によって家屋全体の空気を浄化する方法によることなく 、必要に応じて各部屋に送風機によって各室ごとに強制対流を行ない、三角柱体 に収納されている活性炭によっても順次空気を浄化して、健康的な環境を維持し うるという特徴を有し、既存の住宅叉は公共施設において、とくに大規模な改修 工事を施すことなく、部屋の空隙を活用して空気を浄化をなしうる。
【0017】 高気密、高断熱構造の住宅においても活性炭による湿分吸着作用によって過剰 の水分に起因する結露現象を生ずることなく、有害微生物又は有害小動物を発生 を抑止しうるという特徴を有し、健康的な環境を提供しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る容器の一例の斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体 11 空気孔 12 活性炭挿入口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高気密、高断熱構造の建築物において、部
    屋の四隅叉は柱横の空所に設置し、建材、家具類から発
    生する揮発性有害物質又は暖房、厨房等から発生する燃
    焼ガス成分、室内に居住する人々に起因するガス成分又
    は水分等を除去しうる小円孔を有する三角柱状をなすこ
    とを特徴とする空気浄化剤収納容器。
  2. 【請求項2】底部にキャスターを付することを特徴とす
    る請求項1の空気浄化剤収納容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102032092B1 (ko) * 2019-03-27 2019-10-14 송용도 유브이 촉매를 이용한 오존발생기 기반의 자연적 유체 흐름식 무동력 공기정화기

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