JP3089290U - 薄型テレビ・スピーカーの壁面吊り下げ装置 - Google Patents

薄型テレビ・スピーカーの壁面吊り下げ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカーや大型プロジェクターなども薄型
で軽量となり、持ち運び易くなってきたが、薄型電化製
品は、安定が悪く、また壁掛けや壁の埋め込み型とする
と多額な設備工事費を要し、然も壁の改造に多大な煩わ
しさが伴うものであった。 【解決手段】 部屋の壁面に取付したレールにステーを
複数本懸吊し、帯状の受け網で薄型テレビ・スピーカー
を吊り下げるようにした装置を提供するものである。 【効果】 大型のテレビ台のキャビネットが不用とな
り、リビングが広く有効利用でき、薄型テレビ並に写真
額・掛け時計などのインテリア商品のハンガーにも使用
でき、極めて使用頻度の高いものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、部屋の壁面に取付けしたレール又はステーへ薄型テレビ・スピーカ ーを安全確実に収容する受け網を、高さ調整自由に吊り下げでき、然も左右に傾 動自在にしてテレビの向きを左右に随意に変えることができるようにした薄型テ レビ・スピーカーの壁面吊り下げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今、テレビの薄型化に伴い、スピーカーや大型プロジェクターなども薄型で 軽量となり、持ち運び易くなって壁掛け形対応の様々な機種が出始めてきた。
【0003】 したがって、テレビが持ち運び易くなったため大型のテレビ台キャビネットが 不用となり、リビングが広く使用でき、テレビが占領していた時代より更に、部 屋が有効利用できるような快適な空間が望まれるようになってきた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し、液晶テレビやスピーカーや大型プロジェクターなどの薄型電化製品は、 安定性が悪く、壁掛けや壁面の埋め込み形とすると高価な設備費用の負担を要し 、且壁面改造による煩わしさを伴うものである。
【0005】 そこで、薄型テレビ・スピーカーを部屋の壁面に取付けたレールまたはステー へ安定性良く吊り下げでき、然も高さ調整自由且左右傾動自在にして、然も部屋 のインテリアの向上にも繋がる薄型テレビ・スピーカーの壁面吊り下げ装置の出 現が強く望まれる所以がある
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされてものであって、その要旨とすると ころは、部屋の壁面に取付したレールへステーを複数本懸吊し、該ステーに多数 穿設された孔の中の隨意の孔に2段L型形状を成すフックを挿嵌し、受け網の両 側部へ網目を通して螺子付螺管をそれぞれ挿着し、さらにその両螺管の両側部へ 2本吊り紐を架け渡してショルダーバック状に形成した受け網へ底部に設けた突 部を網目に挿込みして薄型テレビ・スピーカーを収容したのち、上記ステーのフ ックまたはレールへ高さ調整自由に直接引掛けして吊下げ、さらに壁面に接触す る左右両螺管中の双方の螺子の螺入螺戻による長さの差異により受け網中の薄型 テレビの位置の向きを左右傾動自由に隨意変えることができるようにした薄型テ レビ・スピーカーの壁面吊り下げ装置に関するものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の薄型テレビ・スピーカーの壁面吊り下げ装置の実施例を別紙図面を参 照しながら詳細に説明する。
【0008】 図1は、薄型テレビ・スピーカーを収容する受け網を壁面に取付したレールの ステーに挿嵌したフックへ吊下げした状態を示す使用状態図である。レール1は 、上部にステー6,7の逆U字部分が嵌合するために突出部2を有する。そして レールはビス孔27(図7)より数本のビス5にて部屋の壁面(図示せず)に取 付けされる。このとき該ビス5は、ステー6,7の横方向への摺動を妨げないよ うに、レール1の表面より内方にビス5の頭が埋め込まれて固定される。
【0009】 そこで、和風建築の部屋の壁面においては、レール1の取付けの際、ビス5を 壁面に打ち込むためその位置の壁面に補強材が埋設されているかの確認が必要で あり、その補強材の埋設位置によりレール1の取付けの方法が決定される。
【0010】 レール1は、一般に木材の色調を生かした木質材料のレールが使用されるが、 同等の強度を有し壁に取付けることに支障がなければ合成樹脂製のレール、金属 製のレール等材質にこだわらない。
【0011】 図2aに於いて、ステー6,7は、下方に等間隔に複数個の孔20が穿設され る。またステー6,7は、必要に応じて長短組合せ、変化を持たせて、レール1 に嵌合して懸吊することができる。
【0012】 図2bに示すように、ステー7はレール1の上部の突出部2に引掛けしてから ステー7を部屋の壁面23矢印方向へ押すことにより、レール1の下面3と係合 して引掛けされるからステーは妄りにレール1から外れることはない。且又レー ル1の段部に維持されることにより、ステー6,7はレール1上を横方向へ摺動 が自由となり、希望の位置に嵌合しておくことができる。また、ステーの7の最 下部は素手で触れることのできるように危険防止のため部屋の壁面へU字形に折 り曲げられ、部屋の壁面23への当接部の位置へゴム板4を取付けて緩衝の役目 を果たしている。
【0013】 図3に於いて、ステー6,7は、下方に等間隔の複数の孔20が穿設され、希 望の孔20に段違いで2段L形状に形成するフック9を取付けることができ、該 フック9をステー6,7に穿設した複数個の孔20を選択することにより後述す る薄型テレビの吊り下げ位置を随意に決定することができる。フック9は、L形 の背の部分24を先に孔20に挿入し、次いで、矢印方向即ち下方へフック9を 4分の1回転しながら挿入することによりステーへフックを挿嵌することができ る。また取外すときには、フック9を持上げ上方向へ回すことにより、孔20か らL形の背の部分24を容易に脱抜でき、隨意フック9の高さ位置を変更するこ とができるのである。
【0014】 薄型テレビや大型プロジェクターなどは、本考案の受け網12により安定した 状態でフック9から希望の高さに吊り下げできる。そこで受け網12の構成を以 下詳細に説明する。
【0015】 全体図の図1、図7に於いて、受け網12,13は、一般に繊維、合成繊維の 紐で編まれた帯状の網からなり、受け網12,13の両側部には内面に螺子15 が螺入された螺管14が網目を通して挿込まれ固定されている。またその螺管1 4・14の前後両端部より2本の吊り下げ紐17にてぞれぞれ架け渡しあって、 ショルダーバック状に受け網12,13が構成されて上記ステー6,7のフック に掛止されて吊り下げられているのである。
【0016】 この受け網12,13をU状にすることにより各種薄型テレビ18のサイズに 対応することができ、テレビ画面の外形の側厚に対しても安定して収容できるも のである。また、螺管14を帯状の受け網12の挿込み位置を変えることによっ て薄型テレビの大きさに順応して収容できる。
【0017】 図4a、図4b、図5a、図5bに於いて、受け網12に挿着した螺管14に 螺子込みした螺子15の緩衝材からなる頭部16が壁面(図示せず)に接触して 受け網12中の薄型テレビがステー6,7のフック9に吊り下げられるのである が、このとき2本の吊り下げ紐17,17はフック9の溝部26に掛止されて妄 りに外れることはない。(図1、図7)。
【0018】 図4a、図4b、図5a、図5bに於いて、吊り下げ紐17を掛止することは 薄型テレビ18の安定が増し、吊り下げ紐17の長さを変更することにより高低 位置の対応が可能となる。受け網12に挿着した螺管14に螺込みした螺子16 の頭部16が壁面(図示せず)に接触して受け網に収容されている薄型テレビ・ スピーカーが保持される。このように、壁面と両螺子15の頭部16とフック9 の溝部26との3点で支持され、薄型テレビ18を安定良く吊り下げでき、左右 調整する螺子15の長さαを長さαより長い長さα1に変更することにより、薄 型テレビ18の画面の向きを左右調整することができる。
【0019】 勿論、薄型テレビの操作は、リモコン方式を建前とする。
【0020】 図6a,bに於いて、薄型テレビ18が受け網12に収容される際、より安定 感を持たせるため薄型テレビ18の本体8の底部10に突起11を設け、該突起 11が受け網12の網目に挿込まれて確実に保持されているように構成されてい る。
【0021】 尚以上の実施例では、図1のようにレール1は上部にステー6,7の逆U字部 が嵌合するために突部2を設けたが、図7に示すようにレール1aをU字形に構 成して、このレール1aの溝部2aへステー6,7を嵌合して懸吊しても良い。
【0022】 図9に於いて、天井21、床22と壁面23を有する部屋内のコーナー部にレ ール1を取付けし、ステー7より受け網12を利用して薄型テレビ18を収容し た使用状態を示すものであるが、バランス良く薄型テレビ・スピーカーを吊り下 げするには図9のように壁面23に2ケ所レールを取付けして2ケ所吊りして安 定性を良くした。
【0023】 同様に大型プロジェクターも同じの方式で位置決定をすることができるが、更 に受け網に安定感を持たせるため幅広の網で収容することや吊り下げステーを2 本使用して広い面積で吊り下げすることも可能である。(図示なし)
【0024】 以上の説明では、薄型テレビを収容する受け網をレールへ懸吊したステーに挿 嵌したフックへ吊り下げする場合を述べたが、図10に示すように、薄型テレビ を収容する受け網をレールへ直接吊り下げしても勿論差支えない。
【0025】
【考案の効果】
本考案の壁面吊り下げ装置は、天然又は合成繊維の紐で編まれた帯状の受け網 にて薄型テレビやスピーカーなどを収容してショルダーバック状にして壁面のレ ール又はステーのフックに高さ調整自由に吊り下げれる実用上有益な効果がある 。
【0026】 薄型テレビ・スピーカーの底部に設けた突部が網目の中に挿込まれて薄型テレ ビが受け網に収容されているから、非常に安全確実である。
【0027】 螺管中の螺子の螺入螺戻による長さの差異により受け網中の薄型テレビの位置 の向きを左右傾動可能にして隨意変えることができる利便性がある。
【0028】 本考案の壁面吊り下げ装置を設置することにより、大型のテレビ台のキャビネ ットが不用となり、リビングが広く有効利用でき、快適な空間ができる。
【0029】 また、本考案は薄型の電化製品を安定性良く吊り下げすることができ、従来の 壁掛け固定方式や埋め込み方式などに比較して頗る工事費用が低廉にて提供でき る。
【0030】 本考案は薄型テレビ・スピーカーに限らず、写真や掛け時計などのインテリア 商品のハンガーにも使用でき、極めて使用頻度の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の薄型テレビ・スピーカーを受け網にて
壁面へ吊り下げした状態を示す参考説明図である。
【図2】a レールへステーを懸吊した状態を示す正面
図である。b 図2aのY−Y線拡大縦断面図である。
【図3】2段L型フックをステーへ挿嵌する状態を示す
参考拡大縦断説明図である。
【図4】a 本考案の受け網端部に挿着した螺子付螺管
を示す参考説明図である。b 本考案の受け網端部に挿
着した螺管より螺子を出した状態を示す参考説明図であ
る。
【図5】a 本考案の壁面吊り下げ装置の受け網端部の
螺子の長さを左右に差異させた状態を示す参考説明図で
ある。b 本考案の壁面吊り下げ装置の受け網端部の調
整螺子の長さを左右変差異させ図5aと逆に向きを傾け
た状態を示す参考説明図である。
【図6】a 薄型テレビを受け網へ収容した下部の参考
説明図である。b 図6aのZ−Z線縦断面図である。
【図7】本考案の別の実施例の壁面吊り下げ装置の使用
状態を示す外観斜視図である。
【図8】a レールへステーを懸吊した正面図である。
b 図8aM−M線参考縦断面図である。
【図9】部屋のコーナーの壁面へ吊下げした状態を示す
参考説明図である。
【図10】薄型テレビを収容した受け網をレールへ直接
吊り下げた状態を示す使用参考説明図である。
【符号の説明】
1 レール 1a レール 1b レール 2 突出部 2a 溝部 3 下面 4 ゴム板 5 ビス 6 ステー 7 ステー 8 本体 9 フック 10 底部 11 突起 12 受け網 13 受け網 14 螺管 15 螺子 16 頭部 17 吊り下げ紐 18 薄型テレビ 19 スピーカー 20 孔 21 天井 22 床 23 壁面 24 L形の背の部分 25 壁面当り部 26 溝部 27 ビス孔 α 長さ α1 αより長い長さ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の壁面に取付したレールへステーを
    複数本懸吊し、該ステーに多数穿設された孔の中の隨意
    の孔に2段L型形状を成すフックを挿嵌し、受け網の両
    側部へ網目を通して螺子付螺管をそれぞれ挿着し、さら
    にその両螺管の両側部へ2本吊り紐を架け渡してショル
    ダーバック状に形成した受け網へ,底部に設けた突部を
    網目に挿込みして薄型テレビ・スピーカーを収容したの
    ち、上記ステーのフックまたはレールへ高さ調整自由に
    直接引掛けして吊下げ、さらに壁面に接触する左右両螺
    管中の双方の螺子の螺入螺戻による長さの差異により受
    け網中の薄型テレビの位置の向きを左右傾動自由に隨意
    変えることができるようにした薄型テレビ・スピーカー
    の壁面吊下げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013183698A1 (ja) * 2012-06-07 2013-12-12 シャープ株式会社 薄型機器の壁面設置機構

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