JP3089160U

JP3089160U - 布製織物保護パット

Info

Publication number: JP3089160U
Application number: JP2002002815U
Authority: JP
Inventors: 一文伊藤
Original assignee: 有限会社アイプラン
Priority date: 2002-04-08
Filing date: 2002-04-08
Publication date: 2002-10-11
Anticipated expiration: 2008-04-08

Abstract

(57)【要約】【課題】本案は、メディア（シート等）を基盤に貼り付
ける工程において、メディア（シート等）表面に入る傷
を防ぐための手動工具（ヘラ等）（１）に接着させる保
護パットを提供するものである。【解決手段】使用する布製織物（１）は耐久性に優れ、
磨耗しても繊維が表面に残らない極細繊維の素材を用
い、裏面には弾力性スポンジ両面接着テープ（２）を接
着させた布製織物保護パット（４）を手動工具（３）取
り付ける事により、メディア（シート等）を基盤に貼り
付ける工程において、手動工具（ヘラ等）（３）にかか
る力を布製織物保護パット（４）が吸収して、メディア
（シート等）表面に傷が入らないように考案された保護
パットである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

メディア（シート等）を基盤に貼り付ける工程において使用する手動工具（ヘラ等）（３）に接着させる保護パットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、メディア（シート等）を基盤に貼り付ける工程において、手動工具（ヘラ等）（３）を直接メディア（シート等）の表面に当てて貼り付けることや、フェルト生地や皮製品等で作られた保護パットを接着させた手動工具（ヘラ等）（３）を用いてメディア（シート等）を基盤に貼り付けしていたが、磨耗すると手動工具（ヘラ等）自体に傷が入る事や、フェルト生地や皮製品等の表面に繊維が出てしまい、貼り付けるメディア（シート等）表面に傷が入る事があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本案は、メディア（シート等）を基盤に貼り付ける工程において、メディア（シート等）表面に入る傷を防ぐための手動工具（ヘラ等）（３）に接着させる保護パットを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、使用する布製織物（１）は耐久性に優れ、磨耗しても繊維が表面に残らない極細繊維の素材であり、裏面には弾力性スポンジ両面接着テープ（２）の片面の剥離紙を剥した状態のものを接着させ、それを手動工具（ヘラ当）（３）の大きさに合わせ裁断し、手動工具（ヘラ等）（３）を使ってメディア（シート等）を基盤に貼り付ける工程において手動工具（ヘラ等）（３）にこの布製織物保護パット（４）を接着させることにより、手動工具（ヘラ等）（３）にかかる力を布製織物保護パット（４）が吸収してメディア（シート等）表面に傷が入らないように考案された保護パットである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図１において、耐久性に優れ磨耗しても繊維が表面に残らない素材の布製織物（１）（例えばシンコールマテリアル（株）製のラパス、ロフェラ等）の裏面に片面の剥離紙を剥した状態の弾力性スポンジ両面接着テープ（２）（例えば日東電工（株）、（株）セキスイサインシステム製等のミラーマット）を接着させた布製織物保護パットである。図２において、布製織物保護パット（４）は使用する手動工具（ヘラ等）（１）の大きさに合わせ裁断し、裏面の剥離紙を剥して手動工具（ヘラ等）（３）に接着させたものである。図３は布製織物保護パット（４）の断面図を示したものであり、剥離紙（７）を剥し、接着剤層（５）を手動工具（ヘラ等）（３）に接着させることにより布製織物（１）と弾力性スポンジ（６）が、手動工具（ヘラ等）（３）にかかる力を吸収し、貼り付けるメディア（シート等）の表面に傷が入る事なく施工できる布製織物保護パットである。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果が奏ずる。（イ）メディア（シート等）を基盤に貼り付ける工程において、布製織物（１）の裏面に弾力性スポンジ両面接着テープ（２）を接着させた布製織物保護パット（４）を手動工具（ヘラ等）（３）に取り付ける事により、その手動工具（ヘラ等）（３）に力が加わっても、貼り付けるメディア（シート等）の表面に傷は入る事なく施工できる効果がある。（ハ）最近では、メディア（シート等）に直接、インクジェットプリンター等にて印刷する技術が開発され、そのメディア（シート等）を基盤に貼り付けるが、布製織物保護パット（４）を取り付けた手動工具（ヘラ等）（１）を使うことにより、印刷を施したメディア（シート等）表面を傷つけることなく施工できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の布製織物保護パットの斜視図である。

【図２】本考案の布製織物保護パットを手動工具（ヘラ
等）に取り付けた斜視図である。

【図３】本考案の布製織物保護パットおよび布製織物保
護パットを手動工具（ヘラ等）に貼り付けた断面図であ
る。

【符号の説明】

（１）は布製織物（２）は弾力性スポンジ両面接着テープ（３）は手動工具（ヘラ等）（４）は布製織物保護パット（５）は接着剤層（６）は弾力性スポンジ（７）は剥離紙

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】表面が耐久性に優れ、磨耗しても繊維が表
面に残らない極細繊維の素材でつくられた布製織物
（１）の裏面に、片面の剥離紙を剥した状態の弾力性ス
ポンジ両面接着テープ（２）を接着させ、それを使用す
る大きさに合わせ裁断し、もう片面の剥離紙を剥して手
動工具（ヘラ等）（３）に接着させる布製織物保護パッ
ト（４）である。