JP3088862B2 - 食品の高圧処理方法 - Google Patents
食品の高圧処理方法Info
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パック済み食品、とり
わけ紙を素材として用いた多面体形状の処理容器に充填
密封された液状食品を、効率的かつ処理容器の損傷を招
くことなく安定に高圧処理する方法に関する。
わけ紙を素材として用いた多面体形状の処理容器に充填
密封された液状食品を、効率的かつ処理容器の損傷を招
くことなく安定に高圧処理する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】食品の殺菌・減菌処理等として従来では
専ら加熱によるものがほとんどであった。例えば、フル
ーツジャムを例にとると、果実、砂糖、ペクチンなどを
加熱しながら混合し、常圧下又は減圧下で加熱濃縮後、
瓶又は缶に充填、密封し、さらに、温湯による殺菌およ
び冷却工程を経て製品化されていた。しかし、この加熱
法は内容物の熱変性、熱分解が起こるため食品の自然風
味、色調を損なうおそれがあった。そこで、最近では、
加熱に代替して圧力、すなわち高圧処理による技術が注
目され、すでに果汁の殺菌保存、ジャムの製造などで実
用化が進んでいる。
専ら加熱によるものがほとんどであった。例えば、フル
ーツジャムを例にとると、果実、砂糖、ペクチンなどを
加熱しながら混合し、常圧下又は減圧下で加熱濃縮後、
瓶又は缶に充填、密封し、さらに、温湯による殺菌およ
び冷却工程を経て製品化されていた。しかし、この加熱
法は内容物の熱変性、熱分解が起こるため食品の自然風
味、色調を損なうおそれがあった。そこで、最近では、
加熱に代替して圧力、すなわち高圧処理による技術が注
目され、すでに果汁の殺菌保存、ジャムの製造などで実
用化が進んでいる。
【０００３】この高圧処理を行なう方法として最も一般
的に用いられる手法は、可撓性の袋（一例としてポリエ
チレン製の袋）に、目的とする食品を充填、ヒートシー
ルで密封し、しかるのち圧媒中に浸漬して加圧処理する
ものである。
的に用いられる手法は、可撓性の袋（一例としてポリエ
チレン製の袋）に、目的とする食品を充填、ヒートシー
ルで密封し、しかるのち圧媒中に浸漬して加圧処理する
ものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の処理法は、大型
の圧力容器を用いて形状の異なる処理品を一括多数処理
するのに適しているが、処理品そのものが濡れるため紙
製容器についてはそのままの形で適用することができな
い。例えば、テトラ・パック(TETRA・PAK)として知られ
ている容器は、外表面に紙の部分 (切断部) が露出して
いるので、これを圧媒中に浸漬して加圧処理すると、切
断部を通じて圧媒が侵入することから、上述の処理法に
よる高圧処理には使用できない。
の圧力容器を用いて形状の異なる処理品を一括多数処理
するのに適しているが、処理品そのものが濡れるため紙
製容器についてはそのままの形で適用することができな
い。例えば、テトラ・パック(TETRA・PAK)として知られ
ている容器は、外表面に紙の部分 (切断部) が露出して
いるので、これを圧媒中に浸漬して加圧処理すると、切
断部を通じて圧媒が侵入することから、上述の処理法に
よる高圧処理には使用できない。
【０００５】そこで、本発明は、流通で多く用いられて
いる多面体形状でかつ素材として紙を用いた容器 (処理
容器) に充填密封された液状食品を、効率的にかつ処理
容器の損傷を招くことなく高圧処理しうる方法を提供す
ることを目的とする。
いる多面体形状でかつ素材として紙を用いた容器 (処理
容器) に充填密封された液状食品を、効率的にかつ処理
容器の損傷を招くことなく高圧処理しうる方法を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状の高圧容
器1 と該容器1 の開口部を閉塞する蓋2 とで高圧室3が
形成され、該高圧室3 の内部に側圧を付与しうるように
筒状の可撓性隔壁8 もしくは8,9 が設けられている高圧
処理装置10を用いて食品素材11を高圧処理する方法であ
って、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を
講じている。
器1 と該容器1 の開口部を閉塞する蓋2 とで高圧室3が
形成され、該高圧室3 の内部に側圧を付与しうるように
筒状の可撓性隔壁8 もしくは8,9 が設けられている高圧
処理装置10を用いて食品素材11を高圧処理する方法であ
って、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を
講じている。
【０００７】すなわち、請求項１に係る本発明は、多面
体形状の処理容器12に食品素材11を隙間なく充填密封す
るとともに、該処理容器12の一もしくは複数個の集合体
12Aの外郭形状を内部空間形状15A としてもち、かつ、
前記可撓性隔壁8 もしくは9の内側に嵌合する外形状15B
を有する可撓性ホルダ15に前記処理容器12の一もしく
は集合体12A を隙間なく収納し、その後、該可撓性ホル
ダ15を前記可撓性隔壁8 もしくは9 の内側に置いて側圧
加圧処理することを特徴とするものである。
体形状の処理容器12に食品素材11を隙間なく充填密封す
るとともに、該処理容器12の一もしくは複数個の集合体
12Aの外郭形状を内部空間形状15A としてもち、かつ、
前記可撓性隔壁8 もしくは9の内側に嵌合する外形状15B
を有する可撓性ホルダ15に前記処理容器12の一もしく
は集合体12A を隙間なく収納し、その後、該可撓性ホル
ダ15を前記可撓性隔壁8 もしくは9 の内側に置いて側圧
加圧処理することを特徴とするものである。
【０００８】また、請求項２に係る本発明は、食品素材
11が液状であり、これを隙間なく充填密封する多面体形
状の処理容器12が少なくともプラスチックフイルム13を
内張りした紙14を素材として用い、かつ、内表面には紙
部分が一切露出しない構造としたものとして側圧加圧処
理することを特徴とするものである。更に、請求項３に
係る本発明では、液状の食品素材11を、少なくともプラ
スチックフィルム13を内貼りした紙14を素材として用い
かつ内表面には紙部分が一切露出しない構造とした多面
体形状の処理容器12中に隙間なく充填密封するととも
に、該処理容器12の複数個の集合体12A の外郭形状を内
部空間形状15A として有する可撓性ホルダ15に該集合体
12A を隙間なく収納し、その後前記可撓性ホルダ15を液
密に構成して圧媒液中に浸漬し加圧処理することを特徴
とする。
11が液状であり、これを隙間なく充填密封する多面体形
状の処理容器12が少なくともプラスチックフイルム13を
内張りした紙14を素材として用い、かつ、内表面には紙
部分が一切露出しない構造としたものとして側圧加圧処
理することを特徴とするものである。更に、請求項３に
係る本発明では、液状の食品素材11を、少なくともプラ
スチックフィルム13を内貼りした紙14を素材として用い
かつ内表面には紙部分が一切露出しない構造とした多面
体形状の処理容器12中に隙間なく充填密封するととも
に、該処理容器12の複数個の集合体12A の外郭形状を内
部空間形状15A として有する可撓性ホルダ15に該集合体
12A を隙間なく収納し、その後前記可撓性ホルダ15を液
密に構成して圧媒液中に浸漬し加圧処理することを特徴
とする。
【０００９】
【実施例と作用】以下、本発明の実施例と作用を図を参
照して説明すると、図１において、1 は筒状の高圧容器
であり、その開口部は蓋2 で閉塞されて高圧室3 が形成
されている。蓋2 は、高圧容器1 の上開口部を閉塞する
挿脱自在な上蓋4 と、下開口部を閉塞する下外蓋5 およ
び下内蓋6 よりなり、蓋2 に作用する軸力は図外の旋回
形、台車形のプレスフレームによって支承されている。
照して説明すると、図１において、1 は筒状の高圧容器
であり、その開口部は蓋2 で閉塞されて高圧室3 が形成
されている。蓋2 は、高圧容器1 の上開口部を閉塞する
挿脱自在な上蓋4 と、下開口部を閉塞する下外蓋5 およ
び下内蓋6 よりなり、蓋2 に作用する軸力は図外の旋回
形、台車形のプレスフレームによって支承されている。
【００１０】高圧室3 の内部には、通路7 からの圧媒の
送給によって側圧を付与しうるように円筒状の可撓性隔
壁8,9 が内外２重で設けられ、以上の構成によっていわ
ゆるドライＣＩＰ（乾式冷間等方圧加圧）が可能な高圧
処理装置10が形成される。前記高圧処理装置10を用いて
加圧処理の対象となる液状食品11は、多面体形状の処理
容器12に隙間なく充填密封されている。
送給によって側圧を付与しうるように円筒状の可撓性隔
壁8,9 が内外２重で設けられ、以上の構成によっていわ
ゆるドライＣＩＰ（乾式冷間等方圧加圧）が可能な高圧
処理装置10が形成される。前記高圧処理装置10を用いて
加圧処理の対象となる液状食品11は、多面体形状の処理
容器12に隙間なく充填密封されている。
【００１１】処理容器12は、図２および図３にその形
状、断面を示す如く、少なくともプラスチックフイルム
13を内張りした紙14を素材とする角形で、この容器12内
に食品11が空気層を残すことなく充填密封されており、
この際、容器内表面には紙の部分が露出しないように切
断部14A がいずれも外部に出るように重合して折返さ
れ、重合部14B の密着はプラスチックフイルム13のヒー
トシールによってなされている。
状、断面を示す如く、少なくともプラスチックフイルム
13を内張りした紙14を素材とする角形で、この容器12内
に食品11が空気層を残すことなく充填密封されており、
この際、容器内表面には紙の部分が露出しないように切
断部14A がいずれも外部に出るように重合して折返さ
れ、重合部14B の密着はプラスチックフイルム13のヒー
トシールによってなされている。
【００１２】また、図４に示す如くプラスチックイフル
ム13を内外面に内張りした紙14を用い、内表面に露出し
た切断部14A をさらに別のプラスチックフイルム13A で
覆ってヒートシールした処理容器12を用いてもよい。15
は可撓性ホルダであり、図６で示す如く筒状の胴部16と
この上下開口部に挿脱自在に嵌合されている蓋17,18 で
あり、該ホルダ15は、前記処理容器12のひとつもしくは
図５に示す如く複数個の集合体12A の外郭形状を内部空
間形状15A としてもち、かつ、前記可撓性隔壁9 の内側
に嵌合する外形状15B を有しており、内部空間形状15A
には、ひとつの処理容器12もしくは集合体12A が隙間な
く収納され、該ホルダ15を隔壁9 の内側に置いて目的と
する側圧加圧処理するのである。
ム13を内外面に内張りした紙14を用い、内表面に露出し
た切断部14A をさらに別のプラスチックフイルム13A で
覆ってヒートシールした処理容器12を用いてもよい。15
は可撓性ホルダであり、図６で示す如く筒状の胴部16と
この上下開口部に挿脱自在に嵌合されている蓋17,18 で
あり、該ホルダ15は、前記処理容器12のひとつもしくは
図５に示す如く複数個の集合体12A の外郭形状を内部空
間形状15A としてもち、かつ、前記可撓性隔壁9 の内側
に嵌合する外形状15B を有しており、内部空間形状15A
には、ひとつの処理容器12もしくは集合体12A が隙間な
く収納され、該ホルダ15を隔壁9 の内側に置いて目的と
する側圧加圧処理するのである。
【００１３】この場合、可撓性ホルダ15は少なくとも胴
部16を高圧室3 内の可撓性隔壁9 の内側に予め配置して
おいて、これに、処理容器12もしくはその集合体12A を
収納してもよく、または、高圧室3 外で容器12等を収納
後に高圧室3 に持ち込んでもよい。また、可撓性ホルダ
15はその胴部16を軸方向に関して複数個に分割したもの
であってもよい。さらに、可撓性隔壁を8 のみとして9
を省略することも可能である。
部16を高圧室3 内の可撓性隔壁9 の内側に予め配置して
おいて、これに、処理容器12もしくはその集合体12A を
収納してもよく、または、高圧室3 外で容器12等を収納
後に高圧室3 に持ち込んでもよい。また、可撓性ホルダ
15はその胴部16を軸方向に関して複数個に分割したもの
であってもよい。さらに、可撓性隔壁を8 のみとして9
を省略することも可能である。
【００１４】次に、本発明の実施例と比較例を示す。 (実施例)図２および図３で示した処理容器12に、容量20
0ml の果汁を隙間なく充填密封し、該処理容器12を５段
積とした集合体12A を、ポリウレタン製の２分割型の可
撓性ホルダ15に収納し、所謂ドライＣＩＰで側圧加圧処
理を行った。
0ml の果汁を隙間なく充填密封し、該処理容器12を５段
積とした集合体12A を、ポリウレタン製の２分割型の可
撓性ホルダ15に収納し、所謂ドライＣＩＰで側圧加圧処
理を行った。
【００１５】但し、常温、400Mpa、30min にてのＣＩＰ
処理である。その結果、処理容器12には湿潤、損傷は一
切なく、本発明は、多面体形状の処理容器に密封充填さ
れた液状食品の加圧処理に有効であることが立証され
た。 (比較例)容量200ml の果汁を充填した角形形状容器 (商
標 TETRA・PAK)を、いわゆる湿式法にて常温、400Mpa、
30min にてＣＩＰ処理した。
処理である。その結果、処理容器12には湿潤、損傷は一
切なく、本発明は、多面体形状の処理容器に密封充填さ
れた液状食品の加圧処理に有効であることが立証され
た。 (比較例)容量200ml の果汁を充填した角形形状容器 (商
標 TETRA・PAK)を、いわゆる湿式法にて常温、400Mpa、
30min にてＣＩＰ処理した。
【００１６】その結果、容器の外部の紙切断部において
僅かであるも湿潤が認められ、商品として問題があるこ
とが判明した。なお、本発明に用いる容器形状として
は、立方体形状のみではなく、隙間なく積み重ねうるそ
の他の形状、例えば、４面体形状であってもよいことは
言うまでもない。
僅かであるも湿潤が認められ、商品として問題があるこ
とが判明した。なお、本発明に用いる容器形状として
は、立方体形状のみではなく、隙間なく積み重ねうるそ
の他の形状、例えば、４面体形状であってもよいことは
言うまでもない。
【００１７】また、本発明では可撓性のホルダ15を、ポ
リエチレン製の袋中に密封封入するか、ないしは接着テ
ープで液密に目張り封入して、圧媒中に浸漬し、いわゆ
る湿式の冷間等方圧加圧処理を行うことは差し支えな
く、この際食品素材11が液状である場合には、処理容器
12に要求される構造は既述の通りであって、同構造をと
ることによってはじめて湿式処理の場合でも安定な処理
が可能となることはいうまでもない。
リエチレン製の袋中に密封封入するか、ないしは接着テ
ープで液密に目張り封入して、圧媒中に浸漬し、いわゆ
る湿式の冷間等方圧加圧処理を行うことは差し支えな
く、この際食品素材11が液状である場合には、処理容器
12に要求される構造は既述の通りであって、同構造をと
ることによってはじめて湿式処理の場合でも安定な処理
が可能となることはいうまでもない。
【００１８】
【発明の効果】本発明は以上詳述した通りであり、現今
流通で最も多く用いられている多面体形状で、かつ、紙
を素材として使用する処理容器に密封充填された食品の
加圧処理を、効率的かつ安定に実施することができ、し
かも、すでに実用化されている容器の製造並びに同容器
への充填密封技術をそのまま流用できるので、高圧処理
技術の適用性が著しく増大することになって産業の発達
に及ぼす影響、価値は計り知れず大きい。
流通で最も多く用いられている多面体形状で、かつ、紙
を素材として使用する処理容器に密封充填された食品の
加圧処理を、効率的かつ安定に実施することができ、し
かも、すでに実用化されている容器の製造並びに同容器
への充填密封技術をそのまま流用できるので、高圧処理
技術の適用性が著しく増大することになって産業の発達
に及ぼす影響、価値は計り知れず大きい。
【図１】本発明に使用する高圧処理装置の断面図であ
る。
る。
【図２】本発明に使用する処理容器の斜視図である。
【図３】本発明に使用する処理容器の第１実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図４】本発明に使用する処理容器の第２実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図５】集合体の斜視図である。
【図６】可撓性ホルダの斜視図である。
１ 高圧容器 ２ 蓋 ３ 高圧室 ８ 可撓性隔壁 ９ 可撓性隔壁 10 高圧処理装置 11 食品素材 12 処理容器 15 可撓性ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 直井 利勝 兵庫県神戸市中央区脇浜町１丁目３番18 号 株式会社神戸製鋼所 神戸本社内 (56)参考文献 特開 平３−219855（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−112472（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A23L 3/015 A23L 1/01
Claims (3)
- 【請求項１】 筒状の高圧容器(1) と該容器(1) の開口
部を閉塞する蓋(2)とで高圧室(3) が形成され、該高圧
室(3) の内部に側圧を付与しうるように筒状の可撓性隔
壁(8) もしくは(8)(9)が設けられている高圧処理装置(1
0)を用いて食品素材(11)を高圧処理する方法であって、
多面体形状の処理容器(12)に食品素材(11)を隙間なく充
填密封するとともに、該処理容器(12)の一もしくは複数
個の集合体(12A) の外郭形状を内部空間形状(15A) とし
てもち、かつ、前記可撓性隔壁(8) もしくは(9) の内側
に嵌合する外形状(15B) を有する可撓性ホルダ(15)に前
記処理容器(12)の一もしくは集合体(12A) を隙間なく収
納し、その後、該可撓性ホルダ(15)を前記可撓性隔壁
(8) もしくは(9) の内側に置いて側圧加圧処理すること
を特徴とする食品の高圧処理方法。 - 【請求項２】 食品素材(11)が液状であり、これを隙間
なく充填密封する多面体形状の処理容器(12)が少なくと
もプラスチックフイルム(13)を内張りした紙(14)を素材
として用い、かつ、内表面には紙部分が一切露出しない
構造としたものとして側圧加圧処理することを特徴とす
る請求項１記載の食品の高圧処理方法。 - 【請求項３】 液状の食品素材(11)を、少なくともプラ
スチックフィルム(13)を内貼りした紙(14)を素材として
用いかつ内表面には紙部分が一切露出しない構造とした
多面体形状の処理容器(12)中に隙間なく充填密封すると
ともに、該処理容器(12)の複数個の集合体(12A) の外郭
形状を内部空間形状(15A) として有する可撓性ホルダ(1
5)に該集合体(12A) を隙間なく収納し、その後前記可撓
性ホルダ(15)を液密に構成して圧媒液中に浸漬し加圧処
理することを特徴とする食品の高圧処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04300044A JP3088862B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-11-10 | 食品の高圧処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-236048 | 1992-09-03 | ||
| JP23604892 | 1992-09-03 | ||
| JP04300044A JP3088862B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-11-10 | 食品の高圧処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06125753A JPH06125753A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3088862B2 true JP3088862B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=26532473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04300044A Expired - Lifetime JP3088862B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-11-10 | 食品の高圧処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3088862B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5996478A (en) * | 1996-01-23 | 1999-12-07 | Flow International Corporation | Apparatus for pressure processing a pumpable food substance |
| US5993172A (en) * | 1996-01-23 | 1999-11-30 | Flow International Corporation | Method and apparatus for pressure processing a pumpable substance |
| US6158981A (en) * | 1998-06-18 | 2000-12-12 | Flow International Corporation | Method and apparatus for aseptic pressure-processing of pumpable substances |
| US6164930A (en) * | 1998-06-18 | 2000-12-26 | Flow International Corporation | Apparatus for regulating flow of a pumped substance |
| US6305913B1 (en) | 1999-08-13 | 2001-10-23 | Flow International Corporation | Pressure processing a pumpable substance with a flexible membrane |
| EP1201139A1 (en) * | 2000-10-26 | 2002-05-02 | SIG Simonazzi S.p.A. | Pressurization Device |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP04300044A patent/JP3088862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06125753A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
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