JP3088829B2 - 導波路デバイスのコネクタ接続構造 - Google Patents

導波路デバイスのコネクタ接続構造

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JP3088829B2
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寿彦 太田
健男 清水
史朗 中村
孝 繁松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導波路デバイスに光コ
ネクタを着脱自在に接続する導波路デバイスのコネクタ
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板に光の導波路を形成し、主として、
光分波合波や光の分岐結合を行う導波路デバイスが広く
知られている。
【0003】この導波路デバイスの光導波路と単心の光
ファイバあるいは複数の光ファイバを整列固定してなる
光アレイの光ファイバとを接続する場合、いちいち調心
して接着や溶接によって接続する作業は非常に手間隙が
かかって作業性が悪く、このため、最近においては、光
導波路と光ファイバを無調心の状態で接続する接続方式
が広く採用されている。
【0004】図6には導波路デバイス1と、テープ状の
多心光ファイバ心線2の各光ファイバとを光コネクタ3
a,3bを用いて無調心によって着脱自在に接続するコ
ネクタ接続例(このコネクタ接続例は出願人が以前に開
発したもので、未だ公知にはなっていない)が示されて
いる。同図において、導波路デバイス1はシリコン等の
基板4と、位置決め嵌合ピン6と、押え蓋7とを有して
形成されている。基板4の表面には1個以上の光導波路
5が形成されており、この光導波路5の形成領域を挟ん
でその両側にはV溝8が形成され、押え蓋7の下面側に
はV溝8に対向する位置に同様に溝10が形成されてい
る。そして、V溝8と溝10の間に挟まれて一対の位置決
め嵌合ピン6が前後両端側(入出力両端側)から突出さ
れており、この状態で、基板4と位置決め嵌合ピン6と
押え蓋7とは接着等により一体的に固定されて導波路デ
バイス1が形成されている。なお、前記嵌合ピン6の突
出方向は光導波路5の端部側のコア軸と平行になってい
る。
【0005】この導波路デバイス1に接続する光コネク
タ3a,3bには多心光ファイバ心線2が接続固定され
ており、光コネクタ3a,3bの内部には多心光ファイ
バ心線2の各光ファイバが挿通固定されており、その光
ファイバの端部は光コネクタ3a,3bの接続端面11側
に露出している。この接続端面11側に露出された各光フ
ァイバの配列ピッチは光導波路5の端部9の配列ピッチ
と等しくなっており、光コネクタ3a,3bに貫通させ
て設けた嵌合孔12を位置決め嵌合ピン6に嵌め込むこと
により、光コネクタ3a,3bの光ファイバと導波路デ
バイス1側の各光導波路5との位置合わせが行われ、導
波路デバイス1の入力側と出力側においてそれぞれ光導
波路5と光コネクタ3a,3bの光ファイバとの着脱接
続が達成されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、導波路
デバイス1側の位置決め嵌合ピン6に光コネクタ3a,
3bを両側から嵌め込んだだけでは、接続状態の保持が
完全ではなく、位置決め嵌合ピン6と嵌合孔12との嵌合
状態が少しでも弛むと、光コネクタ3a,3bの接続性
能が低下するという問題があった。
【0007】このような問題を解消するために、出願人
は、図5に示すようなコネクタ接続構造(この構造は未
だ公知になっていない)を提案している。この提案装置
は、導波路デバイス1の両端側に光コネクタ3a,3b
を同様に位置決め嵌合ピン6と嵌合孔12との嵌合により
接続した状態で、光コネクタ3a,3bにまたがってク
ランプスプリング13を嵌め込み、このクランプスプリン
グ13の脚部13aの弾性復元力を利用して光コネクタ3
a,3bを両側から導波路デバイス1側に圧接し、光コ
ネクタ3a,3bの接続状態を保持しようとするもので
ある。
【0008】しかしながら、この提案装置では、導波路
デバイス1と光コネクタ3a,3bをクランプスプリン
グ13を用いて接続している状態で、例えば、光コネクタ
3aを取り外し、光コネクタ3bと導波路デバイス1と
の接続損失を測定したり、あるいはこの逆に、光コネク
タ3bを取り外し、光コネクタ3aと導波路デバイス1
との接続損失を測定したり、あるいは、一方の光コネク
タ、例えば光コネクタ3aを取り外し、導波路デバイス
1と光コネクタ3bを接続した状態で、導波路デバイス
1の他端側を既設の光信号の入出力装置に接続するよう
な場合、クランプスプリング13を取り外して一方側の光
コネクタの接続を解除すると、導波路デバイス1と他方
側の光コネクタとの接続保持状態が不十分となり、やは
り、位置決め嵌合ピン6と嵌合孔12との嵌合状態が弛ん
だりして、導波路デバイス1と光コネクタ3a又は3b
との接続性能が低下してしまい、前記接続損失の測定や
入出力装置に接続しての信号処理を行う上で信頼性が損
なわれるという問題が生じる。本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、その目的は、導波路デ
バイス1の両端側に接続されている光コネクタ3a,3
bの一方を取り外して使用する場合においても、他方の
光コネクタと導波路デバイスとの接続保持を確実に行う
ことができる導波路デバイスのコネクタ接続構造を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、導波路が形成されている導波路デバイスの入出
力両端側に位置決め嵌合ピンが突設され、この位置決め
嵌合ピンに光コネクタの嵌合孔が嵌合されて導波路デバ
イスの両端側に光コネクタが着脱自在に接続され、光コ
ネクタ側の光ファイバと導波路デバイスの導波路との接
続が行われる導波路デバイスのコネクタ接続構造におい
て、前記導波路デバイスの入力側と出力側に接続される
光コネクタは別個独立の着脱自在の保持手段によって接
続状態が個別に保持されていることを特徴として構成さ
れている。
【0010】
【作用】上記構成の本発明において、導波路デバイスの
入力側と出力側にそれぞれ接続される光コネクタは別個
独立の保持手段によって接続状態が個別に保持されてお
り、したがって、一方側の光コネクタを導波路デバイス
から取り外しても、他方側の光コネクタは専用の保持手
段によって接続状態が安定に保持され、この安定接続状
態で、所望の信号処理が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、前記図6に示す
開発例および図5の提案例と同一の部分には同一符号を
付し、その重複説明は省略する。図1には本発明の一実
施例が示されている。同図において、光コネクタ3a,
3bは外面を平坦面とした以外は以前の開発例と同一の
構成となっており、また、基板4上に形成される光導波
路5の構成、および基板4と位置決め嵌合ピン6と押え
蓋7との一体結合構造も以前の開発例と同様である。
【0012】本実施例は、導波路デバイス1の両側面側
に左右一対の第1組の凹部14と、同様に左右一対の第2
組の凹部15を形成し、位置決め嵌合ピン6と嵌合孔12と
の嵌合により導波路デバイス1の入力側と出力側にそれ
ぞれ光コネクタ3a,3bを接続した状態で、光コネク
タ3aの後端16に板ばねによって形成したクランプスプ
リング18の一端側の脚部18aを係止し、クランプスプリ
ング18の他端側の脚部18aを第1組の凹部14に係止して
保持手段としてのクランプスプリング18を着脱自在に取
り付け、このクランプスプリング18の弾性復元力によっ
て光コネクタ3aと導波路デバイス1との接続状態を安
定に保持し、同様に、光コネクタ3bの後端17と導波路
デバイス1の第2組の凹部15とにかけてクランプスプリ
ング18を同様に着脱自在に取り付け、このクランプスプ
リング18の弾性復元力によって導波路デバイス1と光コ
ネクタ3bとの接続状態を安定に保持していることを特
徴としている。
【0013】したがって、例えば、光コネクタ3a側の
クランプスプリング18を取り外し、導波路デバイス1か
ら光コネクタ3aを取り外した状態においても、他方側
の光コネクタ3bは別個のクランプスプリング18によっ
て導波路デバイス1と安定に接続状態を保っており、こ
の状態で、導波路デバイス1と光コネクタ3bとの接続
損失等の測定が可能となり、また、この状態で、導波路
デバイス1を既設の光信号入出力装置に何らの支障もな
く接続することができる。同様に、導波路デバイス1に
光コネクタ3a,3bが接続されている状態で、光コネ
クタ3b側のクランプスプリング18を取り外し、導波路
デバイス1と光コネクタ3bの接続を解除した状態にお
いても、光コネクタ3aと導波路デバイス1は他方のク
ランプスプリング18によってその接続状態が安定に保持
されることとなり、光コネクタ3aと導波路デバイス1
との接続損失の測定等が支障なく行われ、また、光コネ
クタ3aを接続した状態で導波路デバイス1の他端側を
既設の光入出力装置に接続することも支障なく行うこと
ができる。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、導波路デバイス1の側面側に凹部14,15を
形成したが、例えば、図2に示すように、導波路デバイ
ス1の側面側に凸部20を形成し、この凸部20を利用して
クランプスプリング18を着脱自在に取り付けるようにし
てもよく、あるいは、図3に示すように、導波路デバイ
ス1の両側縁部に係合孔21を貫通形成し、この係合孔21
にクランプスプリング18の脚部18aを係止してクランプ
スプリング18を着脱自在に取り付けて光コネクタ3a,
3bの接続状態を安定に保持するようにしてもよく、さ
らには、図4に示すように、押え蓋7側のみに係合孔21
を形成し、この係合孔21を利用してクランプスプリング
18を着脱自在に取り付けるようにしてもよく、クランプ
スプリング18を係止する構造は任意である。
【0015】また、導波路デバイス1と光コネクタ3
a,3bの接続状態を保持する保持手段は、必ずしも実
施例に示した形状のクランプスプリング18に限定される
ものではなく、この保持手段は導波路デバイス1と光コ
ネクタ3a,3bの接続状態を別個独立に保持する機能
を有していればよく、他の形状のスプリングであっても
よく、あるいは周知のワンタッチコネクト用ヒンジ等、
適宜の部材を用いて構成することができる。
【0016】さらに、上記実施例では基板4上に複数の
光導波路5を形成した場合について説明したが、この光
導波路5の数は1本以上の任意の数でよい。また、光コ
ネクタ3a,3bに接続する光ファイバ心線は必ずしも
多心光ファイバ心線である必要はなく、単心光ファイバ
心線であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、導波路デバイスの入力側と出
力側にそれぞれ接続される光コネクタを着脱自在の保持
手段によって個別にその接続状態を保持するように構成
したものであるから、一方の保持手段を解除して一方の
光コネクタを取り外した状態にあっても、他方の光コネ
クタは別個の保持手段によって導波路デバイスとの接続
が安定に保持されているので、一方側の光コネクタを取
り外した状態で所望の信号処理を行ったり、既設の光信
号を入出力装置に接続することができ、信号処理の取り
扱い上非常に便利であり、今までにない優れた導波路デ
バイスのコネクタ接続構造を提供することが可能とな
り、光通信分野における技術発展に大きく寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示す説明図であ
る。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す説明図であ
る。
【図5】出願人が提案した導波路デバイスのコネクタ接
続構造の説明図である。
【図6】出願人が以前に開発した導波路デバイスと光コ
ネクタとの無調心接続例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 導波路デバイス 2 多心光ファイバ心線 3a,3b 光コネクタ 14 第1組の凹部 15 第2組の凹部 18 クランプスプリング
フロントページの続き (72)発明者 繁松 孝 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−200210(JP,A) 特開 平2−15204(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/30 G02B 6/38 G02B 6/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路が形成されている導波路デバイ
    スの入出力両端側に位置決め嵌合ピンが突設され、この
    位置決め嵌合ピンに光コネクタの嵌合孔が嵌合されて導
    波路デバイスの両端側に光コネクタが着脱自在に接続さ
    れ、光コネクタ側の光ファイバと導波路デバイスの光導
    波路との接続が行われる導波路デバイスのコネクタ接続
    構造において、前記導波路デバイスの入力側と出力側に
    接続される光コネクタは別個独立の着脱自在の保持手段
    によって接続状態が個別に保持されていることを特徴と
    する導波路デバイスのコネクタ接続構造。
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JP2907076B2 (ja) * 1995-09-27 1999-06-21 日本電気株式会社 光導波路デバイス並びにその製造方法
JP2004053868A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Yutaka Katsuyama 光モジュール
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