JP3088791U - 防虫ネット - Google Patents

防虫ネット

Info

Publication number
JP3088791U
JP3088791U JP2002002403U JP2002002403U JP3088791U JP 3088791 U JP3088791 U JP 3088791U JP 2002002403 U JP2002002403 U JP 2002002403U JP 2002002403 U JP2002002403 U JP 2002002403U JP 3088791 U JP3088791 U JP 3088791U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
insect
building
attached
nets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002002403U
Other languages
English (en)
Inventor
博義 八木
Original Assignee
株式会社ナチュエンス.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナチュエンス. filed Critical 株式会社ナチュエンス.
Priority to JP2002002403U priority Critical patent/JP3088791U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088791U publication Critical patent/JP3088791U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製茶工場の建物への、外からの、虫の侵入を
防止するため、工場の建物の出入り口に、取り外しが容
易で、出入り口との間に、隙間なく密着して、通気性の
良好な防虫ネットを取り付ける。 【解決手段】 この考案による防虫ネットは、建物の出
入り口の、上の部分に横に渡した横木に、2枚のネット
を、並べて吊り下げ、この2枚のネットが、出入り口の
中央部分で、着脱が可能になるように、磁石、粘着テー
プ等で、それぞれのネットを密着させたり、剥がしたり
することを可能にし、かつ、建物の出入り口の、鴨居、
両側面の柱、及び敷居にも、磁石などで、防虫ネットが
密着するよう構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、製茶工場の建物への虫の侵入を防止するため、建物の出入り口に 、カーテン状に取り付ける防虫ネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、建物への虫の侵入を防止するためのものとしては、建物の出入り口 に、シャッターを取り付け、これを高速で開け閉めするもの、或いは、短冊状の 細長い任意数のカーテンを隙間があかないように、吊り下げたものがあった。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
製茶は、初夏から、秋にかけての暑い季節に行われるが、この季節は、また、 虫も多数発生し飛来するときでもある。 この暑い季節において、建物内で作業をするとき、虫が室内に入らないように 、建物の入口を密閉しての作業は、不可能である。 現在、製茶作業は、特別の換気装置でもない限り、製茶工場の開口部分を、大 きく開いた状態で行っているのが普通である。 このため、虫は、自由に建物に出入りし、多数の虫が、製品である茶葉に混入 する事態を招き、これを取り除くことは、困難であるのが、実情である。 従来のもののうち、シャッター式のものは、虫の侵入を完全に遮断して、防虫 効果は高いが、通気が遮断されるため、湿気と熱気とで、室内の環境が、劣悪と なる。 また、短冊状のカーテンを、何本も吊り下げたものでは、カーテンの合わせ目 から、虫が容易に侵入し、完全な防虫には、疑問がある。 なお、カーテンが、合成繊維などの場合は、通気も悪い。 この考案による防虫ネットは、化学繊維で作られた2枚のネットをカーテン式 に、建物の出入り口に吊り下げて、建物の出入り口の中央の部分で、2枚のネッ トを、付けたり、離したりして、開閉が出きるように、建物の出入り口の柱、敷 居に、取り付けた鉄製の板に、カーテン式のネットの縁に付けられいる磁石の磁 力によって、ネットを柱又は、敷居に密着させ、ネットの上部の縁は、出入り口 に、横架されている横木に連結金具によって連結されて、このネットを、隙間を あけないように、建物の出入り口に、取り付けて、虫の侵入を防止するという防 虫ネットを、提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案による防虫ネットは、建物の出入り口に、並べて吊り下げられている 2枚のネットが、出入り口の中央部分で接していて、この接する部分が、着脱が 可能となるように、2枚の防虫ネットの相互が、接する部分の、一方の防虫ネッ トの上部に、任意の間隔で、任意数の磁石が、また、その下部に、任意数の粘着 テープが、それぞれ、任意の間隔で取り付けられている。 2枚の防虫ネットの相互が、接する部分の、他の一方の防虫ネットの上部には 、一方の防虫ネットに対応して、任意の間隔で、任意数の磁石が、又は、これに 代わるものとして、鉄製のプレートが、その下部には、任意数の粘着テープが、 それぞれ、任意の間隔で取り付けられている。 これらの2枚の防虫ネットは、磁石と磁石、或いは、磁石と鉄製のプレート、 粘着テープと粘着テープが、吸着されたり、剥がされたりすることにより、2枚 の防虫ネットの、着脱が可能になる。 それぞれの防虫ネットの、下部の縁辺に沿って、鎖を取り付ける。 この鎖の下に、任意の間隔で、任意数の磁石を取り付ける。 2枚の防虫ネットの、それぞれが、出入り口の側面の柱に接する部分の縁辺に は、任意の間隔で、任意数の磁石が取り付けられ、出入り口の柱に取り付けられ た鉄板に、吸着することができるようになっている. それぞれの防虫ネットの、上部の縁辺に沿って、上部が彎曲した、任意数のプ ラスチック製のプレートが縦長に、任意の間隔で取り付けられ、このプラスチッ ク製のプレートに取り付けられた、リング状の頭を持ったボルトが、連結金具に よって、出入り口の上部の、横木を遊動する、任意数の環に取り付けられること によって、防虫ネットは、建物の出入り口に吊り下げられる。 連結金具には、繋ぎ部分が作られ、これを開け閉めすることによって、防虫ネ ットと、環との連結が解かれ、防虫ネットを取り外すことが出きる。 磁石、鉄製のプレート、プラスチック製のプレート及び鎖は、それぞれ、取り 外しが可能なように、防虫ネットに取り付けられている袋状の収納容器に収納さ れ、或いは、ボルト等を締めたり、緩めたりすることによって、取り外しが可能 となる、取付け具によって、防虫ネットに添着されている。 以上のような構成である。
【0005】
【考案の実施の形態】
この考案による防虫ネットの、実施の形態の一つについて、説明する。 この考案による防虫ネットは、建物の出入り口に、渡して取り付けられている 横木に、任意数の環を遊動できるように取り付けて、この環を連結金具によって 、2枚の防虫ネットの双方に取り付けられている任意数のプラスチック製のプレ ートに、取り付けられている、ボルトのリング状の頭に連結し、防虫ネットを吊 り下げる。 このとき、それぞれのプラスチック製のプレートは、その先端が、防虫ネット の最上部に達し、かつ、この部分が、彎曲している。 このため、防虫ネットは、ネットが折れずに、彎曲線に沿って上方に伸びて、 建物の出入り口と防虫ネットの間に、隙間が生じないようになっている。 この彎曲線は、防虫ネットを取り付ける建物の出入り口の構造により、建物の 前方向に向かって彎曲させる場合と、建物の出入り口の内方向に向かって彎曲さ せる場合とがある。
【0006】 2枚の防虫ネットの接する部分の、それぞれの防虫ネットの上部には、対応す る位置に、任意の間隔で、任意数の磁石を取り付ける。 この場合、一方の防虫ネットの部分は、磁石に代えて、鉄製のプレートとする こともできる。
【0007】 2枚の防虫ネットの接する部分の、防虫ネットの下部には、それぞれ、任意数 の粘着テープを、その対応する位置に、任意の間隔で取り付ける。 粘着テープは、簡単に取り外せるため、人間や物品の出入りの多い防虫ネット の下方で、開けることの多い部分に付けて、容易に取り外せるようになっている 。
【0008】 一方、それぞれの防虫ネットの、建物の出入り口の、側面の柱に、接する部分 の防虫ネットの縁辺に、任意数の磁石を、任意の間隔で取り付けて、出入り口に 取り付けられた鉄製の板に吸着できるようになっている。
【0009】 また、それぞれの、防虫ネットの下端の、防虫ネットの縁辺には、これに沿っ て鎖が取り付けられ、これの重みで防虫ネットは、地面と密着する。 そのうえ、防虫ネットの下部の鎖の下に、これに重ね合わせて、任意数の磁石 を任意の間隔で取り付け、これに対応して、磁石の吸着力により、出入り口の敷 居の鉄製の板、又は、敷居に埋め込まれている磁石に密着し、防虫ネットは、地 面に、より一層、密着する。
【0010】 防虫ネットには、プラスチック製のプレート、鉄製のプレート、磁石及び鎖が 、これらの形状に合わせてこれを挿入するために、ネットに取り付けられた袋の 中に格納され、袋の口から、容易に取り出せるようになっている。
【0011】 このほか、プラスチック製のプレート、鉄製のプレート、磁石及び鎖の、防虫 ネットへの取り付けには、プラスチック製のプレート及び鉄製のプレートでは、 これをボルトを、締めたり、緩めたりし、磁石では、ケースに入れて、これをボ ルトを締めたり、緩めたりし、或いは、防虫ネットの下端の縁辺に、穴を空けて 吊り下げられて、開け閉めが可能な接続環に繋がれた鎖と、この鎖に固着されて いる磁石では、接続環による接続を外すことによって、それぞれ、防虫ネットか らの、取り外しが可能になるように、防虫ネットに添着することもできる。 従って、この防虫ネットは、これらものが、容易に取り出せるので、防虫ネッ トのみを洗うのに便利である。
【0012】 防虫ネットの網の目の大きさは、特定しないが、大形虫が侵入しない程度のも のであればよい。 防虫ネットの素材は問わないが、ポリエステル製及びポリエチレン製のものが 、引っ張りの対する強度が高く、水分の吸収率が低いため、ネットが重くならな いという利点がある。
【0013】 防虫ネットを吊り下げる建物の、出入り口の両側面の柱には、鉄製の板を取り 付ける。 建物の出入り口の敷居には、鉄製の板を貼り付ける。この外、防虫ネットに付 けらている磁石に対応する敷居の位置に、磁石を埋め込んで置く場合もある。 建物の出入り口の上部に取り付ける横木は、取付金具によって、出入り口の梁 に取り付けられている。
【0014】 この防虫ネットは、2枚が、建物の出入り口の中央部で密着し、他の部分は、 出入り口の上、下と、両側面で、出入り口の柱又は敷居に密着している。 防虫ネットは、人間や物品の搬入、搬出には、2枚の防虫ネットの粘着テープ を剥がして、防虫ネットを左右に開いて出入りする。 フォークリフト、トラック等の大型な物が、出入りするときは、2枚の防虫ネ ットの粘着テープのほかに、磁石の吸着も剥がして、大きく出入り口を開放する ことができる。 これらの作業は、磁石や粘着テープの引き剥がしという簡単な操作によって、 瞬時に行うことができ、虫を、建物の中に入り込ませないことができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案による防虫ネットには、次ぎのような効果がある。 (あ)建物の出入り口に防虫ネットが密着するので、大形虫が侵入できない。 (い)防虫ネットの網の目は、通気性がよいため、建物の内外の空気の流通が促 進され、製茶のための良好な作業環境を提供できる。 (う)粘着テープや磁石を、素早く付けたり取ったりすることができるので、虫 の侵入をさせないことができる。 (え)鉄製のプレート、プラスチック製のプレート、磁石及び鎖の着脱が自在な ため、これらを取り出して、防虫ネットのみを、洗うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防虫ネットの使用状態を示す図である。
【図2】防虫ネットへの磁石、鉄製のプレート、プラス
チックプレートなどの配置を示す図である。
【図3】横桿へプラスチック製のプレートを取り付けた
状態を示す図である。
【図4】横桿を建物の出入り口に取付金具によって取り
付けた状態を示す図である。
【図5】防虫ネットへ鉄製プレート、磁石又は鎖を取り
付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 建物の出入り口 2 防虫ネット 3 一方の防虫ネット 4 他の一方の防虫ネット 5 ネットの接する部分(着脱部分) 6 磁石 7 鉄製のプレート 8 粘着テープ 9 建物の出入り口の側面の柱 10 防虫ネットの下端の縁辺 11 鎖 12 プラスチック製のプレート 13 彎曲 14 一端がリング状の頭を持つボルト 15 梁 16 取付金具 17 横木 18 吊り下げ環 19 リング状の頭のリング 20 連結金具 21 繋ぎの部分 22 ボルト 23 接続環 24 敷居

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の出入り口(1)に並べて吊り下げ
    られた2枚のネットが、建物の出入り口(1)の中央部
    分で、この二つのネットの相互の、接する部分(5)
    で、着脱可能となる防虫ネット(2)において、一方の
    防虫ネット(3)のネットの接する部分(5)の上部
    に、任意の間隔で、任意数の磁石(6)を、取り外しが
    可能に取りつけ、他の一方の防虫ネット(4)の、これ
    に対応する位置に、任意の間隔で、任意数の磁石(6)
    を、又は、これに代わるものとして、鉄製のプレート
    (7)を、取り外しが、可能に取り付け、2枚の防虫ネ
    ット(2)の相互の、接する部分(5)の下部の、それ
    ぞれの防虫ネット(2)の、対応する位置に、任意の間
    隔で、任意数の粘着テープ(8)を、それぞれ、取り付
    け、それぞれの防虫ネット(2)の、建物の出入り口の
    側面の柱(9)に接する部分に、任意の間隔で、任意数
    の磁石(6)を、取り外しが、可能に取り付け、かつ、
    それぞれの防虫ネットの下端の縁辺(10)には、これ
    に沿って鎖(11)を、取り外しが、可能に取り付け、
    鎖(11)の下に沿って、任意の間隔で、任意数の磁石
    (6)を、取り外しが、可能に取り付けるとともに、そ
    れぞれの、防虫ネット(2)の上部の縁辺に沿って、任
    意の間隔で、任意数のプラスチック製のプレート(1
    2)を縦長に、取り外しが、可能に取り付け、このプラ
    スチック製のプレート(12)の上部を彎曲(13)さ
    せ、このプラスチック製のプレート(12)に、一端が
    リング状の頭を持つボルト(14)を、取り付け、一
    方、建物の出入り口(1)の上部の梁(15)に、取付
    金具(16)によって、横に架け渡されて取り付けられ
    ている横木(17)に、任意数の吊り下げ環(18)を
    取り付け、この吊り下げ環(18)と、前記ボルト(1
    4)のリング状の頭のリング(19)とを、連結する連
    結金具(20)が、その一部分に繋ぎの部分(21)が
    あって、これの、開、閉が、可能であることを特徴とす
    る防虫ネット。
JP2002002403U 2002-03-22 2002-03-22 防虫ネット Expired - Fee Related JP3088791U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002403U JP3088791U (ja) 2002-03-22 2002-03-22 防虫ネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002403U JP3088791U (ja) 2002-03-22 2002-03-22 防虫ネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3088791U true JP3088791U (ja) 2002-09-27

Family

ID=43240076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002002403U Expired - Fee Related JP3088791U (ja) 2002-03-22 2002-03-22 防虫ネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088791U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472897Y1 (ko) * 2012-10-08 2014-05-29 한규룡 자석어셈블리가 구비된 커튼

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472897Y1 (ko) * 2012-10-08 2014-05-29 한규룡 자석어셈블리가 구비된 커튼

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5271449A (en) Detachable barrier for a doorway
US4312396A (en) Strip closure with improved support system
US6675860B2 (en) Window and door treatment complex
US5450889A (en) Curtain door assembly
US20220356757A1 (en) Magnetic screen with solid panel
JP3088791U (ja) 防虫ネット
JP3205686U (ja) ハウスの開閉扉
US4257471A (en) Strip curtain door
CN210918831U (zh) 无纺布车间防飞虫、防爬虫装置
JP2014526003A (ja) 窓用転落防止装置
CN212678906U (zh) 一种门户同步开合门帘
JP2008043269A (ja) 小動物の侵入防止設備
CA2789833A1 (en) Window system
KR101558513B1 (ko) 2중 망사구조를 갖는 그물형 방범창 구조체
CN202820862U (zh) 一种纱帘
CN202073484U (zh) 用于平开窗的平开式纱窗
JP3237553U (ja) 足場用ネット
KR20110006558A (ko) 홀이 있는 자석방충망
RU222781U1 (ru) Распашная антимоскитная сетка для дверного проема
WO2015124804A2 (en) Universal magnetic mosquito net
CN211230041U (zh) 一种上悬窗防护装置及包括其的上悬窗
KR20080007708A (ko) 지퍼·방충망틀
KR20160000174U (ko) 틈새방충망
JP2540217Y2 (ja) きのこ類の栽培室用ドア
JP3004814U (ja) 換気用窓障子

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees