JP3088750B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP3088750B2
JP3088750B2 JP05517800A JP51780093A JP3088750B2 JP 3088750 B2 JP3088750 B2 JP 3088750B2 JP 05517800 A JP05517800 A JP 05517800A JP 51780093 A JP51780093 A JP 51780093A JP 3088750 B2 JP3088750 B2 JP 3088750B2
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heat
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章夫 植木
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Kiribai Chemical Co Ltd
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Kiribai Chemical Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/24Warming devices
    • A47J36/28Warming devices generating the heat by exothermic reactions, e.g. heat released by the contact of unslaked lime with water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V30/00Apparatus or devices using heat produced by exothermal chemical reactions other than combustion

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は加熱装置に関する。さらに詳しくは、携帯に
便利であり、場所を選ばずに調理済食品などを簡単に加
熱することができ、しかも高熱によるやけどなどの事故
が発生することがない加熱装置に関する。
背景の技術 従来より、偏平状の袋内に収納された調理済食品を加
熱する手段として、CaOを主成分とする発熱体が知られ
ている。この発熱体は前記CaOと水との発熱反応により
発生する熱を利用して食品を加熱するものである。
しかしながら、前記発熱体は発熱反応に際し急激に多
量の熱を発生するため、可燃物を発火させたり、容器
(包装体)などの損傷によりやけどをしてしまうという
危険性があった。
このため、かかる不都合のない安全な熱源が切望され
ていた。
本発明は、かかる事情に鑑み、急激に多量の熱を発生
せず簡単に食品などを加熱することができる安全な熱源
を提供することを目的とする。
発明の開示 本発明の加熱装置は、(1)被加熱物の下方に配置さ
れ当該被加熱物からの放熱を防ぎかつ下方より加熱する
ための第1の発熱部材、前記被加熱物の上方に配置され
当該被加熱物からの放熱を防ぎかつ上方より加熱するた
めの第2の発熱部材、順次積層される前記第1の発熱部
材、被加熱物および第2の発熱部材を、前記第1の発熱
部材の下面に空気との接触を確保した状態で載置するた
めの架台 からなり、前記被加熱物を、第1の発熱部材と第2の発
熱部材とによって直接挟持して両面から加熱することを
特徴としている。
また本発明の加熱装置は、被加熱物の一方の面と当接
し当該被加熱物からの放熱を防ぎかつ側方より加熱する
ための第1の発熱部材、前記被加熱物の他方の面と当接
し当該被加熱物からの放熱を防ぎかつ側方より加熱する
ための第2の発熱部材、および 順次積層される前記第1の発熱部材、被加熱物および第
2の発熱部材を、前記第1の発熱部材の側面と第2の発
熱部材の側面に空気との接触を確保した状態で収容する
ための挾持体 からなり、前記被加熱物を、第1の発熱部材と第2の発
熱部材とによって直接挟持して両面から加熱することを
特徴としている。
図面の簡単な説明 図1は本発明の加熱装置の一実施例の説明図、図2は
本発明の加熱装置における架台の他の例の説明図、図3
は本発明の加熱装置における架台のさらに他の例の説明
図、図4は発熱部材の包装箱を利用した架台の一例の説
明図、図5は発熱部材の包装箱を利用した架台の他の例
の説明図、図6は発熱部材の包装箱を利用した架台のさ
らに他の例の説明図、図7は、本発明の加熱装置の他の
実施例の説明図、および図8は本発明における挾持体の
他の例の説明図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、添付図面を参照しつつ本発明の加熱装置を説明
する。
図1において、1は第1の発熱部材であり、該発熱部
材1は偏平状の袋内に調理済食品が収納された被加熱物
4の下方に配置され、当該被加熱物4からの放熱を防ぐ
とともに被加熱物4を下方より加熱する役割を果たして
いる。また、2は第2の発熱部材であり、前記被加熱物
4の上方に配置され同様に当該被加熱物4からの放熱を
防ぐとともに被加熱物4を上方より加熱する役割を果た
している。
前記第1の発熱部材1および第2の発熱部材2は、と
もに偏平状袋5内に空気の存在下で酸化発熱する発熱組
成物6が封入された構造を有している。前記偏平状袋5
は、少なくともその一部が通気性面である。すなわち、
一方の面が通気性面で、他方の面が非通気性面であって
もよいし、また両面とも通気性面であってもよい。さら
に、片面のうち、一部が通気性面で残りが非通気性面で
あってもよい。
前記偏平状袋5の通気性については、とくに限定はな
いが、通気孔の大きさは内容物がこぼれない程度であれ
ばよく、たとえば0.5mm以下程度であり、また通気量
は、フラジール法により測定した値で5〜100cc/cm2
s、好ましくは30〜70cc/cm2・s程度である。
前記偏平状袋(5)の材質としては、とくに制限はな
いが、毛羽立たず、柔らかく、強度があり、品質が安定
しており、ヒートシール性を有するものが好ましく、ポ
リウレタン、ポリプロピレンもしくはポリエチレンまた
はそれらを改質したプラスチック質またはゴム質のよう
な柔軟性の熱可塑性シートないしフィルムや、不織布、
あるいはポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチレン
の単層または複合層などを用いることができる。偏平状
袋5の通気性面における通気性を調節する方法として
は、微細連続気孔の形成されたシートないしフィルムに
適度の熱融着処理を施す方法をあげることができる。具
体的には、たとえば、1〜50μmの均一な連続気孔を有
するシートないしフィルムに適度に加熱された熱融着剤
を均等に分散させ、あるいは全般に施して通気性を制限
することができる。
また、不織布に、微細通気孔の設けられた樹脂フィル
ムをラミネートして、通気性を制限することができる。
偏平状袋5の大きさは、本発明においてとくに限定さ
れないが、通常4×6cm〜15×20cmの範囲の大きさのも
のを用いることができる。
偏平状袋5に封入する発熱組成物6としては、たとえ
ば鉄粉などの金属粉(好ましくは、イオウまたは含イオ
ウ化合物で処理された金属粉)、活性炭、水、保水剤
(木粉、バーミキュライト、けい藻土、パーライト、シ
リカゲル、アルミナ、吸水性樹脂など)、食塩などから
なるものを用いることができるが、これらに限定される
ものではない。前記活性炭としてはヨウ素吸着性能が80
0〜1200mg/gであるものが好ましい。
第1の発熱部材1および第2の発熱部材2は、図1に
示される例のように、別体であってもよいし、両部材が
つながっており、中央付近でこれを折り返して前記被加
熱物4を挾む構造であってもよい。
3は前記第1の発熱部材1および第2の発熱部材2に
よって挾まれた被加熱物4を載置するための架台であ
る。この架台3は、合成樹脂、厚紙、ブリキなどの金属
などで作製することができる。架台3の形状は本発明に
おいてとくに限定されるものではなく、第1の発熱部材
1の下方に空間を確保して発熱部材の発熱反応を良好に
維持することができる形状であれば、十字形(図1参
照)、井桁状(図2参照)、三角形(図3参照)などど
のような形状であってもよい。また、発熱部材の包装箱
に切り込みや切取線などを入れておき、使用時にこの包
装箱を組み立てたものを架台とすることもできる。図4
〜6はこれらの具体例を示しており、図4に示される例
は、中箱10に折れ目11を入れておき、この折れ目11を内
側に折り曲げて架台とするものである(図4の(b)参
照)。また、図5に示される例は、内箱12とかぶせ蓋13
とからなる包装箱において、内箱12に切取線14を入れて
おき、使用時にこの切取線14に沿って内箱12の向かい合
う2辺を一部切り取って内側に曲げて架台とするもので
ある(図5の(b)参照)。さらに、図6に示される例
は、箱の表面15および裏面16に複数の通気孔17が穿設さ
れており、箱の蓋の舌片18を折り返して前記裏面16に形
成されたスリット19に挿入して架台とするものである
(図6の(c)参照)。このばあいも、裏面16の通気孔
17を介して第1の発熱部材の下方に空間が確保される。
なお、図2〜4に示される架台のばあい、通気用の孔
を適宜穿設するようにしてもよい。架台3の高さH(図
1参照)としては、とくに限定はされないが通常5〜20
mm程度が目安である。
図7は本発明の加熱装置の他の実施例を表わしてい
る。この実施例では、挾持体であるネット状袋体7内
に、第1の発熱部材1および第2の発熱部材2によって
その両面を挾さまれた被加熱物4を収容する構成となっ
ており、前記ネット状袋体7の一端には吊具8が取り付
けられており、この吊具8によって天井のフック(図示
せず)などに前記被加熱物4などを吊下げることができ
るようになっている。
ネット状袋体7としては、合成樹脂製、繊維製、ゴム
製のものなどを用いることができ、網目の大きさは、前
記被加熱物4などを落下させることなく収納できる大き
さであればよく、適宜選定すればよい。
なお、ネット状袋体7に被加熱物4などを収納したも
のを前述した実施例における架台3上に載置して、被加
熱物4を加熱することもできる。
また、図7に示す実施例では挾持体としてネット状袋
体を用いているが、他に紙バンド(図8参照)やひもな
どを用いることも可能である。
以上説明したとおり、本発明の加熱装置は、従来のCa
Oを用いずに鉄粉、活性炭を主成分としているため、急
激に多量の熱を発生しない。このため可燃物の発火やや
けどなどの危険性がなく、完全に使用することができ
る。
また、発熱部材で両面から挾持するため被加熱物から
の放熱が少なく、早くかつ高温に加熱することができ、
さらに簡単にどこへでも携帯でき、場所を選ばず加熱す
ることができる。
産業上の利用可能性 本発明の加熱装置は、急激に多量の熱を発生させずに
食品などを簡単に加熱することができ、とくに携帯用の
加熱装置として有用である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物の下方に配置され当該被加熱物か
    らの放熱を防ぎかつ下方より加熱するための第1の発熱
    部材、前記被加熱物の上方に配置され当該被加熱物から
    の放熱を防ぎかつ上方より加熱するための第2の発熱部
    材、および 順次積層される前記第1の発熱部材、被加熱物および第
    2の発熱部材を、前記第1の発熱部材の下面に空気との
    接触を確保した状態で載置するための架台 からなり、前記被加熱物を、第1の発熱部材と第2の発
    熱部材とによって直接挟持して両面から加熱することを
    特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】被加熱物の一方の面と当接し当該被加熱物
    からの放熱を防ぎかつ側方より加熱するための第1の発
    熱部材、前記被加熱物の他方の面と当接し当該被加熱物
    からの放熱を防ぎかつ側方より加熱するための第2の発
    熱部材、および順次積層される前記第1の発熱部材、被
    加熱物および第2の発熱部材を、前記第1の発熱部材の
    側面と第2の発熱部材の側面に空気との接触を確保した
    状態で収容するための挾持体 からなり、前記被加熱物を、第1の発熱部材と第2の発
    熱部材とによって直接挟持して両面から加熱することを
    特徴とする加熱装置。
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