JP3088720U - 無人監視装置とそれを用いた無人監視システム - Google Patents

無人監視装置とそれを用いた無人監視システム

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JP3088720U JP2002001504U JP2002001504U JP3088720U JP 3088720 U JP3088720 U JP 3088720U JP 2002001504 U JP2002001504 U JP 2002001504U JP 2002001504 U JP2002001504 U JP 2002001504U JP 3088720 U JP3088720 U JP 3088720U
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晴一 後藤
満 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線や電話回線を用いず、複雑な地形や気象
条件の悪化に影響されない無人監視装置とそれを用いた
無人監視システムを提供する。 【解決手段】 風力によって発電する風力発電装置2
と、太陽光によって発電する太陽光発電装置3と、通信
衛星に映像データの伝送を行うアンテナ5と、風力発電
装置2及び太陽光発電装置3で発電した電力の蓄電、及
び周囲状況を監視する監視カメラ4の駆動制御、及びア
ンテナ5から通信衛星に映像データを発信する発信制御
を行うボックス6とを監視塔に設置した無人監視装置1
0を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、無人監視装置に関し、特に、風力発電装置及び太陽光発電装置で発 電した電力により駆動する無人監視装置とそれを用いた無人監視システムに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
無人監視装置は、サイレン塔や電柱、あるいは街灯などの監視塔に監視カメラ を設置したものであり、監視カメラは、商用100Vの電源により駆動するもの を用いる。そして、この装置を用いた無人監視システムの監視カメラで撮影した 映像データ(音声を含む)は、無人監視装置に接続された電話回線を介して基地 局に伝送され、基地局にて映像データがモニターされる。
【0003】 無人監視装置は、一般に、山岳地域や河川地域に設けられる場合と、犯罪や被 害の多い地域、すなわち、人通りが少ない道やゴミの不法投棄やいたずら等の被 害の多い場所に設けられる場合の2通りの用途がある。
【0004】 山岳地域や河川地域に設置すれば、遭難した人や溺れた人をいち早くカメラで 発見することができ、また、土砂崩れや洪水の危険もいち早く発見することがで きる。一方、犯罪及び被害の多い地域に設置すれば、人通りが少ない道での犯罪 やゴミの不法投棄やいたずら等をする人をカメラにおさめることができる。
【0005】 従来の無人監視装置とそれを用いたシステムを図5、及び図6に基づいて説明 する。監視塔55はもちろん柱のみであっても良いが、ここでは電灯53が設置 された街灯を監視塔として用いる。無人監視装置50は、電線55から供給され る電力をボックス54に備えられた制御装置(図示しない)で制御することによ り、監視カメラ52を駆動させている。そして、この無人監視装置50を用いた 無人監視システムは、監視カメラ52が周囲状況を監視し、撮影された映像デー タは、ボックス54に備えられた上記制御装置とは別の制御装置(図示しない) により制御され、電話回線56を介して送信局51側から遠方の受信局71側に 伝送してモニター画面72にて表示される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した無人監視装置には、監視カメラや電灯には電線が接続 されているので、上記装置を常時駆動制御するには、電気代がかかるという問題 がある。また、山岳地域や河川地域のような人里離れた地域には、送電線が架設 されていない場合もあるので、このような地域に無人監視装置を設置するには、 電線工事が必要となるという問題があり、なによりも、気象条件の悪化や複雑な 地形の影響により、電線が切断されて停電となったときには、監視カメラや電灯 を駆動制御することができないという問題がある。例えば、上記した山岳地域で の土砂崩れや河川地域での洪水は、たいてい大雨が降って起こるので、中継局と なる電線が切断された時には停電になってしまい、その時の状況を写さなければ ならない肝心な時に装置が役に立たなくなる。
【0007】 また、無人監視装置には、電話回線も接続されているので、上記したことと同 様のことが言える。つまり、映像データの伝送は、電話回線により行われるので 、常時映像データの伝送を行うには電話代がかかるという問題がある。また、山 岳地域や河川地域のような、人里離れた地域には、公衆電話回線網が整備されて いない場合もあるので、このような地域に装置を設置するには、電話回線工事が 必要となるという問題があり、なにより、気象条件の悪化や複雑な地形の影響に より、電話回線が切断されたときには、映像データの伝送が行えないという問題 がある。例えば、上記した山岳地域での土砂崩れや河川地域での洪水は、たいて い大雨が降って起こるので、中継局となる電話回線が切断された時には、監視カ メラで撮影した映像データの伝送を行うことができず、その時の状況をモニター しなければならない肝心な時に装置が役に立たなくなる。近頃は、有線の電話回 線ではなく、携帯電話のように無線の電話回線を利用して映像データを伝送する ことも考えられるが、この場合も、気象条件の悪化や複雑な地形の影響により、 圏外となってしまうことがあり、災害時には電話回線網がパンク状態となってし まうこともあるので、通信が不安定となってしまい、装置として信頼性に欠けて しまうという問題がある。また、犯罪及び被害の多い地域に設置した場合におい ても、電線、または電話回線が切断されてしまっては装置が役に立たなくなって しまう。
【0008】 本考案は、上記問題に鑑み、電線や電話回線を用いず、また、複雑な地形や気 象条件の悪化に影響されない無人監視装置とそれを用いた無人監視システムを提 供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の無人監視装置は、上記目的を達成するために、風力によって発電する 風力発電装置と、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、通信衛星に映像デ ータの伝送を行うアンテナと、風力発電装置及び太陽光発電装置で発電した電力 の蓄電、及び周囲状況を監視する監視カメラの駆動制御、及びアンテナから通信 衛星に映像データを発信する発信制御を行うボックスとを監視塔に設置したこと を特徴とするものである。 これにより、風力や太陽光などの無尽蔵な自然エネルギーを電力に変換して電 力を必要とする装置へ、常時電力供給して駆動制御を行い、また、通信衛星を用 いて映像データの伝送を行うので、電線や電話回線を用いず、複雑な地形や気象 条件の悪化に影響されない無人監視装置とそれを用いた無人監視システムを提供 することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本考案の請求項1に記載の無人監視装置は、風力によって発電する風力発電装 置と、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、周囲状況を監視する監視カメ ラと、監視カメラで撮影した映像データを通信衛星に伝送するアンテナと、風力 発電装置、太陽光発電装置、監視カメラ、及びアンテナを制御または駆動させる 制御駆動装置とを備え、風力発電装置、太陽光発電装置、監視カメラ、アンテナ 、及び制御駆動装置は、柱や塔に取り付けられ、監視カメラは、風力発電装置及 び太陽光発電装置で発電した電力により駆動することを特徴とするものである。 これにより、電線や電話回線を用いず、無尽蔵な自然エネルギーを用いて、監視 塔に取り付けられた電力を必要とする監視カメラの駆動制御を行うことができ、 また、監視カメラで撮影した映像がアンテナから通信衛星に送信されるので、複 雑な地形や気象条件の悪化に影響されない無人監視装置を提供することができる 。
【0011】 本考案の請求項2に記載の無人監視装置は、監視塔と、風力によって発電する 風力発電装置と、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、発光器、音響発生 器、人感センサー、及びダミーカメラのうち少なくとも一つを用いる犯罪・被害 抑止手段と、風力発電装置、及び太陽光発電装置で発電した電力の蓄電、及び犯 罪・被害抑止手段を駆動制御するボックスとを備え、風力発電装置、太陽光発電 装置、犯罪・被害抑止手段、及びボックスは、監視塔に取り付けられ、発光器、 音響発生器、人感センサー、及びダミーカメラは、風力発電装置及び太陽光発電 装置で発電した電力により駆動されることを特徴とするものである。これにより 、電話回線を用いず、無尽蔵な自然エネルギーを用いて、監視塔に取り付けられ た電力を必要とする発光器、音響発生器、人感センサー、及びダミーカメラの駆 動制御を行うことができ、複雑な地形や気象条件の悪化に影響されない無人監視 装置を提供することができる。
【0012】 本考案の請求項3に記載の無人監視装置は、請求項1に記載の無人監視装置の 監視塔に発光器、音響発生器、人感センサー、及びダミーカメラのうち少なくと も一つを用いる犯罪・被害抑止手段を設置することを特徴とするものである。こ れにより、電線や電話回線を用いず、無尽蔵な自然エネルギーを用いて、監視塔 に取り付けられた電力を必要とする監視カメラ、発光器、音響発生器、人感セン サー、及びダミーカメラの駆動制御を行うことができ、また、監視カメラで撮影 した映像がアンテナから通信衛星に送信されるので、複雑な地形や気象条件の悪 化に影響されない無人監視装置を提供することができる。
【0013】 本考案の請求項4に記載の無人監視装置は、請求項1に記載の無人監視装置を 用いた送信局と、前記送信局で撮影された映像データが伝送され、該映像データ をモニターする受信局と、前記送信局で撮影された映像データを受信し、前記受 信局へ該映像データを送信する通信衛星とを備えたことを特徴とするものである 。これにより、電線や電話回線を用いず、無尽蔵な自然エネルギーを用いて、監 視塔に取り付けられた電力を必要とする監視カメラの駆動制御を行うことができ 、また、監視カメラで撮影した映像がアンテナから通信衛星に送信されるので、 複雑な地形や気象条件の悪化に影響されない無人監視システムを提供することが できる。
【0014】 本考案の請求項5に記載の無人監視システムは、請求項4に記載の無人監視シ ステムの監視塔に発光器、音響発生器、人感センサー、及びダミーカメラのうち 少なくとも一つを用いる犯罪・被害抑止手段を設置することを特徴とするもので ある。これにより、電線や電話回線を用いず、無尽蔵な自然エネルギーを用いて 、監視塔に取り付けられた電力を必要とする監視カメラ、発光器、音響発生器、 人感センサー、及びダミーカメラの駆動制御を行うことができ、また、監視カメ ラで撮影した映像がアンテナから通信衛星に送信されるので、複雑な地形や気象 条件の悪化に影響されない無人監視システムを提供することができる。
【0015】 本考案の請求項6に記載の無人監視装置は、無人監視装置に録画機能を備えた ことを特徴とするものである。これにより、監視カメラで撮影した映像データを 保存しておくことができる。
【0016】 以下、本考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。 (実施の形態1) 本実施の形態を図1、図2及び図4に基づいて説明する。はじめに、無人監視 装置の構成について説明する。図1において、1は監視塔、2は風力発電装置、 3は太陽光発電装置、4は監視カメラ、5はアンテナ、6はボックス、7は電灯 であり、10は本実施の形態で用いる無人監視装置である。監視塔1は、もちろ ん柱のみであっても良いが、ここでは電灯7が設置された街灯を監視塔として用 いる。なお、サイレン塔や電信柱が監視塔として使用されてもよい。風力発電装 置2は、風力で発電する装置であり、図示するプロペラが風で回転することによ り、電力が得られる。太陽光発電装置3は、太陽光で発電する装置であり、太陽 光が図示するソーラー電池を照射することにより電力が得られる。監視カメラ4 は周囲状況を監視するカメラであり、アンテナ5は、監視カメラ4で撮影した映 像データ(音声を含む)を通信衛星30に発信するアンテナである。ボックス6 は、図4にも示してあるように、風力発電装置2、及び太陽光発電装置3から得 られた電力のバッテリー63への充電と監視カメラ4を駆動するための電力供給 の制御を行う充電コントローラ61と、電力の充放電を行うバッテリー63と、 監視カメラ4で撮影された映像データのアンテナ5からの発信制御を行う衛星通 信用端末62とを備えている。
【0017】 以上のように構成された無人監視装置10を用いた無人監視システムを以下、 図2に基づいて説明するが、図1で示した同一の構成には同一の符号を付し、重 複した説明は避ける。
【0018】 図2において、100は送信局、30は通信衛星、40は受信局、41はモニ ター画面、42はアンテナである。送信局100には、無人監視装置10が設置 される。通信衛星30は、許認可を受けた人または無人監視システムを利用する 者が専用に利用するために打ち上げられた通信衛星である。これにより、伝送先 がたとえ遠方であっても、無線で画像を安定した状態で伝送することができる。 受信局40は、無人監視装置10から伝送される映像データを受信してモニター される場所であり、アンテナ42、及びモニター画面41を備えている。
【0019】 以上のように構成された無人監視システムにより映像データの伝送を行う動作 について説明する。 送信局100側の風力発電装置2、及び太陽光発電装置3により発電した電力 は、ボックス6内の充電コントローラ61で制御されて監視カメラ4に供給され る。なお、風力発電装置2、及び太陽光発電装置3により発電した電力は、電灯 7にも供給されている。そして、風力発電装置2と太陽光発電装置3との2つの 自然エネルギーを利用した発電装置を使用することにより、常時効率よく、電力 の発電を行うことができる。すなわち、太陽が照っていて、風が吹いている時に は、両方の装置2,3により電力を発電させることができ、太陽が照っていない 時、例えば、夜または曇天の時には、風力発電装置2により電力を発電させるこ とができ、また、無風の時には、太陽光発電装置3により電力を発電させること ができる。太陽が照っていなくて、風も吹いていない時には、どちらの装置も使 用することはできないが、このような状態というのは、長くは続かないものであ る。
【0020】 そして、監視カメラ4で撮影された映像データは、ボックス6内の衛星通信用 端末62で制御されてアンテナ5から通信衛星30に発信し、通信衛星30を介 して受信局40側のアンテナ42に受信され、モニター画面40に表示される。
【0021】 以上、本実施の形態の無人監視装置10によれば、風力や太陽光などの無尽蔵 な自然エネルギーを電力に変換して監視カメラ4及び電灯7に電力供給を行い、 また、通信衛星30を用いて映像データの伝送を行うので、電線55や電話回線 56を用いず、複雑な地形や気象条件の悪化に影響されない無人監視装置とそれ を用いた無人監視システムを提供することができる。
【0022】 (実施の形態2) 以下、本実施の形態を図3に基づいて説明するが、実施の形態1で用いた同一 の構成には、同一の符号を付し、重複した説明は避ける。 図3において、11は自照式文字板、12はパトライト、13はスピーカー、 及び14はダミーカメラであり、20は本実施の形態で用いる無人監視装置であ る。無人監視装置20は、実施の形態1で用いた監視カメラ4やアンテナ5の代 わりに、「監視中!!」と表示した自照式文字板11、及び人間や動物を威嚇す る光を発するパトライト12、及び人間や動物を威嚇する音声を発するスピーカ ー13、及びあたかも周囲状況を監視しているように設置したダミーカメラ14 等を監視塔1に設置し、実際は監視しないが、あたかも監視しているかのように 思わせるものである。そして、この無人監視装置20を、犯罪や被害の多い地域 に設置すれば、犯罪及び被害を抑止する効果が得られる。なお、犯罪・被害抑止 手段は、上記装置11〜14以外にに人や動物を感知する人感センサー(図示し ない)を用いてもよい。
【0023】 以上、本実施の形態の無人監視装置20によれば、風力や太陽光などの無尽蔵 な自然エネルギーを電力に変換して自照式文字板11、パトライト12、スピー カー13、及びダミーカメラ14、及び電灯7等に電力供給を行い、電線55や 電話回線56を用いず、複雑な地形や気象条件の悪化に影響されない無人監視装 置20を提供することができる。
【0024】 なお、実施の形態1及び2で示した構成を適宜組み合わせること、すなわち、 実施の形態1で示した無人監視装置10に、自照式文字板11、パトライト12 、スピーカー13、及び人感センサー(図示しない)を設置することや、無人監 視装置10と無人監視装置20とを併せて使用し、無人監視システムとしても良 いことは言うまでもなく、こうすることで、より一層、犯罪及び被害を抑止する 効果は得られる。
【0025】 また、実施の形態1及び2で用いた無人監視装置のボックス6に、監視カメラ 4で撮影した映像データを録画する機能を備える長時間用ビデオデッキ(図示し ない)を設置することも可能であることは言うまでもなく、こうすることで、以 下のような効果が得られる。つまり、監視カメラ4で撮影した映像データをビデ オに録画しておくことができるので、何らかの原因で衛星通信が不可能になった 場合にも、周囲状況の映像データを受信局40側においては、後で見ることがで きる。また、通信衛星を介して送信される映像データをリアルタイムで表示する だけではなく、後に何度でも表示することができ、さらに、証拠として残してお くこともできる。つまり、録画機能を備えた無人監視装置を、山岳地域や河川地 域に設置すれば、そこで起こった災害や事故の映像データを後に何度でも表示す ることができ、犯罪及び被害の多い地域に設置すれば、人通りが少ない道での犯 罪やゴミの不法投棄やいたずら等をする人をカメラにおさめて証拠として残して おくことができる。 また、実施の形態1及び2では、無人監視装置10,20に電灯7を用いて、 明るい状態で監視する態様をとったが、電灯7を用いずに、暗い状態で「こっそ り」監視する態様としても良い。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の無人監視装置によれば、風力や太陽 光などの無尽蔵な自然エネルギーを電力に変換して常時安定した電力供給を行い 、また、通信衛星を用いて映像データの伝送を行うので、電線や電話回線を用い ず、複雑な地形や気象条件の悪化に影響されない無人監視装置とそれを用いた無 人監視システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態で用いる無人監視装置を
示す斜視図
【図2】本考案の一実施の形態で用いる無人監視システ
ムを示す構成図
【図3】本考案の一実施の形態で用いる無人監視装置を
示す斜視図
【図4】ボックスの内部を示すブロック構成図
【図5】従来の無人監視装置を示す斜視図
【図6】従来の無人監視システムを示す構成図
【符号の説明】
1 監視塔 2 風力発電装置 3 太陽光発電装置 4 監視カメラ 5 アンテナ 6 ボックス 10,20 無人監視装置 11 自照式文字板 12 パトライト(発光器) 13 スピーカー(音響発生器) 14 ダミーカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉田 満 東京都新宿区上落合3−15−16−301

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視塔と、風力によって発電する風力発
    電装置と、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、
    周囲状況を監視する監視カメラと、前記監視カメラで撮
    影した映像データを通信衛星に発信するアンテナと、前
    記風力発電装置、及び前記太陽光発電装置で発電した電
    力の蓄電、及び前記監視カメラの駆動制御、及び前記ア
    ンテナから通信衛星に発信する発信制御を行うボックス
    とを備え、前記風力発電装置、前記太陽光発電装置、前
    記監視カメラ、前記アンテナ、及び前記ボックスは、前
    記監視塔に取付けられ、前記監視カメラは、前記風力発
    電装置及び前記太陽光発電装置で発電した電力により駆
    動されることを特徴とする無人監視装置。
  2. 【請求項2】 監視塔と、風力によって発電する風力発
    電装置と、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、
    発光器、音響発生器、人感センサー、及びダミーカメラ
    のうち少なくとも一つを用いる犯罪・被害抑止手段と、
    前記風力発電装置、及び前記太陽光発電装置で発電した
    電力の蓄電、及び前記犯罪・被害抑止手段を駆動制御す
    るボックスとを備え、前記風力発電装置、前記太陽光発
    電装置、前記犯罪・被害抑止手段、及び前記ボックス
    は、前記監視塔に取り付けられ、前記発光器、前記音響
    発生器、前記人感センサー、及び前記ダミーカメラは、
    前記風力発電装置及び前記太陽光発電装置で発電した電
    力により駆動されることを特徴とする無人監視装置。
  3. 【請求項3】 前記監視塔に発光器、音響発生器、人感
    センサー、及びダミーカメラのうち少なくとも一つを用
    いる前記犯罪・被害抑止手段を設置することを特徴とす
    る請求項1に記載の無人監視装置。
  4. 【請求項4】 監視塔と、風力によって発電する風力発
    電装置と、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、
    周囲状況を監視する監視カメラと、前記監視カメラで撮
    影した映像データを通信衛星に発信するアンテナと、前
    記風力発電装置、及び前記太陽光発電装置で発電した電
    力の蓄電、及び前記監視カメラの駆動制御、及び前記ア
    ンテナから通信衛星に発信する発信制御を行うボックス
    とを備え、前記風力発電装置、前記太陽光発電装置、前
    記監視カメラ、前記アンテナ、及び前記ボックスは、前
    記監視塔に取付けられ、前記監視カメラは、前記風力発
    電装置及び前記太陽光発電装置で発電した電力により駆
    動される無人監視装置を用いた送信局と、前記送信局で
    撮影された映像データが伝送され、該映像データをモニ
    ターする受信局と、前記送信局で撮影された映像データ
    を受信し、前記受信局へ該映像データを送信する通信衛
    星とを備えた無人監視システム。
  5. 【請求項5】 前記監視塔に発光器、音響発生器、人感
    センサー、及びダミーカメラのうち少なくとも一つを用
    いる前記犯罪・被害抑止手段を設置することを特徴とす
    る請求項4に記載の無人監視システム。
  6. 【請求項6】 前記無人監視装置に録画機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の無人
    監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018144A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Ntt Power & Building Facilities Inc 防災システム及び方法
WO2015063890A1 (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 株式会社アシストユウ 移動式遠隔監視カメラ

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