JP3088452U - 掴み機能を有したぬいぐるみ - Google Patents

掴み機能を有したぬいぐるみ

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廣士 石原
みやゑ 石原
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石原 広士
みやゑ 石原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掴んだ物体に疵を付けることが防止され、か
つ見栄えも良好な掴み機能を有したぬいぐるみを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 動物の形状としたぬいぐるみ1の手、
足、口の少なくとも1箇所に、先端の掴み部10bを布
地P1で被覆したクリップ10を設けた。これにより、
掴んだ物体に疵を付けることが防止され、また、布地P
1によって手、足、口の形状を表現できるので見栄えが
良くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、掴んだ物体に疵を付けることを防止し、かつ見栄えも良好な掴み機 能を有したぬいぐるみに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、実願昭48−41365号において、動物その他の玩具類の手足 の先端部分に外力により開くクリップを先端が露出するように取り付け、それに よって物を掴めるようにした掴み機能をもつ玩具(ぬいぐるみ)を提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上記ぬいぐるみにおいては、クリップの先端がそのまま 露出していたため、クリップによって掴んだ物体に疵を付ける場合がある。また 、手足の先端にクリップが露出していたので、見栄えが悪い(動物の手足に見え ない)といった問題があった。
【0004】 本考案は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、掴んだ物体に疵を付け ることを防止し、かつ見栄えも良好な掴み機能を有したぬいぐるみを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、クリップを手、足、口の少なくとも 1箇所に先端部分を装飾して被覆したクリップを取り付けたのである。このよう にすることでクリップで掴んだ物体に疵が付くことを防止し、また、手、足、口 のように見えて見栄えも良くなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案は、動物その他のぬいぐるみにおいて、手、足、口の少なくとも1箇所 に、先端部位を装飾して被覆したクリップを取り付けたものである。
【0007】 上記構成によれば、クリップは例えば布で被覆する。クリップの被覆は、例え ばクリップを動物の手、足、口の全てに取り付けた場合、これら手、足、口の形 状に応じて例えば、該クリップの掴み部分となる内表面と外表面とを覆うように してもよいし、袋状の布で覆うようにしてもよい。
【0008】 このようにすることで、クリップの掴み部分が掴んだ物体に直接接触すること がなくなり、掴んだ物体に疵を付けることが防止される。例えば植物や木製の棚 などに取り付ける場合は、植物や木製の棚にクリップの掴み痕や疵を付けること が防止される。また、クリップを覆った布地で手や足の形状とすることができる から、全体としての見栄えが良好となる。
【0009】 また、本考案は、上記構成において、クリップを構成する対をなすクリップ体 の少なくとも先端部位を、軟質又は弾性材料とすれば、クリップの掴む力を大き くすることができる。すなわち、クリップを軟質又は弾性材料とすることでクリ ップそのものによって掴んだ物体に疵を付けることがなくなる。よってクリップ の掴む力を大きくしても又はしなくても、物体に疵を付けることが確実に防止さ れる。
【0010】 また、本考案は、上記構成において、対をなすクリップ体の一方が、該クリッ プ先端部位開閉のための軸を覆う構成とすれば、軸をぬいぐるみに取り付けるこ とでクリップ先端部位を開閉させにくくなることを防止することができる。
【0011】 また、本考案は、上記構成において、内部に芯材を入れて、芯材によって所定 の姿勢を維持するようにしてもよい。このようにすることで、例えば静置した状 態でも動物の特有の姿勢が維持されることとなり、見栄えがより一層良くなる。
【0012】
【実施例】 以下に、本考案の実施例について図1〜図6を参照して説明する。 図1は本考案の掴み機能を有したぬいぐるみの一例を示す。図2及び図3は手 の断面を示す。図4は口の断面を示す。図5は、クリップの他の構成を示す。図 6は身体部分の断面を示す。
【0013】 本考案の掴み機能を有したぬいぐるみ1の一例として示すモモンガ(ムササビ )は、頭部2と胴部3とを縫い付けて構成される。頭部2は、例えば袋状にした 布地Pに綿Fを詰め、布地Pの外表面に例えば目、鼻、耳を取り付けて構成され る。
【0014】 胴部3は、首、手首、足首までの形状とした2枚の布地Pの首、手首、足首以 外の縁部を縫い合わせ、内部に綿Fと後述する芯材5を詰めて構成される。また 、胴部3は、布地Pの外表面に例えば尻尾を取り付けている。さらに、ぬいぐる み1は、本実施例では、手、足、口の部分にクリップ10を設けている。
【0015】 クリップ10は、例えば図2〜図4に示すように、二個一対とされたクリップ 体10A,10B、軸10C、ばね10Dを有する。クリップ体10A,10B は、例えば硬質、半硬質の樹脂成型品を用いる。
【0016】 なお、クリップ体10A,10Bは、前記の材料や金属を用いてもよいが、特 に軟質及び弾性材料を用いるとより好ましい。その理由は、物体を掴んだときに 、クリップ体10A,10Bが硬過ぎるとクリップ10の掴み力を大きくすると 、物体に疵をつけてしまう可能性がある。そこで、クリップ体10A,10Bに 軟質及び弾性材料を用いれば、物体に疵をつけることはなく、クリップ10の掴 み力を大きくすることができる。
【0017】 また、クリップ体10A,10Bは、それぞれ一端に操作部10aが、他端に 掴み部10bがそれぞれ形成されると共にこれら操作部10aと掴み部10bと の中間位置に軸支部10cが形成されている。
【0018】 クリップ体10A,10Bは、それぞれの軸支部10cを重ね、軸支部10c の中央位置に軸10Cを挿通して一体とされる。そして、クリップ10は、ばね 10Dを軸10Cに巻回して、その一端側をクリップ体10Aの操作部10aの 対向面に、その他端側をクリップ体10Bの操作部10aの対向面に、それぞれ 接触させている。ばね10Dは、クリップ体10A,10Bの操作部10a,1 0aを互いに離間する方向に常時付勢している。
【0019】 つまりクリップ10は、ばね10Dの付勢力に抗して操作部10a,10aを 互いに接近するように操作することで、軸10Cを中心に掴み部10b,10b が互いに離間し、掴み部10b,10b間に物体を挿入し、操作部10a,10 aの操作を止めると、ばね10Dにより掴み部10b,10bが閉じて物体を掴 む。
【0020】 上記構成のクリップ10を、ぬいぐるみ1の胴部3において手足の先端部に設 ける場合は、例えば図2に示すように操作部10a及び軸支部10cを胴部3内 に挿入し、軸支部10cを手首及び足首の布地Pに縫い付けて固定する。
【0021】 そして、掴み部10bを胴部3における手首及び足首部位から露出させ、掴み 部10bの掴み部位及びその外面に布地P1を例えば貼着し、この布地P1の両 端部を手首及び足首の布地Pに縫い付ける。布地P1は、掴み部10bを被覆す る一部に手足の形状に装飾した装飾部4を縫い付けたり貼着したりしている。
【0022】 また、ぬいぐるみ1の手足の先端部は、上記した図2の構成に代えて、図3の ようにしてもよい。図3では、上記のように胴部3に取り付けたクリップ10の 掴み部10bを、袋状の布地P2によって被覆し、布地P2の開口部分を布地P に縫い付ける。布地P2は、その全体を手や足の形状に装飾している。
【0023】 一方、ぬいぐるみ1の口部分は、図4に示すように、クリップ10の全体を頭 部2内に設けている。クリップ10の口部分への取り付けは上記と同様である。 そして、クリップ10の掴み部10bは、例えば口部分に内部に向かって窪んだ 袋状の布地P3を取り付けて被覆する。布地P3は、口のように装飾可能な色、 素材のものを用い、袋状の開口縁部を布地Pに例えば縫い付けている。
【0024】 このようにすることで、ぬいぐるみ1は、掴み部10bが布地P1(又はP2 ),P3によって被覆され、掴んだ物体に疵を付けることが防止される。また、 ぬいぐるみ1は、布地P1(又はP2),P3によって動物の手足、口の形状を 表現することができるので、見栄えが良くなる。
【0025】 ここで、上記のようにクリップ10をぬいぐるみ1の手足や口部分に軸支部1 0cを縫い付けることによって、クリップ体10A,10Bの開閉動作に支障が ある場合は、次のようにすればよい。例えば、図5に示すように、クリップ体1 0Aは、クリップ体10Bにおける軸支部10cを覆うようにカバー部10Aa を形成する。
【0026】 そして、クリップ体10Aにおける軸支部10c及びカバー部10Aaを縫い 付けることで、クリップ体10Bの軸支部10cは完全にフリーとなる。従って 、上記に較べて一層クリップ操作(掴み操作)が容易となる。
【0027】 また、本実施例において、ぬいぐるみ1は、図6に示すように胴部3における 表裏面の布地P1間に、例えば帯芯のような芯材5を挿入して、この芯材5を布 地P1に縫い付けている。このようにすることで、例えば本実施例で示したモモ ンガ(ムササビ)のような特徴的な状態を安定して維持することができる。
【0028】 なお、布地P1〜P3は、上記実施例では布を素材としていたが、これに代え てゴムや樹脂を素材とし、手、足、口のように装飾してクリップ10を被覆する ようにしてもよい。また、布地P1〜P3の装飾は、塗装、コーティング、ディ ッピング、フロッキー加工(電気植毛)、二色成形、発泡軟質材料などとしても よい。さらに、ぬいぐるみ1として示した動物は、上記実施例ではモモンガ(ム ササビ)を示したが、これに限らず、猿、犬、蛸、などに適用しても同等の作用 効果を得ることができることは言うまでもない。
【0029】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、動物その他のぬいぐるみにおいて、手、足、口の少 なくとも1箇所に先端部位を装飾して被覆したクリップを取り付けたことにより 、クリップの掴み部分で掴んだ物体に疵を付けることが防止され、また、クリッ プの被覆材料で手、足、口の形状が表現されるから全体としての見栄えが良好と なる。
【0030】 また、本考案は、上記構成において、クリップを構成する対をなすクリップ体 の少なくとも先端部位を、軟質又は弾性材料としたので、上記に較べてより確実 に物体に疵を付けることを防止することができ、よってクリップの掴む力を大き くすることができるようになる。
【0031】 また、本考案は、上記構成において、対をなすクリップ体の一方が、該クリッ プ先端部位開閉のための軸を覆う構成としたので、クリップ先端部位の開閉が確 実となる。
【0032】 また、本考案は、上記構成において、内部に芯材を入れて、芯材によって所定 の姿勢を維持するようにすれば、例えば静置した状態でも動物の特有の姿勢が維 持されることとなり、見栄えがより一層良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の掴み機能を有したぬいぐるみを示し、
(a)は正面から見た図、(b)は背面から見た図であ
る。
【図2】図1における手の断面図である。
【図3】手の部分の他の構成を示し、(a)はクリップ
を閉じた状態、(b)はクリップを開いた状態、をそれ
ぞれ示す断面図である。
【図4】図1における口の断面図である。
【図5】他の構成のクリップを取り付けた状況を示す斜
視図である。
【図6】図1における胴部分の断面図である。
【符号の説明】
1 (掴み機能を有した)ぬいぐるみ 4 装飾部 10 クリップ 10A クリップ体 10B クリップ体 10C 軸 10b 掴み部 10c 軸支部 10Aa カバー部 P1 布地 P2 布地 P3 布地

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物その他のぬいぐるみにおいて、手、
    足、口の少なくとも1箇所に、先端部位を装飾して被覆
    したクリップを取り付けたことを特徴とする掴み機能を
    有したぬいぐるみ。
  2. 【請求項2】 クリップを構成する対をなすクリップ体
    の少なくとも先端部位を、軟質又は弾性材料としたこと
    を特徴とする請求項1記載の掴み機能を有したぬいぐる
    み。
  3. 【請求項3】 クリップは、対をなすクリップ体の一方
    が、該クリップ先端部位開閉のための軸を覆う構成とし
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の掴み機能を有
    したぬいぐるみ。
  4. 【請求項4】 内部に芯材を入れて、芯材によって所定
    の姿勢を維持するようにしたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか記載の掴み機能を有したぬいぐるみ。
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