JP3088320U - メガネ - Google Patents

メガネ

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JP3088320U
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勇 酒井
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有限会社サンカラー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの上側をハーフリムにて拘束し、レン
ズ下側は高張力糸にて保持するハーフリムタイプのメガ
ネであって、レンズはガラスレンズとしても縁が欠けな
いようにしたメガネの提供。 【解決手段】 ガラスレンズ3の全周には凹溝6を設
け、そして該レンズ3を保持する高張力糸4は基部8と
凸片9を有す概略T型断面を成し、凸片9はレンズ凹溝
6に嵌めると共に基部8はレンズ3の外周10を抱くよ
うに被覆する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は水糸等の高張力糸をレンズの外周に巻き付けて構成したメガネに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
メガネにも色々な形態があって、一般的にはリムにレンズを嵌めたものが主流 であるが、リムを上側半分のハーフリムとすると共に下側を水糸等の高張力糸に よって保持するタイプのメガネが多用されている。又リムを全く使用せずに、両 レンズを連結部材の両端部に直接ネジ止め固定し、レンズ外側にはヨロイをネジ 止めした縁無しメガネを称するタイプのメガネの多用されている。
【0003】 このようなタイプのメガネはリムが半分であったり、又はリムが無いことで視 界が広くなり、そしてメガネを顔に掛ける為にファッション性が高く、リムを備 えたメガネよりはデザイン的にスッキリするハーフリムタイプや縁無しタイプの メガネがデザイン的に好まれるケースも多い。
【0004】 ところで、これらのメガネは顔から外して机やテーブルに置く場合、レンズの 下側縁が触れることにより、レンズの一部が欠ける等の損傷を被る。この欠け防 止を図る為もあってこの種のメガネレンズはプラスチックレンズが使用されてい る。すなわち、プラスチックレンズはガラスレンズに比較して多少の弾力性があ る為に、その分だけ欠け難い利点はあるが、逆にレンズ表面に微細なキズが付い てしまい、そのキズによって見難くなるといった欠点もある。勿論、表面にキズ が付き難いように、コーディング処理はなされているが、決して十分ではない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のハーフリムタイプ及び縁無しメガネタイプのメガネには上 記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であって、 このタイプのメガネとしてガラスレンズを使用し、しかもレンズの欠け防止を図 ったメガネを提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本考案のメガネはガラス製のレンズを使用し、しかも該レンズの欠け防止を図 ったものである。そこで、ハーフリムタイプのメガネの場合、ガラスレンズの全 周には凹溝を設け、この凹溝に高張力糸を嵌めて保持する訳であるが、高張力糸 は概略T型断面を成している。その為に高張力糸の一部は凹溝に嵌ると共に、レ ンズ外周を被うようになる。従って、メガネを外してテーブル等の上に置いても レンズの縁が当らない為に欠けが防止される。
【0007】 又、ハーフリムも用いない縁無しタイプのメガネの場合、レンズは連結部材の 両端部に固定されるが、このガラスレンズの外周には凹溝を形成し、該凹溝にT 型断面の糸を嵌めると共に、全外周を被っている。従って、メガネを外してテー ブルに置いてもレンズ縁が直接当って欠けることはなくなる。ここで、T型断面 の糸幅はレンズ厚さより僅かに大きい方が好ましい。以下、本考案に係る実施例 を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1はハーフリムタイプのメガネ正面図を示しているが、両ハーフリム1,1 は連結部材2によって連結され、このハーフリム1,1にレンズ3,3の上側半 分が嵌っている。そして、レンズ3,3の下側には高張力糸4,4が張設されて 該レンズ3,3を保持している。高張力糸4,4の両端はハーフリム1,1の両 端に止着されて緩まないようになっている。
【0009】 図2には図1のA−A断面拡大図を示しているように、ハーフリム1とレンズ 3とはヒョウタン型断面の繋ぎ糸5によって連結されている。すなわち、レンズ 3はハーフリムから外れることはない。レンズ3の全周には凹溝6が形成され、 上記繋ぎ糸5の下側半分が該凹溝6に嵌合し、上側半分はハーフリム1の内周に 形成している凹溝7に嵌っている。
【0010】 図3は図1のB−B断面拡大図を示しているが、レンズ3の下側には概略T型 断面の高張力糸4が張設されていて、該レンズ3を保持している。T型高張力糸 4は基部8と凸片9から成ったT型断面であり、この凸片9がレンズ外周に設け ている凹溝6に嵌合し、基部8はレンズの外周10に当接している。レンズ3の 下側外周10はT型高張力糸4の基部8によって被覆され、上側外周10はハー フリム1によって被覆されることになり、レンズ3の縁が欠けるといったことは 防止される。
【0011】 又、T型高張力糸4によってレンズ下側が保持されることで、凹溝6だけに嵌 って保持する従来の円形断面の高張力糸に比べてレンズ保持力が大きくて安定す る。ここでT型高張力糸4の基部両側は内側(凸片側)に湾曲し、レンズ外周7と の間に隙間が生じないようにしている。
【0012】 図4は本考案に係るメガネの別形態を示す縁無しメガネである。この縁無しタ イプのメガネはリムを備えておらず、両レンズ11,11は連結部材12の両サ イドにネジ止めにて固定され、そしてレンズ外側にはヨロイ13,13が取着さ れている。レンズ11,11と連結部材12及びレンズ11,11とヨロイ13 ,13の具体的な連結構造は従来から色々知られていて、本考案では限定しない ことにする。
【0013】 基本的にはネジ穴に応力の集中が生じて亀裂が発生しないように、又レンズが ネジを中心として回転しない連結構造となっている。図5は図4のC−C断面拡 大図であり、同図に示すごとく本考案の縁無しメガネのレンズ外周には概略T型 断面の樹脂製糸14が巻かれている。このT型断面樹脂製糸14は前記ハーフリ ムタイプのメガネの実施例で用いた高張力糸でもよいが、該樹脂製糸14には張 力は作用しない為にレンズ外周を被覆するだけの糸であればよい。
【0014】 そして、該T型断面樹脂製糸14は基部15と凸片16から成り、この凸片1 6はレンズ外周に設けている凹溝17に嵌っている。凹溝17はレンズ外周面中 央に設けられている為に、この凹溝17に凸片16を嵌めることで基部15は外 周に正しく位置決めされ、その両側面18,18はレンズ面19,19から僅か に突出している。すなわち、基部15の幅はレンズ11の厚さより僅かに大きく なっている。これはメガネを外してテーブル上に置く場合、基部15が僅かに突 出していることでレンズ11の縁がテーブル面に当ることはない。
【0015】 以上述べたように、本考案のメガネはレンズをガラスレンズとし、その外周に 概略T型断面の糸を被覆したものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0016】
【考案の効果】
本考案のハーフリムタイプのメガネではガラスレンズが使用されている為に、 表面に微細なキズが付き難く、何時までも光沢面のあるレンズ表面を保ち視界も 良好となる。そして該ガラスレンズの下側を保持する高張力糸は概略T型断面を 成して、レンズ外周を抱くように被覆している為に、メガネを外してテーブル上 においても該レンズの縁が直接当ることはなく、レンズの欠け防止を図ることが 出来る。そしてT型断面糸の基部両側は凸片側へ湾曲している為に、レンズ外周 との間に隙間を生じることはない。
【0017】 そして、細い糸をレンズ外周に設けた凹溝に嵌めて該レンズを保持する場合に 比較して安定することが出来る。又、縁無しタイプのメガネの場合には、ガラス レンズの全周に概略T型断面の樹脂製糸を巻付けている為に、メガネを外してテ ーブルなどの上に置いても、該レンズに直接接しないことでレンズの欠けを防止 することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のハーフリムタイプのメガネを示す正面
図。
【図2】図1のA−A断面拡大図。
【図3】図1のB−B断面拡大図。
【図4】本考案の縁無しタイプのメガネを示す正面図。
【図5】図4のC−C断面拡大図。
【符号の説明】
1 ハーフリム 2 連結部材 3 レンズ 4 高張力糸 5 繋ぎ糸 6 凹溝 7 凹溝 8 基部 9 凸片 10 外周 11 レンズ 12 連結部材 13 ヨロイ 14 樹脂製糸 15 基部 16 凸片 17 凹溝 18 側面 19 レンズ面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月4日(2002.3.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの上側をハーフリムにて拘束し、
    レンズ下側は高張力糸にて保持するハーフリムタイプの
    メガネにおいて、上記レンズはガラスレンズを使用して
    全周には凹溝を設け、ハーフリムとは繋ぎ材にて連結
    し、又高張力糸は基部と凸片を有す概略T型断面を成
    し、該凸片はレンズ凹溝に嵌合すると共に、基部はレン
    ズ外周を抱くように被覆したことを特徴とするハーフリ
    ムタイプのメガネ。
  2. 【請求項2】 リムを備えないで連結部材の両端部に直
    接ネジ止め固定し、レンズ外側にはヨロイをネジ止め固
    定した縁無しタイプのメガネにおいて、該メガネレンズ
    はガラスレンズを使用し、レンズの外周には凹溝を設
    け、基部と凸片を有す概略T型断面の糸をレンズ外周に
    巻き付けると共に凸片を凹溝に嵌め、基部は外周を抱く
    ように被覆したことを特徴とする縁無しタイプのメガ
    ネ。
  3. 【請求項3】 上記T型断面の糸の基部幅寸法をレンズ
    厚さより僅かに大きくした請求項1、又は請求項2記載
    のメガネ。
  4. 【請求項4】 上記T型断面糸の両側を凸片側へ湾曲し
    た請求項1、請求項2、又は請求項3記載のメガネ。
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