JP3087724U - アスファルト削孔用ドリル - Google Patents

アスファルト削孔用ドリル

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JP3087724U
JP3087724U JP2002000317U JP2002000317U JP3087724U JP 3087724 U JP3087724 U JP 3087724U JP 2002000317 U JP2002000317 U JP 2002000317U JP 2002000317 U JP2002000317 U JP 2002000317U JP 3087724 U JP3087724 U JP 3087724U
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drill
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義光 田中
圭吾 雨宮
資郎 太田
民人 増成
真 松井
太司 赤坂
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Nippon Koei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転のみで削孔ができ、また、低騒音、低振
動で、高速に大口径の削孔が可能なアスファルト専用の
ドリルを提供すること。 【解決手段】 軸本体の先端部の中心位置に中心切削ビ
ット21を配置するとともに、軸本体の先端部における
等しい中心角の間隔で、かつ、内外の異なる円周上に、
複数個の第1掘削ビット23と第2掘削ビット24から
なる掘削ビット22をそれぞれ配置し、これら複数個の
掘削ビット22の軸部29を、軸本体の先端部のそれぞ
れのビット支持台28の軸孔33に回転自在に設け、か
つ、掘削ビット22の先端のアスファルト構造物11を
穿る刃先部32をアスファルト構造物11に対して鋭角
に食い込む方向に向けて配置してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、道路工事、下水道工事などにおいて、アスファルト構造物を破壊す る際にアスファルト構造物に掘削孔を形成するためのアスファルト削孔用ドリル に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、アスファルト構造物11に掘削孔14を形成するためには、コンクリ ート用ドリルや図6に示すようなコンクリート用コアカッター10が用いられて いる。 従来から知られているコンクリート用ドリルは、直径が30mm程度までの小 口径であること、先端がエッジタイプであること、回転しながら衝撃を与えて削 孔を行うこと、を特徴としている。このような小口径のコンクリート用ドリルを アスファルトの削孔に用いることは、極めて非能率的であるばかりか、コンクリ ート用ドリルは、硬度の高いコンクリートを少しずつ削りながら削孔するもので あり、削孔時に排出される切削屑は非常に細かな粉末であるから、粉塵公害が大 きな社会問題になっており、できるだけ粉塵の発生を避けなければならない。ま た、衝撃を与えながらの削孔は、大きな騒音と振動が発生し、これもできるだけ 避けることが望ましい。
【0003】 そこで、小口径のコンクリートドリルに代えて、図6に示すようなやや大きな 径のコンクリート用コアカッター10を、その固着ねじ部16にてパワーショベ ルなどに取り付け、回転を与えることで、先端の刃先13で掘削孔14を穿ち、 コアカッター10の空洞部15内にアスファルト構造物11のアスファルトコア 12が形成されるようにして削孔する方法が採用されていた。この方法は、コン クリート用ドリルを用いる場合よりも能率的ではあるが、依然として削孔する径 が小さく、削孔作業時に加熱防止の水を供給する必要があり、また、削孔後にア スファルトコア12を除去するための余計な作業を必要とする、などの問題があ った。コアカッター10によるアスファルト構造物11の削孔速度は、コンクリ ートドリルによる場合よりも早いとはいえ、一般に6cm/minであり、通常 のアスファルト構造物11の厚さは、30cmであるから、これの削孔時間は、 およそ5minかかり、依然として能率が悪い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
アスファルトは、コンクリートと異なり、骨材をアスファルトで接合する役目 を果たすものでありから、その接合部分を分離することで削孔ができ、言い換え れば、穿るとか、砕くという作用で削孔が可能である。 そこで、本考案は、衝撃を用いることなく、回転のみで削孔ができ、また、低 騒音、低振動で、高速に大口径の削孔が可能なアスファルト専用のドリルを提供 することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、軸本体の先端部の中心位置に中心切削ビット21を配置するととも に、前記軸本体の先端部における等しい中心角の間隔で、かつ、内外の異なる円 周上に、複数個の第1掘削ビット23と第2掘削ビット24からなる掘削ビット 22をそれぞれ配置し、これら複数個の掘削ビット22の軸部29を、前記軸本 体の先端部のそれぞれのビット支持台28の軸孔33に回転自在に設け、かつ、 掘削ビット22の先端のアスファルト構造物11を穿る刃先部32をアスファル ト構造物11に対して鋭角に食い込む方向に向けて配置してなることを特徴とす るアスファルト削孔用ドリルである。
【0006】 中心切削ビット21で削孔しようとするアスファルトに正確に位置決めし、内 側の複数個の第1掘削ビット23で小さな径の削孔をし、さらに、外側の第2掘 削ビット24で大きな削孔をするので、これらの掘削ビットの先端の刃先部32 にて、硬度の低いアスファルトを、回転のみによる穿るとか、砕くという作用で 大きな直径の削孔を能率的に行うことが可能である。しかも、低騒音、低振動の ドリルを提供できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図5に基づき説明する。 本考案によるアスファルト削孔用ドリルは、例えば、先端の大径軸部18の直 径が90mm、この大径軸部18に第1フィン26を形成した最も太い部分の直 径が110mm、中央の小径軸部17の直径が60mm、固着ねじ部16の端か ら中心切削ビット21の先端までの長さが485mmである。これらの寸法及び 以下の説明で例示される寸法は、一例であってこれにこだわるものではない。
【0008】 軸本体は、前記小径軸部17からテーパー部19を経て先端が大径軸部18と なっており、この大径軸部18のさらに先端部は、切削屑の側方への排出を良好 にするため、図5に示すように、θ=140度程度のテーパーを有するビット取 り付け円錐部20が一体に形成され、また、基端部側には、固着ねじ部16が形 成されている。 前記固着ねじ部16,小径軸部17,テーパー部19,大径軸部18からなる 軸本体には、図4に示すように、内部を貫通した通気孔37が穿設され、さらに 、図1(c)に示すように、この通気孔37からビット取り付け円錐部20の端 面に噴射口38が連通開口している。この噴射口38は、1個所でもよいし、1 80度の間隔をおいた2個所、さらにそれ以上であってもよい。
【0009】 前記ビット取り付け円錐部20には、中心の1本の切削ビット21と、その周 りの内側に2本の第1掘削ビット23と、さらにその周りの外側に2本の第2掘 削ビット24との、合計5本のビットが設けられている。これらのうち、中心の 1本の切削ビット21は、切削用であり、また、第1掘削ビット23と第2掘削 ビット24によりアスファルトを穿るための掘削ビット22が構成されている。
【0010】 前記中心切削ビット21は、5本の中で軸方向に最も先端まで伸び、先端が3 0度の角度を持った3角錐からなる。3角錐以外でもよいが、3角錐が削孔時の 抵抗が少なく、削孔速度も得られて好ましい。この中心切削ビット21は、図5 では、その基部をビット取り付け円錐部20に固定的に埋設したが、使用目的や 擦り減ったときに交換できるようにしてもよい。ただし、回転しないように取り 付けることが必要である。
【0011】 前記第1掘削ビット23は、直径がD1(例えば60mm)の小径切削孔41 を削孔するためのもので、図1及び図2に示すように、前記ビット取り付け円錐 部20の途中にビット支持台28を一体に設け、このビット支持台28に切削方 向に角度αが約45度で回転自在に設けられ、その先端部は、前記中心切削ビッ ト21よりやや低くなっている。
【0012】 前記第2掘削ビット24は、直径がD2(例えば120mm)の大径切削孔4 2を削孔するためのもので、図1及び図2に示すように、前記ビット取り付け円 錐部20の途中にビット支持台28を一体に設け、このビット支持台28に切削 方向に角度βが約30度で回転自在に設けられ、その先端部は、前記第1掘削ビ ット23よりやや低いが、大径軸部18よりもやや外方まで伸びている。第1掘 削ビット23と第2掘削ビット24の本数や配置は、アスファルト削孔用ドリル の直径によって異なるが、同一円周上でアンバランスにならないように設定され る。
【0013】 例えば、図3において、(a)は、図1(a)に示した例を示しており、中心 に、中心切削ビット21を設け、内側の円周上に、2個の第1掘削ビット23を 同一の中心角(180度)で設け、外側の円周上に、2個の第2掘削ビット24 を同一の中心角(180度)で設けたものである。図3(b)は、中心に、中心 切削ビット21を設け、内側の円周上に、2個の第1掘削ビット23を同一の中 心角(180度)で設け、外側の円周上に、3個の第2掘削ビット24を同一の 中心角(120度)で設けたものである。図3(c)は、中心に、中心切削ビッ ト21を設け、内側の円周上に、3個の第1掘削ビット23を同一の中心角(1 20度)で設け、外側の円周上に、4個の第2掘削ビット24を同一の中心角( 90度)で設けたものである。図3(d)は、中心に、中心切削ビット21を設 け、最も内側の円周上に、2個の第1掘削ビット23を同一の中心角(180度 )で設け、中側の円周上に、3個の第2掘削ビット24を同一の中心角(120 度)で設け、最も外側の円周上に、4個の第3掘削ビット43を同一の中心角( 90度)で設けたものである。
【0014】 これらの例において、同一円周上でアンバランスにならないように中心角が同 一になるように設定されるが、内側、中側、外側では、直接角度に関連性がない 。また、各円周上の掘削ビットの数は、以上の例に限られるものではなく、また 、円周の数も例示したものに限られるものではない。
【0015】 前記第1掘削ビット23と第2掘削ビット24は、図4に示すように、円筒状 の軸部29、テーパー部36、軸部29より大径の膨出部30、円錐形の先鋭部 31を一体に形成し、この先鋭部31の先端に超硬金属又は超硬石からなる先端 がやや丸みをもった刃先部32を一体に取り付け、前記軸部29をビット支持台 28の軸孔33に回転自在に嵌合し、軸部29の突出部分の係止溝34に抜止め リング35を嵌め込んで交換自在に構成したものである。
【0016】 前記軸本体には、第1フィン26と第2フィン27とからなるフィン25が設 けられて、螺旋溝部39が構成されている。さらに詳しくは、前記大径軸部18 の外周には、切削屑を上方へ案内して排除するための高さが10mmの4個の第 1フィン26が、90度の間隔で、かつ、約45度の傾斜を持って一体に設けら れて、螺旋溝部39が形成されている。また、テーパー部19から小径軸部17 の上方部にかけて高さが25mmの2個の第2フィン27が180度の間隔で、 かつ、前記4個の第1フィン26のうちの2個の第1フィン26に連続するよう に傾斜して第2フィン27が一体に設けられて、螺旋溝部39が形成されている 。
【0017】 以上のような構成におけるアスファルト削孔用ドリルを使用した削孔の作用を 説明する。 本考案によるアスファルト削孔用ドリルは、固着ねじ部16にてパワーショベ ルなどに取り付けられて回転を与え、アスファルト構造物11の削孔位置に上か ら押し当てる。すると、まず、中心切削ビット21により切削孔40が削孔され 、アスファルト削孔用ドリルがアスファルト構造物11で滑って位置ずれするの が防止される。 アスファルト削孔用ドリルを上から押し込むと、内側の第1掘削ビット23の 刃先部32部分によってアスファルト構造物11が穿られて小径切削孔41が削 孔される。 アスファルト削孔用ドリルを上からさらに押し込むと、外側の第2掘削ビット 24の刃先部32部分によってアスファルト構造物11が穿られて大径切削孔4 2が削孔される。
【0018】 これらの削孔作用時に発生する切削屑は、通気孔37から噴射口38を経て噴 射される圧搾空気により、小径切削孔41と大径切削孔42が浅いうちは、第1 掘削ビット23と第2掘削ビット24の隙間から外方向へ吹き飛ばされて排出さ れる。小径切削孔41と大径切削孔42の深さが深くなるにつれて切削屑は、第 1フィン26の相互間の螺旋溝部39を通って上昇し、さらに、小径切削孔41 と大径切削孔42の深さが高くなると、噴射口38から噴出する圧搾空気により 第2フィン27の相互間の螺旋溝部39を通って上昇し、排出される。 大径切削孔42から排出された切削屑は、バキューム装置などにより除去され る。
【0019】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、軸本体の先端部に掘削ビット22を設け、この 掘削ビット22の先端のアスファルト構造物11を穿る刃先部32を、前記軸本 体の先端部に、アスファルト構造物11に食い込む方向に向けて配置したので、 掘削ビットの先端の刃先部32にて、硬度の低いアスファルトを、回転のみによ る穿るとか、砕くという作用で大きな直径の削孔を能率的に行うことが可能であ る。ちなみに、本考案によれば、アスファルト構造物11の削孔速度は、30c m/minであった。また、削孔時に排出される切削屑は、大きな塊となり、粉 塵公害の問題となるような細かな粉末の発生を抑制することができる。しかも、 低騒音、低振動のドリルを提供できる。
【0020】 請求項2記載の考案によれば、軸本体の先端部に、複数個の掘削ビット22を それぞれ同一の中心角を持って配置したので、安定した削孔ができるとともに、 削孔速度がより速くなる。
【0021】 請求項3記載の考案によれば、軸本体の先端部の中心位置に中心切削ビット2 1を配置したので、中心切削ビット21で削孔しようとするアスファルトに正確 に位置決めできるとともに、ドリルの破損を防止できる。また、中心部分は、切 削速度が外周よりも遅く、切削時の大きな抵抗になりやすいが、中心切削ビット 21を配置することで、確実に、しかも高速での削孔が可能となる。
【0022】 請求項4記載の考案によれば、軸本体の先端部の中心位置に3角錐の中心切削 ビット21を配置したので、削孔時の抵抗が少なく、しかも、大きな削孔速度が 得られる。また、掘削ビット22は、円筒状の軸部29と、この軸部29から連 続して次第に大きな径となるテーパー部36と、このテーパー部36に連続する 軸部29より大径の膨出部30と、このテーパー部36から連続して次第に小さ な径となる円錐形の先鋭部31と、この先鋭部31の先端に設けられた先端がや や丸みをもった超硬の刃先部32とからなり、前記軸部29を、前記軸本体の先 端部のビット支持台28に形成した軸孔33に回転自在に嵌合したので、削孔時 の圧力が無理なくビット支持台28に受けられる。さらに、前記掘削ビット22 の先端のアスファルト構造物11を穿る刃先部32を、アスファルト構造物11 に対して鋭角に食い込む方向に向け、かつ、前記第1掘削ビット23の刃先部3 2と第2掘削ビット24の刃先部32とを内外の異なる円周上に配置し、前記中 心切削ビット21の先端部を最も突出させ、内側の第1掘削ビット23の刃先部 32を中心切削ビット21よりやや低く、外側の第2掘削ビット24の刃先部3 2を最も低く配置したので、中心の切削孔40、小径切削孔41、大径切削孔4 2の順序で削孔するので、削孔作業が円滑に行われる。
【0023】 請求項5記載の考案によれば、大径軸部18の先端部に、ビット取り付け円錐 部20を一体に形成するとともに、大径軸部18と小径軸部17に第1フィン2 6と第2フィン27とによる螺旋溝部39を形成したので、ビット取り付け円錐 部20、第1フィン26、第2フィン27のそれぞれの作用により切削屑を確実 に外周方向と上方向へ排出することができる。
【0024】 請求項6記載の考案によれば、小径軸部17と大径軸部18に貫通する通気孔 37を穿設し、この通気孔37の噴射口38をビット取り付け円錐部20に開口 したので、切削屑が螺旋溝部39に途中で詰まることなく排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるアスファルト削孔用ドリルの一実
施例を示すもので、(a)は、正面図、(b)は、平面
図、(c)は、底面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】第1掘削ビットと第2掘削ビット24と第3掘
削ビット43の異なる配置例を示す底面から見た説明図
である。
【図4】掘削ビット22のビット支持台28への取り付
け状態を示す一部の断面図である。
【図5】掘削ビット22を省略した小径軸部17と大径
軸部18の一部の断面図である。
【図6】従来のコンクリート用コアカッター10の断面
図である。
【符号の説明】
10…コアカッター、11…アスファルト構造物、12
…アスファルトコア、13…刃先先鋭部、14…掘削孔
小径切削孔、15…空洞部、16…固着ねじ部、17…
小径軸部、18…大径軸部、19…テーパー部、20…
ビット取り付け円錐部、21…中心切削ビット、22…
掘削ビット、23…第1掘削ビット、24…第2掘削ビ
ット、25…フィン、26…第1フィン、27…第2フ
ィン、28…ビット支持台、29…軸部、30…膨出
部、31…先鋭部、32…刃先部、33…軸孔、34…
係止溝、35…抜止めリング、36…テーパー部、37
…通気孔、38…噴射口、39…螺旋溝部、40…切削
孔、41…小径切削孔、42…大径切削孔、43…第3
掘削ビット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 雨宮 圭吾 千葉県松戸市五香西6−12−1 国土交通 省関東地方整備局関東技術事務所内 (72)考案者 太田 資郎 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)考案者 増成 民人 東京都千代田区麹町5丁目4番地 日本工 営株式会社内 (72)考案者 松井 真 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)考案者 赤坂 太司 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸本体の先端部に掘削ビット22を設
    け、この掘削ビット22の先端のアスファルト構造物1
    1を穿る刃先部32を、前記軸本体の先端部に、アスフ
    ァルト構造物11に食い込む方向に向けて配置してなる
    ことを特徴とするアスファルト削孔用ドリル。
  2. 【請求項2】 軸本体の先端部に、複数個の掘削ビット
    22をそれぞれ同一の中心角を持って配置し、これら掘
    削ビット22の先端のアスファルト構造物11を穿る刃
    先部32を、前記軸本体の先端部のそれぞれのビット支
    持台28に、アスファルト構造物11に対して鋭角に食
    い込む方向に向けて配置してなることを特徴とするアス
    ファルト削孔用ドリル。
  3. 【請求項3】 軸本体の先端部の中心位置に中心切削ビ
    ット21を配置するとともに、前記軸本体の先端部にお
    ける等しい中心角の間隔で、かつ、内外の異なる円周上
    に、複数個の第1掘削ビット23と第2掘削ビット24
    からなる掘削ビット22をそれぞれ配置し、これら複数
    個の掘削ビット22の軸部29を、前記軸本体の先端部
    のそれぞれのビット支持台28の軸孔33に回転自在に
    設け、かつ、掘削ビット22の先端のアスファルト構造
    物11を穿る刃先部32をアスファルト構造物11に対
    して鋭角に食い込む方向に向けて配置してなることを特
    徴とするアスファルト削孔用ドリル。
  4. 【請求項4】 軸本体の先端部の中心位置に3角錐の中
    心切削ビット21を配置するとともに、前記軸本体の先
    端部における等しい中心角の間隔で、内側の複数個の第
    1掘削ビット23と外側の複数個の第2掘削ビット24
    からなる掘削ビット22をそれぞれ配置し、これらの掘
    削ビット22は、円筒状の軸部29と、この軸部29か
    ら連続して次第に大きな径となるテーパー部36と、こ
    のテーパー部36に連続する軸部29より大径の膨出部
    30と、このテーパー部36から連続して次第に小さな
    径となる円錐形の先鋭部31と、この先鋭部31の先端
    に設けられた先端がやや丸みをもった超硬の刃先部32
    とからなり、前記軸部29を、前記軸本体の先端部のビ
    ット支持台28に形成した軸孔33に回転自在に嵌合
    し、前記掘削ビット22の先端のアスファルト構造物1
    1を穿る刃先部32を、アスファルト構造物11に対し
    て鋭角に食い込む方向に向け、かつ、前記第1掘削ビッ
    ト23の刃先部32と第2掘削ビット24の刃先部32
    とを内外の異なる円周上に配置し、前記中心切削ビット
    21の先端部を最も突出させ、内側の第1掘削ビット2
    3の刃先部32を中心切削ビット21よりやや低く、外
    側の第2掘削ビット24の刃先部32を最も低く配置し
    てなることを特徴とするアスファルト削孔用ドリル。
  5. 【請求項5】 小径軸部17と、その先端の大径軸部1
    8とからなる軸本体における大径軸部18の先端部に、
    ビット取り付け円錐部20を一体に形成し、このビット
    取り付け円錐部20の中心位置に中心切削ビット21を
    配置するとともに、前記ビット取り付け円錐部20にお
    ける等しい中心角の間隔で、かつ、内外の異なる円周上
    に、複数個ずつの第1掘削ビット23と第2掘削ビット
    24からなる掘削ビット22をそれぞれ配置し、これら
    複数個の掘削ビット22の軸部29を、前記ビット取り
    付け円錐部20に設けたビット支持台28の軸孔33に
    回転自在に設け、かつ、掘削ビット22の先端のアスフ
    ァルト構造物11を穿る超硬の刃先部32を、アスファ
    ルト構造物11に対して鋭角に食い込む方向に向けて配
    置し、前記大径軸部18と小径軸部17に切削屑を排出
    する第1フィン26と第2フィン27とによる螺旋溝部
    39を形成してなることを特徴とするアスファルト削孔
    用ドリル。
  6. 【請求項6】 小径軸部17と、その先端の大径軸部1
    8とからなる軸本体における大径軸部18の先端部に、
    ビット取り付け円錐部20を一体に形成し、このビット
    取り付け円錐部20の中心位置に中心切削ビット21を
    配置するとともに、前記ビット取り付け円錐部20にお
    ける等しい中心角の間隔で、かつ、内外の異なる円周上
    に、複数個ずつの第1掘削ビット23と第2掘削ビット
    24からなる掘削ビット22をそれぞれ配置し、これら
    複数個の掘削ビット22の軸部29を、前記ビット取り
    付け円錐部20に設けたビット支持台28の軸孔33に
    回転自在に設け、かつ、掘削ビット22の先端のアスフ
    ァルト構造物11を穿る超硬の刃先部32をアスファル
    ト構造物11に対して鋭角に食い込む方向に向けて配置
    し、前記大径軸部18と小径軸部17に切削屑を排出す
    る第1フィン26と第2フィン27とによる螺旋溝部3
    9を形成し、前記小径軸部17と大径軸部18に貫通す
    る通気孔37を穿設し、この通気孔37の噴射口38を
    前記ビット取り付け円錐部20に開口してなることを特
    徴とするアスファルト削孔用ドリル。
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