JP3087521U - 杭打ち具 - Google Patents

杭打ち具

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JP3087521U
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勇 藤中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】杭の打設作業における手指を打撃するという危
険性を排除し、簡単に打設し得る杭打ち具を提供する。 【解決手段】杭10を打設位置に立てた状態で保持した
のち杭打ち具1のガイド部2の通路3内に杭10の頭部
を差し込むように装着する。この状態において杭打ち具
1を持ち上げ打撃ヘッド4により杭10に打撃力を付与
し所要の深さまで杭10の打設を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は杭打ち具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から杭、即ち、山道あるいは河川の堤防に施工する土留め用杭、土木工事 時における測量点の標識杭として、農園芸用における農作物(蔓製の植物)の添 え木あるいは樹木の支柱、囲い柵の支柱、さらには、害獣の防護柵の支柱等々に 種々杭あるいは支柱(以下、これらを総称して単に杭という。)が利用されてい る。
【0003】 これら従来の杭は、単に、角状あるいは矩形の木材(間伐材)を使用して製作 されるもので、棒状本体の先端部を尖状に削設し、土中に貫入しやすくしたもの であって、この杭を設置(埋設)するに際しては、この杭の頭部をハンマーある いは槌により杭の頭部を打撃し、埋設することが通常的に行われている。
【0004】 ところで、杭の打設に際して、比較的に高さの低い場合(腰の高さ程度のもの )にあっては打設作業を行い易いが、樹木の支柱であったり、蔓性植物を支持す る棚用の支柱等、杭高さの高い場合にあっては、脚立に登って打設作業を行わざ るをえず、打設位置に脚立を移動させつつ脚立の上り下りを行い、かつ、不安定 な脚立上でハンマーあるいは槌を振る作業となることから、杭の打設作業に時間 を要し、また、杭の支持と打設作業と人手を要するのみならず、加えて、不安定 な足場上での作業であることから誤って手指を打撃し、怪我をする危険性をも有 する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述の点に鑑み本考案は、杭の打設作業における手指を打撃するという危険性 を排除し、簡単に打設し得る杭打ち具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するための本校案にかかる杭打ち具の構成は、杭を挿通する パイプ状のガイド部の一端に金属製の打撃ヘッドを固定した点に存するものであ る。
【0007】
【考案の実施の形態1】 本考案における杭打ち具を図示の実施例に基づいて説明するに、1は杭打ち具 を示し、杭を内部に挿通するための通路3を有する断面が円形あるいは矩形のパ イプ状のガイド部2を有し、このガイド部2の一端に金属製の打撃ヘッド4が固 着されている。
【0008】 図示の実施例においては、球状の打撃ヘッド4にガイド部2の通路3と略同一 の形状ならびに寸法を有する突部5を形成し、該突部5を前記ガイド部2の通路 3に嵌装し、ガイド部2と突部5とのそれぞれに貫通孔6および7を穿孔し、該 貫通孔6,7にボルト8を挿通し、ナット9により緊締することによりガイド部 2と打撃ヘッド4とを一体化するもので、このことからガイド部2としては、円 形断面のものが適している。
【0009】 ガイド部2と打撃ヘッド4との固着は、前述の実施例に止まらず、突部5に環 状の溝を形成し、ガイド部2を前記溝に嵌入するように変形せしめるカシメ、ガ イド部2に雌ネジを打撃ヘッド4の突部5に雄ネジを刻設して螺合する等の機械 的固着手段によって、また、ガイド部2と打撃ヘッド4の両者を鎔接することに より、あるいは、ガイド部2と打撃ヘッド4の突部5とを焼嵌めることによる結 合等々適宜の手段により行うことができる。
【0010】 さらにまた、前述の実施例ではガイド部2と打撃ヘッド4との固着を、打撃ヘ ッド4に設けた突部5をガイド部2に挿入して固着しているが、図示を省略した が、前述の例とは反対に、打撃ヘッド4にガイド部2を挿入する凹所を設け、該 凹所にガイド部2を嵌装し、両者を鎔接することにより、あるいは、ガイド部2 に雄ネジを打撃ヘッド4の凹所に雌ネジを刻設して螺合する等によって固着する ことも可能である。
【0011】 前述の構成を有する杭打ち具1を使用する場合、図2に示すように、杭を打設 位置に立てた状態で保持し、あるいは、予め僅かに杭を土中に打ち込んで自立状 態としたのち、該杭に杭打ち具1を差し込むように、言いかえれば、杭打ち具1 のガイド部2の通路3内に杭10の頭部を差し込むように装着する。
【0012】 この状態において、杭打ち具1を持ち上げ、次いで杭10をガイドとして下降 させることで、打撃ヘッド4により杭10に打撃力が付与され、言いかえれば、 打撃ヘッド4の重量と打撃速度によるエネルギーを打撃ヘッド4の突部5を介し て杭10の頭部に付与し、所要の打ち込み深さとなるまでこの操作を所要回数繰 り返すことによって、所要深さまで杭10の打設を行う。
【0013】 従って、杭10をガイドとして打撃を行うことことから、支柱のように高さの 高い場合に脚立上で杭打ち作業を行うような場合にあっても、杭打ち具1により 杭10を支持するとともに、杭打ち具1を単に上下動させることにより杭打ちを 達成できることから安定した作業を行うことが可能であり、また、従来、杭10 を支持することに由来するハンマーあるいは槌による打撃時に度々生起する手指 を誤打する懼れも解消することになる。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の杭打ち具によれば、ガイド部によっ て杭を案内として杭打ちを行うことから、手を誤って打撃する虞を解消し、確実 に杭打ち作業を行い得るものであり、加えて、脚立等の高所に登って杭打ちを行 う場合にあっても、安全に、迅速に作業を行い得る等の効果を奏するものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる杭打ち具を示すの部分断正面
図。
【図2】本考案にかかる杭打ち具の使用状態を示す参考
図。
【符号の説明】 1:杭打ち具 2:パイプ 3:通路 4:打撃ヘッド 5:突部 6,7:貫通孔 8:ボルト 9:ナット 10:杭

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭を挿通するパイプ状のガイド部の一
    端に金属製の打撃ヘッドを固定したことを特徴とする杭
    打ち具。
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