JP3087392U - プロペラキャップ - Google Patents
プロペラキャップInfo
- Publication number
- JP3087392U JP3087392U JP2002000187U JP2002000187U JP3087392U JP 3087392 U JP3087392 U JP 3087392U JP 2002000187 U JP2002000187 U JP 2002000187U JP 2002000187 U JP2002000187 U JP 2002000187U JP 3087392 U JP3087392 U JP 3087392U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- propeller
- nut
- screw
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 該雄ネジの保護および海水の浸入などを避け
るため、半卵状のキャップを設けるものであるが、該キ
ャップの充填液はキャップの取外しに際し、充填液の食
み出しまたは零れが発生し、メンテナンスを困難なもの
とし、また、数多くのタッピンネジ穴、ボルト穴および
植込みボルトの穴合せ、締付けおよび取外しの作業に手
間を要するなどという問題点を有していた。 【解決手段】 キャップ1は、プロペラボスPBの後面
にシートパッキン7を貼着し、プロペラ軸Sの後部の雄
ネジBにナットNが螺着され、余った雄ネジBの部分に
二段目の円筒3の左ネジ5をねじ込み、一段目の円筒6
は、該ナットNを覆い、鍔2は、プロペラボスPBとの
間隙にシートパッキン7を挟着して密封するものであ
る。
るため、半卵状のキャップを設けるものであるが、該キ
ャップの充填液はキャップの取外しに際し、充填液の食
み出しまたは零れが発生し、メンテナンスを困難なもの
とし、また、数多くのタッピンネジ穴、ボルト穴および
植込みボルトの穴合せ、締付けおよび取外しの作業に手
間を要するなどという問題点を有していた。 【解決手段】 キャップ1は、プロペラボスPBの後面
にシートパッキン7を貼着し、プロペラ軸Sの後部の雄
ネジBにナットNが螺着され、余った雄ネジBの部分に
二段目の円筒3の左ネジ5をねじ込み、一段目の円筒6
は、該ナットNを覆い、鍔2は、プロペラボスPBとの
間隙にシートパッキン7を挟着して密封するものであ
る。
Description
【0001】
この考案は、船舶のプロペラボスの後方に装着するプロペラキャップに関するも のである。
【0002】
従来、この種の考案は、図2に示すように、右回りのプロペラ軸Sは、後部をテ ーパー状に加工され、さらに、その先端に左ネジの雄ネジBが所定の長さ加工さ れていた。
【0003】 プロペラPのプロペラボスPBは、所定のサイズのボス穴BHがリーマー加工さ れていた。
【0004】 プロペラ軸SにプロペラボスPBが圧入され、該左ネジの雄ネジBにナットNが 螺着されていた。
【0005】 プロペラボスPBの後部には、半卵状のキャップ11が該ナットNを覆って設け られ、該キャップ11の鍔12は、フランジ状に装備されていた。
【0006】 該キャップ11の鍔12には、プロペラ軸S口径によっても異なるが、12〜1 6個のボルト穴13、13、・・が一定のピッチで設けられ、プロペラボスPB の後面には、該ボルト穴13、13、・・に合わせたタッピンネジ穴14,14 、・・が設けられていた。
【0007】 該雄ネジBおよびナットNの保護のため、並びに、プロペラ軸Sおよびプロペラ ボスPBの間隙に海水の浸入を避けるため、該キャップ11には充填液G(グリ スなど)を充たし、シートパッキン15を挟着して、タッピンネジ穴14,14 、・・にキャップ11の鍔12のボルト穴13、13、・・を合わせ、12〜1 6個の植込みボルト16,16、・・によって螺着していた。
【0008】
従来の技術で述べたように、該雄ネジの保護および海水の浸入などを避けるため 、半卵状のキャップを設けるものであるが、該キャップの充填液はキャップの取 外しに際し、充填液の食み出しまたは零れが発生し、メンテナンスを困難なもの とし、また、数多くのタッピンネジ穴、ボルト穴および植込みボルトの穴合せ、 締付けおよび取外しの作業に手間を要するなどという問題点を有していた。
【0009】 この考案は、従来の技術の有するこのような不十分な点に鑑みてなされたもので あり、その目的とするところは、ほとんど空洞を有しないねじ込み式のキャップ を用いてナットを密封し、充填液を必要とせず、ネジ込むことによりキャップ自 体が装着でき、充填液の零れ対策などの養生を必要とせず、作業の容易性を図ろ うとするものである。
【0010】
上記目的を達成するために、この考案は、右回りのプロペラ軸にプロペラボスが 圧入され、左ネジの雄ネジにナットが螺着されているプロペラボスの後面におい て、プロペラ軸の余った雄ネジの部分にキャップの左ネジをねじ込み、密封する ものである。
【0011】 キャップは、二段重ねの円筒の基部に鍔を有する形状となってお り、二段目の円筒は、天板が設けられ、内側には、該左ネジが切られており、一 段目の円筒は、該ナットを覆うものである。
【0012】
この考案の技術を図1で示すように、右回りのプロペラ軸Sは、後部をテーパー 状に加工され、さらに、その先端に左ネジの雄ネジBが所定の長さ加工されてい る。
【0013】 プロペラPのプロペラボスPBは、所定のサイズのボス穴BHがリーマー加工さ れている。
【0014】 プロペラ軸SにプロペラボスPBが圧入され、該左ネジの雄ネジBにナットNが 螺着されている。
【0015】 キャップ1は、二段重ねの円筒の基部に鍔2を有する形状となっており、二段目 の円筒3は、天板4が設けられ、内側には、該左ネジの雄ネジBに合う左ネジ5 が切られており、一段目の円筒6は、該ナットNを覆うような大きさになってい る。
【0016】 該キャップ1は、プロペラボスPBの後面にシートパッキン7を貼着し、プロペ ラ軸Sの後部の雄ネジBにナットNが螺着され、余った雄ネジBの部分に二段目 の円筒3の左ネジ5をねじ込み、一段目の円筒6は、該ナットNを覆い、鍔2は 、プロペラボスPBとの間隙にシートパッキン7を挟着して密封するものである 。
【0017】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。こ の考案は、ほとんど空洞を有しないねじ込み式のキャップを用いてナットを密封 し、充填液を必要とせず、ネジ込むことによりキャップ自体が装着でき、充填液 の零れ対策などの養生を必要とせず、作業の容易性を図ろうとするものである。
【図1】この考案のプロペラ、プロペラ軸およびキャッ
プ部を略示したものである。
プ部を略示したものである。
【図2】従来のプロペラ、プロペラ軸およびキャップ部
を略示したものである。
を略示したものである。
1 キャップ 2 鍔 3 円筒 4 天板 5 左ネジ 6 円筒 7 シートパッキン S プロペラ軸 B 雄ネジ P プロペラ PB プロペラボス PH ボス穴 N ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 右回りのプロペラ軸にプロペラボスが圧
入され、左ネジの雄ネジにナットが螺着されているプロ
ペラボスの後面において、プロペラ軸の余った雄ネジの
部分にキャップの左ネジをねじ込み、密封することを特
徴とするプロペラキャップ。 - 【請求項2】 キャップは、二段重ねの円筒の基部に鍔
を有する形状となっており、二段目の円筒は、天板が設
けられ、内側には、該左ネジが切られており、一段目の
円筒は、該ナットを覆う請求項1記載のプロペラキャッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000187U JP3087392U (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | プロペラキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000187U JP3087392U (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | プロペラキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087392U true JP3087392U (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=43238749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000187U Expired - Lifetime JP3087392U (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | プロペラキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087392U (ja) |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002000187U patent/JP3087392U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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