JP3087301U - 排水溝ゴミ収集器構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ゴミ収集機能と排水溝塞がり防止機能を有す
るほか、大量の人力資源を節約できると共に、掃除人員
の掃除時間を短縮でき、水害などの災難による財物の損
失を避けられ、マーケットにおける競争力を効果的に向
上できるようにする排水溝ゴミ収集器構造を提供する。 【解決手段】 枠フレーム１０と上板２０と阻止板３０
と収集板４０とからなり、前記上板には複数の流路を有
しゴミの前記収集板に流れ込むことを許容でき、前記阻
止板によってゴミのゴミ収集器より流れ出ることを阻止
でき、前記ゴミ収集器の全体の構造によって十分にゴミ
を収集する機能を発揮でき、排水溝の塞がることを効果
的に防止でき、水害などの災害の生じることを避けられ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は排水溝ゴミ収集器構造に係わり、特に排水溝と結合でき、且つゴミを 収集でき、排水溝の塞がりを防止できるゴミ収集器構造に関するものであり、ゴ ミ収集器の全体構造によって十分にゴミ収集の機能を発揮でき、排水溝の塞がり を効果的に予防でき、水害などの災害を生じることを避けられ、且つ人力コスト を節約でき、マーケットにおける競争力を向上できる。

【０００２】

【従来の技術】

図１と図２に示すように、従来の排水溝ゴミ収集器構造は例えば台湾公告第１ ９７０３５号の物品があり、当該構造には枠フレーム１と収集皿２と排水溝カバ ー３とを有する。

【０００３】 前記の従来の構造には、枠フレーム１内に収集皿２を固着し、且つ枠フレーム １に前記の排水溝カバー３が固着され、また、組立完成後の前記枠フレーム１と 収集皿２と排水溝カバー３とを排水溝の内部（例えば図２に示すように）に固着 し、排水溝カバー３における孔部３１によって路傍のゴミなどの雑物を枠フレー ム１内に導入し、それらを受け取る。

【０００４】 しかしながら、枠フレーム１は正方体を呈し、路傍のゴミなどの雑物の枠フレ ーム１内に流れ込むことを許容できるが、枠フレーム１は排水溝内に流動される ゴミや雑物などをろ過できない。

【０００５】 また、排水溝内の流動するゴミ及び雑物が枠フレーム１の側面のろ過網１１（ 図１参照）を塞ぐ場合、流動できない汚水を生じ、逆に水害を生じやすい課題を 有する。

【０００６】 そのため、前記の説明から分かるように、前記の従来の排水溝ゴミ収集器構造 による場合では、実際の取り付けと使用に明らかにその不便さと欠陥を有し、改 善される必要がある。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、排水溝と結合でき、且つゴミを収集でき、排水溝の塞がりを防止で き、ゴミ収集器の全体構造によって十分にゴミ収集の機能を発揮でき、排水溝の 塞がりを効果的に防止し、水害などの災害を生じることが避けられ、且つ人力コ ストを節約でき、マーケットにおける競争力を向上できる排水溝ゴミ収集器構造 を提供することをその主要な目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

前記の目的を図るために、本考案は、枠フレームと上板と阻止板と収集板とか らなり、前記上板には複数の流路を有しゴミの前記収集板に流れ込むことを許容 でき、前記阻止板によってゴミのゴミ収集器より流れ出ることを阻止でき、前記 ゴミ収集器の全体の構造によって十分にゴミを収集する機能を発揮でき、排水溝 の塞がることを効果的に防止し、水害などの災害を生じることが避けられる排水 溝ゴミ収集器構造を提供する。

【０００９】

【考案の実施の形態】

図３乃至図８に示すように、本考案は排水溝ゴミ収集器構造を提供し、特に排 水溝と結合でき、ゴミを収集する機能と排水溝塞がり防止機能を有する排水溝の ゴミ収集器構造に係わるものであり、それには枠フレーム１０と上板２０と阻止 板３０と収集板４０とを有する。

【００１０】 枠フレーム１０はＬ字形の形状を呈し、枠フレーム１０が金属製物品であり、 枠フレーム１０の後側の端縁部近傍にそれぞれ枢着部１１が設けられ、枢着部１ １が枢軸１２を介して上板２０に枢着され、上板２０も金属製物品であり、上板 ２０は複数本のロッド同士２１を錫溶接や硬式溶接や超音波溶接や抵抗式溶接な どの溶接方式によって一体に成形されるものである。

【００１１】 上板２０の後側の端縁部近傍にそれぞれ枢着部２２が設けられ、枢着部２２が 枠フレーム１０の後側の端縁部近傍の枢着部１１に合わせられ、枢軸１２の枠フ レーム１０と上板２０とを枢着することに利し、枢着後の上板２０は枠フレーム １０に覆うことができ（図４参照）、上板２０には複数の流路２３が形成され、 且つ上板２０には複数の流路２３が形成され、ゴミを収集板４０に流すことがで きる（図６参照）。

【００１２】 枠フレーム１０の後側の内部に二つの対応しあう滑走槽１３が形成され、滑走 槽１３には１つの阻止板３０の両側が合せて滑走でき、阻止板３０は金属製の網 板で、且つ阻止板３０には引っ張りユニット３１が配置され、引っ張りユニット ３１として引っ張りリングやフランジを採用でき、引っ張りユニット３１がユー ザーの阻止板３０を引っ張ることに利し、且つ阻止板３０を枠フレーム１０にお ける滑走槽１３内で上下移送でき、且つ阻止板３０と枠フレーム１０を分離させ ることができる（図７参照）。阻止板３０にはろ過網３２が配置され、ろ過網３ ２がゴミなどの雑物を効果的にろ過できると共に、ゴミなどの雑物（図示せず） を阻隔でき、ろ過網３２が排水溝５０における汚水の流動する障害を避けられる （図６参照）。

【００１３】 枠フレーム１０の両側に阻隔板１４を設けてもよく、阻隔板１４は金属製物品 であり、阻隔板１４が枠フレーム１０の底部の収集板４０（図４参照）に螺合で き、阻隔板１４が枠フレーム１０全体の構造を強化でき、阻隔板１４もゴミなど の雑物が枠フレームの両側より流れ出ることを防止できる。

【００１４】 枠フレーム１０の両側に排水溝５０の内部（図６参照）の全体広さを合せて枠 体１５を増設してもよい（図５参照）。枠体１５に上板２０を固着でき、枠フレ ーム１０が排水溝５０の内部に収納されることができる。

【００１５】 枠フレーム１０と上板２０と阻止板３０と収集板４０と２つの阻隔板１４とを 組み合わせてから、ゴミ収集器６０を形成する（図４参照）。ゴミ収集器６０が 排水溝５０の内部に固着でき（図６参照）、且つ排水溝５０内部の流動するゴミ などの雑物を収集・ろ過する。上板２０における複数の流路２３が路傍のゴミな どの雑物のゴミ収集器６０内に落ちることに利し、掃除人員の路傍のゴミなどの 雑物をクリアする時間を短縮できる。

【００１６】 図５乃至図７に示すように、排水溝５０の内部のゴミと雑物が収集板６０に流 れ込む時、大型のゴミと雑物が収集板４０に留まるようになると共に、小型のゴ ミと雑物が阻止板３０におけるろ過網３２によって阻隔且つろ過され、且つ収集 板４０に留まるようになり、掃除人員が単に定時にゴミ収集器６０内のゴミと雑 物を掃除すれば、排水溝５０の順調さを保持できるようになる（図８参照）。

【００１７】 また、台湾は亜熱帯に位置するため、梅雨以外、夏は度々台風に襲われ、且つ 台風が大量の雨をもたらすので、雨季または台風の季節の大量の雨水を予防する ために、本考案の枠フレーム１０の後側の滑走槽１３と阻止板３０の引っ張りユ ニット３１とを合せて適当な時期にその作用を発揮できる。

【００１８】 雨季や台風のため水害が生じる場合、ユーザーが阻止板３０の引っ張りユニッ ト３１を利用して阻止板３０を枠フレーム１０の外部に引き出すことができる。 阻止板３０が滑走可能に枠フレーム１０の後側の滑走槽１３内に配置されるので 、ユーザーが阻止板３０の引っ張りユニット３１によって容易にその阻止板３０ を枠フレーム１０の外部へ引き出すことができると共に、ゴミ収集器６０の排水 機能をも向上でき、ゴミ収集器６０内のゴミと雑物などが排水溝５０を塞ぐこと が避けられ、排水溝５０の排水機能を確保でき、水害などの災害を生じることを 効果的に防止でき、民衆の財物の損失を減少できる。

【００１９】 そのため、本考案はゴミ収集機能と排水溝塞がり防止機能を有するほか、大量 の人力資源を節約できると共に、掃除人員の掃除時間を短縮でき、水害などの災 難による財物の損失を避けられ、マーケットにおける競争力を効果的に向上でき る。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の排水溝ゴミ収集枠フレームを示す斜視図
である。

【図２】従来の排水溝ゴミ収集枠フレームの使用状態を
示す説明図である。

【図３】本考案の構造を示す分解斜視図である。

【図４】本考案の構造を示す組合せ斜視図である。

【図５】本考案の動作図である。

【図６】本考案の使用状態（一）を示す説明図である。

【図７】本考案の使用状態（二）を示す説明図である。

【図８】本考案の構造を示す断面図である。

【符号の説明】

１０ 枠フレーム １１，２２ 枢着部 １２ 枢軸 １３ 滑走槽 １４ 阻隔板 １５ 枠体 ２０ 上板 ２１ ロッド ２３ 流路 ３０ 阻止板 ３１ 引っ張りユニット ３２，４１ ろ過網 ４０ 収集板 ５０ 排水溝 ６０ ゴミ収集器

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 内部に２つの対応しあう滑走槽同士を有
   し、両側にそれぞれ阻隔板が固着される枠フレームと、 前記枠フレームに枢着され、複数の流路を有する上板
   と、 前記枠フレームにおける滑走槽に設けられ、ろ過網を有
   する阻止板と、 前記枠フレームに固着され、ろ過網を有する収集板とを
   有することを特徴とする排水溝ゴミ収集器構造。
2. 【請求項２】 前記枠フレームがＬ字形に形成される物
   品であることを特徴とする請求項１に記載の排水溝ゴミ
   収集器構造。
3. 【請求項３】 前記枠フレームと前記上板と前記阻止板
   と前記収集板とがすべて金属製品であることを特徴とす
   る請求項１に記載の排水溝ゴミ収集器構造。
4. 【請求項４】 前記枠フレームの両側に枠体を合せて設
   けることを特徴とする請求項１に記載の排水溝ゴム収集
   器構造。
5. 【請求項５】 前記上板は複数本のロッド同士を錫溶接
   や硬式溶接や超音波溶接や抵抗式溶接などの方式によっ
   て一体になるように成形されることを特徴とする請求項
   １に記載の排水溝ゴミ収集器構造。
6. 【請求項６】 前記阻止板に引っ張りユニットが設けら
   れ、当該引っ張りユニットを引っ張ることによって前記
   阻止板を移動させることができることを特徴とする請求
   項５に記載の排水溝ゴミ収集器構造。