JP3087085B2 - 金型温度調節用液路の接続装置 - Google Patents

金型温度調節用液路の接続装置

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JP3087085B2
JP3087085B2 JP03217856A JP21785691A JP3087085B2 JP 3087085 B2 JP3087085 B2 JP 3087085B2 JP 03217856 A JP03217856 A JP 03217856A JP 21785691 A JP21785691 A JP 21785691A JP 3087085 B2 JP3087085 B2 JP 3087085B2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機等に使用
する金型内に温度調節用液路を設け、その液路を液体供
給口と液体戻り口とに着脱自在に接続する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の接続装置には、従来では、実公
昭63−416号公報(以下、第1従来例という)や実開
昭64−48219号公報(以下、第2従来例という)に
記載された技術がある。
【0003】上記の第1従来例は次のように構成されて
いる。金型支持台に設けた液体供給口と液体戻り口とを
それぞれ金型温度調節用液路の流入口と流出口とに配管
で接続し、各配管の途中部に両側逆止弁付き急速継手を
設け、各逆止弁は接続端側への流れを阻止するように構
成してなる。これらの急速継手をシリンダ装置によって
自動的に接続および分離させるのである。
【0004】前記の第2従来例は次のように構成されて
いる。温度調節用液路の流入口と流出口とを金型の外面
に開口させ、これら流入口と流出口とに対面する液体供
給口と液体戻り口とを金型支持台の外面に開口させ、各
口内に開口端側への流れを阻止する逆止弁を設けたもの
である。金型へ液体を供給する時には、上記の各逆止弁
を油圧ピストンによって強制的に開弁させるように構成
してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1従来例では
次の問題がある。急速継手を自動的に接続および分離さ
せるためのシリンダ装置が必要なので、接続装置が大形
かつ複雑である。また、金型の保管中には、温度調節用
液路が流入口と流出口の各逆止弁によって密閉されてい
るので、外気温度の上昇による液体の体積膨張や液路内
に繁殖した微生物によるガス発生等によって内圧が異常
に高まることがある。このため、急速継手を接続操作す
るためには強力なシリンダ装置が必要となって、接続装
置がさらに大形化する。
【0006】第2従来例でも、上記の第1従来例と同様
に、開弁操作用の油圧ピストンが必要なので接続装置の
構成が大形かつ複雑であり、金型保管中には逆止弁によ
って温度調節用液路が密閉されるので強力な油圧ピスト
ンが必要となって接続装置がさらに大形化する。本発明
は、接続装置を小形かつ簡素に造れるようにすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、例えば図1から図5に示すように、接続
装置を次のように構成した。
【0008】(請求項1の発明) 金型3内に形成した温度調節用液路9の流入口9aと流
出口9bとをその金型3の外面に開口し、金型支持台2
に液体供給口4aと液体戻り口4bとを設け、これら供
給口4aと戻り口4bとをそれぞれ上記の流入口9aと
流出口9bとに液密状に接続して、液体が上記の供給口
4aと流入口9aと流出口9bと戻り口4bとを順に流
れるように構成した、金型温度調節用液路の接続装置に
おいて、上記の供給口4aの周壁12と上記の流入口9
aの周壁22とを対面させてこれら両周壁12・22の
間に第1ガスケット51を設け、上記の戻り口4bの周
壁42と上記の流出口9bの周壁32とを対面させてこ
れら両周壁42・32の間に第2ガスケット52を設
け、上記の供給口4aと流入口9aと流出口9bと戻り
口4bとに、前記の液体の圧力によって開かれてその液
体が上流側から下流側へ流れるのを許容する第1・第2
・第3・第4のバネ閉弁式逆止弁11・21・31・4
1をそれぞれ設け、上記の流出口9bに設けた第3逆止
弁31は、上記の液路9内のヘッド圧力によって弁体3
6に作用する開弁力よりも逆止バネ38の閉弁力を大き
い値に設定したものである。なお、上記の供給口4aと
戻り口4bとは、金型支持台2に固定した液体給排用ブ
ロック4に設ける場合と、その金型支持台2に直接に設
ける場合とが考えられる。
【0009】(請求項2の発明))請求項1の構成におい
て、前記の第1逆止弁11と第3逆止弁31とは、弁室
13・33と弁座14・34とバネ室15・35とを下
流側から順に直列に形成してなり、上記の弁室13・3
3に弁体16・36を下流側から挿入するとともに、上
記の弁体16・36からバネ受け具17・37をバネ室
15・35内に突出して、これらバネ受け具17・37
と前記の口4a・9bの周壁12・32との間に設けた
逆止バネ18・38によって上記の弁体16・36を上
記の弁座14・34に閉弁弾圧し、前記の第2逆止弁2
1と第4逆止弁41とは、弁座24・44と弁室23・
43とバネ室25・45とを上流側から順に直列に形成
してなり、上記の弁室23・43に上記の弁体26・4
6を下流側から挿入し、上記の弁体26・46を上記の
弁座24・44に閉弁弾圧する逆止バネ28・48をバ
ネ室25・45に設けた。
【0010】(請求項3の発明))請求項2の構成におい
て、前記の第1逆止弁11のバネ受け具17の突出部に
環状の閉鎖用弁面19を設けて、この閉鎖用弁面19に
下流側から対面する閉鎖用弁座20を前記の供給口4a
の周壁12に設けた。
【0011】
【作用】本発明は、例えば、図1から図5に示すように
次のように作用する。金型3の温度調節用液路9に液体
を供給する時には、まず、その金型3側の両周壁22・
32を金型支持台2側の両周壁12・42へ封止接当さ
せる。これに伴って、液体供給口4aと液体戻り口4b
とに流入口9aと流出口9bとが接続される。
【0012】次いで、供給口4aへポンプ10bから液
体を圧入すると、その液体の圧力によって第1逆止弁1
1が開弁するとともに第2逆止弁21が開弁して、液体
供給口4aから流入口9aへ液体が供給される。液路9
内の圧力が第3逆止弁31のクラッキング圧力にまで高
まった時点で、その第3逆止弁31が開弁するとともに
第4逆止弁も開弁し、液体が流出口9bから戻り口4b
へ戻される。
【0013】供給口4aへの液体圧入を停止すると、上
記の各逆止弁11・21・31・41が各逆止バネ18
・28・38・48の弾圧力によって自動的に閉弁す
る。これにより、上記の各口4a・4bおよび9a・9
bから液体が外部へ漏れ出ることを阻止する。しかも、
流出口9bに設けた第3逆止弁31においては、液路9
内の液体のヘッド圧力によって弁体36に作用する開弁
力よりも逆止バネ38の閉弁力を大きくしたので、その
液路9内の液体が流出口9bから外部へ漏れ出ることを
確実に阻止できる。これにより、その液路9内は、満水
状態に保たれて、サビの発生が抑制される。
【0014】そして、金型3の交換時にその金型3を金
型支持台2から分離すると、これに伴って、金型支持台
2側の両周壁12・42から金型3側の両周壁22・3
2が離間して、流入口9a及び流出口9bが供給口4a
及び戻り口4bから分離される。
【0015】なお、上記の金型3の保管中に何らかの原
因で液路9の内圧が上昇した場合には、第3逆止弁31
の弁体36が逆止バネ38に抗して弁座34から離間し
て、その圧力上昇分を金型3の外部へ逃がすので、液路
9の圧力が設定圧内に保たれる。このため、次回の接続
操作時に、流入口9aに装着した第2逆止弁21は、供
給されてきた液体の圧力によって容易に開弁される。
【0016】
【実施例】図1から図5は、本発明の一実施例を示して
いる。図2の立面図に示すように、横型射出成形機1の
金型支持台2に対して金型3が水平方向へ交換される。
その金型支持台2の左上部に固定した液体給排用ブロッ
ク4に金型3が右側から封止接当されて、その金型3が
4つの油圧クランプ5によって支持面2aに固定されて
いる。符号6は金型支持用フリーローラ、符号7は金型
搬入搬出用のプリローラである。
【0017】図3の回路図に示すように、上記の金型3
内に形成した温度調節用液路9の流入口9aと流出口9
bとが金型2の左面に開口され、上記ブロック4の右面
に液体供給口4aと液体戻り口4bとが開口される。上
記の各口4a・9a・9b・4b内に、それぞれ、液体が
上流側から下流側へ流れるのを許容する第1逆止弁11
・第2逆止弁21・第3逆止弁31・第4逆止弁41が
設けられる。そして、タンク10a内の液体(ここでは
冷却水)がポンプ10bから開閉弁10c・第1逆止弁
11・第2逆止弁21・液路9・第3逆止弁31・第4
逆止弁41を順に経てタンク10aへ戻される。
【0018】上記の金型3とブロック4との接続部分の
構造を、上記の図2の矢印A部分の拡大縦断面図である
図1と図4とで説明する。
【0019】上記ブロック4には、体供給口4aの周壁
を構成する第1筒12が液密状にネジ止め固定される。
その第1筒12内に、第1逆止弁11の弁室13と弁座
14とバネ室15とが下流側から順に直列に形成され
る。その弁室13に弁体16を下流側から挿入するとと
もに、その弁体16からバネ受け具17をバネ室15内
に突出してある。これらバネ受け具17と第1筒12と
の間に設けた逆止バネ18によって弁体16を弁座14
に閉弁弾圧してある。上記バネ受け具17の突出部に環
状の閉鎖用弁面19が設けられ、この閉鎖用弁面19に
下流側から対面する閉鎖用弁座20が第1筒12に設け
られる。
【0020】前記の金型3には、流入口9aの周壁を構
成する第2筒22が液密状に圧入される。その第2筒2
2内に、第2逆止弁21の弁座24と弁室23とバネ室
25とが上流側から順に直列に形成される。その弁室2
3に弁体26を下流側から挿入して、その弁体26を逆
止バネ28によって上記の弁座24に閉弁弾圧してあ
る。
【0021】上記の第1筒12と第2筒22とを対面さ
せるとともに、両筒12・22の端面同士を第1ガスケ
ット51によって封止してある。
【0022】また、同上の金型3には、流出口9bの周
壁を構成する第3筒32が液密状に圧入される。その第
3筒32内に装着される第3逆止弁31は、前記の第1
逆止弁11と同様に構成されており、下流側から順に直
列に形成した弁室33・弁座34・バネ室35と、弁体3
6と、バネ受け具37と、逆止バネ38等を備える。
【0023】上記の逆止バネ38の閉弁力は、液路9内
のヘッド圧力によって上記の弁体36に作用する開弁力
よりも大きい値に設定してある。これにより、金型3の
保管中に何らかの原因で液路9の内圧が上昇した場合に
は、上記の弁体36が逆止バネ38に抗して弁座34か
ら離間して、その圧力上昇分を金型3の外部へ逃がすの
で、液路9の圧力が設定圧内に保たれる。
【0024】前記ブロック4には、戻り口4bの周壁を
構成する第4筒42が液密状に圧入される。その第4筒
42内に装着される第4逆止弁41は、前記の第2逆止
弁21と同様に構成されており、上流側から順に直列に
形成した弁座44・弁室43・バネ室45と、弁体46
と、逆止バネ48とを備える。
【0025】上記の第3筒32と第4筒42とを対面さ
せるとともに、両筒32・42の端面同士を第2ガスケ
ット52によって封止してある。
【0026】上記の接続装置は次のように作動する。成
形作業の開始時には、図4中の矢印に示すように、液体
給排用ブロック4の入口ノズル4eに冷却水を圧入す
る。すると、その圧力によって第1逆止弁11の弁体1
6が弁座14から離間するとともに第2逆止弁21の弁
体26が弁座24から離間し、その冷却水が供給口4a
から流入口9aへ供給されていく。上記の弁体16・2
6が所定量以上に開弁移動するのは第2筒22内のバネ
受け54によって阻止してある。
【0027】上記の液路9の圧力が高まった時点で、そ
の圧力によって第3逆止弁31の弁体36が弁座34か
ら離間するとともに第4逆止弁41の弁体46が弁座4
4から離間して、液路9内の冷却水が流出口9bから戻
り4bを経て出口ノズル4fへ戻される。上記の弁体3
6・46が所定量以上に開弁移動するのは第4筒42内
のバネ受け55によって阻止してある。
【0028】成形作業を終了して金型3を交換する時に
は、まず、入口ノズル4eへの冷却水の圧入を停止する
と、前記の図1に示すように、各逆止弁11・21・3
1・41が閉弁する。次いで、前記ブロック4から金型
3を右方向へ移動させる。この場合、両弁体16・26
との間の接当隙間Bと両弁体36・46との間の接当隙
間Cとが小さいスペースなので、冷却水のこぼれ量が極
めて少ない。
【0029】上記のように金型3をブロック4から搬出
した状態において、誤って入口ノズル4eへ冷却水が圧
入されてきた場合には、第1逆止弁11が図5に示すよ
うに作動する。即ち、その冷却水の圧力によって、弁体
16が逆止バネ18に抗して右向きに進出するとともに
閉鎖用弁面19が閉鎖用弁座20に接当する。これによ
り、冷却水が供給口4aから外部へ噴出することが阻止
される。
【0030】図6は、変形例を示し、図2に相当する図
である。この場合、横型射出成形機の金型支持台2に対
して金型3を垂直方向へ交換するように構成し、金型支
持台2の右下部に固定した液体給排用ブロック4に金型
3を上側から封止接当させてある。
【0031】上記の実施例は次のように変更することが
可能である。金型支持台2に固定したブロック4を省略
して、その金型支持台2の支持面2aに液体供給口4a
及び液体戻り口4bを形成してもよい。射出成形機は、
横型のものに代えて、縦型のものであってもよい。この
場合、金型支持台の液体供給口および液体戻り口に対し
て金型の流入口と流出口とが垂直方向又は水平方向へ接
続される。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。 (請求項1の発明)金型支持台に対して金型を搬入又は搬
出すると同時に、その金型支持台の液体供給口および液
体戻り口に対して金型の流入口および流出口を接続又は
分離できるので、第1従来例の急速継手用シリンダ装置
や第2従来例の逆止弁開弁用油圧ピストンを省略でき
る。このため、金型温度調節用液路の接続装置を小形か
つ簡素に造れる。
【0033】また、金型交換時には、金型支持台の供給
口への液体圧入を停止すると、各逆止弁が各逆止バネの
弾圧力によって自動的に閉弁する。このため、上記の金
型支持台から金型を離間させたときに、その金型支持台
の供給口および戻り口の液体が外部へ漏れ出ることを阻
止すると共に、上記の金型の温度調節用液路の流入口お
よび流出口の液体が外部へ漏れ出ることを阻止できる。
しかも、金型の流出口に設けた第3逆止弁では、温度調
節用液路内の液体のヘッド圧力によって弁体に作用する
開弁力よりも逆止バネの閉弁力を大きくしたので、その
液路内の液体が流出口から外部へ漏れ出ることを確実に
阻止できる。以上により、上記の液路内は、満水状態に
保たれて、サビの発生を防止できる。 そのうえ、上記の
金型の保管中に何らかの原因で液路の内圧が上昇した場
合には、上記の第3逆止弁の弁体が逆止バネに抗して弁
座から離間して、その圧力上昇分を金型の外部へ逃がす
ことが可能となるので、上記の液路の圧力を設定圧内に
保てる。このため、次回の接続操作時に、前述の流入口
に装着した第2逆止弁は、供給されてきた液体の圧力に
よって容易に開弁される。
【0034】(請求項2の発明)請求項1の発明の構成に
おいて、第1逆止弁および第3逆止弁の弁室と弁座とバ
ネ室とを下流側から順に直列に形成するとともに、第2
逆止弁および第4逆止弁の弁座と弁室とバネ室とを上流
側から順に直列に形成したので、向かい合う弁体同士の
間に形成される隙間が小さいスペースとなって、分離操
作時の液体のこぼれ量が少ない。
【0035】(請求項3の発明)請求項2の構成におい
て、第1逆止弁に閉鎖用弁面と閉鎖用弁座とを設けたの
で、金型支持台から金型を取り外した状態において、誤
って液体供給口へ液体が圧入されてきた場合でも、その
液体の圧力で閉鎖用弁面が閉鎖用弁座に接当されるの
で、その液体が液体供給口から外部へ噴出することを阻
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2中の矢印A部分の拡大縦断面図である。
【図2】射出成形機の金型支持台に金型を取り付けた状
態を示す立面図である。
【図3】上記の金型に温度調節用の液体を供給する装置
の回路図である。
【図4】上記の金型へ液体を供給している状態を示し、
図1に相当する図である。
【図5】上記の金型支持台に設けた第1逆止弁の閉鎖状
態を示す図である。
【図6】変形例を示し、図2に相当する立面図である。
【符号の説明】
2…金型支持台、3…金型、4a…液体供給口、4b…
液体戻り口、9…温度調節用液路、9a…流入口、9b
…流出口、11…第1逆止弁、12…液体供給口4aの
周壁(第1筒)、13・23・33・43…弁室、14・24
・34・44…弁座、15・25・35・45…バネ室、1
6・26・36・46…弁体、17・37…バネ受け具、1
8・28・38・48…逆止バネ、19…閉鎖用弁面、2
0…閉鎖用弁座、21…第2逆止弁、22…流入口9a
の周壁(第2筒)、31…第3逆止弁、32…流出口9bの
周壁(第3筒)、41…第4逆止弁、42…液体戻り口4
bの周壁(第4筒)、51…第1ガスケット、52…第2
ガスケット。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型(3)内に形成した温度調節用液路
    (9)の流入口(9a)と流出口(9b)とを上記の金型(3)
    の外面に開口し、金型支持台(2)に液体供給口(4a)と
    液体戻り口(4b)とを設け、これら供給口(4a)と戻り
    口(4b)とをそれぞれ上記の流入口(9a)と流出口(9
    b)とに液密状に接続して、液体が上記の供給口(4a)
    と流入口(9a)と流出口(9b)と戻り口(4b)とを順に
    流れるように構成した、金型温度調節用液路の接続装置
    において、 上記の供給口(4a)の周壁(12)と上記の流入口(9a)
    の周壁(22)とを対面させてこれら両周壁(12)(22)
    の間に第1ガスケット(51)を設け、上記の戻り口(4
    b)の周壁(42)と上記の流出口(9b)の周壁(32)と
    を対面させてこれら両周壁(42)(32)の間に第2ガス
    ケット(52)を設け、上記の供給口(4a)と流入口(9a)と流出口(9b)と戻
    り口(4b)とに、前記の液体の圧力によって開かれてそ
    の液体が上流側から下流側へ流れるのを許容する第1・
    第2・第3・第4のバネ閉弁式逆止弁(11)(21)(3
    1)(41)をそれぞれ設け、 上記の流出口(9b)に設けた第3逆止弁(31)は、上記
    の液路(9)内のヘッド圧力によって弁体(36)に作用す
    る開弁力よりも逆止バネ(38)の閉弁力を大きい値に設
    定した、ことを特徴とする金型温度調節用液路の接続装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の金型温度調節用液路の接続装
    置において、 前記の第1逆止弁(11)と第3逆止弁(31)とは、弁室
    (13)(33)と弁座(14)(34)とバネ室(15)(35)
    とを下流側から順に直列に形成してなり、上記の弁室
    (13)(33)に弁体(16)(36)を下流側から挿入する
    とともに、上記の弁体(16)(36)からバネ受け具(1
    7)(37)をバネ室(15)(35)内に突出して、そのバ
    ネ受け具(17)(37)と前記の周壁(12)(32)との間
    に上記の弁体(16)(36)を上記の弁座(14)(34)に
    閉弁弾圧する逆止バネ(18)(38)を設け、 前記の第2逆止弁(21)と第4逆止弁(41)とは、弁座
    (24)(44)と弁室(23)(43)とバネ室(25)(45)
    を上流側から順に直列に形成してなり、上記の弁室(2
    3)(43)に上記の弁体(26)(46)を下流側から挿入
    して、上記の弁体(26)(46)を上記の弁座(24)(4
    4)に閉弁弾圧する逆止バネ(28)(48)を上記バネ室
    (25)(45)に設けた、ことを特徴とする金型温度調節
    用液路の接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の金型温度調節用液路の接続装
    置において、 前記の第1逆止弁(11)のバネ受け具(17)の突出部に
    環状の閉鎖用弁面(19)を設け、この閉鎖用弁面(19)
    に下流側から対面する閉鎖用弁座(20)を前記の供給口
    (4a)の周壁(12)に設けた、ことを特徴とする金型温
    度調節用液路の接続装置。
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