JP3086631B2 - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JP3086631B2
JP3086631B2 JP07193902A JP19390295A JP3086631B2 JP 3086631 B2 JP3086631 B2 JP 3086631B2 JP 07193902 A JP07193902 A JP 07193902A JP 19390295 A JP19390295 A JP 19390295A JP 3086631 B2 JP3086631 B2 JP 3086631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器や、試験管、
ビーカ、フラスコ等の試験器具を自動的に洗浄するため
の洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば食器や、試験管、ビー
カ、フラスコ等の試験器具を自動的に洗浄するための洗
浄機が用いられている。この洗浄機で試験器具を洗浄す
るには、通常、使用済の試験器具を専用の金網ラック
(以下単に「ラック」という)に載置し、この試験器具
が載置されたラックを洗浄機の洗浄槽にセットして、洗
浄を行う。
【0003】洗浄槽には、回転ノズルが備えられてい
て、回転ノズルには、噴射口が複数配列されている。洗
浄槽に溜められた洗剤入りの洗浄水は、ポンプによって
汲み取られ、回転ノズルに供給される。その結果、洗浄
水が噴射口から試験器具に向けて噴射され、これによ
り、試験器具を洗浄することができる。洗浄後の水は、
洗浄槽の底部(貯水槽という)に溜まった後、ポンプに
よって汲み取られ再び洗浄に使用される。
【0004】洗浄後に試験器具をすすぐときには、洗剤
が混入されていないすすぎ水が洗浄槽に供給され、貯水
槽に溜められる。貯水槽に溜められているすすぎ水は回
転ノズルに供給され、噴射口から噴射される。その結
果、噴射されるすすぎ水で試験器具がすすがれる。すす
ぎ後のすすぎ水は、貯水槽に溜まった後、ポンプによっ
て汲み取られ再びすすぎに使用される。
【0005】前記試験器具を載置するラックは、上下2
段になっており、上段ラックのみ使用することも、下段
ラックのみ使用することも、上下段ラックともに使用す
ることもできる。上段ラックは、試験管など比較的小さ
な試験器具を載置するのに使用され、下段ラックは、ビ
ーカーなど比較的大きな試験器具を載置するのに使用さ
れる。
【0006】また、洗浄水又はすすぎ水(以下「洗浄水
等」という。)を噴射する回転ノズルは、通常、下段ラ
ックをセットした状態での下段ラックの下部と、上段ラ
ックをセットした状態での上段ラックの下部にそれぞれ
配置され、噴射口は、上下段ラックに対してそれぞれ下
から上向きに噴射するように設定されている。また、上
段の回転ノズルに洗浄水等を供給する給水通路は、下段
ラックに試験器具を載置するのに邪魔にならないよう
に、洗浄槽の天井部に設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記洗浄機
でフラスコやメスシリンダー等の大きな試験器具を洗浄
するときには、上段ラックをセットした状態では、上段
ラックと下段ラックとの間が狭く、試験器具を載置でき
ないので、上段ラック及び上段の回転ノズルを外すとと
もに、回転ノズルに給水するパイプを天井部の供給口か
ら外して使用する必要がある。
【0008】このため、回転ノズルに洗浄水等を供給す
るために洗浄槽の天井部に設けられている供給口は開放
されてしまい、ここから洗浄水等が放出されることにな
る。従来の洗浄機では、供給口から放出される洗浄水等
は、垂直に落下していたので、この洗浄水等を利用して
下段ラックに載置されている試験器具を洗浄しようとし
ても均等に洗浄することはできないし、場合によって
は、洗浄水等の落下の衝撃で、試験器具を倒したり破損
したりすることがあった。
【0009】そこで、本発明は、洗浄槽内にノズルを複
数段設け、洗浄槽内に複数段にセットしたラックにそれ
ぞれ被洗浄物を載置して、前記ノズルにより洗浄水等を
噴射して洗浄することのできる洗浄機において、最上段
のラック及び最上段のノズルを外して他の段のラックに
載置された食器や試験器具の洗浄をする場合に、他の段
のラックに載置された被洗浄物を破損することなく、効
率よく均等に洗浄することができる洗浄機を実現するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の洗浄機は、洗浄槽内にノズルを複数段
設け、洗浄槽内に複数段にセットしたラックにそれぞれ
被洗浄物を載置して、前記ノズルにより洗浄水等を噴射
して洗浄することのできる洗浄機において、洗浄槽内の
天井部に、洗浄水等を供給する供給口を取付けるととも
に、最上段のラックを洗浄槽内にセットした状態で前記
供給口から最上段のノズルに給水する給水路を設け、前
記供給口には、最上段のラック並びに最上段のノズル及
び給水路をとり外して他の段のラックに載置した被洗浄
物を洗浄する際に、洗浄水等を分散させて噴射すること
のできる分散部材を設けたことを特徴とする。
【0011】ここで、「洗浄水等を分散させて噴射す
る」とは、直流でなく、ある角度・方向で広がって落下
させることをいう。「分散部材」とは、洗浄水等を分散
させて噴射することができればいかなる形状、構造のも
のでもよく、例えば前記供給口に細径の孔を多数設けて
もよく、前記供給口に同心円状の放射リングを複数設け
てもよい。
【0012】前記の構成であれば、最上段のラック等を
洗浄槽内にセットした状態では、洗浄水等は前記供給口
から給水路に直接導かれるが、最上段のラック等を洗浄
槽内からとり外した状態では、前記供給口は露出され、
洗浄水等を分散させて被洗浄物に均等に噴射することが
できる。請求項2記載の洗浄機は、前記請求項1記載の
洗浄機であって、前記最上段のノズルは前記最上段のラ
ックと一体に洗浄槽内にセット可能であり、前記給水路
は、最上段のノズルに接続された給水軸であり、その先
端には、最上段のラックを洗浄槽内にセットした状態
で、前記供給口と弾力的に圧接する取水口が取り付けら
れていることを特徴とする。
【0013】この構成であれば、最上段のラックをとり
外すときに最上段のノズルも同時にとり外すことができ
る。最上段のラックをセットしたときには、給水軸の取
水口が前記供給口と圧接することにより、洗浄水等を漏
れなく供給口から給水軸に導くことができる。前記給水
軸の取水口と供給口との圧接は、具体的には、取水口や
供給口を弾性部材(ゴム、樹脂など)で形成するか、ス
プリングを設けて取水口又は供給口をスプリングの力で
圧接する方向に付勢すれば実現できる。
【0014】請求項3記載の洗浄機は、前記請求項1記
載の洗浄機であって、前記供給口に設けられた分散部材
は、洗浄水等を噴射する方向又は角度の調節が可能とな
っていることを特徴とする。ここで、噴射の角度・方向
の調節は分散部材の形状、構造を工夫することにより設
定することができる。例えば、前記供給口の形状をラッ
パのように先の広がった形状とし、分散部材を底辺の広
がった釣鐘形の形状とすれば、分散部材と供給口との相
対位置を、例えば調節することにより噴射の角度・方向
を自在に設定することができる。前記相対位置の調節
は、例えばネジにより分散部材を出入りさせればよい。
【0015】請求項4記載の洗浄機は、前記請求項2記
載の洗浄機であって、前記分散部材は、底辺の広がった
釣鐘形の形状をなすものであって洗浄槽内の天井部に固
定され、前記供給口は、洗浄槽内の天井部に上下動自在
に取り付けられ、前記供給口が最上段のラックを洗浄槽
内にセットした状態で前記取水口と当接することにより
上方に押し上げられた状態となることを特徴とする。
【0016】この構成であれば、最上段のラックを洗浄
槽内にセットした状態で供給口が取水口と当接するとき
に、供給口が上方に押し上げられるので、分散部材が相
対的に下がることになり、洗浄水等を給水軸に導くとき
の抵抗を減らすことができる。最上段のラックを洗浄槽
内にセットしているときは、分散噴射させる必要はな
く、むしろ分散部材は洗浄水等を給水軸にスムーズに導
く抵抗になるので、このように上下動可能な構造とする
ことによって、分散部材の抵抗を減らし洗浄水等を給水
軸にスムーズに導くことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、器具
洗浄機の外観構成を示す概略斜視図である。この器具洗
浄機は、試験管、ビーカ及びフラスコ等の試験器具を洗
浄するためのものであって、キャビネット1によってそ
の外観が構成されている。キャビネット1の前面上部に
は、開閉可能なドア2が取付けられている。ドア2の内
部には、試験器具を収容するための洗浄槽が形成されて
いる。
【0018】ドア2の上部には、ドア2を開成する際に
操作するためのラッチ3が備えられている。ラッチ3
は、開成していたドア2を閉成する際には、止め具とし
て機能し、ドア2の開閉を検知するドアスイッチとして
も機能する。ドア2の中央部左側には、表示パネル4が
備えられている。表示パネル4には、後述するように、
種々の表示器が配置されている。表示パネル4の右側に
は、操作パネル5が備えられている。操作パネル5に
は、後述するように、操作信号を入力するための種々の
操作キーが備えられている。さらに、操作パネル5の右
側には、電源スイッチSWが備えられている。
【0019】ドア2の下部には、器具洗浄機の内部の様
子を外から観察することができる透明なガラス窓6が備
えられている。キャビネット1の前面下部には、開閉可
能なサービスハッチ7が取付けられている。サービスハ
ッチ7は、サービスマン等が器具洗浄機のメンテナンス
や修理を行う際に開成するためのものである。
【0020】キャビネット1の右側側面には、漏電ブレ
ーカ8及び純水加圧装置専用電源9が備えられている。
純水加圧装置専用電源9は、純水タンクから純水を汲み
出すための純水ポンプを含む純水加圧装置を動作させる
のに必要な電源である。図2は、主に洗浄槽内部の構成
を説明するために、ドア2を取り外し、かつ右側面の一
部を切欠いた状態の器具洗浄機を示す概略斜視図であ
る。
【0021】この実施形態の器具洗浄機では、洗浄すべ
き試験器具を載置するための上段ラックUR及び下段ラ
ックDRが用いられる。各ラックUR,DRは、載置さ
れた試験器具に向かって洗浄水等を噴射させるため、網
状容器として構成されている。試験器具を上段ラックU
R又は下段ラックDRに載置する場合、試験器具は洗浄
したい部分が下方に向くように載置する。これは、後述
するように、上段ラックUR又は下段ラックDRの下側
から上方に向かって洗浄水又はすすぎ水が噴射されるか
らである。
【0022】洗浄槽20の上部左内壁には、上段ラック
URを洗浄槽20にセットするための上段ラック保持用
のレール21aが取付けられている。また、図示してい
ないが、この上段ラック保持用のレール21aに対向す
る右内壁にも同様の上段ラック保持用のレールが取付け
られている。洗浄槽20の下部左内壁には、下段ラック
DRを洗浄槽20にセットするための下段ラック保持用
のレール22aが取付けられている。また、図示してい
ないが、この下段ラック保持用のレール22aに対向す
る右内壁にも同様の下段ラック保持用のレールが取付け
られている。
【0023】ユーザは、試験器具を洗浄する際、試験器
具を上段ラックUR又は下段ラックDRに載置し、当該
上段ラックUR又は下段ラックDRをそれぞれ上段ラッ
ク保持用のレール21a、又は下段ラック保持用のレー
ル22aにセットする。上段ラックURの下部には、上
段ラックURに載置されている試験器具に洗浄水等を上
向きに噴射するための上ノズル23が、上段ラックUR
に対して回転自在に取付けられている。上ノズル23の
上面には、上噴射口23aが複数配列され、上ノズル2
3の下面には、下噴射口(図示せず)が複数配列されて
いて、上ノズル23の先端部一側面には、推進用噴射口
(図示せず)が配列されている。この推進用噴射口は、
噴射する水の水圧により、上ノズル23を一方向Aに向
けて回転させるためのものである。
【0024】また、上ノズル23には、上方に向かう給
水軸24が取付けられている。給水軸24は、上段ラッ
クURを洗浄槽20にセットする際、洗浄槽20の天井
に取付けられている供給口25に当接するようにされて
いる。供給口25は後述する第2供給管に接続されてい
る。したがって、第2供給管から供給口25に洗浄水等
が供給された場合、上段ラックURが上段ラック保持用
のレール21aにセットされていると、洗浄水等は給水
軸24を介して上ノズル23に導かれ、上噴射口23a
から上方に向かって噴射されるとともに、下噴射口から
下方に向かって噴射される。その結果、上段ラックUR
に載置されている試験器具に洗浄水等を噴射することが
でき、下段ラックDRに載置されている試験器具にも上
から洗浄等を噴射することができる。
【0025】洗浄槽20の下部には、下段ラックDRに
載置されている試験器具に洗浄水等を下方から噴射する
ための下ノズル26が回転自在に支持されている。下ノ
ズル26の上面には、上噴射口26aが複数配列されて
いるとともに、下ノズル26の先端部一側面には、推進
用噴射口(図示せず)が配列されている。この推進用噴
射口は、噴射する水の水圧により、下ノズル26を一方
向Bに向けて回転させるためのものである。下ノズル2
6から噴射すべき洗浄水等は、後述する第1供給管から
供給される。第1供給管から下ノズル26に洗浄水等が
供給されると、この洗浄水等が上噴射口26aから上方
に向かって噴射される。したがって、当該下段ラックD
Rに載置されている試験器具に洗浄水等を噴射すること
ができる。
【0026】図3は、前記器具洗浄機の洗浄水等の供給
機構を主に説明するための図である。なお、この図3
は、上段ラックUR及び下段ラックDRがいずれも洗浄
槽20にセットされている場合を示している。洗浄槽2
0の内壁には、給湯口30、給水口31及び純水口32
がそれぞれ噴射口を下に向けて形成されている。給湯口
30には、図外の給湯管に接続される給湯供給管33が
接続されている。給湯供給管33には給湯バルブ34が
介装されている。給湯バルブ34がオンされると、温水
が給湯供給管33及び給湯口30を介して洗浄槽20の
内壁を伝わって洗浄槽20に溜められる。
【0027】給湯供給管33の途中からは第1洗剤バル
ブ37を介して第1洗剤供給管35が分岐している。第
1洗剤供給管35の先方部には第1洗剤投入口36が接
続されている。第1洗剤投入口36は、洗浄槽20の内
壁に形成され、試験器具を洗浄するための洗剤を投入し
ておくスペースである。給湯バルブ34がオフされ、か
つ第1洗剤バルブ37がオンされると、温水が給湯供給
管33及び第1洗剤供給管35を介して第1洗剤投入口
36に供給される。その結果、第1洗剤投入口36にお
いて、洗剤と温水とが混合され、洗浄水が作られる。作
られた洗浄水は洗浄槽20の内壁を伝わって貯水槽27
に溜められる。
【0028】洗浄槽20の内壁に設けられた給水口31
には、図外の給水管に接続される給水供給管38が接続
されている。給水供給管38には給水バルブ39が介装
されている。この構成において、給水バルブ39がオン
されると、水が給水供給管38を介して給水口31から
出て洗浄槽20の内壁を伝わって貯水槽27に溜められ
る。
【0029】給水供給管38の途中からは第2洗剤バル
ブ42を介して第2洗剤供給管40が分岐している。第
2洗剤供給管40の先方部には第2洗剤投入口41が接
続されている。第2洗剤投入口41は、前記第1洗剤投
入口36と同様に、洗浄槽20の内壁に形成され、洗剤
を投入しておくスペースである。給水バルブ39がオフ
され、かつ第2洗剤バルブ42がオンされると、水が給
水供給管38及び第2洗剤供給管40を介して第2洗剤
投入口41に供給される。その結果、上述と同様に、第
2洗剤投入口41において洗浄水が作られ、作られた洗
浄水は洗浄槽20の内壁を伝わって貯水槽27に溜めら
れる。
【0030】純水口32には、図外の純水加圧装置に接
続される純水供給管43が接続されている。純水供給管
43には純水バルブ44が介装されている。この構成に
おいて、純水バルブ44がオンされると、純水が純水供
給管44を介して洗浄槽20の内壁を伝わって貯水槽2
7に溜められる。貯水槽27は、この実施形態では、約
9リットルの洗浄水等を溜めることができるものであ
る。貯水槽27には貯水槽27に溜められている洗浄水
等の温度を検出する水温検知サーミスタ50が取付けら
れている。貯水槽27にはまた、ループ型のヒータ51
が備えられている。ヒータ51は、この器具洗浄機を給
湯管が配備されていない場所にも設置できるようにする
ためのものである。すなわち、試験器具を洗浄するに
は、温水を使用するほうが好ましいことがあるので、常
温の水しか洗浄槽20に供給することができない場合、
ヒータ51でこの水を熱する必要があるからである。
【0031】貯水槽27の底には、排水口52が形成さ
れている。排水口52には、汚れ除去のためのフィルタ
53を介して流出管54の一端が接続されている。流出
管54の他端側は、循環ポンプ55の入口側及び排水ポ
ンプ56の入口側に分岐して接続されている。また、流
出管54の他端側には、フロートパイプ57を介して水
位検知装置58が接続されている。水位検知装置58
は、貯水槽27に溜められている洗浄水等の水位を検知
するためのものである。詳細については後述する。
【0032】循環ポンプ55の吐出側には、第1供給管
59及び第2供給管60が接続されている。第1供給管
59は、貯水槽27に支持されている下ノズル26に接
続されている。第2供給管60は、洗浄槽20の上壁に
取付けられている供給口25に接続されている。この構
成において、循環ポンプ55がオンされると、流出管5
4に流出された洗浄水等は、循環ポンプ55に吸い込ま
れ、循環ポンプ55の吐出側から第1供給管59及び第
2供給管60に吐出される。その結果、洗浄水等は、下
ノズル26の上噴射口26a(図2参照)から上方に噴
射されるとともに、上ノズル23の上噴射口23a及び
下噴射口からそれぞれ上下に噴射される。
【0033】排出ポンプ56の吐出側には、機外に延設
されている排水管61が接続されている。排水管61に
は逆止弁62が介装されている。逆止弁62は、後述す
る第2オーバーフロー管から排水されるオーバーフロー
水が排水管61へ逆流するのを防止するためのものであ
る。この構成において、排水ポンプ56がオンされる
と、流出管54に流出された洗浄水等は排水ポンプ56
に吸い込まれ、排水管61を介して機外に排水される。
【0034】また、第1オーバーフロー管63が洗浄槽
20の外に設けられている。第1オーバーフロー管63
は、後述するオーバーフローすすぎ処理において、貯水
槽27に溜められた洗浄水等のうち、予め定めるオーバ
ーフロー水位以上の洗浄水等を洗浄槽20の外に排水す
るためのものである。第1オーバーフロー管63の一端
は、貯水槽27の底から貯水槽27内に進入し、オーバ
ーフロー水位に相当する高さに取込口64を形成してい
る。第1オーバーフロー管63の他端は、オーバーフロ
ーポンプ65の入口側に接続されている。オーバーフロ
ーポンプ65の吐出側には第2オーバーフロー管66の
一端側が接続されている。第2オーバーフロー管66の
他端側は逆止弁62を介して排水管61に接続されてい
る。
【0035】この構成において、オーバーフローポンプ
65がオンされると、貯水槽27内のオーバーフロー水
位以上の洗浄水等が第1オーバーフロー管63を介して
オーバーフローポンプ65に吸い込まれ、第2オーバー
フロー管66及び排水管61を介して機外に排水され
る。洗浄槽20の上部にはさらに、排気ダクト67が取
付けられている。排気ダクト67は、洗浄槽20の内部
の高温多湿の空気を洗浄槽20の外部に排気するための
ものである。排気ダクト67からは、サイホンブレーカ
用ホース68が排水管61に介装されている逆止弁62
まで延設されている。サイホンブレーカ用ホース68
は、いわゆるサイホン現象により、排水管61やオーバ
ーフロー管66から過剰排水が生じることを防止するた
めのものである。
【0036】図4は、前記器具洗浄機の電気的な制御回
路の構成を示すブロック図である。制御回路には、制御
中枢としてのマイクロコンピュータ200が備えられて
いる。マイクロコンピュータ200には、各種スイッチ
やセンサの信号が与えられる。マイクロコンピュータ2
00では、その与えられる信号に基づいて、種々の素子
や装置へ制御信号が出力される。
【0037】具体的には、操作パネル5に備えられた各
種キーの押圧に応答して、対応するキースイッチ201
から各種設定値等がマイクロコンピュータ200に与え
られる。また、水温検知サーミスタ50、ドアスイッチ
(ラッチ)3、規定水位スイッチ58i、及びオーバー
フロー水位スイッチ58hの各出力がマイクロコンピュ
ータ200に与えられる。
【0038】マイクロコンピュータ200は、上述の各
入力信号に基づいて、表示パネル4に備えられた残り時
間表示器4a及び温度表示器4bにセグメント信号を与
える。同時に、残り時間表示器4a及び温度表示器4
b、ならびに行程表示ランプ4cにコントロール信号を
与える。また、行程表示ランプ4cには発光ダイオード
(LED)出力を与える。
【0039】マイクロコンピュータ200はまた、給湯
バルブ34、給水バルブ39、第1洗剤バルブ37、第
2洗剤バルブ42、純水バルブ44にそれぞれ制御信号
を与える。これにより、各バルブの開閉が制御される。
また、オーバーフローポンプ65、排水ポンプ56、純
水ポンプ202、循環ポンプ55にそれぞれ制御信号を
与える。これにより、各ポンプにおける吸込動作が制御
される。マイクロコンピュータ200はさらに、ヒータ
51及びブザー203にそれぞれ制御信号を与える。
【0040】以下、上ノズル23に給水する構造を詳説
する。図5は、上段ラックURを洗浄槽20にセットし
た状態を示す側面図であり、上段ラックURには、給水
軸24がダブル調製ナット24iにより締結固定されて
おり、上段ラックURを洗浄槽20にセットすると、こ
の給水軸24の上部に設けられた取水口24aが、洗浄
槽20の天井に取付けられている供給口25に当接し
て、洗浄水等が供給口25から給水軸24の中に流れ込
むようになっている。
【0041】図6は、給水軸24の取付け状態を示す断
面図である。洗浄槽20の天井に取付けられている供給
口25は、先がホーンのように広がっていて、供給口2
5の内部中央には、ベルのような三角錐形状の固定ノズ
ル25aが設けられている。この固定ノズル25aは、
後述するように上段ラックURを洗浄槽20にセットし
ない状態で洗浄する場合に、洗浄水等を分散噴射させる
ためのものである。供給口25の下端面25b(図7参
照)は、ほぼ水平状になっていて、周辺部がテーパ状に
なっている。
【0042】一方、取水口24aは、上端が互いに接合
された二重円筒状の部材であり、この二重円筒の内円筒
24eが給水軸24の中に嵌まるようになっている。給
水軸24の上部には、円環状スプリング受け24cが固
定され、ここにスプリング24bが設けられて、このス
プリング24bが前記二重円筒の接合部に当接すること
により、取水口24aを上方に付勢している。なお、2
4dは、取水口24aが抜け出るのを防ぐためのストッ
パである。取水口24aの上端面24g(図7参照)は
ほぼ水平状になっていて、周辺部がテーパ状になってい
る。
【0043】給水軸24の途中には、ネジ溝が形成さ
れ、ここにおいて上段ラックURの底をダブル調製ナッ
ト24iで止めるようになっている。給水軸24の下部
は、上ノズル23の中に連通しており、給水軸24の下
端は、ノズルスラストワッシャ24kを介して上ノズル
23をはめ込み、軸受けつまみ24jで止めるようにな
っている。
【0044】以上のように、スプリング24bで、給水
軸24に対して取水口24aを上方に付勢しているの
で、取水口24aは定位置よりも少し上方で保持される
ことになる。上段ラックURを上段ラック保持用のレー
ル21aに沿って押し込むと、図7に示すように、取水
口24aの上端面24gのテーパ部が、供給口25の下
端面25bのテーパ部に当接し、さらに押し込むと、取
水口24aが矢印Cに示すように若干沈み込んで、供給
口25の下端面25bと取水口24aの上端面24gと
がぴったり接合するようになる(図6参照)。この状態
では、取水口24aは、スプリング24bで上方に加圧
されているので、洗浄水等の水流に対抗することがで
き、取水口24aと供給口25とが離れることはない。
したがって、洗浄水等は、漏れ出ることなく、全て上ノ
ズル23の中に導入され、試験器具の洗浄に有効に利用
される。
【0045】なお、前記器具洗浄機を長年使用すると、
スプリング24bがへたったり、上段ラックURが変形
したりして、供給口25の下端面25bと取水口24a
の上端面24gとの圧接が十分でなくなり、そこから洗
浄水等が漏れて、上噴射口23a及び下噴射口からの噴
射力が弱まり、洗浄力の低下に結びつくという懸念があ
る。そこで、このような事態に対応するため、ダブル調
製ナット24iで上段ラックURを止め直すことによ
り、上下調節ができるようになっている。これにより、
部品を交換することなしに、洗浄水等の漏れを防ぎ、洗
浄力を維持することができる。
【0046】次に、ユーザが、フラスコ等の大型の試験
器具を下段ラックDRのみに載置し、当該下段ラックD
Rを下段ラック保持用のレール22aにセットした場合
の動作を説明する。この場合は、上段ラックURは邪魔
になるので、とり外してから下段ラックDRをセットす
ることになるが、上段ラックURをとり外すときには、
上段ラックURに固定されている給水軸24も同時に外
れるので、供給口25が洗浄槽20の天井から下を向い
て露出した状態になる。本実施形態では、供給口25か
ら落下する洗浄水等が垂直に落下しないようにするた
め、供給口25の中に、洗浄水等を分散噴射させる固定
ノズル25aを設けた。
【0047】図8は、この供給口25の内部構造を示す
図であり、固定ノズル25aが供給口25に対してネジ
止めされている。供給口25に供給された洗浄水等は、
この固定ノズル25aにぶつかり角度を広げながら分散
噴射される。固定ノズル25aは、供給口25に対して
ネジ止めされているために、このネジ25gを調製する
ことにより固定ノズル25aを供給口25の中で上下動
させることができ、この結果洗浄水等の噴射角度を変え
ることができる。例えば、試験器具が下段ラックDRの
ほぼ中央に載置されてあれば、洗浄水等を主に真下に噴
射させれば足りるので、固定ノズル25aを比較的下方
に移動させればよい。また、試験器具が下段ラックDR
のほぼ全体に広く載置されてあれば、洗浄水等をまんべ
んなく噴射させる必要があるので、固定ノズル25aを
比較的上方に移動させればよい。
【0048】図9は、以上のようにして、フラスコ等の
大型の試験器具を下段ラックDRのみに載置し、上段ラ
ックURをとり外して洗浄動作をさせたときの洗浄中の
状態を示す図であり、洗浄水等が、供給口25から分散
噴射される状態を図示している。なお、フラスコ等の大
型の試験器具を下段ラックDRに載置し内部を洗浄する
のに、棒状ノズル管26cを使っているが、この構成は
公知であり、例えば実公昭63−7342号公報に記載
されている。
【0049】図10、図11は他の実施形態を示す断面
図である。この実施形態では、上段ラックURに固定さ
れている給水軸24の取水口24aは上下動せず、洗浄
槽20の天井に取付けられている供給口25がスプリン
グの力で上下動する構成になっている。供給口25は、
下端が互いに接合された二重円筒状の部材であり、この
二重円筒の内円筒25dが第2供給管60につながるよ
うになっている。第2供給管60の下端には円環状スプ
リング受け25fが固定され(このスプリング受け25
fは固定ノズル25aをネジ止めする部材としても機能
する)、ここにスプリング25cが設けられて、このス
プリング25cが前記二重円筒の接合部に当接すること
により、供給口25を下方に付勢する。
【0050】一方、取水口24aは、上端が互いに接合
された二重円筒状の部材であり、この二重円筒の内円筒
24eが給水軸24の中に嵌まるようになっているが、
給水軸24に対しては、図6の実施形態のようにスプリ
ングで浮いているのではなく不動ストッパ24hによ
り、下方への移動が制止されているものである。そし
て、供給口25の下端面は、ほぼ水平状になっていて、
周辺部がテーパ状に形成され、取水口24aの上端面も
ほぼ水平状になっていて、周辺部がテーパ状に形成され
ている。
【0051】以上の構造のとおりであるから、上段ラッ
クURを上段ラック保持用のレール21aに沿って押し
込むと、図7に示したのと同様に、取水口24aの上端
面のテーパ部が、供給口25の下端面のテーパ部に当接
し、さらに押し込むと、供給口25が若干押上られて、
供給口25は、取水口24aの上端面とぴったり接合す
るようになる(図10参照)。この状態では、供給口2
5は、スプリング25cで下方に加圧されているので、
供給口25の下端面と取水口24aの上端面との圧接が
十分保たれ、洗浄水等の水流に対抗することができ、取
水口24aと供給口25とが離れることはない。したが
って、洗浄水等は、漏れ出ることなく、全て上ノズル2
3の中に導入され、試験器具の洗浄に有効に利用され
る。
【0052】なお、前記器具洗浄機を長年使用すると、
スプリング25cがへたったり、上段ラックURが変形
したりして、供給口25の下端面と取水口24aの上端
面との圧接が十分でなくなり、そこから洗浄水等が漏れ
て、上噴射口23a及び下噴射口からの噴射力が弱ま
り、洗浄力が低下するという懸念があるので、このよう
な事態に対応するため、先に図6を用いて説明したのと
同様、ダブル調製ナット24iで上段ラックURを止め
直すことにより、取水口24aの上下調節ができるよう
になっている。
【0053】また、この実施形態で、下段ラックDRの
みをセットして洗浄するために、上段ラックURをとり
外したときには、上段ラックURに固定されている給水
軸24も同時に外れるので、給水軸24による下方制止
力がなくなり、常時スプリング25cで下方に付勢され
ている供給口25は、若干下方に下がる。そのため図1
1に示すように、固定ノズル25aの位置はそのまま
に、供給口25自体が相対的に下方に移動し、固定ノズ
ル25aと供給口25との間隔が狭くなる。したがっ
て、水流の分散角度が増し、洗浄水等が効果的に分散噴
射される。
【0054】これとは反対に、上段ラックURをセット
して洗浄するときには、上段ラックURに固定されてい
る給水軸24の取水口24aが供給口25と当接するの
で、供給口25は、スプリング25cの下方付勢力に逆
らって上方に上がり、このため、固定ノズル25aと供
給口25との隙間は広くなる(図10参照)。したがっ
て、水流の分散角度は減少し、直流に近くなる。しか
し、上段ラックURをセットしているときには、洗浄水
等を供給口25から給水軸24に送れば済むことなの
で、水の分散はまったく必要とされない。むしろ、洗浄
水等を抵抗少なく給水軸24に送る必要があるので、固
定ノズル25aはできるだけ抵抗の少ない位置にあるほ
うがよい。
【0055】以上のことから、洗浄槽20の天井に取付
けられている供給口25をスプリングの力で上下動させ
る構成によれば、上段ラックURをセットして洗浄する
ときには、少ない抵抗で効率よく洗浄水等を送ることが
でき、上段ラックURをとり外して下段ラックに載置さ
れた洗浄物を洗浄するときには、洗浄水等を分散噴射さ
せることができるという優れた効果を得ることができ
る。
【0056】なお、本発明の実施形態は、今まで説明し
たものに限定されるものではない。前記実施形態では、
洗浄機として、試験器具を洗浄するための器具洗浄機を
例にとって説明しているが、本発明は、例えば食器を洗
浄するための食器洗浄機等の他の洗浄機についても、広
く適用することができる。その他、特許請求の範囲に記
載された範囲内で種々の設計変更を施すことは可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の洗浄機によ
れば、最上段のラック等を洗浄槽内にセットした状態で
は、洗浄水等は前記供給口から給水路に導かれるが、最
上段のラック等を洗浄槽内からとり外した状態では、前
記供給口は露出され、洗浄水等を分散させて被洗浄物に
噴射することができるので、最上段のラック及び最上段
のノズルを外して他の段のラックに載置された食器や試
験器具の洗浄をする場合に、他の段のラックに載置され
た被洗浄物を破損することなく、均等に洗浄することが
できる。
【0058】また、請求項2記載の洗浄機によれば、最
上段のラックをとり外すときに最上段のノズルも同時に
とり外すことができ、とり外し動作が簡単になる。ま
た、請求項3記載の洗浄機によれば、前記供給口が噴射
される洗浄水等の噴射する方向又は角度の調節が可能と
なっているので、他の段のラックに載置された食器や試
験器具の位置や量に応じて効率よく洗浄することができ
る。
【0059】また、請求項4記載の洗浄機によれば、最
上段のラックを洗浄槽内にセットした状態で供給口が取
水口と当接するときに、供給口が上方に押し上げられる
ので、分散部材が相対的に下がることになり、洗浄水等
を給水軸に導くときの抵抗を減らし洗浄水等を給水軸に
スムーズに導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の器具洗浄機の外観構成を示
す概略斜視図である。
【図2】主に洗浄槽の構成を説明するために、ドアを取
り外し、かつ右側面の一部を切欠いた状態の器具洗浄機
を示す概略斜視図である。
【図3】前記器具洗浄機の水路構成を主に説明するため
の図である。
【図4】前記器具洗浄機の電気的な制御回路の構成を示
すブロック図である。
【図5】上段ラックを洗浄槽にセットした状態を示す側
面図である。
【図6】上段ラックをセットし、給水軸を取付けた状態
を示す断面図である。
【図7】上段ラックを上段ラック保持用のレールに沿っ
て押し込んだときに、取水口の上端面の湾曲部と、供給
口の下端面の湾曲部に当接している状態を示す図であ
る。
【図8】分散部材としての固定ノズルが供給口に対して
ネジ止めされている供給口の内部構造を示す図である。
【図9】フラスコ等の大型の試験器具を下段ラックのみ
に載置し、上段ラックをとり外して、洗浄動作をさせた
ときの洗浄中の状態を示す図である。
【図10】洗浄槽の天井に取付けられている供給口が上
下動する構成において、上段ラックをセットし、給水軸
を取付けた状態を示す断面図である。
【図11】スプリングの力で上下動する供給口の内部構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
20 洗浄槽 23 上ノズル 23a 上噴射口 24 給水軸 24a 取水口 25 供給口 25a 固定ノズル 25c スプリング 25g ネジ 26 下ノズル 26a 上噴射口 27 貯水槽 UR 上段ラック DR 下段ラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂根 鐵男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平6−11878(JP,U) 実開 昭62−31983(JP,U) 実開 昭53−112184(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/00 - 3/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内にノズルを複数段設け、洗浄槽内
    に複数段にセットしたラックにそれぞれ被洗浄物を載置
    して、前記ノズルにより洗浄水等を噴射して洗浄するこ
    とのできる洗浄機において、 洗浄槽内の天井部に、洗浄水等を供給する供給口を取付
    けるとともに、 最上段のラックを洗浄槽内にセットした状態で、前記供
    給口から最上段のノズルに給水する給水路を設け、 前記供給口には、最上段のラック並びに最上段のノズル
    及び給水路をとり外して他の段のラックに載置した被洗
    浄物を洗浄する際に、洗浄水等を分散させて噴射するこ
    とのできる分散部材を設けたことを特徴とする洗浄機。
  2. 【請求項2】前記最上段のノズルは前記最上段のラック
    と一体に洗浄槽内にセット可能であり、前記給水路は、
    最上段のノズルに接続された給水軸であり、その先端に
    は、最上段のラックを洗浄槽内にセットした状態で前記
    供給口と弾力的に圧接する取水口が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
  3. 【請求項3】前記供給口に設けられた分散部材は、洗浄
    水等を噴射する方向又は角度の調節が可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
  4. 【請求項4】前記分散部材は、底辺の広がった釣鐘形の
    形状をなすものであって洗浄槽内の天井部に固定され、 前記供給口は、洗浄槽内の天井部に上下動自在に取り付
    けられ、前記供給口が最上段のラックを洗浄槽内にセッ
    トした状態で前記取水口と当接することにより上方に押
    し上げられた状態となることを特徴とする請求項2記載
    の洗浄機。
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