JP3086566U - 灯火合図時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、新たな多機能灯火合図時計の提
供。 【解決手段】 機函２の時計文字板６の表面側または裏
面側、かつ時計文字板６の外縁の内側または外側に異な
る色彩に発色する２種以上のＬＥＤを相互に所要の間隔
を存して所要個数を配列し、この２種以上のＬＥＤと電
源とに切替えスイッチを介して電気回路を構成し、切替
えスイッチ２２により切替え２種以上のＬＥＤより時計
文字板６の照明と外方の照明をなす灯火合図時計１。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

この考案は、一般家庭で、懐中電灯、ムードランプ、目覚し時計の照明等、多 機能に使用できる灯火合図時計に関するものである。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、一般家庭において、日常用および非常用の懐中電灯、居間および 寝室の照明ランプ、目覚し時計の照明、その他多方面に、多機能に使用できる灯 火合図時計の提供を目的になされたものである。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

機函の時計文字板の表面側または裏面側、かつ時計文字板の外縁の内側または 外側に異なる色彩に発色する２種以上のＬＥＤを相互に所要の間隔を存して所要 個数を配列し、この２種以上のＬＥＤと電源とに切替えスイッチを介して電気回 路を構成し、切替えスイッチにより切替え２種以上のＬＥＤより時計文字板の照 明と外方の照明をなす灯火合図時計にある。

【０００４】 時計文字板の表面に文字、目盛り等の文字等表示を表示し、その時計文字板に 設けた開口より、その時計文字板の背後に配備した時計ユニットの三重同心軸で ある長針軸、短針軸および秒針軸を貫通して突出させ、その夫々の先端に秒針、 時間針および分針を嵌着配備し、また、前記時計文字板の裏面の外縁に環状取付 リング座を一体に形成し、この環状取付リング座の内径面側に２種以上のＬＥＤ を交互に所要の間隔で配備する取付孔を内外に貫通して設け、２種以上のＬＥＤ の夫々の付属電導脚を夫々取付孔に挿通固着して２種以上のＬＥＤを交互に所要 の間隔で所要個数を散在させて配列してなる灯火合図時計としてもよいものであ る。

【０００５】 ２種以上のＬＥＤは、機函の上面に配備した切替スイッチを一方側および他方 側に倒したとき、所要のＬＥＤと電池と接続してその所要のＬＥＤを点灯するよ うに結線している灯火合図時計としてもよいものである。

【０００６】 機函の外面において、白色ＬＥＤと、集光レンズを備えた外筒部からなる投光 器を配備し、白色ＬＥＤと、機函の電源とは、機函の外面に配備した投光器スイ ッチにより接続し、前記時計文字板の照明用ＬＥＤとは別個・独立に点灯するこ とができるように結線してなる灯火合図時計としてもよいものである。

【０００７】 時計ユニットは、専用の電池に接続してなる灯火合図時計としてもよいもので ある。

【０００８】

【考案の実施の形態】

機函の時計文字板の裏面側、かつ時計文字板の外縁の内側に赤色と青色に発色 する２種のＬＥＤを相互に所要の間隔を存して所要個数を配列し、この２種のＬ ＥＤと電源を、切替えスイッチを介して電気回路を構成し、切替えスイッチによ り切替え赤色ＬＥＤと青色ＬＥＤより時計文字板の照明と外方の照明をなし、時 計文字板の表面に文字、目盛り等の時計文字板を表示し、その時計文字板に設け た開口より、その時計文字板の背後に配備した時計ユニットの三重同心軸である 長針軸、短針軸および秒針軸を貫通して突出させ、その夫々の先端に秒針、時間 針および分針を嵌着配備し、また、前記時計文字板の裏面の外縁に環状取付リン グ座を一体に形成し、この環状取付リング座の内径面側に２種以上のＬＥＤを交 互に所要の間隔で配備する取付孔を内外に貫通して設け、２種以上のＬＥＤの夫 々の付属電導脚を夫々取付孔に挿通固着して２種以上のＬＥを交互に所要の間隔 で所要個数を散在させて配列し、２種以上のＬＥＤは、機函の上面に配備した切 替スイッチを一方側および他方側に倒したとき、所要のＬＥＤと電池と接続して その所要のＬＥＤを点灯するように結線し、機函の外面において、白色ＬＥＤと 、集光レンズを備えた外筒部からなる投光器を配備し、白色ＬＥＤと、機函の電 源とは、機函にの外面に配備した投光器スイッチにより接続し、前記時計文字板 の照明用ＬＥＤとは別個・独立に点灯することができるように結線し、時計ユニ ットは、専用の電池に接続してなる灯火合図時計。

【０００９】

【実施例】

以下、この考案の灯火合図時計を実施例として示す図面により説明すると、そ の実施例の灯火合図時計１は、角函型の機函２を形成し、その外面において、上 面に手持ハンドル３を、前面に透明板４を、底面に全体を支承する支脚５を具え て構成される。

【００１０】 前記機函２内において、透明板４の背後に半透明の時計文字板６を配備し、そ の時計文字板６の表面６ａに文字、目盛り等の文字等表示７を表示し、時計文字 板６の中央に設けた開口８より、その時計文字板６の背後に配備した時計ユニッ ト９の四重同心軸である目覚し時刻軸１０、短針軸１１、長針軸１２および秒針 軸１３を貫通して突出させ、その夫々の先端に目覚し時刻針１４、時間針１５、 分針１６および秒針１７を嵌着配備し、また、前記時計文字板６の外縁に、例え ば、環状取付リング座１８を一体に形成し、この環状取付リング座１８の内径面 側に赤色ＬＥＤ１９、青色ＬＥＤ２０を交互に所要の間隔で配備する取付孔２１ ａ、２１ｂを内外に貫通して設け、赤色ＬＥＤ１９の赤色ＬＥＤ付属電導脚１９ ａ、１９ｂおよび青色ＬＥＤ２０の青色ＬＥＤ付属電導脚２０ａ、２０ｂを夫々 取付孔２１ａ、２１ｂに挿通固着して赤色ＬＥＤ１９および青色ＬＥＤ２０を図 １、図３、図４および図５に示すように、交互に所要の間隔で所要個数を散在さ せて配列する。

【００１１】 前記各赤色ＬＥＤ１９および各青色ＬＥＤ２０は、図６に示すように、切替ス イッチ２２を一方側に倒したとき、例えば、各赤色ＬＥＤ１９と電池２３と接続 して各赤色ＬＥＤ１９を点灯し、切替スイッチ２３を他方側に倒したとき、各青 色ＬＥＤ２０と電池２３と接続して各青色ＬＥＤ２０を点灯するように結線して いる。

【００１２】 前記時計文字板６を不透明材で構成するときには、赤色ＬＥＤ１９および青色 ＬＥＤ２０を時計文字板６の表面側に配備すること勿論である。そして、図示し ないが、時計文字板６の外縁の外側における実施例とは、機函２の正面の一部で あってもよいという意味である。そして、時計文字板６の照明についても、図示 しないが、前記赤色ＬＥＤ１９および各青色ＬＥＤ２０とは別の時計文字板６に 対する照明専用の照明ＬＥＤであってもよいものである。

【００１３】 前記機函２の上面の外面において、手持ハンドル３の横に、白色ＬＥＤ２４と 、集光レンズ２５を備えた外筒部２６からなる投光器２７を、例えばネジ２８に より固着して配備し、白色ＬＥＤ２４と、前記電池２３とは、機函２に投光器ス イッチ２９を配備し、機函２の背面を閉鎖する背面開閉蓋３０の開口３０ａより 外方に突出するスイッチ釦２９ａを操作して接続し、前記各赤色ＬＥＤ１９およ び各青色ＬＥＤ２０とは別個・独立に点灯することができるように結線している 。

【００１４】 前記時計ユニット９は、専用の電池３１に接続し、前記赤色ＬＥＤ１９、各青 色ＬＥＤ２０および白色ＬＥＤ２４とは別個の電気回路を構成して作動し、時計 表示と、図示しないが、内臓した発音装置により設定した目覚し時刻を報知する ように構成されている。その目覚し時刻の調整は、目覚し時刻調整摘み軸３２に よるものである。また、時刻の調整は、時刻調整摘み軸３３によるものである。

【００１５】

【考案の効果】

この考案の灯火合図時計は、以上のようになるから、一般家庭において、日常 用および非常用の懐中電灯、居間および寝室の照明ランプ、目覚し時計の照明、 その他多方面に、多機能に使用できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の灯火合図時計の外観正面図である。

【図２】同じく、この考案の灯火合図時計の外観平面図
である。

【図３】同じく、この考案の灯火合図時計の中央縦断面
図である。

【図４】この考案の灯火合図時計の異色の発光体である
二種のＬＥＤを時計文字板の裏面に配備する実施の一例
を示す背面図である。

【図５】同じく、一部の拡大部分図である。

【図６】同じく、この考案の灯火合図時計のハンドルお
よび切替えスイッチを除く機函の外観背面図である。

【図７】同じく、灯火合図時計の投光器部の縦断面図で
ある。

【図８】この考案の灯火合図時計の異色の発光体である
二種のＬＥＤの点灯ブロック結線図である。

【図９】時計ユニットの電源回路図である。

【符号の説明】

１ 灯火合図時計 ２ 機函 ３ 手持ハンドル ４ 透明板 ５ 支脚 ６ 時計文字板 ６ａ 表面 ６ｂ 裏面 ７ 文字等表示 ８ 開口 ９ 時計ユニット １０ 目覚し時刻軸 １１ 短針軸 １２ 長針軸 １３ 秒針軸 １４ 目覚し時刻針 １５ 時間針 １６ 分針 １７ 秒針 １８ 環状取付リング座 １９ 赤色ＬＥＤ １９ａ 赤色ＬＥＤ付属電導脚 １９ｂ 赤色ＬＥＤ付属電導脚 ２０ 青色ＬＥＤ ２０ａ 青色ＬＥＤ付属電導脚 ２０ｂ 青色ＬＥＤ付属電導脚 ２１ａ 取付孔 ２１ｂ 取付孔 ２２ 切替スイッチ ２３ 電池 ２４ 白色ＬＥＤ ２５ 集光レンズ ２６ 外筒部 ２７ 投光器 ２８ ネジ ２９ 投光器スイッチ ２９ａ スイッチ釦 ３０ 背面開閉蓋 ３０ａ 開口 ３１ 電池 ３２ 目覚し時刻調整摘み軸 ３３ 時刻調整摘み軸

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 機函の時計文字板の表面側または裏面
   側、かつ時計文字板の外縁の内側または外側に異なる色
   彩に発色する２種以上のＬＥＤを相互に所要の間隔を存
   して所要個数を配列し、この２種以上のＬＥＤと電源と
   に切替えスイッチを介して電気回路を構成し、切替えス
   イッチにより切替え２種以上のＬＥＤより時計文字板の
   照明と外方の照明をなす灯火合図時計。
2. 【請求項２】 時計文字板の表面に文字、目盛り等の文
   字等表示を表示し、その時計文字板に設けた開口より、
   その時計文字板の背後に配備した時計ユニットの三重同
   心軸である長針軸、短針軸および秒針軸を貫通して突出
   させ、その夫々の先端に秒針、時間針および分針を嵌着
   配備し、また、前記時計文字板の裏面の外縁に環状取付
   リング座を一体に形成し、この環状取付リング座の内径
   面側に２種以上のＬＥＤを交互に所要の間隔で配備する
   取付孔を内外に貫通して設け、２種以上のＬＥＤの夫々
   の付属電導脚を夫々取付孔に挿通固着して２種以上のＬ
   ＥＤを交互に所要の間隔で所要個数を散在させて配列し
   てなる請求項１の灯火合図時計。
3. 【請求項３】 ２種以上のＬＥＤは、機函の上面に配備
   した切替スイッチを一方側および他方側に倒したとき、
   所要のＬＥＤと電池と接続してその所要のＬＥＤを点灯
   するように結線している請求項１または請求項２の灯火
   合図時計。
4. 【請求項４】 機函の外面において、白色ＬＥＤと、集
   光レンズを備えた外筒部からなる投光器を配備し、白色
   ＬＥＤと、機函の電源とは、機函の外面に配備した投光
   器スイッチにより接続し、前記時計文字板の照明用ＬＥ
   Ｄとは別個・独立に点灯することができるように結線し
   てなる請求項１、請求項２または請求項３の灯火合図時
   計。
5. 【請求項５】 時計ユニットは、専用の電池に接続して
   なる請求項１、請求項２、請求項３または請求項４の灯
   火合図時計。