JP3086560U - エアコンプレッサー - Google Patents

エアコンプレッサー

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JP3086560U
JP3086560U JP2001008026U JP2001008026U JP3086560U JP 3086560 U JP3086560 U JP 3086560U JP 2001008026 U JP2001008026 U JP 2001008026U JP 2001008026 U JP2001008026 U JP 2001008026U JP 3086560 U JP3086560 U JP 3086560U
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cylinder
piston
check valve
head
gas
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JP2001008026U
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義明 蕭
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義明 蕭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入気口を排気口と別のところに設けることに
より、有効にピストンヘッドおよびピストンの温度を低
下させ、圧縮効率を引き上げ、シリンダの寿命を引き延
ばすエアコンプレッサーを提供する。 【解決手段】 モーター42と、クランク46と、シリ
ンダ68とを備える。クランク46の一端に開口が形成
され密封可能な蓋38が締付けられ、蓋38の上に取り
はずし可能なフィルター48が設けられ入気口50が形
成される。エアコンプレッサーが作動する時、モーター
42はピストン34を駆動しピストンへッドがシリンダ
68内で往復運動を行い、外界の気体が蓋38から進入
しピストンヘッドにより圧縮され、チェックバルブ54
を経て排気口52よりタンク内に排出され、往復式圧縮
運動を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エアコンプレッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアコンプレッサーは、モーターがピニオン歯車(Lazypinion)によっ て動力をピストンに伝達し、ピストンはクランクの内部で回転運動を行い、それ によってピストンヘッドがシリンダの中で往復運動を行うという構造である。シ リンダヘッドには蓋があり、その上にそれぞれ入気口および排気口が設けられ、 そしてそれぞれチェックバルブ(check valve)が配置されている。ピストンヘ ッドが下方に運動している時、外界の気体は入気口よりチェックバルブを経てシ リンダ内に進入し、チェックバルブは気体が入気口より逆流して外界に向うのを 防止する。そしてピストンヘッドが上方に運動している時、シリンダ内の気体は 圧縮され、別のチェックバルブを経て排気口より排出され、連接しているタンク 内に入る。そしてチェックバルブは気体がタンクより逆流してシリンダに流入す るのを防止する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のエアコンプレッサーの入気および排気はともに同一のシリン ダヘッドで行われ、長時間作動した後シリンダおよびシリンダヘッドの温度は高 くなる。そのため入気の温度も相対的に高くなり、圧縮効率も低下する。さらに 高温は熱張冷縮の結果を招き、騒音が大きくなり、誤差が拡大し、相対的にシリ ンダの使用寿命をちぢめる。
【0004】 本考案の目的は、入気口を排気口と別のところに設けることにより、有効にピ ストンヘッドおよびピストンの温度を低下させ、圧縮効率を引き上げ、シリンダ の寿命を引き延ばすエアコンプレッサーを提供することにある。 本考案の別の目的は、入気口にフィルターを取付け、気体を濾過してシリンダ に雑物が入るのを防止できる無油式エアコンプレッサーを提供することにある。 本考案の別の目的は、シリンダヘッドに小さな排気口のみを設け、相対的にシ リンダヘッドおよびピストンの体積を小さくし、シリンダの製造、保存および組 立に便利であるエアコンプレッサーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の請求項記載のエアコンプレッサーは、モー ターと、クランクと、シリンダとを備える無油式である。モーターによりピスト ンは動かされシリンダ内で往復式圧縮運動を行い、圧縮された気体はタンク内に 送り込まれタンク内は高圧貯存状態になる。クランクの一端に開口が形成され密 封可能な蓋が締付けられ、蓋の上に取りはずし可能なフィルターが設けられ入気 口が形成され、ピストンの頭部にチェックバルブが設けられ、気体がクランクか らチェックバルブを経てシリンダ内に流入可能で逆流は防止される。シリンダは 頭部に小さな排気口およびチェックバルブを有し、シリンダ内で圧縮された気体 はチェックバルブおよび排気口を経てタンク内に送り込まれる。エアコンプレッ サーが作動する時、モーターはピストンを駆動しピストンへッドがシリンダ内で 往復運動を行い、外界の気体が蓋から進入しピストンヘッドにより圧縮され、チ ェックバルブを経て排気口よりタンク内に排出され、往復式圧縮運動を行うこと を特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、従来のエアコンプレッサー(air compressor)の主な構造および作動 方式を説明するための図である。モーター16はピニオン歯車(lazy pinion) 22によって動力をピストン12に伝動し、ピストン12はクランク14の内部 で回転運動を行い、それによってピストンヘッド24はシリンダ18の中で往復 運動を行う。
【0007】 シリンダヘッド10には蓋30が設けられ、その上にそれぞれ入気口26およ び排気口28が設けられ、そしてそれぞれチェックバルブが配置されている。ピ ストンヘッド24が下方に運動している時、外界の気体は入気口26よりまずチ ェックバルブ(図中に示さず)を経てシリンダ18内に進入し、チェックバルブ は気体が入気口26より逆流して外界に向かうのを防止する。ピストンヘッド2 4が上方に運動している時、シリンダ18内の気体は圧縮されて、まず別のチェ ックバルブ20を経て排気口28より排出され、そして連接しているタンク内に 入る。そしてチェックバルブ20は気体がタンクより逆流してシリンダ18に流 入するのを防止する。
【0008】 ところが従来のエアコンプレッサーの入気および排気はすべて同一のシリンダ ヘッド10で行われ、長時間作動した後シリンダ18とシリンダヘッド10の温 度は高くなり、そのため入気の温度も相対的に高くなり、したがって圧縮効率も 低下する。また高温は熱張冷縮の結果を招き騒音が大きくなり、誤差も拡大し相 対的にシリンダの寿命をちぢめる。
【0009】 図2に示すように、本考案の一実施例による無油式エアコンプレッサーの入気 口50と排気口52の設計は従来とは異なり、クランク46の側面上に蓋38を 配置し、蓋38の中間位置上にフィルター48を設置して気体中の雑物がシリン ダ68中に進入するのを防止する。シリンダヘッド32は小さな排気口52のみ を備え、気体をタンク(図中に示さず)に流入させる。
【0010】 図3および図6に示すように、モーター42が起動してピニオン歯車44を駆 動すると、ピニオン歯車44上の軸76よりピストン34に動力が伝動する。ク ランク46は、その一端をモーター42の側面上に締付け、クランク46の上方 の位置に開口74が設けられ、これによりシリンダ68と連通している。クラン ク46の別の一端の開口は数個のねじ56によって密封パッキング58で蓋38 に締め固められている。蓋38の中央の位置に、取りはずし可能なフィルター4 8が設けられる。またシリンダはクランク46の開口74の上に設けられ、二個 のチェックバルブ64および66、シリンダヘッド32、O型パッキング70、 蓋40、シリンダ68、ならびにピストン34を含む。シリンダヘッド32は小 さな排気口52のみを備え、圧縮された気体をタンク(図中に示さず)に輸送す る時に使用される。
【0011】 また図3のシリンダヘッド32に二個の孔が形成されているがその一つには連 結管72が取付けられ、リリースバルブ(Release valve)60を取付けて適当 な気圧に圧力を制御するのに使用する。別の一つにはハンドル62が取り付けら れエアコンプレッサーの運搬を便利にする。またピストン34にはピストンヘッ ド36が設けられ、シリンダ68の中で往復運動を行う。チェックバルブ64お よび66はそれぞれ蓋40およびピストンヘッド36上に設けられ、気体の逆流 を防止するのに使う。ピストン34の別の一端はベアリング80で軸76と連結 し、それによってピストン34は駆動される。
【0012】 よって、モーターが作動すれば軸76を動かしてピストン34が駆動され、ピ ストンヘッド36はシリンダの中で往復運動を行い、外界の気体は蓋38より進 入し、そしてピストンヘッド36上のチェックバルブ64を経てシリンダ68内 に進入し、さらにピストンヘッド36の圧縮でチェックバルブ66を経て排気口 52よりタンク内に排出され往復式圧縮運動を形成する。
【0013】 また図4に示すのは本考案の別の実施例で、リリースバルブ60が排気口52 に連結されている。また図5に示すように、ピストン34のピストンヘッド36 の上にはチェックバルブが設けられねじ56でピストンヘッド36に締付けられ ている。さらに図6に示すようにシリンダヘッド32は二つの孔を有し、一つは 排気口52および別の一つは連結管72に使う孔である。
【0014】 上述のように本考案の各実施例による無油式エアコンプレッサーは、ピストン 34およびピストンヘッド36がシリンダ68の中で往復運動中、クランクに設 置された入気口からの気体がピストンヘッド36上のチェックバルブ64を経て シリンダ68内に進入し、ピストン34およびピストンヘッド36が気体を圧縮 し、シリンダヘッド32上の排気口52より排出され、タンク内に進入して貯蔵 される。冷たい空気の進入によりピストンヘッド36の運動で発生した温度は引 き下げられ圧縮効率を高め、シリンダの使用寿命を延長させる。またクランク4 6上のフィルターは有効に入気中の雑物を濾過して機械性能を保護する。
【0015】
【考案の効果】
本考案は入気口、排気口を同じシリンダヘッド上に設けず、入気口をクランク に設置し、気体をピストンヘッド上のチェックバルブを経てシリンダ内に進入さ せ、ピストンの圧縮動作に供させる。シリンダ内で圧縮された気体はシリンダヘ ッドに設けられた排気口より排出されタンク内に進入し、貯蔵される。シリンダ に入る気体は外界の冷たい空気なので有効にピストンヘッドおよびピストンの温 度を引き下げ、圧縮効率を引き上げ、シリンダの使用寿命を引き延ばす。またク ランクの一側面に開けた入気口は空間が大きく、取りはずし可能なフィルターを 取付け、外界より進入した気体を濾過してシリンダに雑物が進入するのを防止し 、これによって機械性能を保護する。またシリンダヘッドには小さな排気口のみ が形成されるため相対的にシリンダヘッドおよびピストンの体積も小さくなり、 シリンダの製造、保存および組立にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエアコンプレッサーを示す断面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例によるエアコンプレッサーを
示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例によるエアコンプレッサーを
示す分解図である。
【図4】本考案の別の実施例によるエアコンプレッサー
を示す分解図である。
【図5】本考案の各実施例に適用されるピストンを示す
斜視図である。
【図6】本考案の各実施例に適用されるシリンダを示す
斜視図である。
【符号の説明】
32 シリンダヘッド 34 ピストン 36 ピストンヘッド 38、40 蓋 42 モーター 46 クランク 48 フィルター 50 入気口 52 排気口 54、64、66 チェックバルブ 68 シリンダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターと、クランクと、シリンダとを
    備え、前記モーターによりピストンが駆動され前記シリ
    ンダの内部で往復式圧縮運動を行い、気体を圧縮してタ
    ンク内に送り込み、前記タンク内を高圧状態とする無油
    式のエアコンプレッサーにおいて、 前記クランクの一端に開口が形成され密封可能な蓋が締
    付けられ、前記蓋の上に取りはずし可能なフィルターが
    設けられ入気口が形成され、前記ピストンの頭部にチェ
    ックバルブが設けられ、気体は前記クランクから前記チ
    ェックバルブを経て前記シリンダの内部に流入可能で逆
    流が防止され、前記シリンダは頭部に排気口およびチェ
    ックバルブを有し、前記シリンダの内部で圧縮された気
    体は前記シリンダのチェックバルブおよび排気口を経て
    前記タンク内に送り込まれ、 作動時、前記モーターは前記ピストンを駆動し、ピスト
    ンへッドが前記シリンダ内で往復運動を行い、外界の気
    体が前記蓋から進入し、前記ピストンヘッドにより圧縮
    されて前記シリンダのチェックバルブを経て前記排気口
    より前記タンク内に排出され、往復式圧縮駆動されるこ
    とを特徴とするエアコンプレッサー。
  2. 【請求項2】 前記シリンダのシリンダヘッドにリリー
    スバルブが設けられ、前記リリースバルブは前記排気口
    と同一の管路の中に配置されることを特徴とする請求項
    1に記載のエアコンプレッサー。
JP2001008026U 2001-12-10 2001-12-10 エアコンプレッサー Expired - Lifetime JP3086560U (ja)

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